約束のネバーランドの漫画全巻を最新刊まで無料で読めるか調査!アニメについても

集英社のコミック誌「週刊少年ジャンプ」にて、連載中の『約束のネバーランド』は、原作・白井カイウ先生、作画・出水ぽすか先生による大人気作品です。

「この漫画がすごい!2018」オトコ版第1位」「第63回小学館漫画賞(少年向け部門)」など、数多くの受賞歴がありアニメ化も果たしました。

ジャンプ作品の中でも珍しい女の子の主人公ですが、理性と知能が作品のミソとなり、読者を作中に引きずり込むようなダークファンタジーの作品です。

そんな『約束のネバーランド』を無料で1巻から最新刊まで、全巻読めるか調べた結果!

6巻まで無料で読むことができたので、その方法をご紹介します。

目次

『約束のネバーランド』を無料で1巻から6巻まで読む方法は?

調査した結果『約束のネバーランド』は、電子書籍サイトが読める漫画配信サービスで、初回無料登録でもらえるポイントを使って無料で、6巻まで読むことができます

下の表、配信サービスごとにもらえるポイントと無料で読める巻数の一覧表になります。

漫画配信サイト 付与ポイント ポイントで読める巻数
FODプレミアム 1300ポイント 3巻分を無料で読めます
music.jp 961ポイント 2巻分を無料で読めます
U-NEXT 600ポイント 1巻分を無料で読めます
ebookjapan なし(還元あり) 漫画は有料ですが、ポイントとして還元されます

※上記の情報は2019年6月時点での情報となります。

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それぞれのサービスの特徴やなぜ無料で漫画が読めるのか、詳しく解説していきます。

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『約束のネバーランド』は、FODだと1巻380ポイントで配信されており、ポイントを使って3巻分を無料で読むことができます。

また、アニメは1話300ポイントで配信されているため、最大4話分まで無料で見ることが出来ます。

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U-NEXTなら『約束のネバーランド』漫画1巻分またはアニメ1話分が無料で読める

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『約束のネバーランド』全巻読むならebookjapanがおすすめ

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『約束のネバーランド』は、ebookjapanだと1巻410ポイントで配信されているので、50%OFFクーポンで205ポイントで読むことができます。

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『約束のネバーランド』を6巻分を無料で読む方法のおさらい

今回紹介した、電子書籍配信サービスの無料登録でもらえるポイントを使った方法で、『約束のネバーランド』を1巻から6巻まで無料で読めます。

2019年6月の時点で『約束のネバーランド』は、「FODプレミアム」で3巻まで無料で読んで、「music.jp」で2巻を、「U-NEXT」で1巻を読むことができます。

それぞれの配信サービスサイトでもらえるポイントの早見表を改めて紹介します。

漫画配信サイト 付与ポイント ポイントで読める巻数
FODプレミアム 1300ポイント 3巻分を無料で読めます
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U-NEXT 600ポイント 1巻分を無料で読めます

各配信サービスで、もらえるポイントや特徴が違いますので、早見表を参考に検討されてみてください。

どの配信サービスでも映画やドラマが配信されているので、『約束のネバーランド』以外にも映画やドラマが見たいという方は、安心で安全な紹介したサービスを使って、漫画や映画をぜひ楽しんで見てみください。

『約束のネバーランド』をzip・rarで無料ダウンロードできるサイトは?

『約束のネバーランド』の漫画を無料で読みたいという方は、zip・rarファイルで無料ダウンロードできるサイトがないか探されている方もいると思います。

zip・rarを無料ダウンロードできるサイトは、許可なく漫画や音楽を無料で配信している著作権違反を侵害している違法サイトです。

しかも、利用した人の個人情報を盗むなどの悪質な性質をもったものが多く、危険性が指摘されています。zip・rarは、開くまでどんなファイルが中にあるのかが解りません。なので「解凍してみたら、漫画ファイル以外のものが入っていた」と言うことも多々あります。

