2022年にオープン予定のジブリパークの場所は?開業予定の5つのエリアと千と千尋の食堂を紹介

2022年に愛知県長久手市にオープン予定のジブリパーク。

その事業費が340億円であると発表され、にわかに注目を浴びています。

ジブリをテーマにした初の壮大なテーマパークですが、気になる5つのエリアはどのようなものでしょうか。

話題の千と千尋の食堂についても調べました。

2022年秋にジブリパークがオープン予定

愛知県の東部にある長久手市に、2022年秋ごろ、スタジオジブリの作品をモチーフにしたテーマパークがオープンします。

2020年2月4日に発表された概算事業費は約340憶円で、そのうち約36憶円が監修・デザイン・作品複製の使用許諾としてスタジオジブリに支払われます。

20年度中に工事が開始され、2022年のオープン時には3エリアを開業。

翌23年度には2エリアを開業し、全部で5エリアになる予定です。

ジブリパークの場所は?

ジブリパークができるのは、2005年に愛・地球博が開催された、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園です。

通称モリコロパークとして県民に親しまれているこの公園は、現在サツキとメイの家が再現してあり、県外からジブリファンが訪れる観光スポットにもなっています。

総面積は194.2ヘクタールで、ユニバーサルスタジオジャパンが54ヘクタール、東京ディズニーリゾートが201ヘクタールなので、完成したらディズニーと変わらない規模のパークが期待できます。

住所:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1

注目の5つのエリアを紹介

2022年度に開業される3つのエリアと2023年度に開業予定の2つのエリアについて紹介します。

2022年度には「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」が、2023年度には「もののけの里」「魔女の谷」がオープンします。

青春の丘エリア紹介

青春の丘エリアは、駅から駐車場を抜け、パーク内に入る顔となる場所に設置されるエリアです。

この場所のイメージは、映画『耳をすませば』『猫の恩返し』『ハウルの動く城』からきています。

現在もある公園に向かうエレベーターが改装されて、19世紀の空想科学を思わせるデザインに代わります。

そして、映画『耳をすませば』で主人公の雫が訪れる古道具屋「地球屋」をロータリーに設置し、映画『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」も設置されます。

全体的には平成の初頭をイメージし、少し懐かしさも感じる雰囲気になるそうです。

ジブリの大倉庫エリア紹介

ジブリの大倉庫は、温水プールのあった場所を改築したものです。

倉庫の名前の通り、雑多に魅力が積み込まれたイメージの場所になります。

170席のミニシアターの他、常設展示室、企画展示室、映像展示室などの作品展示室、遊び場、売店、カフェなどが併設されます。

屋内エリアなので、雨天でも安心して遊べるのが魅力です。

どんどこ森エリアを紹介

どんどこ森エリアはメインゲートから一番奥まった場所になり、現在サツキとメイの家がある周辺エリアになります。

既存のサツキとメイの家をベースに、映画『となりのトトロ』をイメージした昭和の田園風景を再現します。

映画に登場した杜や散策路が整備される予定です。

もののけの里のエリア紹介

もののけの里エリアは、現在あいちサトラボとして活用されているエリアを予定しています。

あいちサトラボでは、田畑に果樹園と里山があり、それを活かして映画『もののけ姫』の主人公アシタカが暮らしていたエミシの村ができる予定です。

また、体験型施設として、精錬所のタタラ場、炭焼き小屋などが予定されています。

魔女の谷エリアの紹介

魔女の谷エリアは、大芝生広場の横の未利用地を開拓して使用します。

どんどこ森やもののけの里とは異なり、北ヨーロッパをイメージした空間になります。

基本となるのは映画『魔女の宅急便』と映画『ハウルの動く城』です。

キキが間借りをしていたパン屋のオキノ邸やハウルの城が建設予定になっており、そのほかにコーヒーカップなどのアトラクションが唯一設置されるエリアになっています。

気になる千と千尋の食堂はどこに?


ジブリと言えば、おいしそうな食べ物がたくさん描かれているのが魅力の一つです。

その中でも話題になっているのが、映画『千と千尋の神隠し』で登場する、千尋の両親が豚になってしまった食堂です。

ジブリパークの中にあるジブリの大倉庫エリア内にこの食堂を建築予定だと発表されました。

現在発表されているイメージ画像では、ちょうど左側が中華風のデザインになっています。

脇の小道に入ると両親がいそうな雰囲気になるのでしょうか?

出来上がりがとても期待されます。

開業が待ち遠しい

愛知県が誘致した大型テーマパークとして、現在とても注目を浴びているジブリパーク。

いよいよ今年度から工事が始まります。

5つのエリアが完全開業した時の年間来園者数は約180万人を予定しているということです。

しかし、大村愛知県知事は「何年経っても完成しない」と宣言しており、ディズニーリゾートのように、年々エリアを拡大し、新しいエリアを拡大していくのかもしれません。

今後ナウシカやラピュタをモチーフにしたエリアも登場していくのか、今から開業が待ち遠しいです。

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