「週刊少年ジャンプ」誌上にて、燦然と輝く異色の科学ファンタジー『Dr.STONE』。
主人公・千空によって作られる科学アイテムが、失われた「文明」を再開発していく特異なストーリーは、連載開始当初から大きな話題を呼び、2019年にはアニメ化も果たす、人気作に成長しました。
さて、そんな今最も勢いに乗っている漫画『Dr.STONE』。新たな敵の影も見え隠れし始める中での、新天地への旅立ちを描く、第12巻が発売されました。
この記事では、2019年9月4日に発売された『Dr.STONE』最新刊12巻を無料で読む方法をはじめ、ネタバレ見所や感想をまとめて紹介します。
目次
『Dr.STONE』12巻を無料で読む方法
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『Dr.STONE』12巻の概要
気球や農耕、カメラ、油田など、新たな文明を次々と開発し、新天地への旅立ち準備を進める千空たち。
そんな中千空たちは、レーダーの試験運用を求め、出航した近海にて、「WHY」の信号を送り続ける謎の文明、通称「ホワイマン」の影を感じ取ります。
千空一行以外で、ストーンワールドにおいて初めて感じ取る事の出来た「文明」の影。
敵か味方かも解らない「ホワイマン」の正体を探るべく、機帆船の建造を急ぐ中、千空たち一行は、遂に鉱山の開発にまで、手を染めました。。
『Dr.STONE』12巻の収録話
- Z=98 龍水
- Z=99 科学王国写真日記
- Z=100 はじまりの百物語
- Z=101 TREASURE BOX
- Z=102 科学船ベルセウス
- Z=103 絶望と希望の光
- Z=104 科捜研の男たち
- Z=105 島一の美少女
- Z=106 石化の秘密
『Dr.STONE』12巻のあらすじ・ネタバレ
重要物資「石油」に続き、遂に鉱山までもを手中に収めた千空たち。一行は物流網を利便化するため、アスファルトまでもを開発し、大型機帆船開発のための下地を、整えて行きます。
頓挫しかける造船計画 しかし龍水は諦めず「欲しい」を貫く
しかしそんな折、機帆船開発に着手していたカセキから、千空の元に、技術的な問題により、大型船の建造が暗礁に乗り上げている、という旨の連絡が入ります。
千空は大型船建造を諦め、新天地への乗り物を、小型の船に切り替えようとします。しかし、「諦める」という事を知らない龍水は、その代替案を一蹴。
己が作る精緻な模型戦を元にして、それを正確に拡大する事による、新たな機帆船建造計画を、打ち立てます。
そうして始まった、新たな機帆船建造計画。記者である北東西によって写真記録が作られる中、科学王国では、1年もの時間が経過。
そして遂に一行は、西暦5741年9月10日、機帆船「ペルセウス」の竣工へと、こぎつけました。
「ペルセウス」の竣工と出港 一行は「宝島」を目指す
そうして一行は、日本に残る「発展チーム」と、船に乗る「冒険チーム」とに振り分けられて行きます。
めぼしいエンジニアとパワーチーム、そして牢屋に収監された氷月とほむらをも船に乗せ、遂に「ペルセウス」は日本を出港。
最後まで同行を渋った銀狼も、最終的には冒険チームに加わり、一行は石化の謎を探るため、宇宙船ソユーズの眠る「宝島」を目指し、旅立ちました。
石神村に伝わる「百物語」により、宇宙船ソユーズに数多の希少鉱石が眠っている、とあたりを付けた千空。
その中でも特に重要なのは、復活液を量産するための「プラチナ」であると、千空は言います。
そんな折、石神村で通称「名無し」と呼ばれていた男が、千空たちに声をかけてきました。
「名無し」いわく、彼の本当の名は「ソユーズ」。その本当の出生地は、石神村ではなく、一行が目指す「宝島」であると言いのです。
そうして、無人島ではないという事が、新たに判明した「宝島」。
その住民が千空たちにどういう反応を示すのか、など、新たな不安も抱えつつ、一行は、嵐吹き荒れる中、第1の目的地「宝島」へと辿り着く事に、成功しました。
宝島へと辿り着いた一行 しかしその時船員を石化の魔の手が襲う
島の動向、そして最優先の確保目標「プラチナ」のありかを探るため、千空、ゲン、コハク、ソユーズの4名は、偵察目的で島へと降り立ちます。
そうして残された「ペルセウス」の一行は、どういう訳か、海底に眠る数多の石像を発見。更に龍水は船上にて、何者かの視線を察知します。
一方、島に降り立った千空たちは、ペルセウスの方向に異常を感じ取ります。
