2019年12月16日(月)に発売した週刊少年ジャンプ55号の『Dr.STONE』の最新話133話「滅びの煌めき」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。
前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。
目次
『Dr.STONE』第133話「滅びの煌めき」のネタバレ
再び奪取される石化装置 そしてオオアラシが島の中央へ向かう
イバラの手を撃ち抜き、石化装置を奪取した陽。しかし、イバラの転機により、陽は手に石化装置を握ったままその効力を起動されてしまいます。
「3m(メートル)」
「1second(セコンド)」
イバラの言葉により、限定的な範囲でのみ光を放つ石化装置。それにより陽は石像になり、石化装置は再びイバラの手に渡ってしまいました。
(オオアラシ!)
(すぐにこの石化装置持たせて…)
そうするや否や、すぐに島全体の石化を目論むイバラ。
しかし、「石化装置」の恐ろしさを知ったオオアラシに石化装置を渡しても、島の中央へと走って行ってくれる事はないと踏んだイバラは、その場で策を巡らせます。
そうしてイバラは、ほどなくしてから石化装置へと命令を入力します。
「2000m(メートル)」
「15minutes(ミニッツ)」
2000メートル、15分。距離と時間を石化装置へと伝え、イバラは海面に浮かんでいたオオアラシを捕まえます。
一方その頃。海岸にいた羽京は、イバラが陽を石化した際の音声入力の言葉を耳ざとく聞き取っていました。
そしてその後、間もなくして島の中央へと走っていった、オオアラシを見つけると羽京は、彼が「石化装置」を持っている事を確信。
大樹の大声を使い、仲間たちにオオアラシが石化装置を持っている事を伝えます。
「島を全部包む気だ」
「止めろ───!!!」
石化装置を持ち走るオオアラシ 科学王国がそれを止めに入るが?
そうして、走るオオアラシを科学王国の一行が追いかけ始めます。
しかし、「パワーだけ」なら、イバラも認めるオオアラシ。その進撃は一向に止まらず、龍水、千空、クロムなどの面々は、どうにかオオアラシを止める術がないかと、知恵を絞ります。
そしてその時。この島に来て最初の石化光線を、間近で観察していたクロムが何事かを思い付きます。
「計ってたんだ」
「石化光線のデカくなり方は」
「ずっと、同じスピードだぜ」
そう、己の気付きを、千空へと伝えるクロム。しかしクロムは、それだけを伝えると、走るオオアラシを追いかけ、千空を置き去りにしてしまいました。
「フゥン何か閃いたな」
「言えクロム」
「おぅよ最低のヤベー手をな」
そう言い合いながら、共にオオアラシを追いかける、龍水とクロム。
そうした、科学王国民の奮戦もあって、遂に大樹が、島の中央へと向かうオオアラシを捕まえる事に成功します。
「取り上げるんだ石化装置を!』
「すぐ遠くに投げ捨てなきゃ」
しかし、その時。オオアラシの手の中を検めたソユーズが、そこに、石化装置など握られていない事に、気がつきます。
イバラの卑劣な策略 そして遂に絶望の光が島を包む
そんな科学王国の面々に対し、激しく焦った様子で抗議を送るオオアラシ。
「どけえええイバラ様が教えてくれたんだよ」
「島の真ん中まで行きゃ石化しねえですむって…」
実はオオアラシは、海上でイバラに捕らえられた時。不意に飲み込んでしまった海水と共に、石化装置をも、その腹の中に飲まされてしまっていたのです。
そんなオオアラシへと、いけしゃあしゃあと、「石化を回避するには島の真ん中まで走る事」と教えていたイバラ。
どうする事も出来ないまま、一行の目の前、オオアラシの腹の中で石化装置が起動音を発し始めます。
それを、邪悪な笑みを浮かべながら海上から見守るイバラ。
やがて、オオアラシの腹の中で起動した石化装置は、激しい光を放ちながら島の全てを覆い始めました。
しかし、そんな中。石化の光の範囲の中にいた、科学王国の一行は龍水とクロムを中心に、クロムの「策」を実行するべく動き始めていました。
