ブラッククローバーの漫画全巻を最新刊まで無料で読めるか調査!アニメの見逃し配信についても

集英社のコミック誌「週刊少年ジャンプ」にて、2015年12号より連載中の『ブラッククローバー』は、田畠裕基先生による大人気作品です。

魔法を使う世界でのファンタジーバトルアニメで、主人公アスタが過ごす世界に目が離せません。

そんな『ブラッククローバー』を無料で1巻から最新刊まで、全巻読めるか調べた結果!

6巻まで無料で読むことができたので、その方法をご紹介します。

『ブラッククローバー』を無料で1巻から6巻まで読む方法は?

調査した結果『ブラッククローバー』は、電子書籍サイトが読める漫画配信サービスで、初回無料登録でもらえるポイントを使って無料で、6巻まで読むことができます

下の表、配信サービスごとにもらえるポイントと無料で読める巻数の一覧表になります。

漫画配信サイト 付与ポイント ポイントで読める巻数
FODプレミアム 1300ポイント 3巻分を無料で読めます
music.jp 961ポイント 2巻分を無料で読めます
U-NEXT 600ポイント 1巻分を無料で読めます
ebookjapan なし(還元あり) 漫画は有料ですが、ポイントとして還元されます

※上記の情報は2019年6月時点での情報となります。

一覧表のサービスは、すべてお試し期間内に解約すれば、一切お金は発生しません。

それぞれのサービスの特徴やなぜ無料で漫画が読めるのか、詳しく解説していきます。

FODなら漫画『ブラッククローバー』3巻分が無料で読める

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そして、毎月8の日(8、18、28日)にログインすることで、それぞれ8のつく日に400ポイント付与され、1ヵ月間の無料期間中に合計で1300ポイントもうらうことができます。

さらに、FODプレミアムなら、電子書籍の購入金額の20%のポイントが還元されます。

『ブラッククローバー』は、FODだと1巻380ポイントで配信されており、ポイントを使って3巻分を無料で読むことができます。

FODおすすめポイント

  1. 話題のフジテレビのドラマやバラエティも見放題!人気の映画も充実!
  2. 最新作の有料映画も毎月もらえるポイントで無料で視聴可能!
  3. 無料漫画も充実!初月は無料で1300円分のお買い物ポイントをプレゼント!
  4. 購入した電子書籍の20%をポイント還元!
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music.jpなら漫画『ブラッククローバー』2巻分が無料で読める

music.jpは、「動画と音楽と電子書籍」の配信サービスをメインとしたビデオオンデマンド(VOD)です。

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『ブラッククローバー』は、music.jpで410円で配信されており、820ポイントで2巻分を無料で読むことができます。

さらに、music.jpならプレミアム会員限定で、電子書籍の購入金額の10%のポイントが還元されるので、もう1冊読みたい!というときにお得に読むことができます。

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U-NEXTなら『ブラッククローバー』の漫画1巻分とアニメ全話が無料で楽しめる

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『ブラッククローバー』は、410円で配信されており、登録時にもらえる600ポイントで、お得に1巻分を読むことができます。

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『ブラッククローバー』全巻読むならebookjapanがおすすめ

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『ブラッククローバー』は、ebookjapanだと1巻410ポイントで配信されているので、50%OFFクーポンで205ポイントで読むことができます。

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『ブラッククローバー』を6巻分を無料で読む方法のおさらい

今回紹介した、電子書籍配信サービスの無料登録でもらえるポイントを使った方法で、『ブラッククローバー』を1巻から6巻まで無料で読めます。

2019年6月の時点で『ブラッククローバー』は、「FODプレミアム」で3巻まで無料で読んで、「music.jp」で2巻を、「U-NEXT」で1巻を読むことができます。

それぞれの配信サービスサイトでもらえるポイントの早見表を改めて紹介します。

漫画配信サイト 付与ポイント ポイントで読める巻数
FODプレミアム 1300ポイント 3巻分を無料で読めます
music.jp 961ポイント 2巻分を無料で読めます
U-NEXT 600ポイント 1巻分を無料で読めます

各配信サービスで、もらえるポイントや特徴が違いますので、早見表を参考に検討されてみてください。

どの配信サービスでも映画やドラマが配信されているので、『ブラッククローバー』以外にも映画やドラマが見たいという方は、安心で安全な紹介したサービスを使って、漫画や映画をぜひ楽しんで見てみください。

『ブラッククローバー』をzip・rarで無料ダウンロードできるサイトは?

