あなたの番です「扉の向こう」502号室赤池吾郎ネタバレ!美里が本当に憎んだ人物が明らかに?

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『扉の向こう』は、ドラマに登場するマンション住人にスポットを当て、本編では明かされない素顔に迫る特別な物語です。

このページでは、『扉の向こう』502号室のストーリーをあらすじ解説!この問題の主人公は、502号室の住人である赤池吾郎(徳井優)です。

母の幸子(大方斐紗子)・嫁の美里(峯村リエ)の嫁姑問題に頭を抱え、悩ましい生活を送る吾郎は、どんな素顔を持ち主なのでしょうか?

502号室を訪れて、赤池家の『扉の向こう』をのぞき見しちゃいましょう!

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502号室赤池家の実態とは?歪んだ家族模様が明らかに

『扉の向こう』502号室は、この部屋の住人・赤池吾郎の語りで進んでいきます。

『あなたの番です』本編でも、嫁姑問題がクローズアップされた赤池家。赤池家に関しては、一連の事件で重要な役割を担っている節もあり、家族事情が気になるところ。

吾郎が語る赤池家の事情は、果たして事件に関係しているのでしょうか?

商社マン・赤池吾郎が悩む嫁姑問題

502号室の住人・赤池吾郎は、大手商社に勤めるサラリーマン。

入社した当初は「世界で活躍したい!」と考えていたものの、彼に任されたのは「国内でパセリを扱う仕事」でした。吾郎は30年に渡ってパセリに携わり、自宅でも5つの鉢植えパセリを育てるほどの熱の入れよう。

この日の昼間も、チェッカーズの「ジュリアに傷心」を歌いながら、専用の霧吹きでパセリに水を吹きかけていました。パセリの鉢植えが5つなら、霧吹きも5つ。吾郎のパセリ愛は相当なもののようです。

しかし、吾郎がこれだけ愛をこめて世話をしているのに、パセリの元気は今一つ。吾郎は首をひねるものの、原因に見当はついているようで……。

吾郎「原因はきっと、私と同じだ」

そこに姑の幸子、嫁の美里が帰宅。普段から仲の悪い2人は、この日も何かトラブルを持ち帰ってきたようです。この2人の関係の悪さが、吾郎を悩みの種でした。

この2人のことを考えると、吾郎はしおれるパセリのような気持になるのです。

赤池幸子の壮絶すぎる嫁いびり!吾郎も辟易

その日、吾郎の妻・赤池美里は、吾郎の母である赤池幸子と外出していました。いつものように美里が幸子の車いすを押し、502号室に戻ってきたのですが、何やら幸子はご機嫌斜めな様子。

幸子「美里さんがね、飲み物を買ってくれたんだけどねぇ」

そう言う幸子の手には、ペットボトルの炭酸飲料が。

幸子「これ。炭酸飲料は骨を溶かすのよ」

「炭酸飲料は骨を溶かす」というのは、すでに医学的に否定されていることです。吾郎は「迷信だ」と否定するものの、幸子は聞きいれません。

幸子「美里さんは私のこと、骨も残したくないのね」

美里を嫌う幸子は、何かにつけて美里に嫌味を言わなければ気が済みません。

美里は「それ、お義母さんが選んだんです……」と釈明しましたが、幸子は「炭酸飲料と知っていたなら、美里さんは止めるべき」と、あくまで美里のせいだと言い張ります。

このやり取りにうんざりした吾郎は、「わかったわかった」と適当にやり過ごそうとするものの、幸子はその吾郎の態度も気に入らないようで……。

幸子「解ってない。どうせボケが来たとでも思ってるんでしょ」

幸子「傷ついているのは私なのに、どうしていつも悪者にされちゃうのかしら」

どんどん怒りがエスカレートする幸子は、頭を下げる美里が微笑んだことも気に入らず、一方的に美里を悪者にして部屋にこもってしまいました。

吾郎なりに、美里と幸子の間を取り持とうと努力はしてきました。が、人の話を聞かず強情な母・幸子は手に負えず、結局美里にお願いをするしかありません。

吾郎「おふくろ、炭酸嫌いだからこれから気を付けてやって」

しかし、この状況でそれを言ってしまうと、つまり「美里が悪い」という風に聞こえてしまいます。案の定、美里はそうとってしまったようでした。

美里「私が悪いんですか」

吾郎がいくら「そうじゃない」と否定しても、美里に「気を付けろ」と言ってしまえば、美里のせいということになりますよね。

美里「至らなくてすみません」

美里は涙ぐみ、吾郎の前から逃げるように姿を消しました。

結局吾郎は、美里が強い態度に出ないのをいいことに、彼女に甘えているのです。

無自覚に嫁・美里を軽んじている吾郎の態度

吾郎の妻・美里は専業主婦。

吾郎の母・幸子のことを、献身的に介護してくれる奥さんです。

吾郎は美里の献身ぶりに感謝しつつも、基本的には母・幸子の方を優先し、美里のことを軽んじているところがありました。

吾郎が見ていないところで、幸子がわざと花瓶を落とした時も、吾郎は側にいた美里の言い分は聞きません。「美里さんがー!」「痛い!」と騒ぎ立てる幸子を心配し、美里には「気を付けろよ」というだけ。

美里には、一切の弁明の機会も与えられません。

しかも「おふくろのためにも、もう少し気を使えるようになってほしい」とまで考えています。

さらに酷いのは、目の前で幸子が美里に嫌がらせをするところを見ても、幸子には注意をしないこと。

ある日の夕食時、美里は幸子がわざと落とした箸を拾うため、テーブルの下に屈みました。その美里に対し、幸子は吾郎の目の前にも関わらず、熱いお茶をこぼします。もちろん、美里にかけるために。

