『呪術廻戦』最新話72話のネタバレと感想!凶刃に倒れる五条 一方同化を目前にした天内は……?

2019年8月26日(月)に発売した週刊少年ジャンプ39号の『呪術廻戦』の最新話72話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『呪術廻戦』71話のネタバレと感想はこちら

『呪術廻戦』第72話「懐玉 –捌–」のネタバレ

特急呪具によって為す術なく倒される五条

術式を無効化する特級呪具、「天逆鉾(あまのさかほこ)」で喉を貫かれた、五条。

対する伏黒は更に、天逆鉾の刃を五条の胴体へと通し、その体を、滅多刺しにしてしまいました。

目から光を失って倒れる五条の額に、とどめとばかりに、伏黒が刃を突き刺します。

そうして、「少し勘が戻ったかな」などとうそぶきながら、伏黒は、血塗れで倒れた五条へと背を向け、歩き始めました。

黒井と別れて「本殿」へとたどり着いた天内 その時夏油は?

一方、天元様の元へと向かう、夏油・天内・黒井の3人は、呪術高専の最下層、「薨星宮(こうせいぐう)」の参道へと、到達していました。

するとそのエレベーター前で、黒井が、「私はここまでです」と言って、天内へと頭を下げます。

「理子さま…どうか…」

そう言って、悲しみをこらえるように、顔を歪ませる黒井。

そんな黒井に、天内もまた涙を流しながら抱きつき、互いに「大好きだよ」と、想いを伝え合い、その別れを惜しみました。

そうして黒井との別れを済ませた、天内。

夏油と2人になった天内は、遂に、天元様の膝下である、薨星宮の本殿へと、たどり着きます。

数十メートルはあろうかという、大樹を中心に抱くその場所で、夏油は、天元様の元への道筋を、天内に伝えます。

そこへ辿り着けば、同化までの間、天元様が守ってくれるのだ、とも。

しかし夏油は、続けて、こう言いました。

「それか引き返して」

「黒井さんと一緒に家に帰ろう」

その言葉が信じられず、思わず聞き返してしまう、天内。

それに対し夏油は、「君と会う前に悟との話し合いは済んでる」と言い、その際の会話を、脳裏に浮かべます。

「星漿体のガキが同化を拒んだ時ぃ!?」

「……」

「そん時は同化はなし!」

ともすれば高専の方針に背くような、五条の言葉。

それに対し、夏油は「天元様と戦うことになるかも知れないよ?」と危惧を伝えますが、夏油の記憶の中の五条は、どこ吹く風。

「なんとかなる」と言って、意に介しません。

「私達は」

「最強なんだ」

そう言って、天内を安心させるように、笑みを見せる夏油。

そんな夏油の様子に、天内は、驚きながらも、自らの想いを語り始めます。

「皆と離れ離れになっても」

「大丈夫って思ってた」

「…でもっ」

「でもやっぱり」

「もっと皆と…一緒にいたい」

そう言って天内は、はばかる事なく、涙を流し始めました。

そんな様子を見た夏油は、満足そうな顔を浮かべ、「帰ろう」と言って、天内へと手を差し伸べます。

それに対し、屈託のない笑みを浮かべた天内が、元気よく応じた、その瞬間。

軽い音とともに天内の頭が撃ち抜かれ、その体が、血だまりとともに床へと倒れました。

非情なるの銃弾 夏油VS伏黒開戦

「ハイお疲れ」

「解散解散」

そう言って、事もなげに本殿の入り口に立つ、伏黒。

その姿を見た夏油は、目を見開き、「なんでオマエがここにいる」と、尋ねます。

「五条悟は俺が殺した」

夏油へと、邪悪を体現したような、歯を剥いた笑みを見せた、伏黒。

「そうか」

「死ね」

その答えを聞いた夏油の周りに、まるで怒りを体現するかのように、巨大な呪霊が、複数体湧き上がりました。

『呪術廻戦』第72話を読んだ感想

最強の術師であるはずの五条が敗れ、本殿へとたどり着いた天内は死亡。

全てが、「呪術師殺し」伏黒の思い通りに進んでしまった、第72話でした。

現在における夏油が闇墜ちしてしまってるからには、ハッピーエンドはないだろうな、と覚悟していた過去編ですが、想像以上にハードな展開が待っていました。

現在で生きている五条はともかく、天内は、頭を撃ち抜かれて死亡。

もしも希望を持つのであれば、これら全て伏黒を出し抜くためのフェイクでした、なんて展開も予想出来なくはないですが……夏油のリアクション的に、それもちょっとなさそうです。

とにかく気分が沈む、急転直下の1話でした。

しかし、五条。

現在で生きている、という事を根拠に、前回も、前々回もあまり心配していませんでしたが、これ、何をどう考えても生きているとは思い難い……ですよね?

これで何かしらの策で復活されても、今度は「天内が殺された時に何してたんだ!」って話になりますし、話の転がし方的に、無理があると思われます。

超展開アリで考えるなら、「現代の五条と過去編の五条は別人」などという展開もあり得ますでしょうか?

とは言えそれも、あまり可能性の高い予想とは言い難いように思います。

……うーむ先の予想が全く出来ません。

話の内容とは裏腹に、作品の面白さはうなぎ登り。

そろそろ主人公である虎杖たちの存在も恋しくなってきましたが、五条過去編も、クライマックスに突入していると思われます。

次号を待ちましょう。

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