『ブラッククローバー』の漫画を無料で読みたいという方は、zip・rarファイルで無料ダウンロードできるサイトがないか探されている方もいると思います。

zip・rarを無料ダウンロードできるサイトは、許可なく漫画や音楽を無料で配信している著作権違反を侵害している違法サイトです。

しかも、利用した人の個人情報を盗むなどの悪質な性質をもったものが多く、危険性が指摘されています。zip・rarは、開くまでどんなファイルが中にあるのかが解りません。なので「解凍してみたら、漫画ファイル以外のものが入っていた」と言うことも多々あります。

その「漫画以外のファイル」が、もしウィルスや個人情報を奪うプログラムだったら……。

実際、zip・rarには悪質なプログラムが仕込まれていることが多く、個人情報を取られることもありますし、パソコンやスマホを壊すものが含まれていることもあります。

このような事態にならないためにも、漫画や音楽を楽しむときは正規のサイトにお金を払って楽しむこと、違法ファイルに手を出すことは避けることをおススメします。

トラブルに巻き込まれずに、『ブラッククローバー』を無料で読みたい方は、こちらで紹介しているサイトの無料お試しでもらえるポイントを活用して、お得に『ブラッククローバー』を無料で読まむことができますので、ぜひ試してみください。

『ブラッククローバー』あらすじ・ネタバレ

「人間は魔人に滅ぼされるかに見えたそれを救ったのはたった一人の魔道士だった」

ブラッククローバー1巻の冒頭ではかつて人類がある窮地に立たされた時に、救われた伝説を語るところから始まります。

魔法帝とは何なのか、魔道士とは何なのか、これから描かれるブラッククローバーの世界はまさに「誰でも魔法が使える」世界なのです。

主人公・アスタがこれから目指すもの、それはこの1巻から描かれます。彼が内に秘める想いとは、同じ生活を共にしたライバル・ユノとはいったいどのような人物なのか、そして二人が目指すものとは……。

少年の誓い

「魔法帝が帰ってきたぞォー!」

王都から聞こえる声援に目を向ける国民は、高くそびえたつ王都を眺め言います。「この国がこうして存在するのも代々の魔法帝のおかげだ……!」

冒頭で語り部として存在した「魔法帝」は、かつて討伐したと思われる怪物の亡骸の上に、立っているかのようにして像として立ち国の人々に敬われているようです。

そんな中、ある別の場所で大きな叫び声を、挙げてプロポーズをする少年がいました。

「いつか魔法帝になってアナタを幸せにしまァァァす!!!だからオレと結婚いてくださぁ-い!!!」

笑顔でシスターに断れてもあきらめず、「まだだあー!」「諦め―ん!」としつこく迫るのはこの物語の主人公・アスタ。

そんなアスタに「しつこぉーい!」水創生魔法“愛の聖拳突き”シスターの水創生魔法を、食らってもあきらめない中、ユノの風魔法で止められます。

アスタとユノはクローバー王国の辺境地である小さな村・ハージで育てられました。これらも日常茶飯事のようで、熱いアスタにクールなユノといった違うタイプ、それでも仲良さそうな生活を送っているよう。

魔法が使えないアスタ

しかし、ここで生活を共にしている子供たちから衝撃的な事実が飛び出します。

「魔法使えないんだから」

アスタは生まれながらにして魔法が使えない特異体質であったのです。一方ユノは魔法をいとも簡単に使いこなすことができるため、同い年であることから何かと比較対象になります。

