『Dr.STONE』最新話128話のネタバレと感想!迫るイバラの策略、悪事を明かすための大乱戦開始!

2019年11月2日(土)に発売した週刊少年ジャンプ49号の『Dr.STONE』の最新話128話「全土大乱戦」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『Dr.STONE』127話のネタバレと感想はこちら

『Dr.STONE』第128話「全土大乱戦」のネタバレ

千空たちのドローン作戦が、失敗し、イバラの思惑通りに事が進む中。

イバラの新たな策である、「島全体を石化高専で包む」という思惑を、看破した千空たちは、逆転の一手を探り、動き始めます。

頭首像ゲット作戦スタート 2手に別れた千空たちはマグマを追う

千空の、「ピンチこそチャンス」という言葉を聞き、その策略の大体を察する、龍水。

「島民皆の前で石化した頭首を露わにすれば」

「さすがに言い訳は利かん」

「イバラの悪事全てが」

「白日の元に暴かれる……!」

その言葉を聞き、見え始めた希望に、歓喜の声をあげる、一行。

更には、「頭首の一族は世襲制である」という事が、アマリリスから明かされ、頭首と血の繋がりがあるであろう、ソユーズこそが、王位継承者として選ばれるであろう事を、千空は画策します。

そうして、「頭首像ゲットチーム」と、「暴れまくり時間稼ぎチーム」の、2手に別れた千空たち。

銃だけが敵を制圧するキーになる」と考えた、時間稼ぎチームは、まずは、逃げたマグマの居所を探る事にします。

そしてその時、ペルセウスの方向にある海岸から、火薬の炸裂する大きな音が響くのが、一行の耳に届きました。

「あそこだー!」

一髪でマグマの居所を掴み、その元へ向かおうとする、千空たち一行。

しかし一方のマグマは、ゲンによるハッタリにより小舟を奪取し、ペルセウスの元へと単騎特攻を仕掛けに行くところでした。

「トホホ、ワシのカワイイ銃マグマが持ってっちゃってんのよ?」

「やられちゃったらワシらもう勝ち目ゼロよ?」

カセキの言葉通りの事が、起きてしまう事を危惧し、焦りの顔を浮かべる千空。

時間稼ぎチーム」は、ペルセウスの元へと近づくため、近場の小舟を奪取すると、マグマの特攻の後を急いで追いかけ始めました。

頭首像ゲットチームが見たものは無惨な像の姿 急ぎ修復を開始

一方の頭首像ゲットチーム。

羽京の火矢によって、わずかに残っていた人払いをした一行は、頭首像が保管してある後宮へと、急ぎたどり着いていました。

しかし、そこで一行が見たもの。それは、バラバラに砕かれその場に散らされた、見るも無惨な頭首像の姿でした。

(せっかくシルエットで騙せてたから)

(壊したくはなかったけどネ?)

千空たちの策に対抗するため、イバラが先んじて頭首の像を壊していたのです。

その現状を確認し、絶望する頭首像ゲットチーム。

しかし、石像の残骸の元に進み出た杠は、諦める事なく石像の修復を開始。

周囲もまた、その行動に触発され作業を手伝い始めました。

記憶を取り戻したソユーズ そして運命を決める大乱戦が開幕!

そうして、自らの父親らしき人物の石像、その残骸を前にして、ようやく全ての記憶を取り戻したソユーズ。

「ごめんね」

「思い出したよ20年もかかって」

「今やっと全部」

「全部」

「父さん……」

そう言ってソユーズは、幼い頃の父の顔を脳裏に浮かべ、静かに涙を流します。

石像自体は、劣化が激しくその復活を果たす事は叶いません。

しかしソユーズは、仲間たちと共に、その姿を元に戻してあげる事を誓い、頭首像の修復に加わって行きました。

そうして、頭首像ゲットチームが、石像の修復に取りかかり始めた頃。

小舟を用いペルセウスへとたどり着いたマグマ、そして時間稼ぎチームは、数十人以上もの石化王国民たちを相手にした、大乱戦へと突入していました。

『Dr.STONE』第128話を読んだ感想と考察

千空たちのドローン作戦が失敗に終わり、逆に窮地に追いやられる中。

千空たちは、その状況を逆手に取り、イバラの悪事を白日のもとにさらそうと行動を開始します。

そうして2手に別れた一行は、頭首の石像の修復と、時間稼ぎのための乱戦へと突入。

切り札である銃を、マグマの手から取り戻す事も含め、事態は混迷を極めて行きます。

イバラの目論見を見抜き、それを防ぎつつ逆転の一手を打ち込むべく、動き始めた千空たち。

ここ数週間、あまり存在感を発揮していなかったソユーズにも、ようやくスポットが当てられました。

今回で判明したのは、やはりソユーズが頭首の正当な後継者であったという事実。

これが真実であれば、イバラの台頭や石化装置による恐怖政治の始まりは、ここ十数年くらいの出来事であったという事になります。

で、あったとするなら、それ以前の島は、今とは全く違った統治をされた島であった、という事でしょうか?

もしもそうであったなら、「以前の島」は、千空の父・百夜の考えを濃く受け継いだ場所であったはず。

であれば、この戦いの暁には、石化の謎のみならず百夜に関し、何かしらの新情報が期待できそうです。

このように、ついに最終局面へと突入していった、「石化王国編」。

現状では、千空たちに有利な展開のようにも見えますが、モズやキリサメなど強敵も未だ残っている現状なので、油断はできなさそうです。

その中で気になるのは、せっかく作ったにもかかわらず、出番がないままになっている「ドローン」、そしてマグマが持ち去ってしまった、「銃」の使いどころ。

両者とも、「石化装置」、そして「モズ」という、相手側の切り札に対する対抗策として作られたものなので、これらの使い所が、物語の行末を分けることになって行きそうです。

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