「熱い!」と悲鳴をあげる美里……。

吾郎は一部始終をみていたにも関わらず、幸子を咎めることができませんでした。

夫の煮え切らない態度に、美里の鬱積はどんどん蓄積していきます。幸子と吾郎を見る美里の目に、憎しみが滲むほどに。

嫁姑問題から逃げる吾郎!そして狂った美里の反撃

幸子と美里の不仲に悩む吾郎は、パソコンを使って嫁姑問題を検索しました。

吾郎が求めたのは「仲のいい嫁姑」の例でしたが、「姑 姑 仲良し」と打ち込んだ後に表示されたのは「無理」「幻想」「不可能」「ありえない」という言葉ばかり。

中には「殺したいほど憎い」という相談まであり、吾郎は圧倒されます。

さらには、姑への罵詈雑言を書き込んだブログまで発見してしまいました。姑の死を願う書き込みを見て、吾郎は絶句。見ていられず、ブログを閉じました。

吾郎「うちはまだマシだと解っただけでも、収穫だと思うようにしよう」

問題の本質から逃げている吾郎は、嫁と姑の関係が破綻寸前であることに気付いていません。

そんなある日、事件は起きます。

リビングにいた幸子が、「吾郎!G!!」と叫んだ時のこと。慌てて駆け付けた吾郎は、雑誌片手にゴキブリ退治を開始。しかしゴキブリは素早く、なかなか退治できません。

吾郎「おふくろ、諦めよう」

幸子「嫌よ、Gと暮らすなんて……」

よほどゴキブリが苦手なのか、いつも勝気な幸子は涙声でした。

そこに、買い物に行っていた美里が帰宅。ゴキブリの恐怖が抜けない幸子は、帰ってきたばかりの美里に攻撃を開始。「またか」とウンザリ君の吾郎。

ここまでは、吾郎が何度も見てきたお決まりのパターンです。しかし、美里の反応だけがいつもと違いました。

美里「本当にいたんですか?ゴキブリ」

幸子が嫌いな「ゴキブリ」という単語を使い、挑発する美里。嫁に反撃された幸子は、吾郎に「美里を注意しろ」と促します。その姿を見た吾郎は、幸子に非があると解っているにも関わらず、こう言うのでした。

吾郎「美里、気を付けろよ」

吾郎のこのセリフを聞いて、美里は何かが折れたのでしょうか。お道化て「ゴキブリホイホイをあるだけ全部買ってきまーす」と言い残し、再び出ていきました。

幸子「吾郎、私はもう美里さんが怖いよ」

涙目で訴える幸子を見て、吾郎は美里と話し合うことを決めるのですが…。

美里の悲しい本音が伝わる『扉の向こう』の物語

この後。吾郎はとある物をきっかけに、美里の本当の思いを知ります。

それは異常な行動ではあるものの、見方を変えれば「美里のSOS」とも言えます。ここで吾郎が、本当の意味で美里を気遣っていれば、彼女は軌道修正ができたのかもしれません。

たった一言、美里を心から労うだけでも、彼女は救われたもしれません。

しかし吾郎は、「うちは上手く行っている方なんだ」と誤魔化し、問題そのものに蓋をすることを選びました。

吾郎や幸子が知らないところで、美里は何をしていたのでしょう?それは、ぜひhuluの『扉の向こう』502号室で確認してみてください。


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美里の行動を「異常」とみるか、「悲しい」とみるか、感じ方は人によって分かれるでしょう。もしかしたら「狂気」という方が正しいのかもしれません。

でも、あそこまで姑に虐められていた美里が、どうして介護を続けたのか?家を出ていかなかったのか?という視点で見ると、彼女の行動はやはり悲しいものの様に思えてならないのです。

憎しみや狂気の底には、必ず悲しみがある。『扉の向こう』502号室は、そんなことを考えさせられるストーリーです。

『扉の向こう』視聴後に『あなたの番です』4話を観てほしい

『あなたの番です』第4話で、赤池家の3人は事件に巻き込まれ、大きく運命が変わってしまいました。赤池家の事件は謎が多く、本編では警察すら「謎だらけ」と発言するほど。

その事件の犯人は、まだ明かされていません。が、『扉の向こう』視聴後に4話を観ると、美里と吾郎の結末がまた違って見えるかもしれません。

『扉の向こう』を視聴してマンション住民の闇を暴き出せ!

『扉の向こう』は、『あなたの番です』の登場人物の素顔を描くアナザー・ストーリー。hulu限定で配信中です。

1話20分ほどの短いストーリーですが、見ごたえは十分。住人が扉を開けて部屋に戻ったとき、どんな行動をするのか?何を考えているのか?を見せてくれます。

huluは月額933円。初回限定の方なら、2週間のトライアル期間も使えますよ。

『扉の向こう』だけでなく、『あなたの番です』本編放送分も全話視聴できますので、双方を見比べてみてください。


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本編に出てくる登場人物は、あくまで菜奈や翔太の目線で描かれますよね。

『扉の向こう』は、菜奈や翔太のフィルターを外した本当の姿を描きます。だからこそ、本編では出ない本音が『扉の向こう』で観られます。

どんな人でも、外と内で異なる顔を使い分けるもの。マンションの住民たちにも、菜奈や翔太には見せていない素顔があります。その素顔を暴くのが『扉の向こう』なので、『あなたの番です』をより掘り下げて視聴したい方にお勧めです。

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