協会の神父や子供たちからのユノへの期待は強く、「魔法騎士団に入れるのも夢じゃない」と言われるほどの才能の持ち主ですが、魔法の使えないアスタは夢をあきらめることはありません。「いつか魔法帝になって見せますから!」

そんな中、ある季節がやってきます。3月のホタルタンポポの綿毛舞う頃、年に一度全国各地で15歳になるものを、集めた魔導書(グリモワール)の授与式が行われます。

アスタとユノも授与式に参加し魔導書を受け取るのですが、ここでアスタの手元に魔導書が来ないのです。

アスタが周りの授与者に高笑いをされる中、その笑いを静止させたのはまばゆい光を放つ四葉のクローバーを持、つ魔導書を受け取ったユノでした。

「俺は魔法帝になる」ユノが導き出した魔導書は、かつて初代魔法帝も手にしたという希少な魔導書でした。

期待と歓声の中、アスタはユノに言います。「待ってろすぐ追い付く俺はお前のライバルだからな!」その言葉にユノは「……ありえねー!……」

その二人を影で見ている怪しいものがいました。

アスタとユノの友情

魔導書をもらえなかったことに途方に暮れるアスタでしたが、かつてユノと約束したことを思い返し、あきらめないことを再度誓います。

そのとき、ユノが元魔法騎士団で、盗賊のレブチに襲われているところを目撃します。レブチの目的はユノの魔導書でした。

そのユノを助けにアスタは飛び出しますが、魔導書を持たず、魔法を使えないアスタはいとも簡単に、苦戦してしまいます。

レブチに魔法が使えないことを咎められ、魔力が一切ないことを負け犬と虐げられ、絶望しそうになるアスタにユノが言います。「誰が負け犬だ……!」

かつてユノが町中でネックレスを強引にとられたとき、子供ながらにアスタが立ち向かい、ボロボロになるまで立ち向かい取り返しました。

ユノはアスタが「魔法帝になる」といった言葉、それを今でも忘れずに「アスタはおれのライバルだ」ユノは魔法が使えずとも、勇敢に立ち向かうアスタをライバルだと認め続けていたのです。

魔導書を手にしたアスタ

その瞬間、アスタの目の前に魔導書が現れます。

「クローバーの葉にはそれぞれ“誠実”“希望”“愛”が秘められている四枚目の葉には“幸運”が宿る五枚目には“悪魔”が棲む」

アスタが手にした魔導書は、五枚目の葉の宿る黒の魔導書でした。アスタの目の前にグリモワールから出現した黒い剣、これは反魔法(アンチまほう)の魔導書で、魔法の使えないアスタしか使えない魔導書でした。

剣を振り回し、レブチの魔法を剣でさばき、ついに一撃を喰らわしました。

レブチを倒し、アスタとユノはお互いの握りこぶしを重ねあいます。「どっちが魔法帝になるか勝負だ」と。

魔法騎士団入団試験

魔導書を受け取って半年後、魔法騎士団入団試験会場に集う人々がいました。

魔法騎士団とは九つの騎士団から成る魔法帝直属の戦闘に特化した魔道士軍団で、全国民の憧れでもあるのです。

試験会場には緊張している人ばかりで、その頭上にはアンチドリという試験会場の名物となっている鳥が飛んでいました。アンチドリは魔力が低い人に多くたかる鳥です。

そのアンチドリを全く寄せ付けることのないユノに、人々は注目していました。しかしユノに対してアスタはというと、アンチドリが四方から押し寄せられる状態に。

アンチドリを必死に追い払おうとしたとき、とある人物にぶつかります。「殺すぞ小僧」煙草を加え目つきの悪い貫禄の漂う男。

アスタは男の見てくれに恐怖を覚えますが、「フケ顔」などといったことにより頭をわしづかみされます。

黒の暴牛の団長、破壊神ヤミ・スケヒロの登場

そこで男性を「ヤミさん!」と止めてくれたのが、フィンラルという男性と、その付近にいたゴードン、そしてアスタの頭をわしづかみにしている男性こそ、その二人を率いる魔法騎士団の一つ「黒の暴牛」団長“破壊神ヤミ・スケヒロ”でした。

