2019年8月19日（月）に発売した週刊少年ジャンプ38号の『Dr.STONE』の最新話117話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話116話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『Dr.STONE』第117話「反撃の科学王国」のネタバレ
復活の龍水 その手腕により仲間を見つけようと試みる
プラチナの確保により、龍水の復活に成功した千空たち。
龍水は、石化の際に自らが救ったスイカに労いの言葉をかけ、周囲の状況から現状を把握します。
「敵が投げた瞬間に石化光線を盗る」
「空中戦だな、違うか？」
そう言って、凧のようなものを作るのだ、と予測してみせた龍水。
しかし、実際に千空たちが作ろうとしているものが、「ドローン」なのだと知ると、さすがの龍水も絶句します。
とは言え、「それでこそ科学王国だ」と、計画への理解を示す龍水。
改めて神腕職人「カセキ」の重要性を認識した一行は、仲間たちの石像が眠る「ペルセウス」周辺の海域へと、偵察に出ます。
しかし、ペルセウスには既に、見張りの要因が絶えず張り込みを行うように、なっていました。
それどころか、敵方の権力者であるイバラ、そして最強の戦士であるモズまでもが、駐留。千空は、既に自分たちの存在が、敵方に露見してしまっている事を、予見します。
仕方なく龍水は、ソユーズを連れ、海底の調査を敢行。
しかし、見張りに見つからないで調査をするためには、息継ぎのために海面へ顔を出す事が出来ず、調査は進みません。
そこで千空は、ダイビングのための、「酸素ボンベ」の製作を提案。
一行は、その準備に取り掛かります。
海底調査の要「酸素ボンベ」を手に入れろ！
ペルセウスから奪還したラボカーを分解し、酸素ボンベの部品にしていく千空。
あまりにも突貫工事じみた、その工程に、龍水が懸念を示しますが、千空は事もなげに言います。
「試したことあんだよ意外といけんだこれが」
「フランジ留めて隙間にピッタリハンダ付けしとくだけでも」
「100気圧くらいまではギリ耐える」
そう言って千空たちは、ブサイクな外見ながら、どうにかボンベの外殻を完成させます。
続いて空気入れの製作のため、更にラボカーを分解していきました。
やがて、完成した空気入れを用い、千空たちはボンベに空気を入れ始めます。
しかし、最初は順調であったその作業も、ボンベの空気が50気圧を超えたあたりから、重労働へと変化。
結局、ボンベ2本分の空気を入れるのに、10時間もの時間をかける事になりましたが、ようやく海底調査のための、準備が整いました。
完成した酸素ボンベ 今再び海底へ！
酸素ボンベを背負い、龍水とソユーズは、敵の目を盗んで海底へと潜って行きます。千空の計算によれば、ボンベの効果時間は約10分。
無茶な使用によって、空気入れも壊れてしまった今、龍水とソユーズの潜水調査は、10分間の一発勝負でカセキを見つけ出す、困難なミッションとなっていました。
そんな状況で、勘と経験を頼りに石像を探す龍水は、10分という制限時間に厳しさを感じます。
しかしソユーズが、石像が海中に投げ込まれた時の、詳細なスピードや角度、場所を覚えていた事を知り、龍水は驚きと共に、光明を得ます。
（値千金の情報だ！）
ソユーズの情報を元に、龍水たちは海底の調査を進めて行きます。
その内に龍水は、海底において、珊瑚礁の切れ目「リーフ・カレント」を発見。
外界へと流れ出す激しい潮流であるその先へと、向かいました。
無事に仲間たちを発見する龍水 科学王国の反撃開始！
その先の海に沈んでいたものは、カセキのみならず、全てのペルセウスの乗組員たち。
「全員無事発見」の報告を受け、海上で待機していた千空たちにも、喜びの空気が走ります。
（石化光線の前に俺たちは）
（全滅寸前まで為す術もなくやられたがな）
「はっはー！ 行くぞここから」
「反撃の科学王国」
「スタートだ……！」
そう言って龍水は、海底で発見したカセキの石像、その腕をしっかりと掴みました。
『Dr.STONE』第117話を読んだ感想
ドローンを作るため、カセキの腕が必要。
カセキを見つけるため、龍水が必要。
海底の調査のため、酸素ボンベが必要。
目的のために手段を講じ、その手段のために科学の力を用いる、と、非常に「Dr.STONE」らしいストーリーが展開された、第117話でした。
ついに仲間の石像を見つけだし、その復活へと着手出来ることとなった一行。
まずはカセキの復活と、それによるドローンの製作が第一となりそうですが、VS石化王国を万全とするには、他にも戦闘要員の復活が、急務となりそうです。
しかしそうなると、ただ2つだけの酸素ボンベを使ってしまった今、どのようにして仲間たちを海底から回収するのか、という疑問が生まれます。
いかに石化光線を奪う事が出来ても、コハクだけで戦う、というのは現実的ではありませんので、そこの所の一計にも、注目が出来そうです。
プラチナが手に入った時には、無尽蔵に仲間を復活させられる、と思っていました。
しかし、敵方の監視、そして深い海という新たな壁が生じた今、ペルセウス奪還までの道のりは、やはりまだまだ険しいものであるようです。
モズやイバラと言った石化王国の面々にも、明かされていない謎がありますので、こちらも一筋縄ではいかない気配。
龍水いわく、ここからが反撃のスタート、という事であるようですので、次号以降の展開に、更に期待して行きたいと思います。
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