あなたの番です「扉の向こう」501号室・佐野豪のネタバレ・考察!ワニの本山幹子さんの存在

ドラマ『あなたの番です』のアナザーストーリー「扉の向こう」の最新話が8月25日より配信されました。

本編は残すところあと2話となり、最終話が近づくにつれ怒涛の展開が毎週続いています。

今回のメイン人物は本編での出番が少なく、その発言があまりにも意味深だった佐野豪(安藤政信)です。

しかし、ストーリーが進む中で佐野の職業が氷彫刻家だと分かり、いつも持っている大きなクーラーボックスの意味も分かりました。また、管理人蓬田から来た苦情も様々な考察の中で肉食動物を飼っているからなのでは?と噂されており、最新18話で遂に大型のワニを内緒で飼っていることが分かりましたね。

黒幕とは遠ざかってしまいましたが、今回の扉の向こうでは謎が多かった佐野の隠されていた本当の姿を暴いています。ピリつく本編と違ってちょっとほっこりする佐野の新鮮な姿も見れますよ!是非チェックしていきましょう。

こちらの記事では「扉の向こう」501号室のあらすじ・ネタバレを紹介します。

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「扉の向こう」501号室のあらすじ・ネタバレ

部屋にいた本山幹子さんというワニ

今回のメイン人物はもちろん佐野なのですが、今回はそれだけではありません。佐野を紹介する語りべとしても参加してくれている佐野のペット、ワニの「本山幹子さん」もメイン人物?として参加してくれています。

本山幹子さんは一見狂暴な肉食動物に見えますが、佐野のことがとても大好きな可愛い女の子です。いつも佐野の帰りを待っていて、佐野がくれるお肉を楽しみにしています。

そんな本山幹子さんを佐野もとても可愛く思っているようで、普段無口で表情があまりない佐野も本山幹子さんの前では笑ったり和んだりとても表情豊かです。本山幹子さんも佐野のことを「誤解されやすいですが、笑顔がとっても素敵なナイスガイ」と紹介しています。

「イケメン」と本編で称されることが多い佐野の、本編では決して見られない表情が見られるだけでも今回のストーリーは見る価値がありますね。

藤井が洗濯機の中にバスタオルにくるまれた生首を見つけ部屋を飛び出した時、佐野は大きなクーラーボックスを抱えて階段で5階の自宅に帰ろうとしていました。

人目を盗んで部屋に入る佐野。笑顔で「ただいま」と挨拶した先にいるのは、ワニの本山幹子さんです。

佐野は部屋で幹子と会話をしています。(もちろん傍から見れば佐野の独り言です。)

クーラーボックスからは内臓か何かの生肉。それを切って幹子にあげています。佐野は見たこともない優しい笑顔で「おいしいでしょ?」と声をかけます。

なぜワニを飼っている?お人好しな一面をチェック

事の経緯は数年前に遡ります。スーツ姿の友人がワニと一緒に訪問し、理由もなく預かってほしいと言い出してきたことから始まります。当然、無理だと断りますが、その時の本山幹子さんはまだ卵から孵ったばかりとも言えるほど小さく水槽に収まるほどの大きさでした。

期間も1週間、いや2週間…1か月とあいまいですが短いので預かることを許諾します。しかし、友人の口ぶりでは本山幹子さんを手放したく押し付ける先を探していたという感じでした。お人好しで押しに弱い佐野はあっさり飼うことになってしまったようです。

しかも、部屋を出ていく間際に「これ以上は大きくならないから」と言われて信じてしまっていたようです。部屋がほとんどワニの飼育で埋め尽くされるとは思っていなかったようですね…。

また、来たばかりの本山幹子さんのことを「ワニ」と呼ぶと怒ってしまうのもこの頃だったからなようで、元飼い主の友人から忠告を受けます。その手にはしっかりと噛まれた傷もあり、体は小さいながら噛む力は立派なようです。

賢さや不気味さから手放したのでしょうか?これは数年前の出来事なので、取りに戻っては来なかったということですね。本山幹子という名前はその男がつけたものでした。

最初はエビを餌としてあげるのも恐々だった佐野ですが、徐々に愛着がわいたようで大きくなった今ではお肉をあげた時に出る血しぶきでさえも愛おしいと思っているようです。

血を拭いたタオルで顔まで拭くのは正直びっくりしましたが…。本山幹子さんも佐野のことをと認めているようですね。2人(?)はお互いの考えていることがわかるようで、とても信頼しあっているのがかわいらしいです。

本山幹子さんは佐野を「食べちゃいたいくらい好き」と表現していますが、ただの比喩だといいですね。本編で佐野がゴミ捨て場でゴーグルをかけていたのも血しぶきから目を守っていたようですね。(木下がゴミ置き場で見つけた)ゴミ袋から出た血の付いたタオルもお世話の一環でした。

ワニとは仲良し、でも壊滅的に苦手なものそれは?