その「漫画以外のファイル」が、もしウィルスや個人情報を奪うプログラムだったら……。

実際、zip・rarには悪質なプログラムが仕込まれていることが多く、個人情報を取られることもありますし、パソコンやスマホを壊すものが含まれていることもあります。

このような事態にならないためにも、漫画や音楽を楽しむときは正規のサイトにお金を払って楽しむこと、違法ファイルに手を出すことは避けることをおススメします。

トラブルに巻き込まれずに、『約束のネバーランド』を無料で読みたい方は、こちらで紹介しているサイトの無料お試しでもらえるポイントを活用して、お得に『約束のネバーランド』を無料で読まむことができますので、ぜひ試してみください。

『約束のネバーランド』あらすじ

色々な孤児が集まる「孤児院」・グレイス=フィールド(GF)ハウスは、院のシスターで「ママ」と慕われるイザベラのもとで、「きょうだいたち」にも血縁関係はないが、幸せに暮らしていた。

ここでは、赤ん坊のころに預けられた子供を、特殊な勉強とテストにより育てあげ、6歳から12歳までの間に里親の元へと送り出す…と孤児たちは教えられていた。

里親が見つかり、外の世界に出ることになったというコニーが人形を置き忘れたため、主人公で身体能力に優れるエマと、知略に優れるノーマンはそれを届ける。

しかし二人は、近づくことを禁じられていた「門」でコニーが食肉として出荷される瞬間を目撃する。

そこから「鬼」の存在を知った二人は、リアリストで博識なレイのほか、ドン、ギルダを仲間に引き入れ、GFからの脱獄計画をスタートさせる。

その中でエマたちは、GFが監獄のような「人間飼育場」であることを確認した。

そこで脱獄の準備を始めるものの、増員監視者として「シスター」が派遣され、更にレイがママ(イザベラ)のスパイであったことが発覚。

様々な心理戦が繰り広げられる中、脱獄を試みる標的がいることを特定されるが、あくまで管理を維持したいイザベラの思惑を逆手にとり、ノーマン達は計画を進める。

「ママ」の座を狙いイザベラを蹴落とそうと企むシスターと、仮初めの協力関係を結ぶ子供達。

しかしシスターは出荷され、イザベラにも脱獄の下見が見つかってしまう。

計画を封じるためエマの足は折られ、さらにノーマンの出荷が告げられる。

レイとエマは、ノーマンの発信器を無効化し全員の脱獄敢行まで潜伏させる作戦を立てる。

しかし、ノーマンは残される子供達の脱獄に支障が出ることを恐れ、発信機を生かしたまま下見を強行した後戻ってきてしまう。

レイに残る乳児時の記憶と決死の下見により、ハウスの周囲は崖で本部と繋がる橋が唯一の出口ということが判明したが、ノーマンの出荷は確実となった。

悲しみに暮れるエマ達を残し、ノーマンはハウスを後にする。

そして、ついにレイが出荷される日、彼はハウスを火事にさせて、ハウスに警備を集中させて橋から逃げる作戦とした。

そして、レイは出荷目前の高級品である自分も、ハウスともども燃えようとする。

エマはそれを阻止し、ノーマンの伝言をもとに、脱獄することにした。

『約束のネバーランド』ネタバレ

主人公エマを含めた子どもたちは、GFハウス(グレイスフィールドハウス)と呼ばれる孤児院で毎日を楽しく暮らしてしました。

子ども達に“ママ”と呼ばれ慕われるイザベラと、幸せな日々を送っていました。

しかし、あることがきっかけとなり、幸せな生活が一変します。

果たして、エマ達の生活を揺るがす事件とは、いったいどのようなことなのでしょうか。また、GFとはどのような孤児院なのか、“ママ”とは何なのでしょうか。

1話:GFハウス

主人公エマは、たくさんの子供たちと“ママ”と呼ばれるイザベラとGF(グレイス=フィールドハウス)という孤児院で、幸せな日々を送っていました。

施設の朝は6時の鐘の音から始まり、エマが子供たちを起こします。

エマは、施設での暮らしが10年となります。自分たちよりも小さな子どもたちの世話を請け負い、みんなのお姉さんのように優しく接します。気づけば施設の中でも最年長になり、施設の子供たち総勢38人と楽しく暮らしていました。

