2020年1月期TBS日曜劇場『テセウスの船』が、毎週夜9時から放送されています。
竹内涼真さん主演のタイムトラベルミステリーで、謎解き感覚のストーリーが注目を集めています。東元俊哉さんが書かれた原作漫画もヒットしており、今期おすすめの作品です。
こちらでは、第2話の原作漫画との違いを紹介し、予想と展開を考察していきます。
※ネタバレがありますのでご注意下さい。
目次
『テセウスの船』第2話のあらすじ
平成元年にタイムスリップした田村心(竹内涼真)は、木村さつき(麻生祐未)の計らいで事件が起きる音臼小学校の臨時教員として働くことに。
そして、心は父・文吾(鈴木亮平)と村で起こる事件を阻止していくことで父が逮捕される過去を変えようと決意する。
由紀(上野樹里)の事件ノートによると3日後に田中義男(仲本工事)の家が火事になる。
田中家の警戒に向かうと、そこで気味の悪い少女二人の絵が描かれたノートを発見する。
これも音臼小事件に関連しているのでは…という心の不安は的中し、鈴(白鳥玉季)が行方不明になったと村は大騒ぎになる。
想定外の事件に心は動揺し、父・文吾との仲に亀裂が入る…。
第2話のネタバレはこちら⇒ドラマ『テセウスの船』2話あらすじネタバレ!鈴と明音が行方不明に!犯人は長谷川翼!?
『テセウスの船』第2話の展開を考察!
原作コミックと次週予告を基に、第2話の内容を考察してみました。原作のネタバレがあります。
第2話のスタートはコミック2巻中盤(第12話)から
仕事を探していた心は、和子と木村さつき(麻生祐未)の計らいで、教員になる夢を音臼村で叶えます。5年生のクラス担任になった心は、転校生の児童を紹介しつつ、子供たちとの距離を縮めることに成功します。
そんな中、校庭でウサギの惨殺事件が発生し、心は警戒を強めます。しかし、子供たちと仲の良い長谷川翼を疑ったことで、心はクラスの子供たちから信用を失ってしまいます。
学校からの帰り道、翼をかばう明音と、心をかばう鈴は喧嘩に。その後、2人の行方が分からなくなります。
心と文吾は目の悪い元議員・田中義男(仲本工事)が心筋梗塞で亡くなることを知り、医師を呼んで防ごうとしていました。そこで奇妙な絵を発見しますが、ここで鈴の行方不明事件が発生し、心と文吾の関係にも亀裂が・・・
3巻の第22話まで・・・?
ドラマのあらすじによれば、以上のようなストーリーになる可能性が高いです。
心と文吾の間に亀裂が走るというのは、文吾が心にノートを見せるようにと迫る第22話ではないかと思います。
心は文吾が殺人犯になることを隠しているので、事件について多くを語ることができません。鈴の命が懸かっており、詳しい未来を知りたい文吾は心に掴みかかります。
第1話になかった命名エピソードがある?
心は佐野家で家族のひと時を過ごすことになるが、和子のお腹の中には未来の心が宿っていた。名前を決めようという話になり、鈴は心の名前から取って、”心”と命名しようと言い出す。
文吾は”正義”という名前を提案し、自分の正義感について語る。心は事件がなければ”正義”になっていたはずで、名前に込められた父の思いを目の前で聞くことになる。
現代と過去をつなぐ大切なシーンなので、第2話で登場するかも知れません。
ドラマ『テセウスの船』第2話と原作との違いは?
ここからは、ドラマ放送後に原作と違いがあった場面を追記しています。
田中義男の死因
心筋梗塞→火事
田中義男は原作では心筋梗塞で亡くなることになっていますが、ドラマ版では自宅が火事になるとされています。ある意味軽いネタバレとなっているのですが、原作ではのちに田中家は火事に見舞われます。
心と文吾は心筋梗塞を防ぐためにいろいろと動くので、そのシーンを省くためかもしれません。
明音が生きている
明音は原作では亡くなってしまいます。翼が発見された境内で一緒に横たわった姿で発見され、2人の遺体の違いが謎解きのカギになってくるのですが、ドラマではどうなるのでしょうか・・・?
鈴を叱ったのは、和子ではなく心
鈴が明音を「死んじゃえばいい!」と言ってしまったシーンで、和子が娘の頬を叩きました。原作では心が鈴を強く叱ります。
この先に起こる事件のことを知っている心が、鈴の何気ない一言に表情を変えるというシーンでした。
ウサギの死因
惨殺→毒殺
ウサギ小屋でウサギが毒で殺されたとありましたが、原作ではスコップで首を切るという辛い描かれ方をしていました。
のちに事前に毒も使ったことが明かされているので、話はつながっています。この事件のあと、一羽だけではなく何羽も犠牲になっていることが木村さつきから明かされますが、ドラマでは描かれませんでした。
田中義男の家に長谷川翼はいなかった
心が田中義男の家に行ったときに長谷川翼がいましたが、原作では田中義男と長谷川翼が一緒にいるシーンはありませんでした。村人がだれでも出入りするということで、描かれていないだけとも言えます。
和子が祠へと案内するシーンはオリジナル
心が和子の子供であることが分かる、感動的シーンはドラマオリジナルでした。
第1話で足早に描かれた家族のつながりが、第2話で丁寧に描かれていましたね。心が過去で家族と手をつなぎ、家族の結びつきを描いたのは素晴らしかったと思います。
鈴が写真を渡されて説得されるシーンもオリジナル
原作では鈴は明音との喧嘩で落ち込み、部屋から出ないまま心は学校へと出勤します。
ドラマ版の心は、鈴の心を鷲掴みしており、先生らしい一面がありました。
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