『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(シロクロ)の第9話が3月8日(日)に放送されました。
前回は、法務大臣・佐島源造の部屋で入手した重要な手がかりから、森島哲也はコアラ男ではないということがわかりました。
そしてその手がかりをエサにおびき出された源造は、自分が哲也を殺したと告白しますが、直輝は服毒自殺しようとした最後の最後に源造が何か嘘をついていることを察知します。
服毒自殺未遂で病院に運び込まれた源造。そして源造が手に持っていた哲也の警察手帳に書かれたメッセージ。
直輝は開けることができなかった哲也のUSBの中にある鍵付きの動画を開けることに成功します。
第8話あらすじはこちら⇒ドラマ『シロクロ』8話のあらすじネタバレ!直輝(横浜流星)の怒りが爆発!佐島が死んでまで隠したいものとは?
目次
ドラマ『シロクロ』第9話あらすじ・ネタバレ
✨先行カット大公開✨
レンが…直輝が…あずさが…
今夜、全員絶体絶命🚨💥今までのダイジェストはこちら📺
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コアラ男、再び。
「直輝、お前に伝えておきたいことがある。
……直輝が今この映像を見てるということは、もしかしたら俺はこの世にいないかもしれないな。
もし俺に何かあったらこのUSBを警察に渡してほしい。直輝、いいか、……俺に何があってもお前は絶対に復讐はするな。
直輝には、直輝の人生を一生懸命楽しんでほしいんだ。いいか、約束だぞ!
直輝、お前は俺にとって最高の息子だよ。俺の息子として生まれてきてくれて…本当に…ありがとう。
パパはいつでも直輝の幸せを祈ってるからな。」
父・哲也(田中圭)のメッセージ、そしてリコ(清野菜名)の「復讐なんかやめたら」という言葉が直輝(横浜流星)の中に残ります。なにかを考える直輝の前に神代(要潤)が現れます。
神代は、前回の佐島に関する報道が誤っていたことを謝罪します。スクープにこだわる神代ですが、あくまでも真実を追求しているという姿勢を感じた直輝は、佐島が父を殺したのではないことを伝えます。
すると神代は、突然なにかを思い出したようにその場から去ってしまいました。
一人残された直輝でしたが、突然の着信。なんとそれはコアラ男に誘拐されたレン(清野菜名)の姿だったのです。
「1時間以内に俺たちを見つけ出さないとレンは死ぬ」と言うコアラ男を探すために、直輝は急いで学校から出ていきました。
捕まらないコアラ男
直輝がまず始めに会ったのは佐島あずさ(白石聖)です。再びコアラ男が現れたことを伝え、あずさが誘拐された時に監禁された場所に案内するようにお願いし、2人でその場所へと向かいます。
2人が来たのは、山奥の廃墟。急いで扉を開けると、制限時間1時間を示すタイマーは0になり、目の前でボーガンが放たれます。
驚く直輝がボーガンが放たれた場所へと近づくと、そこにいたのはレンではなくダミーの人形でした。
ホッとすると同時にコアラ男の行動を不審に思う直輝のもとに、またコアラ男から電話がかかってきます。
映し出されたのは、直輝の自宅。誘拐されたレンもそこにいます。コアラ男の狙いが直輝だというレンの忠告も聞かずにまた、レンを助けに行きます。
レンとリコの母親・麻衣子
その頃、佳恵(椿鬼奴)は川田麻衣子(山口紗弥加)と面会しています。
レンも心配しているということを伝えると、反応し顔を上げる麻衣子。
「ずっと、リコのこと、考えてたの…。今でも殺したいほど憎んでいるのに、自分でもわからないんだけど、ずっとリコのこと考えてたの。」
自分の気持ちが分からず苦悩している麻衣子に佳恵は、正真正銘レンとリコの母親だからだと言います。
さらに麻衣子がいつも飾っている写真を綺麗にし、リコの顔も見せます。麻衣子はそんな佳恵の言葉に少し、救われたような表情をするのでした。
全ての真実
レンの救出へ向かおうとする直輝でしたが、途中であずさも連れ去られてしまいます。
2人のために自室へ戻る直輝でしたが、時すでに遅し。
“お前の大切な人間 皆殺し”
と、壁に地血で書かれたメッセージだけが残っています。
すでに別の場所へと移動していたコアラ男から3度目の電話がきます。「次で鬼ごっこは終わりだ」と、コアラ男は居場所をメールで送ります。
直輝がそこに着くと、レンの隣にはあずさもいます。
「どちらか一人を殺す。お前が選べ。」囚われた直輝は究極の選択をコアラ男から迫られます。答えられないでいる直輝ですが、横で「私はあなたなんかに絶対負けない」と言ったあずさを、コアラ男は躊躇なく銃で撃ちます。