孤児院で生活している子供たちは、生活も年齢も肌の色も様々で血縁関係はありませんが、みんな家族のように暮らしています。

同じ年齢の11歳であるノーマンとレイは、エマと同じように生活の世話をします。そして毎日同じ時間に朝食をとり、いつも通りにみんなで当たり前の生活を送るのです。

しかし孤児院では、いつも通りの生活に少しだけ特殊な習慣や特徴があります。

それはすべての子供たちが同じ白装束であること、一人ひとり違う首筋の数字、そして“将来のため”“あなたたちのため”とイザベラが言う学校の代わりのテスト。子供たちがヘッドホンを着用して毎日同じ時間に手テストを受けます。

エマ・レイ・ノーマン三人はいつものようにテストを300点満点獲得しました。イザベラは3人を褒め、エマはとても喜びます。テストが終わったら自由時間で、子供たちが孤児院の外で子どもたちと鬼ごっこをして遊びます。レイは木陰で読書をし、参加しません。

鬼はノーマン、子供たちは10のカウントで一斉に逃げていきます。

子供たちは木登りをしてかくれんぼをする鬼ごっこをして遊びます。孤児委員の外は森になっていて、子供たちの庭のような場所ですが、近づいてはならない場所があります。

それは外へと通じる門と、森の柵の向こう側です。

施設の異様な門と柵、そして隠された秘密とは

施設にいる限り守らなければならない規則で、子供たちは施設の外に出たことはありません。しかしエマ・レイ・ノーマンは、門に一度だけ内緒で行ったことがありました。無人でまるで廃墟のような状態の門を見て、ノーマンは言います。「一体何から僕らを守っているんだろう」と。

イザベラからも、近づいてはいけないと割れている場所、エマは不気味さを感じていました。

そんな外への憧れを子供たちは抱きます。今まで外に出て行った子供たちからの連絡もなく、外の情報はまるで掴めません。唯一情報を手に入れる手段は学術書でした。

鬼ごっこはエマ以外の子供たちが、つかまりました。しかし頭脳明晰なノーマンはいとも簡単にエマを捕まえてしまいます。それは頭脳明晰なノーマンが立てる戦略の手の内とも言えます。

エマ・レイ・ノーマンの中でも、特に断トツの頭脳を持つ天才のノーマン、そのノーマンと互角に渡り合える博識で知恵物のレイ、運動神経と学習能力を駆使して常に2人に追随するエマ、ほかの子供たちも羨む天才でした。

コニーの退所をきっかけに施設の秘密が暴かれる

そんな中で今日、コニーが退所することが決まっていたのです。子供たちはコニーと最期の鬼ごっこを楽しみました。

孤児院では12歳になるまでには、里親を手配されて巣立っていきます。これもまた施設の決まりで、コニーは12歳になる前に里親が見つかり退所となります。

外行機用の格好を身にまとうコニー。そして子供たちはコニーを見送りました。しかし、エマはコニーが毎日大切に持っていたイザベラからのプレゼントされたうさぎのリトルバニーを、忘れて行ってしまったことに気づきます。

慌てているエマにレイが風呂場の窓から見える門に明かりがついているのが見え、まだ見送りについていったイザベラが戻ってきていないことからコニーが出発していない可能性を指摘します。そこで、ノーマンが内緒で施錠されているカギを巧みに開錠し、エマと2人で届けるため門に近づきます。

開錠された門に入ると、そこにはトラックがありました。エマはトラックの荷台にリトルバニーを乗せておけば届くだろうと扉を開けると、そこには殺されているコニーがいました。あまりの衝撃にエマとノーマンが立ちすくんでいると、「誰かいるのか」その声にエマとノーマンは咄嗟にトラックの下に隠れます。

