『鬼滅の刃』最新話182話のネタバレと感想!最終決戦開始、窮地に陥った炭治郎たちを救ったのは!?

2019年11月11日(月)に発売した週刊少年ジャンプ50号の『鬼滅の刃』の最新話182話「激怒」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『鬼滅の刃』181話のネタバレと感想はこちら

『鬼滅の刃』第182話「激怒」のネタバレ

攻撃を掻い潜る炭治郎 しかし無惨の苛烈な刃が炭治郎を襲う

無惨のあまりにも自分勝手な言葉を受け、未だかつてない怒りに苛まれる、炭治郎。

頸を斬っても倒せない」という特性を持つ無惨を、太陽の下に引き摺り出すため、炭治郎は、皆の到着を待ちながら、戦い続ける決意を固めます。

(少しでも有益な無惨の情報を引き出したみんなに伝える)

(それまで生き残る)

(そこからが本当の戦いだ)

そして、遂に無惨が、炭治郎と冨岡へ向け、攻撃を開始。

伸縮する左腕が、十数メートルも伸びて風を切り、その表面に生えた爪のような刃が、2人を切り裂かんと襲います。

それに対し冨岡は、水の呼吸・拾壱ノ型「凪」で防御。炭治郎もまた、必死の形相で、無惨の攻撃を回避します。

(間合いがとんでもないぞ……!)

(目で追えてない、感覚だけで何とか避けてる)

しかし炭治郎は、そんな窮地にあってなお、無惨へと間合いを詰め、反撃を開始。どうにか無惨の傍らへと、辿り着きます。

(抜けた!)

そうして炭治郎は、無惨へと刃を向けました。

しかし、その時。

「あ…?」

攻撃を避けた、と思っていた角治郎の体が傾き、その右眼から、鮮血が溢れ出します。

(喰らって…)

その不意を突き、無惨の攻撃が炭治郎を襲来。

間一髪、冨岡が炭治郎を抱えて救い出してくれたものの、あやうく炭治郎は命を落とすところでした。

「間合いを詰めるな! 斬り込まなくていい!」

「無惨の力は上弦の比ではない!」

そこへ更に襲来する追い討ちに、どうにか対応する冨岡。それに対し無惨は、冷静に言葉を口にします。

「時間稼ぎ…夜明けまでか?」

「光届かぬこの城の中」

「柱三人でそれは可能なのか?」

それを聞き、目を見開く炭治郎と冨岡。何故なら、この城の中に残る「柱」は、冨岡を含め、5人いたはずだからです。

無惨は言います。己が感知する、「上弦の肆」鳴女の視界に見える、光景の先にあるものを確認しながら。

「縞の羽織りの柱と女の柱はすでに」

「私の部下が殺したようだぞ?」

無惨の見える視界にあるもの。それは、鳴女の血鬼術によって、体を潰されて息絶えた、「蛇柱」伊黒と、「恋柱」甘露寺の、死体でした。

伊黒と甘露寺の死 炭治郎は未だかつてない窮地に追いやられる

その事実を告げた無惨は、更に炭治郎たちへと、追撃を放ってきます。

それによって、炭治郎と冨岡は再び分断され、無惨の攻撃が、炭治郎へと集中。炭治郎は、窮地へと追いやられます。

(片目を潰されたから何だ!)

(俺は“匂い”で物を見ているんだ!)

(嗅げ!)

(嗅ぎ分けろ、透き通る世界を…)

しかし、無惨のあまりにも速すぎる攻撃を、嗅ぎ分けようとした炭治郎は、息を続ける事ができず、苦しそうに呼気を漏らします。

更には、周囲の状況確認を怠った事により、炭治郎は壁に激突。

その隙を逃すはずもない無惨の腕が、炭治郎を斬り裂かんと、猛烈な勢いで迫ります。

(ああっ! 駄目だ!)

