2018年11月30日(金)夜10時放送『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話では、公平が動き出します!
どうして尚に執着するのか!
公平の狂気が最大限に発揮され、真司と尚もケンカする。
そして、あの二人はいい感じになってくる。
波乱の第8話です!
目次
『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話のネタバレ・あらすじ
尚と真司の妊活
二人の家のいたるところには、尚(戸田恵梨香)が忘れないための付箋がたくさん貼られるようになりました。
そんな間宮家の今夜の夕飯は鰻!しかも真司(ムロツヨシ)の肝吸いには肝がたっぷり入っています。
肝多くない?と真司が聞くと、実は今日から三日間は尚の排卵予定日だそう。
より一層密度濃く頑張って欲しいと医者として言う尚に真司は照れてしまいました。
その夜、ベッドの中で鰻の効果あったかも♪と言って満足する尚。
明日は体温が今日よりも下がるということがあるので明日ももっと頑張ってねと言うと、驚く真司。
明日は取材がいくつかあるからかなり遅くなるよと言うと、今日密度濃かったからいいよ、と尚は満足そうに真司にすり寄りました。
翌朝真司が起きると遅刻ギリギリの時間!
慌てて準備をして家を出ようとすると、尚が梅干しおにぎりを手渡してくれました。
タクシーの中で食べてみると、ただの銀シャリおにぎり。
真司はクスリと笑ってしまいました。
侑市VS公平
公平(小池徹平)は侑市(松岡昌弘)の診察を受けていました。
診察後に席を立った公平を侑市は呼び止め、電子パッドに保存した画像を見せました。
そこには、尚が講演の壇上に立った時にわざとマイクをスピーカーに付けてハウリングを起こす公平が!!
侑市が問い詰めると公平は、
「こんなことをしたんですか、僕。全然覚えてないです!」
と辛そうな顔をして言いました。
しかし侑市はするどい目線を投げつけたまま
「とぼけないで下さい。他の患者さんに危害を加えるような方をうちの病院で治療するわけにはいきません。ご自宅の近くに知り合いの精神科医がおりますので、ご紹介致します」
と言いました。
「いやです。だって井原先生が若年性アルツハイマーの研究では日本一の名医なんでしょう?なんで他の先生にかからなきゃいけないの?患者に医者を選ぶ権利があるけど、医者には患者を選ぶ権利はないんです。そうですよね?」
公平はいつもの表情で淡々と意見をし、そのまま笑顔で一礼すると診察室を後にしました。
ママに好きな人!?
薫は一人診察室で侑市からかけられた言葉について考えていました。
「また一緒に飲んで頂けませんか?僕のこと頼りにして頂けたら嬉しいなと思いまして」
物思いに耽っていると尚がやってきたと知らされました。
一緒に昼食を食べた後、尚から子供を作ることにしたという報告を受けました。
「生きる張り合いができるかなと思って」との言葉に薫は同意をすると、尚は薫が反対すると思ったので驚きました。
「どうしたのかしら、人って変わるのね」
意味深な言葉を残して薫は立ち去り、残された尚とミル(小篠恵奈)は顔を見合わせました。
「好きな人ができると考え方変わることあるでしょ」
とミルが言うと、尚は驚きと期待が混ざった顔で
「ママに?好きな人??」
と驚きました。
ストーカー公平
KITAクリニックのホームページを見て、公平がやってきました。
ちょうどクリニックから出てきた尚を尾行する公平。
尚が立ち寄ったスーパーで偶然を装って公平は尚に声を掛けました。
公平が病に合ったメニューを提案すると、尚は料理が得意じゃないので…と言って総菜コーナーに移動してパック総菜を手に取りました。
レジで財布が見つからない尚の代わりに公平が支払い、遠慮する尚にちょっと付き合ってほしいと頼みました。
その頃KITAクリニックには薫を訪ねて侑市がやってきました。
自宅のリビングに通された侑市は、薫に尚が倒れた時の映像を見せました。
薫は、公平のせいで尚がMCIからアルツハイマーに進行してしまったのか尋ねましたが、侑市はそれを否定しました。
では、公平が病気のせいでこんな行動をとったのかと言う質問に関しては、公平が元々持っている攻撃的な一面が出たのだと答えました。
幸せを許せないのか、尚への好意が高じたのか。
一方、尚と公平はカフェでお茶をしていました。
尚は真司が小説家だということ、『脳みそとアップルパイ』は自分たちがモデルになった話だということを話しました。
公平も、自分はバツイチでMCIだとわかったとたん妻が家を出ていったと話し、同情を誘うように自分の不幸を嘆きました。