その後直輝は、「レン……またパンケーキ食べに行こ」と言って、ろうそくを手に持ち、ロウを垂らします。
レンはたちまち催眠にかかり、レンからリコに。
とっさの判断で状況を把握したリコは縛られたままでありがながら、銃を持つコアラ男を撃退します。
リコがコアラの被り物を外すと、そこにいたのは佐島の息子、佐島一郎(きづき)でした。
一郎は、自分が全て行ったことを白状し、あずさにごめんと言って銃で自殺します。
呆気にとられるリコ。
すると、直輝の声で、あずさは静かに目を開け、起き上がったのです。
「誘拐事件はお前の自作自演か。」
実はその頃、神代も命が助かった佐島源造(佐藤二朗)に会いに行き、誘拐事件があずさの自作自演だったことを突き止め、佐島に真実を言うように説得していたのです。
この誘拐事件真相は、父・源造に構ってもらえず寂しさを感じていたあずさが、源造を驚かそうと思い、兄の一郎とともに起こしたものでした。
しかし、そんな源造の自分たちへの愛情を少しだけ確かめようとしただけの動画が、マスコミ沙汰になるほどの大ごとになってしまい、取り返しのつかない事態へと急変してしまいます。
焦ったあずさは自ら誘拐された場所から逃げてきたことを装い、無事事件が解決したと思わせたのです。
しかし、その自作自演をただ一人見破ったのが森島哲也(田中圭)だったのです。源造は自作自演の事実を哲也から知らされます。
自分が知らないことだったとはいえ、自分の子供たちが面白半分で起こした事態に一度は公に謝罪会見をしようと心に決め、ミスターパンダの元へそのことを知らせに行きます。
哲也は謝罪会見をするならと佐島を許し、子を思う同じ親として同情します。
しかし、そこへ一郎が現れ、哲也に拳銃を向け発砲してしまったのです。
自分の命がここまでだと悟った哲也は、持っていたパンダのぬいぐるみの目を飲み込みます。
こうして、コアラ男誘拐事件の真相と森島哲也の死の謎が明かされたのです。
自分の罪に悔やんだ源造は、直輝が目の前に現れた時に、裁きを受ける覚悟を決めましたが、子供たちを守るために自分がやったことにしようとした、それが佐島源造がついた嘘の真実でした。
「復讐するな」
哲也を殺した動機が不十分で、なおかつ兄を利用し、自分のわがままを通し続けてきたあずさに直輝は怒りを覚えます。
「直輝、お前は絶対に復讐するな」と哲也の言葉が直輝の脳内で再生されますが、もはや直輝の心は哲也の言葉では制御できないほどに怒りで埋め尽くされています。
自分を制御できなくなった直輝は、ナイフを片手にあずさに向かっていきます。
トドメを刺したと思った瞬間、ナイフが刺さったのは、あずさではなく間に入ってきたリコでした。
「ほらね、復讐なんてさ、やめなって言ったじゃん…」と言ってリコはその場に倒れてしまいます。
ドラマ『シロクロ』第9話の感想
とうとう、直輝が追っていた父・哲也の死の真相とコアラ男誘拐事件との関係が明かされました。
まさか、コアラ男誘拐事件の自作自演に、佐島源造が関与していなかったとは思ってもみませんでしたね。
動機は小さくとも、大ごとになってしまったことから起きてしまった悲劇。私たちのいる社会でもなくはないことですよね。
また、“親がしなければいけないことは、子供の罪を隠すことではなく、寄り添って、一緒に償うことです。”そういった森島哲也の言葉は率直なメッセージでした。
そして、最後の最後まで直輝を救うリコ。
全ての真相がわかってしまった今、次回の”さよなら ミスパンダ“が気になります!
グレーな世の中にシロクロつける飼育員さんとミスパンダの最後は果たしてどうなるのでしょうか?
次回、いよいよ最終回、見逃せません!
日曜ドラマ『#シロクロ』
第10話は
3月15日(日)よる10時30分放送🐼🐾ついに完結!
すべての真相が明らかになり、復讐を終えたはずの直輝だったが…
レンが眠り続ける中”#ミスパンダ のような人物”が配信を始める⁉️謎が謎を呼ぶ
新時代のシニカルミステリー
衝撃の最終回💥#清野菜名 #横浜流星 pic.twitter.com/suCtn4H0qr— シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。🐼【公式】 (@shirokuro_drama) March 8, 2020
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