しかし、炭治郎が諦めかけた、その時。

「やめなさいよ────!」

しなる長大な日輪刀を携え、壁を貫き破って、無惨を襲った人物。

それは、先程無惨が死体を確認したはずの、「恋柱」甘露寺蜜璃の姿でした。

現れた増援 そして鳴女の能力を掌握した愈史郎の復讐が始まる

そうして甘露寺は、恋の呼吸・陸ノ型「猫足恋風」で、無惨を襲撃。

しかし手応えあり、と自信満々に放ったその攻撃は、無惨に傷1つ付けられず、甘露寺はショックを受けます。

更に炭治郎の元には、「蛇柱」伊黒小芭内が駆けつけ、炭治郎の窮地を、間一髪で救い出していました。

「足手纏いの厄介者」

「お前はもう引っ込んでいろ」

そう、辛辣な言葉を吐く伊黒。

しかし炭治郎は、2人が生きていたという事実に、ただただ安心して涙を流します。

そして、それらの光景を見て、誰よりも冷静さを欠いたのは、他ならぬ鬼舞辻無惨でした。

先程、鳴女の視界で死体を確認したはずの、2人が、生きてこの場に現れた事実を前に、無惨は激昂。

「何をしている!」

「鳴女!」

一方、無惨が怒り、言葉を送った、「上弦の肆」である鳴女。

その背後には、珠世が作った鬼である愈史郎が佇んでおり、自身の血鬼術による札を、鳴女の目に貼り付けていました。

「何をしているかだって?」

「操っているんだよこの女の視覚を」

顔中に血管を浮き上がらせ、怒りに燃える表情で、鳴女の視覚を操作する愈史郎。

「俺から珠世様を奪ったこと」

「後悔して跪け!」

その言葉と共に、一向がいる「無限城」が、まるで撓むようにして震度します。

「今からお前を」

「地上へ叩き出してやる!」

『鬼滅の刃』第182話を読んだ感想と考察

無惨の圧倒的な実力に、翻弄される炭治郎と冨岡。

そうするうち、無惨の視界には、甘露寺と伊黒という2人の「柱」までもを、討ち取ったという、鳴女からの情報が、届きます。

しかし、炭治郎があわや殺される、という瞬間に、駆け付けた増援は、先程無惨が死んだ、と言っていた、甘露寺と伊黒その人。

愈史郎の助けを受け、「上弦の肆」鳴女の視界を奪った一向は、無惨を打倒する策を、探って行きます。

いやびっくりしました。時透と玄弥が死に、もはや誰が死んでもおかしくなくなってしまった、最近の「鬼滅の刃」。

これ以上の人死には勘弁してくれ、となっていたところでの、甘露寺・伊黒の死亡情報でしたから、危うく信じてしまうところでした。

しかし良かったのは、これらの展開を1話の中に収めてくれたところ。

もしも甘露寺・伊黒の増援が、週をまたぐ事になっていたら、その生死の行方に、1週間もの間、悶々とさせられるところでした。

そして、更に今週の見所となってくれたのは、鳴女の視界を奪う事に成功した、愈史郎のファインプレー。

戦闘能力が不明とは言え、「上弦」ともなった鳴女を、完全に支配下に置いてしまうとは、愈史郎の血鬼術は、読者の想像の遥か上を行ってくれました。

もしも愈史郎が、鳴女の血鬼術まで、自在に操れるようになっているのだとしたら、対無惨戦において、重要な戦力となりそうですが……? 珠世を失った愈史郎の様子が、少々不安定に見えるのが、唯一の不安材料でしょうか。

このように、炭治郎をあっと言う間に追い詰める、無惨の圧倒的な実力と同時に、新たな光明までもが見えてきた、今回の「鬼滅の刃」。

4対1になった事に加え、「風柱」と「岩柱」の2人までもが、向かっていることを考えると、もはや無惨の勝機は乏しそうにも見えます。

とは言え、無惨はあの「上弦」たちの上役なわけですから、何かしらの奥の手を、隠しているであろう事は明白。

果たして炭治郎たちは、無惨の策に、抗いきる事が、出来るのでしょうか。

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