ドラマ『あなたの番です』のアナザーストーリー「扉の向こう」の最新話が第15話放送後の8月4日に公開されました。今回のメイン人物は304号室に住む、二階堂 忍(横浜流星)です。反撃編から登場し、今ではストーリーに欠かせなくなったメイン人物です。
どうやら本編でも度々登場する二階堂の「苦手」について焦点を当てたストーリーのようです。まずはあらすじを見ていきましょう。
目次
「扉の向こう」304号室のあらすじ・ネタバレ
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— 【公式】あなたの番です (@anaban_ntv) August 4, 2019
二階堂の真の相棒、AIの役割とは?
普段からAIの研究をしている二階堂は、自室にも開発したAIを置いて普段から知識を溜めるため話しかけているようでした。今回のストーリーテラーはこのAIが勤めます。
そもそもこのAIはどんな目的で作られたのでしょうか?
早速話しかける二階堂がAIに聞いた内容は
- 今日はすごく疲れている、こんな自分に必要な栄養
- そこから想定する料理に必要な材料
どうやらスーパーなどで使用することを想定したAIで、買い物をサポートしてくれるようです。ここで二階堂の解説が入り、AI研究としてまずは人々に身近な買い物から役割を与えることで様々な用途に広がっていくとの事でした。
研究者としては、役割がないAIを作りたいが、その時は知能そのものを解明したことになる。と意味深な言葉も残していきます。
世界で一番嫌いなもの、母登場!
完璧に見える二階堂ですが、本編でも語られたように苦手なものが沢山ありますよね。例えば、他人が作る料理、他人の匂い、下の名前「忍」で呼ばれること。そんな苦手にはちゃんと訳があったようです。
突然鳴るインターホンに想像以上にビックリし身構える二階堂、どうやら来て欲しくない人物が来たのでは?と怯え気味です。しかし、インターホンに出ると宅配便からのコールでした。
安心したのも束の間で、届いたのは頼んでもいないマットレス。不思議に思った二階堂ですが、「あー!」と叫ぶ女性が登場。来て欲しくない張本人である二階堂の母親、二階堂万里子(西田尚美)の登場でした。二階堂は世界で一番母親が苦手だそうです。
この母親、二階堂の自宅に自分が泊まれる用のマットレスを送りつけるだけでなく、掃除をし始めたり、PC周辺機器のコードを邪魔だとまとめ出したり…いかにも一人暮らしの大学生の元に来た世話焼きお母さんという感じです。
しかし、ここで二階堂も負けじと「人は人、私は私」と諭します。
その言葉に、世話を焼いていた万里子の手が止まり固まります。どうやら万里子は広島でシングルマザーとして二階堂を育てており、様々な嫌な目にあっては、この言葉をモットーに頑張っていたようです。苦労が多い人生だったのは見ていてとても伝わる演技でした…。
西田尚美と横浜流星のレアな広島弁演技は見ものでしたよ!
それでも世話焼きお母さんぶりは止まらず、手作りの作り置きをどっさり持ってきたり、食べさせようとしたり、挙句万里子は二階堂のことを「しのぶ」の「ぶ」を取って「ブーちゃん」と呼んだりしていました。
それは手作り料理や下の名前で呼ばれることを苦手に思ってしまいますよね。
この後も二階堂の言葉にいちいち揚げ足を取って彼女(彼氏でもいいよ?という爆弾発言も)がいるのかと茶化したり、課題をやりたいところをわざと邪魔したりとかなり親バカな母親です。
万里子の暴走は止まらず二階堂が開発したAIで遊び出すのですが、どんなAIなのか教えてあげるところはなんだかんだ言ってもお母さんを突っぱねられないんですね。
そこで万里子はAIに「トムハップヌックズア」という料理の材料を教えてもらおうとします。トムハップヌックズア…?と思いますよね。これはベトナムのエビ料理なのですが、それよりも大事なポイントがあります。
それは、あな番本編の13話でシンイーとクオンが別れる時に出てきた言葉「トムハップヌックズアに乗って空飛ぶ夢を見れたら結婚できる」トムハップヌックズア?と思った視聴者もいると思います。
それはベトナム料理だったんですね。こんな所でまさか出てくるとは…。更にクオンのフルネームはグエン・クオンと言います。万里子が主婦のお友達もグエンさん…これは何の関係があるんでしょうか?
また、二階堂の鼻の良さや、空手は母親譲りというシーンも出てきましたね。それにしても二人ともかっこいい型を披露していました。
なんだかんだ言ってもお母さんが大好き
トムハップヌックズアの材料を買いに出て、帰ってくる万里子にソファで寝ている二階堂。
そこで万里子は起こさないようにAIに「ブーちゃん、疲れてるのかな」と話しかけます。普段は言えない弱みもAIには言えるようで、ずっと二人きりだったから心配だということや、広島から一緒に上京しようかなと冗談で言ったら断られた事。急に嫌いだと言われたらどうしようかと零しますが、口癖「人は人私は私」をAIに言われてしまいます。
そこで閃いたマリコは「あなたの名前は?」と聞きます。AIは「マママリコ(仮)」と答え、思わず笑顔になってしまいました。そこで起きた二階堂は、データが多いほど精度がいいなどと言い訳をしますが、照れ隠しのようです。こんな可愛い一面もあるんですね。
ここで二階堂は万里子が誰かに似ていると気づきますが、そこでチャイムが鳴り翔太(田中圭)が鍋を持ってきます。翔太に母が来てるので、今日のご飯はいいと断りますが、似た者同士の二人には無駄でしたね。
そして、AIから重大な秘密が暴露!
インターホン越しに聞こえる二人の会話にうんざりし、途中で会話を切ってしまう二階堂。苦手な母親、万里子とどんなに冷たく拒否しても構ってくる翔太には逆らえないようです。
そこでAIは「頑張れ、二階堂」と励ました後、このストーリーの締めくくりとして以下の発言をします。
「最後に特別に私が導き出した二階堂の未来をお伝えします。」
「二階堂は…あと少しで…」
「……し」
この言葉の意味を今回の話も含めて考察していきましょう!
「扉の向こう」304号室の感想・考察
最期のAIの言葉以外は、いつもは冷静沈着で翔太のストッパーになっていた二階堂の、意外な一面を見ることができほっこりしましたね。万里子演じる西田尚美さんもハマり役で二人の仲睦まじい姿が印象的でした。
しかし、問題の「マママリコ」がはじき出した二階堂の未来「…し」は何を示していたのでしょう?
しから始まる関係がありそうな言葉をまとめてみました。
「死ぬ」・・・言葉通り次の被害者は二階堂?あまりにも簡単な結末です。
「幸せ」・・・徐々に濃くなってきた黒島との恋模様が見事結ばれる=幸せになる?という予想
「真相」・・・AIに入力したデータがついに真実をはじき出し、真相にたどり着くという予想です。それによって死ぬ…という予想もできますね。
「翔太」・・・翔太が関係する出来事が起こるのかも。例えば、「翔太、あなたの番です」とか、二階堂が翔太を殺す未来になるとか。翔太が関係するのも二階堂と翔太の関係をみていると十分あり得ますよね。
「し」の後の文字はどう頑張っても聞き取れないのでここまでの予想しかできませんが、二階堂の未来は天国か地獄。このどちらかしかなさそうです。
前回、扉の向こうが公開された黒島はその次の話で駅のホームから突き落とされていたので、次回二階堂に不幸な事が起こらないことを祈るばかりです。
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「扉の向こう」は現在12話あり、それぞれどんな人物なのかをチェックしておくとドラマ本編も楽しめますよ。
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