荷台の下から見えるのは、得体のしれない怪物でした。

怪物はコニーをつまみ上げ、陽気に入れます。怪物の姿はまるで「鬼」のようでした。エマは咄嗟にイザベラの安否を心配しますが、鬼は言います。

「この農園の人肉は全部金持ち向けの高級品なんだぜ」

エマは、自分たちが生活をしてきた孤児院が農園であること、そして自分たちが食べられるために、育てられてきたことを理解します。

イザベラが鬼の味方だと判明

そこで鬼が次の出荷状況を指示している相手は、エマが心配をしていたイザベラでした。イザベラは鬼の味方でした。

あまりにも唐突な現実を突きつけられたエマは、現実を受け入れられず急いで施設に盛ります。

「あれはコニーじゃなかったよね?」エマはノーマンに尋ねます。しかし「あれはコニーだった」と返事をするノーマン。

エマは現実を受け入れ、悲しみに明け暮れるのです。二人が戻るまで待っていたレイは二人が無事にコニーに届けられたか尋ねますが、ノーマンは事実を伏せ「間に合わなかった」とだけ、伝えるのでした。

ノーマンはエマと孤児院から逃げることを提案しますが、エマが自分が逃げるだけではほかの家族を守れないことを苦言します。

しかしノーマンは「みんなでここから逃げる」ことを提案するのです。その姿を見てエマは泣かないことを誓います。エマは自分が泣いているからノーマンが笑って勇気づけられたこと、その勇気をもらい脱出する戦略を立てるのです。

2話:出口

コニーの件を知った夜、夢の中でコニーが殺され食卓に並べられる悪夢を見ます。しかしエマの意思は固く、誰一人ころさせないため決意するのです。

いつも通りの朝、エマもノーマンもいつも通りの挨拶を交わします。

しかし、昨夜施設に戻るときにリトルバニーを置き去りにしたことで、感づかれてしまうことを危惧し、昨夜門に行ったことや見てしまったことを、すべて子供たちには公言しないことを決めます。

そのためエマとノーマンは表情に出さず、いつも通りの振る舞いを見せるのです。二人で抜け出す方法を探し出すことを決意するのです。いつものように鬼ごっこをしているとき、ノーマンとエマは施設の構造に疑問を持ちます。

窓の格子窓が外側からネジで打ち込んであり、内側からは届かない位置に固定されネジ穴が潰してあるのでした。

真実を知った時に、改めて今まで生活をしている中にも疑問が生じます。好き嫌いなく食べられるおいしい餌、汚れの目立つ白い服、規則正しい生活、それらはすべて“商品”の品質を保つためのものでした。

ではテストの意味とは何なのだろうかと、疑問に思う二人ですが、そもそも外の情報を全く知らない二人にとって、脱出するための情報があまりに足りないことに、焦りを感じます。

子供たちに残された時間は2ヶ月

今現愛把握できる情報は、コニーから前に遡り、施設を退所した子供たちを逆算すると、最短で2か月の猶予があるということでした。

施設の敷地内の情報としてはハウスが中央にあり、門があり、柵に囲まれている前には森があります。その敷地内から脱出するには、年少者の子供たちや時間帯の問題があります。そこで二人は、柵を超えた場所に何があるのかを探すため、内緒で策を乗り越えて敷地内を回り、問題の解決を探すべく脱出へのルートを確立していきます。

しかし策を超えた先には塀がありました。この塀さえ超えれば逃げられること、そこでロープがあれば脱出できる可能性があることを確信しますが夕刻になり急いでイザベラのもとへ戻ります。

時間通りに戻った2人ですが、マルクが泣いてナイラと森ではぐれてしまったことを、イザベラに訴えます。イザベラが時計を開け、泣いているマルクを慰め森へ探しに行きます。そしてすぐに眠ってしまっているナイラを抱えて戻ってきました。