魔法騎士団の中でも「黒の暴牛」はならず者騎士団と言われ、悪評高い騎士団ともいわれ悪評高い騎士団でもあるのです。

さて、その中で騎士団の団長が一堂に現れます。魔法騎士団入団試験を仕切るのは、現最強魔法騎士団と言われる「金色の夜明け」団の団長を務める「ウィリアム・ヴァンジャンス」です。仮面をかぶり高貴にふるまう男性は次期魔法帝の最有力候補ともいわれています。

ヴァンジャンスが魔法を使い、試験者の手元に箒を持たせます。そして第一試験がスタートします。

試験内容は試験者にいくつかの試験を受けてもらい、その様子を魔法騎士団長が審査してほしい人材を採択するという試験方法です。

さて一次試験は魔法で現れた箒を使って飛んでもらいます。ユノは軽々と箒に立ち空を飛びます。反対にユノは箒にまたがっても浮くことすらできません。

その様子を「フッハ」といい、口癖のように話しかけるセッケという男性がいました。箒で空を飛べないアスタ

を自分の引き立て役として、利用しようとアスタに近づきます。

こうして様々な試験が続き、魔力のないアスタはどんどん苦戦を強いられます。

そして最終試験は実践形式。二人一組になり戦います。セッケはもちろんアスタを指名しますが、ここでセッケはアスタを愚弄するセリフを吐きます。

セッケはアスタに確実に勝てる余裕を見せますが、セッケに高速で反魔法を振りかざすのです。日頃から鍛え抜かれた身体能力により動きに速さが生じ、反魔法の件によってセッケの魔法ごと一網打尽にします。

魔法帝への道

「ありゃ魔法を使ってねー」ヤミはアスタの能力にいち早く気づきました。それを共に見ていたヴァンジャンスも。

次はユノがサリムという男に戦いを申し込まれます。が、ユノの風創生魔法により一撃で倒されてしまうのです。

そうして最終試験も終わり、受験番号順に前に立ち魔法騎士団長に指名されます。指名される人もいればいない人もいる。

そのような厳しい試験結果の中、ユノの番が回ってきたとき、九つの団長全員が挙手をしました。

そして、ユノは魔法帝になるための最も近い団を選択します。「「金色の夜明け」団でお願いします……!!」

その次にアスタの番がきました。アスタの番ではどの団長も手を挙げませんでした。が、ヤミがその中でアスタに伝えます。

「結局魔騎士に求められるのは魔力だ」ヤミから放たれる魔力の重圧にアスタは驚きましたが、続けてヤミはアスタに「魔力がない分際で魔法帝になれるとほざけるか……?」しかしアスタの医師は変わりません。「俺はいつか魔法帝になってみせます……!」

魔法帝を目指すアスタ

その姿を見たヤミは大笑いをし「お前面白い!!」アスタを黒の暴牛へと入団させるのです。そして言います「魔法帝になってみせろ」と。

試験が終わり、便意を催したアスタは猛スピードでトイレへ向かいます。その様子を見ていたセッケ。

自身が思っていない魔法騎士団の団に入団することをアスタのせいだと思いトイレでアスタに魔法を仕掛けようとしますが、その様子を見ていたユノに魔法で止められます。ユノはセッケに言い放ちます。

「アスタにはお前じゃ足りない。」ユノはアスタをライバルとして、アスタはユノをライバルとして、二人の夢である魔法帝の第一歩を踏み出すのです。

そしてアスタはフィンラルの空間魔法によって黒の暴裕のアジトまで案内されます。

そこで初めて目にいた光景は爆発、そして酔っ払った下着姿の女性、鏡を見て鼻血を垂らす人、何もしゃべらない大きな人達でした。この異様な光景を生み出している集団こそ、「黒の暴牛」なのです。