「おぅ、託したぜ千空!」
そう言って石化の光の中、千空へと語りかけるクロム。
「石化装置を打ち破れんのは」
「千空テメーだけだ」
「その科学の」
「思考力でよ… …!」
そう言いながら、光に飲み込まれ石化していくクロム。
その言葉を受け千空は、焦りの表情を浮かべながらも石化光線への対抗策を実行し始めます。
『Dr.STONE』第133話を読んだ感想と考察
船上から海へと飛び込みながら、石化装置を起動させ陽を石化させたイバラ。
イバラはそのまま石化装置をオオアラシに渡し、再び島全体の石化を目論みました。
それに気付いた科学王国民一行は、オオアラシを止めるべく奮闘。しかし、オオアラシの腹の中に収められた石化装置は止めようがなく、あえなく島は2000メートルもの広大な範囲の光に飲み込まれ始めました。
今までの「Dr.STONE」の登場人物の中でも、一際悪辣な手段を選ばない「悪役」として徹底して描かれて来たイバラ。
とは言え、作風的にも最終的には、何かしらの形で和解をするものだと思っていました。
しかし、キリサメを裏切った事や、今週オオアラシに石化装置を飲ませた事など、ここ数週のイバラの行いは明らかに度を超えた悪意に満ちたもの。
「和解」というビジョンが、見えづらくなってきました。しかし、千空たちがあくまで「不殺」を貫くであろう事は確実。
本エピソード、「石化装置」や、それに関する謎を、解き明かしたとしてもイバラが何かしらの報いを受けず、終結する事はないと思われますが、どのような結末が用意されているのでしょうか。
このように、ついに石化装置が起動し、光に包まれ始めた石化王国。
このまま目論見が実を結んだとしても、少なからずの島民までもが石化、オオアラシ・キリサメは退場という事になるので、正にこれがイバラの最終手段なのだという事が解ります。
一方の科学王国民一行は、石化の光を浴びる中、何かしらの策を残した様子ですが、どのようにして千空がこの窮地を乗り越えるのか全く予測がつきません。
しかし、イバラの行く末を含め次週で何かしらの決着がつくであろう事はほぼ確実。
いよいよ「Dr.STONE」の物語にも、1つの節目が、訪れようとしています。
『Dr.STONE』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法
毎週、Dr.STONEの最新話が待ち遠しいですが、単行本でまとめて読みたい、過去の作品をまだ見ていない方のために、最新巻や過去作品を無料で見る方法を紹介します。
やはり漫画は絵付きで読みたいですよね!鬼滅の刃の単行本を無料で読む方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
- 『ONE PIECE』尾田栄一郎
- 『HUNTER×HUNTER』冨樫義博
- 『ハイキュー!!』古舘春一
- 『僕のヒーローアカデミア』堀越耕平
- 『ブラッククローバー』田畠裕基
- 『ゆらぎ荘の幽奈さん』ミウラタダヒロ
- 『鬼滅の刃』吾峠呼世晴
- 『約束のネバーランド』原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか
- 『ぼくたちは勉強ができない』筒井大志
- 『Dr.STONE』原作:稲垣理一郎 作画:Boichi
- 『アクタージュ act-age』原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ
- 『呪術廻戦』芥見下々
- 『チェンソーマン』藤本タツキ
- 『神緒ゆいは髪を結い』椎橋 寛
- 『サムライ8 八丸伝』岸本斉史・大久保彰
- 『ふたりの太星』福田健太郎
- 『ビーストチルドレン』寺坂研人
- 『トーキョー忍スクワッド』田中勇輝・松浦健人
- 『夜桜さんちの大作戦』権平ひつじ
- 『ミタマセキュ霊ティ』鳩胸つるん
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