2020年1月期TBS日曜劇場『テセウスの船』が、毎週夜9時から放送されています。
竹内涼真さん主演のタイムトラベルミステリーで、謎解き感覚のストーリーが注目を集めています。東元俊哉さんが書かれた原作漫画もヒットしており、今期おすすめの作品です。
こちらでは、次回第5話を原作漫画から予想し、どのように描かれていくのかを考察していきます。そして、放送後には、ドラマ版と原作漫画との違いを追記していきます。
原作を読んだ人も、読んでない人も楽しめる、ドラマ版の魅力を楽しみましょう!
※犯人名などの重要ネタバレは致しませんが、次回予想部分のネタバレがありますのでご注意下さい。
目次
『テセウスの船』第4話のおさらい
2月9日(日)に放送された第4話の内容からご紹介します。
『テセウスの船』第4話のあらすじ
現代に戻った心(竹内涼真)は、由紀(上野樹里)と再会を果たします。しかし、心と結婚しなかった由紀は、週刊誌記者としての人生を歩んでおり、音臼小事件を追っていました。
文吾(鈴木亮平)と再会した心は、その後の音臼村のことを知ります。さらに鈴(貫地谷しほり)とも再会しますが、事件のことは掘り返したくないと拒否されてしまいます。
ドラマ版第4話のラストシーン
木村 さつき(麻生祐未)が鈴(貫地谷しほり)を監視するシーン。
詳しくはこちら⇒ドラマ『テセウスの船』4話あらすじネタバレ!由紀(上野樹里)が心のために熱弁!鈴はみきおと結婚し妊娠していた!
『テセウスの船』第5話のあらすじ
タイムスリップした平成元年から再び現代へ戻った田村心(竹内涼真)は、歴史が変わってしまうまでは妻だった記者の岸田由紀(上野樹里)の協力を得て、父・文吾(鈴木亮平)の無実を証明できるという証言者の松尾から連絡を受ける。
それは心にとって、父の冤罪を晴らす唯一の希望の光だった。
その頃、木村さつき(麻生祐未)に「正体を知っている」と脅されていた村田藍(貫地谷しほり)。文吾の娘だと夫の木村みきお(安藤政信)に隠し続けてきた藍は、さつきのある謀略に協力させられる。
果たして、さつきの魂胆とは何なのか?
そして、心は突然、松尾から証言はできないと連絡を受ける。父を救う唯一の希望を失いたくないと、心は由紀に励まされながら必死で松尾に証言を願うが…。
『テセウスの船』第5話の展開を考察!
原作コミックと次週予告を基に、第5話の内容を考察してみました。原作のネタバレがあります。
第5話のスタートは原作6巻第50話から!
第4話では物語が原作と離れ、被害者の集いでの出来事がメインに描かれました。
次回第5話のスタートは、原作6巻のラストシーンからです。木村さつきに佐野鈴であることがバレてしまい、呼び出される展開から始まるようです。
ドラマのあらすじと原作を合わせると、以下のようなストーリーになる可能性が高いです。
木村さつきに呼び出された村田藍は、自分が佐野鈴だということがバレていることを知ります。そして、木村みきお(安藤政信)に告げられたくなければ、自分の言うことを聞くように脅されます。
木村さつきは鈴を連れて、文吾の冤罪を覆す証言をするという佐々木紀子の自宅へと向かいました。その頃、心は由紀と待ち合わせをし、一緒に佐々木紀子に話を聞きに行こうとしていました。
原作6巻終盤から、7巻の終盤までか?
鈴はさつきから紀子の飲み物に毒を入れるように強いられます。その間、真犯人を示す手がかりを探していた紀子は、鈴にその証拠を見せました。衝撃を受けた鈴は逃げ出し、外へと走り出します。
紀子の家に向かっていた心と由紀に出会った鈴。事情を話そうとした途端、鈴はお腹を抱えて苦しみ出します。救急車で運ばれ、病院で赤ちゃんの無事を確認した鈴は、茫然とベッドに横たわっていました。
心配して付き添う心に、鈴は真犯人に関する事実を語り出します・・・。
原作にある衝撃シーンはどう描かれるのか?