黒の暴牛の団員たち

アスタは気合を入れて挨拶をします……が、黒の暴牛メンバーは個々にマイペース性があるためアスタの話を全く聞いていません。

しびれを切らしたヤミが壁を殴り怖して叫んだとき、暴れまわっていた団員がやっとヤミが帰宅したことに気づきます。闇に駆け寄る団員達。

そしてヤミから新入団員のアスタの紹介がありました。そんなアスタに下着姿で迫るのがヴァネッサ。さらにヤンキーのような風貌をいている男、マグナが黒の暴牛の洗礼を受けることでローブを託すことを申し出ます。

アスタはマグナの洗礼を受けます。それはマグナの攻撃魔法を避けたり防いだりするということ。

マグナは炎魔法をアスタめがけて放ちます。それは爆殺轟炎魔球という魔法で、豪速球の炎のボールを放っているような技です。

アスタは直観で防ぐことができないと判断し、剣を振りかざして魔球を撃ち返しました。打ち返した魔球はマグナに直撃しましたが、マグナはアスタを気に入りました。

魔力がないことをアスタが打ち明けたとき、マグナは言います。「余計かっけーじゃねぇか!さてはオマエ……漢だな?」アスタに寄り掛かるほかの団員達。

そしてマグナはアスタに黒のローブを手渡します。「これでオマエも魔法騎士団「黒の暴牛」の一員だ!!」

その様子を上から見下ろしている一人の少女がいました。

もう1人の新入団者

アスタはマグナに黒の暴牛のアジトの中を案内してもらっていました。その時、銀色の髪の少女と出会います。

アスタは挨拶をし、握手を求めますがすかさず手を振り払われます。彼女の名前はノエル・シルヴァ。アスタを下民の小虫と言い、自身は王族だといいます。

アスタは小虫と言われノエルに食って掛かりますが、ノエルはアスタに魔法で実力の差を見せつけようとします。

……が、なぜかノエルが発動した魔法が左に急カーブをし、アスタの横にいたマグナに直撃しました。その状態をノエルが「あなたの立ち位置が悪い」と言い切るのです。

王族であるノエルは銀翼の大鷲団長の妹です。しかし黒の暴牛に入団した理由があるようで、マグナが引き受けてくれたのはヤミだけだと憤慨すると、罰の悪いノエルはその場から立ち去ってしまいます。

程なくして夜、アスタがトイレの場所を探していると、外から物音がしました。音のする方へ行くと突然水の魔法に襲われます。

出来損ないのノエル

そこには魔法を練習しているノエルがいました。ノエルはうまく魔法操作ができず、王族である家族に「一族の恥」「出来損ない」と言われていました。

絶対に認めさせたい一心で努力をし続けているノエルですが、魔法操作ができないノエルが発動した魔法は大きな水の塊を生み出し、その水中でノエルは自身を閉じ込めてしまったのです。

あまりにも大きな魔力量で、ほかの団員も何かと外に出てきました。ヤミはすかさずアスタを担ぎ、「限界を超えろ」そういってアスタをノエルの作り出した水の塊にめがけて投げ飛ばしました。

アスタは剣で水の塊を切り、割れたところから出てきたノエルを助け出しました。

ノエルは自身が魔法操作できない姿をバカにされると思いましたが、アスタはあまりにも大きな魔力に圧倒されノエルに驚きます。

「特訓して自在に操れるよーになればお前は無敵だな!」そしてその姿を見ていたほかの団員達も、ノエルの欠点を誰も咎めることなく受け入れるのです。

「よろしくお願いします」心を通わせたノエルは、アスタと握手を交わしました。

ゴーゴー初任務

「そもそも魔法騎士団て何するんスか?」

入団したのは良いものの、アスタは魔法騎士団がどのようなものかを理解していませんでした。

相変わらずお酒が入っているヴァネッサ、戦いが好きなラック、シスコンのゴージュ、食べることが好きなチャーミー、変身魔法の達人グレイなど、異様な魔法騎士団員に聞いてもいまいち何をするかがわからない中、そんな二人に初任務が下されます。

それはソッシ村での猪狩りでした。初任務に不満のあるアスタとノエルですが、ヤミ団長の脅迫により行かざるを得ません。さらに二人して箒に乗ることが困難なため、マグナの魔法によって任務地に移動します。