ノーマンは焦りました。「早すぎる」まるでイザベラが初めから居場所がわかっていたかのような速さだったからです。イザベラが見た時計は発信機で、子供たちには体のどこかに位置情報を発信できるものが埋められている可能性を見出し、今後脱出を決行するどころか計画すらばれてしまう可能性があるのです。

イザベラが、脱出を試みる二人への宣戦布告を間接的にしたのです。

3話:鉄の女

「ママは敵だ」ノーマンは宣戦布告と同時にイザベラが自分たちの敵であることを確信付けます。

発信機の存在をノーマンとエマは、そもそも発信機をつけるまでの対策に疑問を持ちます。真実を知ったあの夜に鬼たちが口にしていた「高級品」という言葉から、出荷されてしまう自分たちの価値である鍵が、「年齢」と「スコア」であることを理解します。

それはコニーを「まだ6歳」だと言っていたこと。「並の出荷が続いている」ことから、以前退所していた子供たちが6歳から12歳であることを考えます。

ノーマンは、6歳が並の出荷であるのであれば、上物は12歳であると考えるのです。

そこで毎日行っているテストの成績が出荷準であることに結論づきます。つまり出荷準は6歳以降成績が低い順位収穫され、12歳になれば無条件に出荷されていくのです。

エマ・レイ・ノーマンは、常にスコアが満点だったため、出荷を保留されていたという事実にたどり着きます。

エマが年齢の制限があることに疑問を思う中、ノーマンは言います。「脳の大きさ」と。

脳の大きさは6歳までに90%成長すると言われていること、12歳までに100%成長するともいわれています。そのことからノーマンは、鬼たちの狙いこそ人間の脳であることを予想するのです。

人間の脳が鬼たちの食物になること、それが高級品になることを懸念し高級品だという答えにたどり着きます。

脱出のために計画を進める二人

二人は急ぎ脱出するためにはまずロープを用意することを提案します。エマは発信機があることから他にも、防犯カメラなどの監視物があることに懸念しますが、そこは頭脳明晰なノーマンの働きにより、ほかの監視物がないことを確認していました。

しかしここでノーマンがあることを危惧します。それは策の外に出たエマとノーマンの位置を確認していたかどうかです。そのやりとりが確認されていれば、2人が知っていることをイザベラにばれてしまっている可能性があります。

2人がイザベラの可能性に危惧しているとき、ノーマンが子供たちに呼ばれその場を去り、エマが一人になります。その横では子供たちが書いた絵が飾られていました。

コニーが書いた絵が飾られていた場所を手に当て、無念さと脱出への気持ちを胸に秘めているとき、ノーマンがエマを呼んだ瞬間、まるでエマの表情を読み取るかのようにイザベラがエマの顔を覗き込み顔色をうかがいました。その表情はエマの反応を見ているかのようでした。

エマは瞬時にいつものような笑顔で「なんでもないよ」と答えます。

エマがママに抱き着きいつものような様子を見せます。そこでコニーがイザベラみたいなお母さんに、なりたかったといっていたことを伝えるのです。それはイザベラとエマの心理戦のようでした。

鉄壁のイザベラ

エマはイザベラの鉄壁にあがこうとします。普段通りに接するよう焦りを見せます。黙らず普段通りにしゃべろうとしたとき、レイが夕飯の準備ができたことを告げに来るのです。その場で助かったとエマとノーマンが立ち去ろうとしたとき、イザベラが突然言います。

「あなた達二人昨日門へ行った?」

その質問にノーマンが瞬時に、「行かないよ?」と返します。

そして昼間は、鬼ごっこに夢中だったと談笑するなどして「どうして?」とイザベラに質問しますが、「いいえそれならいいの」そう言ってイザベラは、食堂に戻っていきました。

エマは立ちすくみます。ノーマンはイザベラが確認をしていることを確信します。しかし、イザベラ自身標的が2人であることがわかっていても、エマとノーマンであることに確信を持っていないことがわかりました。現段階では個人を特定できていないということにつながります。

