『テセウスの船』は、モーニング(講談社)で2017年から連載開始された東元俊哉による漫画作品です。
2019年12月にコミックス10巻が発売し全10巻で作品は完結しています。2020年1月から、主演の竹内 涼真や榮倉 奈々でTBS系にてテレビドラマ化されています。
無差別毒殺事件を起こした警察官の父を持つ、田村心(たむら しん)が事件当時の村にタイムスリップし、歴史を変えようとするSFミステリーです。
本記事では、『テセウスの船』の漫画の面白さを1巻から最新刊まで全巻ネタバレをはじめ、漫画村やzip・rar以外で無料で読む方法も紹介していきます。
目次
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漫画『テセウスの船』あらすじ
殺人犯の息子として生きる心
音臼小学校での無差別殺人事件を起こした父を持つ田村心は、事件のせいで人前で感情を出すなと言われ続けて生きてきました。
ネットの掲示板で事件について書かれていないか、怯えて暮らす日々。
妻の由紀は妊娠中で、心はハモニカを吹きながら子どもが生まれることを心待ちにしていました。
殺人犯の息子だからと教師になる夢を諦めた心を、由紀は励まします。事件について調べていたことも伝えますが、心は諦めたかのように聞く耳をもちませんでした。
職場でも細心の注意を払いながら働く心のもとに、子どもが生まれそうだと連絡が。由紀は無事に子どもを出産しますが、本人は帰らぬ人になってしまいます。
由紀のお葬式で、由紀の父親に亡くなったのは心のせいだと問い詰められる心。そんな環境に孫を置いておけないと、子どもも引き取られそうになります。
我が子のため父の冤罪を求め旅立つ
加害者家族として長年生きてきた心は、子どものためにどうするべきか悩みます。
そんな時に、ハモニカを吹いて笑った我が子を見て、自分しか父親がいないと気づき涙します。
妻の由紀が亡くなる前に調べていた事件のノートを見て、冤罪だったのではと考え始めた心。意を決した心は、子どもに未来(みく)と名づけ、北海道へ向かいます。
28年前の北海道の音臼村で、お泊り会で21名が死亡するという凄惨な事件が起きた音臼小学校。
自宅から青酸カリを押収され、心の父である警察官の佐野文吾が逮捕されました。
その事件のあった小学校跡地に建てられた慰霊碑に辿り着いた心。急に出てきた霧に巻き込まれた心は倒れてしまいます。
事件当時にタイムスリップした心
倒れた心が目を覚ますと、無くなったはずの小学校の校舎が目に入ります。
廃墟になったはずの村なのに村人に声をかけられたり、6月のはずだったのに雪が降ってきたりと、不可解なことが次々と起こります。
公衆電話も通じず、近くの家を訪問した心は、庭の雪に埋もれていた少女を発見します。
運ばれた病院で日付を確認した心は、今が1989年の1月だということ、助けた少女が自分の姉だったことに気づき驚愕します。
そこに、心の父である警察官の佐野文吾が現れるのでした。
作者・東元俊哉について
作者の東元 俊哉(ひがしもと としや)は、北海道出身で1981年生まれの漫画家です。週間ヤングジャンプ(集英社)にて「ゼロガク」でデビュー。
主な作品に、札幌の極道を描いた「破道の門」(集英社)、高校生のライフセービング部コメディ「湘南レスキュー部」(講談社)、六本木のネオクライムアクション「バウンスアウト」(講談社)があります。
当記事で紹介している「テセウスの船」は、フランスで開催される最大規模の漫画の祭典「アングレーム国際漫画祭」にもノミネートされています。
漫画『テセウスの船』を読んだ感想
無罪を求め、時空を超えるミステリー
「テセウスの船」では、殺人犯の息子が無実の罪を晴らすため奔走します。ただその舞台が、タイムスリップして事件当時の現場で……という点が一味違う魅力です。
主人公である心も、事件に関する記憶がほとんど無いため、読者と同じ視点で事件を追っていきます。
佐野が父親であると分かっていても、犯人かどうか確証がつかめない心の不安がどんどん大きくなっていきます。
そんな中、タイムスリップならではの、過去を変えようとする主人公の行動に対して、それをあざ笑うかのように事件は起きていきます。
犯人が犯行を起こす時のモノローグも相まって、誰が犯人なのか一緒に追っていく感覚が楽しめます。
2020年の1月から竹内涼真主演でドラマ化もされているこの作品。ドラマは実写ならではの緊迫感が面白いのですが、漫画は主人公や犯人の細かな心情の描写が読み応えありです。
ぜひ漫画で読んでみてください!
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