しかし目的地のソッシ村では異様な光景が広がっていました。村が霧に覆われているのです。その霧は魔法で生まれた光景でした。

マグナはアスタに剣で霧を払うことを指示します。しかし霧が晴れ、出てきたのは一点に集まる村人たちの上に無数の大きな棘が静止しているまさに窮地の光景でした。

「処刑」その言葉と同時に静止していた無数の棘が村人たちの頭上から落ちてきます。それをマグナが破壊し、間一髪村人たちを救うことができました。しかし村人たちの中に、息絶えている男性が一人。それは今回の任務をヤミに依頼した男性でした。

マグナはこの攻撃を仕掛けた不気味な男性に叫びます。しかし冷酷な表情を見せる男性は再度攻撃を仕掛けてきますが、それをアスタが防ぎます。

ノエルの魔導書に刻まれた新たな魔法

アスタは非道なことをした男に怒りを覚えます。男性とフードを被った人達はアスタたちが魔法騎士団だということを認識したうえで、探し物をする目的を持っているようでした。

そのためにアスタたちを5分で始末しようとたくらみますが、アスタは敵の間合いに入り攻撃を仕掛けます。

アスタはどうしてこのようなひどいことをするのか男に尋ねます。するとソッシ村が下民が住む恵外界であることから、下民である村人を取るに足りない獣に見えないかと言い出すのです。しかしアスタも下民出身。

かつてシスターに身分の差や住んでいる世界が違うことを教えられたことを思い出します。アスタは言います「その人達は俺が守るべき存在だ!」身分などどうでもよいアスタは男に共感することなく真っ向から攻撃をしかけます。

しかし相手の氷魔法によって無数の棘がアスタと後方にいる村人たちを襲います。マグナも応戦し、氷の棘を破壊していきます。ノエルも参戦しようとしますが、攻撃魔法が当たらず自分自身が足手まといだと痛感します。

しかし、ノエルの足元に助けを求める女の子がいました。その姿を見てノエルの魔導書に新たな魔法が刻まれます。

その魔法は「海竜の巣」ノエルの膨大な魔力によって作られた円の最強な防御魔法でした。円の中にいる村人たちから氷の棘をいとも簡単に守り抜くことができるのです。その魔力に驚く男の隙をつき、アスタの渾身の一撃を喰らわせました。

『ブラッククローバー』の作者・田畠裕基先生とは

福岡県古賀市出身、血液型はA型の田畠裕基先生。

子供の頃は、絵を描くか虫を捕まえるのが好きだったそうです。

保育園の頃からジャンプを読みふけり、『DRAGON BALL』『幽☆遊☆白書』『SLAM DUNK』『ONE PIECE』などの漫画にハマったことをきっかけに、漫画家を目指すようになります。

2005年に『ガランス』という漫画でデビュー後、2011年には『HUNGRY JOKER』で第7回ジャンプ金未来杯の優勝を果たします。

2012年から、『HUNGRY JOKER』で1年ほど連載を続けますが、打ち切りとなってしまいました。

しかし、その3年後の2015年、『ブラッククローバー』を連載したところ、これが予想外の大ヒット。

『ブラッククローバー』はジャンプの代表作と言われるほどの人気作品へと、成長していきます。

『ブラッククローバー』の感想や見所

一見ファンタジー性の強い作風に見える第1巻のスタートでしたが、主人公のアスタ、そしてアスタを認めるユノ、この二人の友情にも目が離せない作品だと感じます。

第一巻よりアスタが魔道士になるところまでが描かれていますが、アスタが住むクローバー王国という魔法が使えることが当たり前の世界で、アスタという魔法が使えない異質な存在が、どこまで成長するのかも見どころではないかと思います。

さらに、アスタが手にした魔導書の秘密も気になるところです。魔力が全くないアスタが手にした魔導書とはどのようなものなのか、また新たに描かれる黒の暴牛の仲間やアスタの魔法騎士団としてのこれからとは、いったいどのようになっていくのかが楽しみな作品です。

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