「僕たちには今しかないでしょ。
だから僕は、今この瞬間に感じたこと。一瞬の喜びだけを大切にして生きていくって決めたんです」
そう笑顔で尚に訴えかけると、尚は「一瞬の喜び…」と呟いて考えこみました。
~真司のモノローグ~
あの男は危険だと強く妻に言っておくべきだった。
僕は後からそれを悔やんだ。
尚と水野が鉢合わせ
尚がマンションに帰ると、真司のスマホを取りに来た水野(木南晴夏)と鉢合わせをしてしまい、尚は声を上げて驚きます。
水野は取材で忙しい真司の代わりに鍵を預かり、スマホを取ってちょうど出ていくところだったのです。
水野は丁寧に挨拶をし、尚のことも気遣ってからマンションをあとにしました。
ちょうどホテルで打ち合わせが終わった真司と水野が合流できました。
水野からスマホを受け取った真司が確認をすると、侑市からの不在着信が3件と留守電が入っていました。
真司がかけ直すと、侑市の危険性を話し、注意を促しました。
尚に話すと混乱するかもしれないので、真司と薫にだけ先に伝えたかったとのこと。
不安になった真司は一人家にいる尚に電話をかけ、公平のことを伝えようとしましたが結局言えずじまいでした。
接近する侑市と薫
真司との電話を終えた侑市がバーに戻ると、そこには薫が待っていました。
食事がまだだという薫のため、場所を変えて二人で居酒屋に行く二人。
侑市は薫に、医者としての苦悩を語ると、薫は前向きに励ましました。
「先生が思ってらっしゃるよりも私、先生のこと頼りにしてます」
続編のタイトルが決まる
真司が帰宅するとその気配で尚が起きました。
今日の出来事を聞くと、尚はその日の流れを話した後に、水野と鉢合わせしたことを思いだしました。
「電話くれたら私が持ってったのに」とちょっとすねる尚。
真司は、尚が出かけるって聞いてたからとフォローをしますが、尚はちょっと納得できなさそう。
そんな尚に、続編のタイトル『もう一度第一章から』っていうのはどう思う?と真司は提案してみました。
すると尚は眼を輝かせて「すごくいいと思う!」
真司も嬉しそうに一仕事してくると言って部屋を出ていきますが、尚はやっぱり複雑な顔でベッドに横になりました。
すれ違い
真司の書斎にて、水野は新しく新聞での連載依頼が来たと報告をしました。
小説家としてのステータスが上がると言われて、背筋を正す真司。
そこで水野が続編のタイトルの話を振ると、『もう一度第一章から』にしようと思うと真司は言いました。
水野が「いいですね!」と言って褒めるのを、尚はお茶の支度を持って扉の外で聞いてしまいました。
決まったら絶対一番に教えてねと約束をしていたのに、その約束を破られたと尚は勘違いしてしまいました。
その日の記憶を忘れてしまっただけなのに…
「少し前までは、私だけが真司の相談相手だったのに、今では真司の前にはたくさんの人がいて、みんな真司の才能を信じてる。
もちろん、真司の本が売れることはうれしいけど、でもなんか、ちょっと寂しい」
尚が愚痴を話す相手、それは公平でした。
「尚の気持ち、わかるよ。人の気持ちは変わるから。永遠じゃないんだ。永遠だったら誰も悲しまないけど」
これ見て、と公平が尚の前に出したのは蝶の標本でした。
「死ねば、永遠にきれいなままでいられるんだ」
そのセリフを聞いて尚は帰ろうとしますが、公平は「近くまで送っていくよ」と言いました。
その目は不気味な表情をたたえていました。
尚と真司のケンカ
尚が公平の車で送ってもらったその向かいでは、木村達が引っ越しの作業をしていました。
ちょうど公平と別れて手を振るところを木村達に目撃されてしまったのです。
会社に戻った木村は真司を呼び出し、先ほど見た尚の事を報告しました。
真司は家に着くと、無表情のまま尚が公平と会っているのかと静かにききました。
尚はすぐに答えることができず、そのまま食事の用意を続けてしまいました。
「尚ちゃんが失神した日、あいつ、病室で意識のない尚ちゃんにキスしてたんだ」
真司の思わぬ告白に驚いて顔を上げる尚。
「俺が仕事先からすっ飛んできて、病室に入るなりそれ見て。
尚ちゃんが失神したのだって、本当はあいつのせいなんだ」
「今度から出かけるときは俺も着いていくよ」
その言葉を聞いた尚は、怒りました。
「真司にとって私って何?足手まとい!?」
尚にではなく水野が真司のスマホを取りにきたこと。
続編のタイトルを水野に先に教えたこと。
思っていたことを真司にぶつけました。
真司は、タイトルは尚に言ったと言いますが、尚は涙ぐみながら
「じゃあ言ったんでしょうよ。
でもそんな大事なことも私は忘れちゃう!
