『呪術廻戦』最新話70話のネタバレと感想!黒井救出のため一行は沖縄へ

2019年8月5日に発売した週刊少年ジャンプ36号の『呪術廻戦』の最新話70話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話69話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『呪術廻戦』69話のネタバレと感想はこちら

『呪術廻戦』第70話「懐玉-陸-」のネタバレ

何者かに拉致された黒井 天内の涙

紙袋マスクの呪詛師を倒したのも束の間、天内の携帯に届けられた、黒井誘拐の知らせ。

「万が一」に備えて先行してきた夏油は、それによって孤立した黒井が敵に捕らえられてしまった事に、詫びの言葉を述べます。

とは言え五条は、人質の存在はそう不利には働かない、と楽観する様子を見せ、ひとまずは天内を高専で匿う事を提案します。

しかし天内は、それに反発。黒井を助けるにあたり、五条たちはまだ信頼出来ない、として、黒井救出への同道を求めます。

「もし助けられたとしても」

「同化までに黒井が帰ってこなかったら?」

「まだお別れも言ってないのに…!?」

そう言って涙を見せる天内に対し、「黒井さんの生存率が下がると判断したらオマエは置いていく」と、条件付きでの同行を認める五条。

それを了承する天内に、五条は、「覚悟しとけ」と、睨みを利かせます。

沖縄を訪れた一行 気を張り続ける五条の様子は?

そうして翌日、天内護衛の2日目。五条・夏油・天内・黒井の4人は、沖縄の海水浴場を訪れていました。

黒井拉致犯たちは、取引場所を沖縄に指定。

それに伴い、朝の飛行機で沖縄に到着した五条たちは、午前中のうちに黒井を救出し、東京に帰るまでの間、観光を楽しむ事にしていたのです。

拉致されていた黒井も、襲われた時の記憶が曖昧ながら、無事な様子でした。

黒井は夏油と共に、護衛状況の確認をします。その中で夏油は、今回の拉致犯が、沖縄を指定して来たことへの疑問を提唱。

黒井はもしや空港を占拠し、天内たちが東京へ帰る事を妨害する気なのでは、と思い至りますが、空港には既に高専側の采配によって、呪術高専の1年生・七海健人と灰原雄が配置されていました。

海で思い思いに遊ぶ天内たち。

その内に東京へと戻る時間がやってきますが、それを聞き、気を落とす様子を見せた天内を見て、五条は、「護衛上の理由」を建前として、沖縄での滞在を1日延ばします。

それを了承する一方で、五条が不眠で警戒を続けている事を心配する夏油。

「問題ねぇよ」

「桃鉄99年やった時の方がしんどかったわ それに」

「オマエもいる」

しかし五条は、夏油への信頼を理由に、強がりを見せます。

護衛終了間近 しかしその時凶刃が五条を襲う

そうして一行は沖縄観光をもう1日続け、その翌日、つまりは天内が天元と同化を果たす当日が訪れます。

ネットに掲載されていた天内の懸賞金も、無事に期限を迎え、一行は都立呪術高専のある筵山(むしろやま)の麓までやって来ました。

「皆 お疲れ様」

「高専の結界内だ」

夏油の言葉を聞き、高専の鳥居を見て、一安心する一行。

五条も「ガキのお守りは二度とごめんだ」と述べ、にわかに気を緩める素振りを見せます。

しかしその時。五条の腹から、静かに刃の切っ先が生えました。

すなわち、刺されたのです。五条の背後にいるのは、天内に懸賞金をかけ、その命を狙っていた「呪術師殺し」、伏黒。

皆が驚きに固まる中、夏油は、「ここは高専結界の内側だぞ!」と、一際大きな驚愕に沈みます。

「アンタ」

「どこかで会ったか?」

脂汗を流しながらも、えみを浮かべて尋ねる五条。

「気にすんな 俺も苦手だ」

「男の名前覚えんのは」

伏黒はそう言って、五条の背に刃を刺したまま、不敵な笑みを浮かべました。

『呪術廻戦』第70話を読んだ感想

黒井が拉致され、さてここから長くなりそうだ……と思ってからの、沖縄観光。良い意味で裏切られました(笑)。

黒井救出の過程もダイジェストどころか、年表風表記で軽く流される始末。とは言え五条たちの強さを考えれば、ミッションが滞りなく終わるのは自明の理。

特に今回は天内による最後の沖縄観光、という描写にページを割いてくれたので、効果的な演出だったのではないかと感じました。

とは言え、黒井が襲われた際の事を覚えてなかったり、夏油の危惧だったり、キナ臭い部分はまだあります。

五条が刺される、という衝撃の展開を迎えた今週号でしたが、単に伏黒を倒して終わり、とは、まだまだならなそうな雰囲気が醸し出されています。

また、今週の見どころと言えば、現代で1級呪術師となっている七海健人の、学生時の姿の登場です。

主人公・虎杖の良き先達として人気を得た七海。脱サラ呪術師、なんて呼ばれるに相応しいスレ方をしているのが特徴的なキャラでしたが、学生時でも同じような雰囲気ですね(笑)。スレ方はどうやら生来のものだったようです。

恐らく来週は、伏黒がどのようにして高専の結界を破り、五条に攻撃を届かせたのか、というタネ明かし回になるものと思われます。

五条過去編もいよいよ佳境。五条と夏油、伏黒がどのような結末を迎え、現代の状況に関わってくるのか。

そして天内ら、それ以外のキャラの結末とは。期待して次号を待ちましょう。

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