エマとノーマンは脱出するための期間に猶予がないことでまずはロープの準備をするためある部屋の鍵を開けて中に入ります。

そんなイザベラは自室で言います。「誰一人逃さない生き残るのは私よ・・・!」その首筋には子供たちと同じ番号が記されていました。

4話:最善

エマとノーマンが鍵を開けて入った部屋は物置部屋でした。鍵を持っているイザベラも滅多に立ち入ることがない部屋でした。

ノーマンはここにロープがあることを推察していました。

しかしロープそのものはこの施設の生活上必要ないものです。そのため二人が考えたのがテーブルクロスを使って縛りロープを作ることでした。手に入れたテーブルクロスは気の穴に入れて隠し、塀を超えるための対策を練ります。

しかし、ここからが課題でした。それは全員の子供たちを連れ出すことです。

ここでレイはノーマンにこれらの真実を、すべてレイに話した方が良いのではないかと提案します。ノーマンも同じ考えでした。レイの冷静な判断や先を読む能力は脱出する際に、必要不可欠な人物であることは間違いないのです。

しかし、ノーマンには引っかかることがありましたが、なんとレイは二人の後をこっそりつけていたのです。レイは二人の様子が門から帰ってきた後に、おかしいと気づいていました。二人はレイにすべ手を話し、レイはすべてを理解しました。

反対を唱えるレイ

ですが、エマの全員を助けたいというという思いに対し、レイは反対を唱えます。全員の人数が37人とあまりにも多いこと、そして敵という存在が強敵ばかりだということに、全員で逃げることが不可能だと判断しています。

その様子を見てノーマンも気づいていた様子でした。それは全員で脱出することがただ脱出するだけではなく、脱出した後の危険も想定しなければならないことにありました。脱出しても、外は鬼が住んでいる世界だということも想定しておけなければならないのです。

そのため、レイは置いていくことを提案しますがレイは咄嗟に「やだ」と言い切りました。

レイは慌てた素振りを見せますが、エマはコニーで最後の犠牲者であってほしいという強い願いがありました。

「ないならつくろうよ外に人間の生きる場所」

「変えようよ世界」

レイはエマの不可能な要望に慌てますが、エマはレイが折れてほしいと説得します。

レイは怒ってノーマンを連れて二人で話します。レイはノーマンにエマがまるで不可能なことを言っていること、ノーマンも同じ判断ではないかと問いますがノーマンはエマが門から帰ってくるときに泣いていたといいます。しかし自分が怖くて泣いていたのではなく家族が死んでしまうことが怖くて泣いていたのです。

その姿を見てノーマンは、エマのことが好きだからこそ、エマが笑っていてほしいからこそ自分の最善の判断よりもエマの意思を尊重するのだとレイに伝えます。

「そのために僕は僕を利用するんだ」

レイは「バカげてる」そういってノーマンの考えに賛同しませんが、「放っとけないだろ」「放っとけるわけないだろ」とレイもエマの想いに賛同するのでした。

レイはエマとノーマンにとある本を見せます。タイトルが「機械工学と人類の歩み」という本です。注目してほしいのは中身ではなく出版年でいた。

その本の出版年は2015年、つまりその年までは、普通に本が出版できる世界だったということでした。今から30年前のことでした。そのことから30年の間に何があったのか、可能性として外に人間の世界がある可能性も秘めていることをレイは推察します。

5話:やられた!