電話にも出ない船上の面々に、違和感を感じた一行は、望遠鏡を使って船上の様子を確認。
そうして一行の目に映ったものは、1人残らず全員が石化し、全滅の憂き目を見た、龍水らペルセウス乗員たちの姿でした。
ペルセウス乗員の中、龍水によって石化から逃れたスイカは、千空たちとの合流を目指し、動き始めます。一方の千空たちは、島に人間が存在する、という痕跡を発見。
蘇りつつあるソユーズの記憶も鑑み、島には、石化を操る「敵勢力」と、石化から逃れる「味方勢力」が有ることを、突き止めます。
島民発見 そして浮かび上がる「敵勢力」の影
島内に残されたわずかな痕跡を、千空の科学・ゲンのメンタリズムで解析し、その動向を探る一行。
やがて千空たちは、どういう訳か、3人の男から同時に求婚される、少女の姿を発見します。
物陰からその様子を窺う中、「アマリリス」と呼ばれた少女の言動から、島には石化を操る「頭首様」と呼ばれる存在がいる事を、千空たちは察知。
一行は、プラチナの早急な確保のためにも、アマリリスへと接触を図ります。一行を不審に思いながらも、どういう訳か、ソユーズを「頭首様」と勘違いするアマリリス。
そんな中、アマリリスの求婚を断られた男たちは、無謀にも「頭首」を倒すべく、暴動を起こしかけます。しかし暴動は、千空が作った化学兵器により、血を見ることなく鎮圧。
その力を見たアマリリスは、千空たちに助力を求めると同時、過去に見た「石化」の秘密を、語り始めました。
幼少の頃、禁じられていた外洋への旅立ちを画策していた、アマリリスとその友人たち。それを発見したのは、「頭首様」が抱える最強の2トップ、「モズ」と「キリサメ」でした。
その2人が投擲してきた謎の物体から、光が溢れると同時、それを浴びたアマリリスの友人たちは、次々と石化。「光」の範囲から逃れたアマリリスを除き、全滅してしまいました。
浮かび上がる「石化武器」の姿 後宮潜入計画スタート!
顛末を語り終えたアマリリスは、「石化」が「武器」によるものなら、盗んでしまえばいい、と結論づけます。
それを聞いた千空もまた、同調。かくして一行は、翌日に迫った、頭首に嫁ぐ「後宮」を決めるための選抜に臨むことを決意。後宮選抜
に潜り込むための、「コハク大改造計画」が、スタートしました。
『Dr.STONE』12巻の感想と見所
遂に大型機帆船「ペルセウス」が竣工し、外海へと旅立った一行。そうして辿り着いたのは、全人類を救うための「プラチナ」が眠る、「宝島」でした。
しかしそこで千空たちが出会ったのは、まさかの「石化現象」を操る謎の勢力。
壊滅寸前まで追い込まれた「科学王国」の一行が、反撃の糸口を探り始めた、第12巻でした。
今巻における1番の見所は、なんと言っても「石化現象」を操る、新たな敵勢力の存在でしょう。
3700年ものはるか昔、地球全土を襲い、人類を絶滅寸前まで追いやった「石化光線」。
物語の根幹を為す、と言ってもいい石化光線を、まさかただの1勢力が、しかも島を牛耳る「武器」として行使してくるなど、まったく予想の出来ない、驚きの展開でした。
遂に完成した、機帆船「ペルセウス」。石化の謎を探るため、そして世界の全人類を救い出すため、これまでの「スクラップ&ビルド」から一転した、全くの新展開が
始まりを告げました。しかしこれにより、今までに「Dr.STONE」で描かれてきた、「科学製品の開発」→「文明の発展」という流れは、一時潰えてしまうのではないか、という懸念もあります。
とは言え、新たな敵勢力「石化王国」や、新キャラの追加など、次なる展開への布石は充分。
アニメ化を果たすほどの人気を得た本作ですが、今までと同等、もしくはそれ以上の勢いを維持出来るのか。次巻以降にも、引き続き注目して行きたいところです。
『Dr.STONE』13巻の発売日はいつ?
『Dr.STONE』の単行本が過去に発売された日程を一覧で紹介します。
巻数 | 発売日 |
---|---|
8巻 | 2018年12月4日 |
9巻 | 2019年2月4日 |
10巻 | 2019年4月3日 |
11巻 | 2019年7月4日 |
12巻 | 2019年9月4日 |
13巻 | 2019年11月1日 |
表を見ていただくとわかる通り『Dr.STONE』の最新刊は3~4ヶ月周期で発売されており、発売月の3日または4日に発売されています。
少年ジャンプの公式サイトで『Dr.STONE』13巻の発売日は、2019年11月1日と公開されました。
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