ドラマのあらすじでは、松尾という人物から証言を得ることになっています。しかし、原作での本当の証言者は佐々木紀子です。木村さつきの根回しによって、松尾は証言をするのを拒み、それによって心は木村さつきの思惑に気づくのかも?
そして、7巻での重要シーンとして、木村さつきは佐々木紀子をナイフで刺してしまいます。そして自分のお腹にもナイフを突き刺すという凶行に及び、事件のかく乱を図ります。
心や鈴にとっての希望だった、冤罪を覆す唯一の方法は木村さつきによって消されてしまいます。心が文吾を救う方法はあるのか・・・?
ドラマ『テセウスの船』第5話と原作との違いは?
ここからはドラマ第5話放送後に追記しています。
紀子の家にたどり着く順番
原作:木村さつきと鈴が先⇒ドラマ:心が先
原作では木村さつきと鈴が一緒に、紀子の家を訪ねています。紀子は鈴がいることで、さつきが家に入ることを許し、2人は紀子の告白を聞くことになります。
ドラマでは心が紀子と直接会うことができましたが、原作では紀子と心は再会すらできません。結果的に紀子が殺されるという結末でしたが、そのルートは大きく違いますね。
真犯人を紀子から教えられた人物
原作:鈴、さつき⇒ドラマ:誰もいない
原作では、紀子は鈴とさつきに真犯人の名前を話します。鈴はショックで逃げ出し、道端で心と出会った時にお腹の痛みで倒れてしまいます。
病院で目を覚ました鈴が、心に真犯人の名前を教え、心は犯人に会うために音臼村へと向かいます。
ドラマでは真犯人は誰にも明かされておらず、怪しい人物がオレンジジュースを持って登場しましたね。
原作でも同じ演出がされ、犯人はまだ明かされません。しかし、原作ではさつきは真犯人と頻繁に連絡を取り合っており、怪しい人物が一人浮かび上がっています。
紀子の死因
原作:ナイフで刺された⇒ドラマ:芋ようかん?
ドラマ版での真相は次回になるので分かりませんが、芋ようかんにも毒が仕込まれているようですね。
原作では紀子はさつきにナイフで刺されてしまいます。さつきは鈴に毒をコーヒーに入れるように脅し、鈴はそれが出来ずに毒物を持って、紀子の家を逃げ出します。
残されたさつきは、紀子の家にあったナイフを使って犯行に及びます。その後、自分のお腹を刺して、揉み合ったことにしようとします。
心と由紀が文吾に会いに行くシーン
原作:なし⇒ドラマ:あり
心は一人で文吾に会いに行き、由紀と文吾が会うことはありません。さらに心と由紀は一緒にご飯を食べたり、カフェで会うこともなく、紀子の証言を貰うときにだけ一緒に行動します。
2人のシーンはオリジナルですが、時空を超えた2人の姿も第2章の見どころになっていますね。由紀が心に取材を申し込むシーンもありましたが、原作にないので今後の見どころになりそうです。
ドラマ『テセウスの船』第5話でカットされたシーン
原作では、心と由紀は北海道へと飛び、紀子の住む函館まで特急列車に乗ります。そこで2人は初めて具体的な会話をするのですが、その中で指輪の話が出てきます。
心が結婚していたときの由紀は、祖母の形見の指輪を大切にしていました。現代の由紀も同じ指輪をしており、気づいた心は形見だということを言い当てます。
ここで由紀は心が自分のことを知っていることに驚き、会ったことがあるかと尋ねます。2人の時空を超えた関係が垣間見えるシーンでした。
『テセウスの船』の原作を無料で読む方法はある?
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