3人は書庫で地図を広げますが、農園がどこにあるかもわからない状態で外の世界の情報さえ全くわからない状態です。そこで必要とされることが、誰一人死なせない力を持つことでした。

次の脱出するための準備をしようとしたとき、イザベラに3人は呼ばれます。呼ばれた先にはギルダとドンもいました。そこでイザベラは5人にある手伝いを頼むのです。

手伝いの内容は食糧庫の整理、予備リネンの点検、空き部屋の片づけなどでした。手伝いをしてから3日、どうでもよい手伝いにエマは危機感を感じますが、レイとノーマンはイザベラが確信づいていないこと、また年長者の5人から疑うのは自然であることを推察します。

しかし、昼の自由時間を削ってまで手伝いをさせる意図が読めません。レイはやはり、発信機の問題を解決しなければならないことを考えるのです。

施設内にある2015年までの書物に書かれた技術でレイが計算しても、発信機の取り付ける技術は不可能であること、自分自身に着けられている発信機の解釈が現段階では不可能であることを示唆しますが、ノーマンが予測を立てれば策があることを想定し、発信機の対策を考えるのです。

頭を抱えるノーマン

まるで情報が足りないため、ノーマンは策に対する困難を強いられるのです。策の方法は、発信機の「場所」と「壊し方」を掴むこと。

イザベラは手詰まることがわかっていて、余裕な様子を見せているのではないかと考えます。しかしノーマンはイザベラに引っかかる点があります。

「標的を探す必死さに欠ける」レイは言います。イザベラは母であり3人の師でもあるのです。3人を育てたのはイザベラ。そこで引っかかるのですが、ギルダとドンに呼ばれ、手伝いを再開するのです。

手伝いが終わった後に3人は驚きを隠せない事実を目の当たりにします。それはキャロルという新しい家族が増えること、そして新しいシスター・クローネがお手伝いとしてきたことでした。

大人が新しく増えたこと、そして赤ん坊が来るのもいつもより早いことから、3人が手伝いに行っていることでボロを出さないよう慎重になったこと、そして発信機というこの2つに気を取られている隙に、大人が増えることを想定できなかったという現状を突きつけられます。

手伝いをさせる意図はこれらの準備の時間稼ぎだったのです。3人の意図はイザベラに読み取られていました。

6話:キャロルとクローネ

3人はまんまと騙されてしまったことに悔しさを隠せません。さらに片づけていた空き部屋の場所である2階の子供部屋の中央にクローネが住み始めたのです。手伝いの内容こそクローネという敵を迎え入れる準備をさせられていたのです。

ノーマンは、イザベラがあえて与えていたヒントが読み切れず出し抜かれていたことに悔しさをにじませました。

ノーマンは母であるイザベラを超えなければ脱獄することは不可能だと確信するのです。

ここでレイはあることを指摘します。おれはイザベラの目的こそ怯ませることそのものだといいます。そこから逆にこの状況を“情報源が増えた”ということとして喜ぶべきだと思うのです。

3人は森で現状の整理をします。新しく入ってきたキャロルがどこから来たのかということ。キャロルはコニーの代わりとして補充要因できた子供です。ですがどこから来たのかと推測するに、1歳児の子どもを作るか攫うなどの拠点があることが想定されるのです。

次はシスター・クローネについてですが、クローネの存在から、GFと同じ農園がほかにある可能性と、鬼に従う人間がいる可能性が考えられるのです。

そこから見えてくるイザベラとクローネの生い立ちが、3人の知らない世界を知る鍵につながると考えます。

そこで、新しく入ったキャロルから、発信機の情報を入手できる可能性があることを想定します。

レイが語る3つのポイント

レイは言います。「大人が外を知る鍵」「キャロルが発信機の糸口」「なんかやっぱりママのやり口が変」ということなのです。

イザベラの行動には不可解な点が、いくつかあることを問題視します。いくつかの理由と狙いがあるからこそ、何か裏がある可能性があるのです。

しかし焦っている必要はありません。3人はすべきことを考えます。それはキャロルから発信機のヒントを得ることでした。

その頃、イザベラはクローネと部屋で話をしています。クローネはイザベラが最年少でママに抜擢され、上物以上の育成数が全棟歴代トップを貫いている優秀な先輩として尊敬していることを言いますが、イザベラはそんなクローネを一掃し「毎朝手エストでフルスコアをとるよりは簡単でしょう?」クローネに施設内の子供たちの情報資料を渡しながら言います。