仕事から帰った佐野は新しい管理人、蓬田にお化け扱いされ疲れている佐野。どうやら蓬田に話しかけられたことで悩んでいるようでした。本山幹子さんも佐野のことを「人が苦手」と紹介します。

「俺、誰にも迷惑かけてないのに」と、元気がない佐野を励まそうとする本山幹子さんですが、佐野のことを食べようとしてしまいます。しかし、佐野は慰めようとしたと解釈し気持ちが通じ合ったのです。感情がわかりやすい犬猫とは違いワニの感情を読み取るなんてすごいですよね。本山幹子さんも気持ちが伝わり嬉しそうです。

が、同時に変な気持ちにもなったようです。本山幹子さんは佐野に恋しているようです。

ある日仕事から戻ると、ちょうど新しい管理人の蓬田が佐野のインターホンを押しているところに出くわします。このシーンは本編にもあったシーンですが、501号室からの苦情で「悪臭がする、鳥を絞め殺すような声がしてうるさい、甘えるような声がしてうるさい」とメモを読み上げる蓬田。

確かにこれだけ聞けば女性を連れ込んでいると彼が勘違いするのも無理はありませんが、佐野は噛まれた傷の包帯を隠しながら黙って聞いているだけでした。本山幹子さんのお世話に使うお肉が腐敗した匂いや、切り刻む音などが苦情で届いていたようですね。

またそれからも、南が越してきた時に蓬田に遭遇し、佐野が逃げるように出ていくシーンがありました。馴れ馴れしく、垣根のない蓬田が苦手なようです。

その証拠に家に帰るなり「本山幹子さ~ん」とワニに近づき、「あの管理人いやだ~」と泣きつく場面もあり、その甘える声は本編では聞けない貴重な声ですよ!ストレスがピークになった時の狂い方も一見の価値があります。

そんな佐野にも心を開くことができる人が現れたたようです。爬虫類ショップで出会った人のようで、今度連れてくると嬉しそうに話す佐野に、その人が女性だと聞き複雑な思いをする本山幹子さんもちょっとかわいいですよ。

本山幹子恋の行方と捨てられた本当の訳とは…

話の通り爬虫類ショップで知り合った女性(松尾 薫)を家へ招く佐野、この女性こそ本編第12話で佐野と意味深な話をしていたゴスロリの女性だったのです。

餌やりを手伝いに来たという話でしたが、大きさに無理、こんなの怪獣だという反応。本山幹子さんもこんな女の反応に「食べていい?」と中々ヤバいことを佐野に聞きます。食べそうになる所を止めている最中に女性は出て行ってしまいます。

慌てて追いかけ扉の外で言い争っていたのが本編の例のシーンだったようですね。「あんなこと手伝わないからな」というセリフはワニに餌やりをしないという意味だったようです。なんとも紛らわしい…。

この件があり、餌を中々食べなくなった本山幹子さん、佐野は夏バテだと思いますが恋煩い…女の子の気持ちは複雑ですね。食べないことで余ったお肉は段々と腐敗していってしまうので、山に捨てに行っていたようです。これも本編にあったシーンですね。

生肉を運ぶ際に垂れた液体がエレベーターに残るのが嫌で、久住(袴田吉彦)は佐野にエレベーターを使わないように言っていたことも本編で判明しました。

木下と蓬田に見つかる

そして、最後に18話での木下と蓬田のシーンに繋がります。ここまで時々背筋がヒヤッとする発言をしていた本山幹子さんですが、元飼い主に捨てられた本当の訳がここで明かされます。それはただの食肉用のお肉だけではなく「人間のお肉をほしがったから」です。

人間のお肉を食べたかったから、ゴスロリの女のことも食べたがりましたが、その訳は嫌いだったからではなかったようです。本当にただ「食べたかったから」。

幹子は人間の肉が食べたくて仕方がないようで佐野に近づいていきます。「幹子!ダメだよ!」と叫ぶ佐野を見て、佐野にもワニにも怖がる蓬田と木下。

幹子が佐野に迫り「いただきまーす!」と言ったところで幕が下ります。

「扉の向こう」501号室の感想・考察

今回のお話は謎が多く、様々な伏線を張り巡らせてきた佐野の伏線回収ともいえるストーリーでした。これまでの謎な行動は全て預かっているペットの本山幹子さんのためだったようです。

さて、ここで気になるのは本山幹子さんの語りで言われていた「食べちゃいたいくらいに好き」や「食べたい」ということです。本編での微笑み連続殺人の犯人はわかりましたが、いまいち動機が曖昧なものが多いです。

「好き」という思いを「食べる」として表現している本山幹子さん、この「食べる」はすなわち「殺す」ということを意味しているように思えます。好きだという思いがあまり余った結果、殺してしまうという動機がどこかの殺人にあるのではないでしょうか?

それが菜奈を殺した動機なのだとしたら、もしかしたら犯人は…。 OPでの赤丸の正体も様々な考察がされています。その中で真実だと思う考察はこれです。

赤丸の正体が何かを隠している人、翔太や田宮以外の人物は隠していることが明らかになりました。このツイートをした人の通り、翔太の隠していることが二重人格なのだとしたら、思い余ってしまい菜奈に手をかけてしまったということも十分ありえそうです。

最終回まで残り2話の『あなたの番です』最後まで目が離せません!

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本編『あなたの番です』は8月25日現在、残すところあと2回になりました。残っているのは、田宮家と手塚家、空室の303号室です。

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