ドラマ『テセウスの船』原作漫画との違いは?第9話の展開を考察!犯人の動機は何なのか?ドラマオリジナルの展開に突入

テセウスの船

2020年1月期TBS日曜劇場『テセウスの船』が、毎週夜9時から放送されています。

竹内涼真さん主演のタイムトラベルミステリーで、謎解き感覚のストーリーが注目を集めています。東元俊哉さんが書かれた原作漫画もヒットしており、今期おすすめの作品です。

こちらでは、次回第8話を原作漫画から予想し、どのように描かれていくのかを考察していきます。そして、放送後には、ドラマ版と原作漫画との違いを追記していきます。

原作を読んだ人も、読んでない人も楽しめる、ドラマ版の魅力を楽しみましょう!

※犯人名などの重要ネタバレは致しませんが、次回予想部分のネタバレがありますのでご注意下さい。

『テセウスの船』第8話のおさらい

3月8日(日)に放送された第8話の内容からご紹介します。

ドラマ『テセウスの船』第8話おさらい

お楽しみ会当日、加藤みきお(柴崎楓雅)を発見したものの、捕まえることができない心(竹内涼真)と文吾(鈴木亮平)。村人たちから不審がられながらも、はっと汁を子供たちに飲ませないように策を練ります。

結局お楽しみ会は何事もなく終わったのですが、和子(榮倉奈々)たち家族が何者かに連れ去られてしまいます。無事3人は見つかったのですが、みきおは再び行方不明に。文吾の元へみきおから連絡があり、キャンプ場へと向かったのですが、黒幕に襲われていしまいます。

ドラマ版第8話のラストシーン

心が気を失った加藤みきお(柴崎楓雅)を発見する。

詳しくはこちら⇒ドラマ『テセウスの船』8話あらすじネタバレ!みきおの共犯者は一体誰?いよいよ音臼小事件の当日がやってくる

『テセウスの船』第9話のあらすじ

田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。
 
連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。
 
文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。
 
音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。
 
追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?
 
そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!

『テセウスの船』第9話の展開を考察!

原作コミックと次週予告を基に、第9話の内容を考察してみました。原作のネタバレがあります。

第9話以降は原作にない展開!!

第8話のラストは、みきおが意識不明で発見されるというシーンでした。原作10巻の第84話では、心は慎吾のポケットに入っていた奇妙な絵を頼りに、犯人に会いにいくという展開が描かれています。

ドラマでは既に和子(榮倉奈々)が見つかってしまいましたが、原作では3人が見つかるのはさらに終盤です。そして文吾(鈴木亮平)ではなく、心が黒幕に襲われて、窮地に立たされてしまいます。原作と全く違うことが分かりますね。

第9話の予告を見ると、お笑い芸人の小藪さんが出演するなど、原作には書かれていない展開に入ってきます。どのようなエンディングにたどり着くのか予想していきましょう。

第9話の予想展開は?

加藤みきお(柴崎楓雅)は、共犯者に襲われ意識不明の重体に陥ってしまいます。同じく襲われた文吾は連絡が付かなくなります。無事発見されたものの、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)から犯人として疑われてしまいます。

以前からみきおのことを疑っていた文吾は、村人からも信用されず窮地に立たされます。和子(榮倉奈々)が待つ家には記者が押し寄せ、文吾は犯人扱いされることに。

一方、木村さつき(麻生祐未)は黒幕に呼び出され、襲われてしまいます。その正体はタイムスリップしていた木村みきお(安藤政信)でした。

未来でさつきは佐々木 紀子(芦名 星)を殺してしまい、邪魔をされたと感じたみきおは、さつきを手にかけることにしたのでした。

その後、心(竹内涼真)のもとに奇妙な絵が届き、黒幕に呼び出されます。そこに現れたみきおは心を殺そうとします。

みきおの目的は、大好きな鈴を手に入れることでした。未来で結婚した鈴は、音臼小事件によって見た目も心も違う人物になっており、みきおはその未来を変えようとしていました。

子供のみきおが事件を起こした目的は、鈴の理想像である正義感あふれる文吾と、人を殺すことに快感を覚える自分との差からくるものでした。

鈴にとっての正義のヒーローである文吾の立ち位置を、事件を起こすことで奪おうとしたのです。そのために文吾を陥れようと画策するみきおと、心は命を懸けて対決することになります。

ドラマ『テセウスの船』第9話と原作との違いは?

第9話から全てオリジナルの展開へ

原作ではお楽しみ会の日にほぼすべてが完結し、黒幕との対決まで進みます。そして未来がどう変わったかが明かされ、物語は終わりを迎えています。第10巻の序盤までは原作通り進んできましたが、そこから枝分かれしたストーリーが展開していることになります。

ドラマでは新犯人の顔を最後まで出さないように、脚本の変更が行われています。原作では第10巻には顔バレしており、読者だけが犯人を知っているという展開となっています。最後の着地が原作通りに戻っていくことなく、ドラマオリジナルの結末を迎える可能性も大いにあり、気になるところですね。

馬淵(小籔千豊)の登場

最終話直前で登場した馬淵刑事(小籔千豊)は原作に登場していません。文吾とは因縁があるようで、鋭い目で睨みつけていましたね。ただ嫌われているという私的な恨みであればいいのですが、犯人との繋がりがあるとすると展開は大きく異なってきます。

オリジナルの登場人物といえば森刑事(加治将樹)もそうですし、石坂秀夫(笹野高史)、村人の井沢健次(六平直政)・徳本卓也(今野浩喜)・田中正志(せいや)も同じく登場していません。

石坂、井沢、徳本の3人は今回で犯人ではないことが匂わされました。しかし、まだ怪しさは抜けず、最終話での種明かしが楽しみですね。

『テセウスの船』犯人考察のための登場人物まとめ!原作に出ていない人物は誰だ?

テセウスの船のプロデューサーが明かす真犯人のヒントとは?SNSで犯人考察が盛り上がる

『テセウスの船』の原作を無料で読む方法はある?

『テセウスの船』の原作コミックは全10巻で完結しています。

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