『Dr.STONE』最新話132話のネタバレと感想!氷月VSモズ決着、石化装置を持つ陽へイバラが急襲

2019年12月9日(月)に発売した週刊少年ジャンプ54号の『Dr.STONE』の最新話132話「最強の武器は」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『Dr.STONE』131話のネタバレと感想はこちら

『Dr.STONE』第132話「最強の武器は」のネタバレ

石化装置を手にした陽 しかし氷月はモズに追い詰められていく

キリサメを石化させ、石化装置を手に勝利を確信するイバラ。

しかしその時、海上に落ちた陽が、イバラの掌に向け銃に残っていた最後の弾丸を発射しました。

「ウォアアアアアアア」

そう、断末魔のような悲鳴を上げ石化装置を取り落とすイバラ。

それを見た陽は、その先へと急ぎ泳ぎ、見事、海に落ちた石化装置を奪取する事に成功しました。

一方の船上では、未だに氷月とモズの激しい戦いが続いていました。海上に居る陽は石化装置を奪取したものの、その使い方が解りません。

そうする内にもモズの猛攻を受け、荒い息を吐き始めた氷月。

「ん──氷月、君強いは強いけどさ」

「槍さばきが努力型の汗臭さってか」

「練習超ガンバっちゃってきました感丸出しだもん」

「残念、それじゃ一生勝てないよ」

「俺は天才だからね」

そう言って、氷月へと勝利宣言をしてみせるモズ。それを受け氷月は、まるで逃げるようにして船上から海上へと身を投げ出しました。

(落ちたんじゃないな)

(水中にかわした──)

そう、氷月の行動を分析し、その後を追うモズ。水中であろうともモズの強さは衰える事を知らず、やがて氷月は石化王国のある島へと追い込まれて行きます。

「必死じゃん逃げんの」

「ダサすぎだろ」

そう言って、なおも氷月を追い詰めていくモズ。しかし氷月は逃げながらも「ある事」を考えていました。

(そう、千空クンは)

(尻尾を巻いて逃げるような男ではない)

そう考える氷月が、モズから逃げる間。島へと先んじて辿り着いていた千空たちは、どういうわけか自生していた竹を切り倒していました。

(武力のジョーカーである私の)

(最強の武器を)

(必ず! 作り上げてくれる!)

(それを信じて…)

自分が、千空たちを「信じる」気になっている事に気づき、薄く笑顔を漏らす氷月。その間にも千空たちは、切り取った竹筒を使い「何か」を工作して行きます。

千空が作ったのは「管槍」 それをもって氷月はモズを打ち倒す

「黒鉛つまり煙突のススに」

「アルコールでもブッかけてぬめらせりゃ」

「即席潤滑油の完成だ!」

そう言って、カセキの手を借りつつ竹筒の内側に潤滑油を塗りたくっていく千空たち。

するとそのうちに、モズによって追い込まれて来た氷月の姿が遠くに見え始めました。

「ーむかしむかし♪」

「村一番の力持ちマグマちゃんに」

「最強武器の鉄砲できちゃってる?ってハッタリで」

「テキトーに石投げてもらったよね?」

そう言って、ゲンは完成した竹筒をマグマへと手渡します。

そうしてマグマは、手にした竹筒を遠くで戦う氷月の元へと投擲。氷月は飛んできた竹筒に手にした金狼の槍を通しそれを受け取ります。

「ありがとうございます」

「さすがちゃんとしてますね」

そう礼を述べながら槍を構え直す氷月。

「見せてあげますよモズ君」

「科学の槍を」

「500年の歴史を受け継ぐ」

「尾張貫流槍術を──」

そうして氷月は、改めて槍の穂先をモズへと向けます。その先に立つモズが見たものは、氷月の槍の穂先が描く円形の軌跡。

(丸い)

(月…違う)

(金色の光)

(太陽──)

そうして放たれた、氷月の槍によるラッシュは、モズの全身を覆う石の鎧を一瞬にして粉々に打ち砕きました。

そうしながらも、なおもラッシュを止めずモズへと攻撃を放ち続ける氷月。

「こんなこと…」

「疾すぎる」

「槍の動きじゃない

「どうして…こんな…」

氷月の貫流槍術を前にして、手も足も出ないという様子のモズ。

千空たちの工作により科学王国製の「管槍」を受け取った氷月は、これまで「最強」を誇っていたモズを瞬く間に追い詰めて行きます。

「クソこの…」

「こんな」

「妖術の武器に…!」

そう、悔しそうに顔を歪ませ攻撃を受け続けるモズ。

「ヒトにとって最強の武器とは」

「なんだとおもいますかモズ君?」

妖術の武器にやられる、と思い込んでいるモズへと、氷月から言葉がかけられます。

氷月は、「最強の武器」とは、世代を超えて積み重ね続けられる、「地道な研鑽」なのだとモズへと説いて行きました。

「私たちは更に磨きそして」

「死して次世代へと繋いでいく」

「その悠久の研鑽に」

「一人の天才では」

「勝つことなどできませんよ」

そう言った氷月は、遂に。槍の穂先を、モズの喉元へと突きつけ、激しい戦いに、終止符を打ちました。

勝利を確信する陽 しかしイバラが来襲し石化装置を起動させる

一方、海上にて、使い方の解らない石化装置を眺めていた陽。

とりあえず、これを自分が持っている限り、島の石化は免れた、と、陽は胸を撫で下ろしていました。

しかし、その時。船上から、まるで身を投げ出すようにして、陽の目の前に降ってきたのは、掌を撃ち抜かれ、悶絶していたはずのイバラ。

海へと落下する途中のイバラが、陽が手にした石化装置へと、何事かを呟くと同時。石化装置が起動し、人間を石化させる光を、放ち始めました。

『Dr.STONE』第132話を読んだ感想と考察

陽の弾丸がイバラの手を貫き、石化武器が陽の手に渡った一方。

モズとの戦いで、不利に追い込まれた氷月は、逃げるようにして島へと上陸を果たしました。しかし、そこで待っていたのは、千空たちが作った、氷月の得意武器・「管槍」の管。氷月はそれを手にし、人類の研鑽をもってモズを討ち果たします。

一方、石化武器を奪ったものの、使い方がわからずにいた陽の元へはイバラが急襲。陽の手にあった石化武器に、何事かを呟きその力を発動させてしまいました。

「何か」を作る、と言って島に戻っていった千空たち。その目的は、氷月に勝利をもたらすための武器、「管槍」を作り氷月に渡す事でした。

そもそも読者側からすれば、科学王国の切り札である氷月が、モズに対して防戦一方になるという展開自体が想定外。

しかし千空は、氷月の苦戦すらをも予想して管槍の準備にかかっていました。

だとすれば千空は、モズと氷月の力関係関係を瞬時に見抜いていた……という事でしょうか? 今まで千空は、戦いに関する事は、「畑違い」として、コハクや金狼に任せていた印象だったので少々意外な展開でしたが、その辺り千空も成長したという事なのかも知れません。

今話の冒頭、陽の手に石化武器が収まった時は、「ついにこの戦いに終止符が打たれる時が来た」と、なにやら感慨深い気持ちにもなりました。

しかし最後の最後、イバラは、捨て身とも取れる行動に出て、石化装置に「何かしら」の命令を入力。

その内容は、今週には明かされませんでしたが、展開的にも、これが千空たちにとっての「最後の障害」になるであろう事は確実だと思われます。

長く続いてきた「石化王国編」ですが、展開の早さが特徴の「Dr.STONE」、恐らくは、次号か次々号が決着回となる事でしょう。見逃さないよう追って行きたいと思います。

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