イザベラは資料を見ながら自身が呼ばれた理由を聞こうとすると「秘密を知られた」と、イザベラから伝えられ驚きを隠せませんでした。焦るクローネにイザベラは落ち着かせます。「出荷まで逃さなければいいのよ」上には秘密が知られたことを報告せず、出荷することを最優先とします。

イザベラはクローネに今後指示を出し、それに従うように維持します。クローネも左胸に右手を当て、忠誠を誓います。

7話:頼んだぞ

施設内1~2歳の子供たち9人はイザベラと一緒に生活をしています。そのママの部屋で毎晩子供たちの着替えや入浴の手伝いを許されているのはなぜか年長の女子だけでした。

エマはその手伝いの隙にキャロルから発信機の手掛かりを掴もうとします。新しく入ってきたクローネは子供たちとなじんでいます。その様子をレイとノーマンは注意しつつ、全員を連れ出す方法を考えるのです。

その様子をクローネが覗き込み、「仲良くしましょう!」二人の手を取って握手を交わします。

「穏やか・・・」クローネが視察しながら嫌な笑顔を見せます。それはイザベラの失態を逆手に取り、自身がGFのママになることをたくらみます。

その頃エマはキャロルのお着換えのお手伝いをしながら発信機を探すのに困難を要します。どこを見ても見当たらないことに焦りを感じながらレイやノーマンがこのような時にどのような行動をとるのかを逸しに考えます。

すると、エマはあることに気づきます。それは子どもが出荷されるときに、成長しても発信機を取り出しやすい場所を考えます。

発信機の位置は耳の裏

その姿を一緒に手伝いに来ていたギルダですが、ギルダがエマに何かを聞こうとしたその時、エマはキャロルの左耳の裏をめくりました。

ギルダがその様子を見て、「虫刺され?」と言います。昔エマがイザベラに同じ質問をしたとき、病気の検査のために採決した後だと指摘されました。そしてエマは腫れたところを軽く触ると、しこりのようなものが入っています。

ついにエマは見つけ、どの子供たちにも同じ場所に同じしこりがあることも確認できました。しかし自身の耳を触ってもこんな小さなしこりがわかりません。1歳の子どもでなければわからないほど小さいものでした。

取り出すことが不可能だと感じたエマですが、エマが発信機を見つけたことで状況が進んだことで新たに発信機を壊す方法を探る決心をしたのです。

その頃イザベラは部屋にある地下室で報告をしていました。報告を終え通信を遮断しようとしたとき、イザベラを呼ぶ声が聞こえ、その声の主を「グランマ」と呼びます。

グランマと呼ばれる人はボスからの伝言と「例の3匹予定通り出せるな?」という言葉を伝えます。イザベラは「万事順調いつでもどの子でも」そうボスに伝えて下さいというのです。その声を、とある鬼の集会に届きました。

『約束のネバーランド』の原作・白井カイウ先生、作画・出水ぽすか先生とは

原作者の白井カイウさんは、かつて『アシュリー=ゲートの行方』という作品の原作も担当されたことがあります。

また、原作・白井カイウさん、作画・出水ぽすかさんで、『ポピィの願い』という漫画も「少年ジャンプ+」にて連載していました。

ただ、『約束のネバーランド』ほどヒットした作品はありません。なので、今回の大ヒットは二人にとって、初のヒット作品ということになります。

『約束のネバーランド』の感想や見所

第1巻で『約束のネバーランド』の物語は大きな変動があるなというほど、この作品の始まりはとても緊迫あふれるものとなっています。

第一話より事実を知ってしまったエマとノーマンから始まる脱出劇ですが、この1巻ではとても速いスピードでGFからの脱獄計画が進み、これからこの物語はどのような展開になるのだろうと先の展開すら予測しかねない状況になっています。

次の2巻もどのような展開にになるのか、果たして子どもたちは無事“全員”で脱獄することができるのか、そういった期待あふれる作品です。

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