今だってそのタイトルが何だったか思い出せない。
真司があの人を頼りにするのは当然だよね。
あの人とは対等なのに私とは対等じゃないんだもん」
尚は怒って家を出て行ってしまいました。
公平の暴走
公平は、睡眠薬を持って尚のマンションの前で車を停めて待機をしていました。
ちょうどそこに、真司とケンカして家を飛び出した尚がでてきたのです!
真司が尚を追いかけてマンションから飛び出してきましたが、既に公平は尚を追いかけて車を発進させた後でした。
追いかけるのをやめた真司は家に戻り、尚に電話を掛けました。
すると、着信音は冷蔵庫の中から…。
一方神社にある欄干の上で泣いている尚に、公平が声を掛けました。
ケンカでもしたの?と車の中で尚に飲み物を渡す公平。
その中には、1シート分の睡眠薬が入っていました。
尚を探して夜の街を走り回る真司。
すると、真司のスマホに着信が入りました。
相手が公平であるのを見て、
「おまえ!!!!」
怒鳴りつける真司。
公平は楽しそうに「真司だぁ」と言って高笑いをします。
「尚と一緒にいるんだろ!!」
と叫ぶ真司に、公平は「何のこと?どうだろな~」ととぼけます。
その横には、助手席で眠ってしまった尚がいました。
真司は尚たちがいる神社に呼び出されました。
尚のいる車の横を通り過ぎ、公平のいる場所まで階段を登っていくと、
「尚は別の世界へ行ったよ。もう真司には会わないって」
と真司は公平に言われました。
真司が「どこにやったんだよ!」と掴みかかると
「言ったでしょ。同じ病気の者同士でしか愛し合えないって。
僕といる方が尚は幸せなんだ。
だって真司と尚は全然対等じゃないんだもん。
あんたにとって尚ちゃんは小説の道具だろう?
あんたは尚を利用して、自己実現してるだけなんだよ」
「今度は僕たちの純愛をあんたが書けよ。
美しく永遠になっていく結末まであんたが書けよ。
書けよ。かーけーよお!!」
真司が公平を殴りかかろうとすると、尚がやってきて止めました。
実は薬入りの飲み物を飲んだふりをしていただけだったのです。
公平は、尚が信じてくれていなかったことに落胆し、真司が尚と対等でないこと、尚は小説の道具だということをぶちまけました。
「真司に私のことを書いてもらうのは私の生きがいなの。
それが他の誰にもマネできない、私たち夫婦の形なの。
だから本当は、対等かどうかはどうでもいいの」
尚は真司の腕を取って話し始めました。
公平が、真司のことも全部忘れちゃうんだぞと言っても、尚は
「忘れちゃえるところが、この病気の唯一の救いでもあるのよ。
だから私はあなたを恨まない。
恨んだところで忘れちゃうんだから。
だから松尾さん、全部、全部忘れちゃって下さい」
尚の言葉を聞いて、公平は少しスッキリした顔をして
「忘れたくないことも、たっくさんあるのにな」
と夜空に向かって呟きました。
そして、笑顔で「バイバイ」と言うと、その場を後にしました。
二人残された尚と真司は、無言でお互いを見つめあいながら抱き合いました。
他の誰かじゃダメなんだ。
尚ちゃんとじゃなきゃ。
真司じゃなきゃ。
『大恋愛~僕を忘れる君と』第9話(12月8日放送)のあらすじ紹介
2018年12月8日(金)22時から放送の『大恋愛~僕を忘れる君と』第9話のあらすじを紹介します。
努力の甲斐もあり、ついに尚(戸田恵梨香)が妊娠!
真司(ムロツヨシ)に早く伝えたいと嬉しさいっぱいで自宅に帰宅するが、水野(木南晴夏)が来ていて、ドアの外から声を掛けることができない。
尚は、病気の自分と水野を比べ、真司の仕事を支えられないことに落ち込むが、「自分にしかできないことがある」と妊娠を報告する。
妊娠を喜んだ夫婦は、尚がお腹の子を気遣えるように「尚は妊娠中」という紙を家中に貼ってまわる。
一方、薫(草刈民代)と侑市(松岡昌宏)の関係にも進展が・・・。
物語は新たなステージへ進んでいく。
まとめ
公平の狂気がついに爆発しましたね。
笑ってるから余計に怖い…。
尚の「忘れちゃえるところが、この病気の唯一の救いでもある」というセリフに私もハッとさせられました。
最後に憑き物が落ちたようにスッキリとした顔になっていた公平。
彼にもまた、支えになってくれる人ができたらいいな、と思えました。
そして次回、展開が早いです(;’∀’)
今回妊活中なのに、次回は子供がしゃべってる!
来週の密度は濃そうですね。
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