『呪術廻戦』最新話82話のネタバレと感想!メカ丸VS真人決着、舞台はハロウィンの渋谷へ

2019年11月2日(土)に発売した週刊少年ジャンプ49号の『呪術廻戦』の最新話82話「宵祭り-参-」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『呪術廻戦』81話のネタバレと感想はこちら

『呪術廻戦』第82話「宵祭り-参-」のネタバレ

勝利を確信する真人 しかしメカ丸は逆転の一手を撃ち込む

思いの他、善戦を展開する幸吉に対し、真人は、ついに領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」を発動。勝利を確信します。

「はい」

「お終い」

その言葉と共に、真人は、生物の姿を好きに歪ませる、「無為転変」を発動。

必中となった、その術式を、メカ丸のコックピット内の幸吉にまで届かせた途端、メカ丸の巨体は膝を付き動かなくなってしまいました。

「ハロウィンまでざっと10日」

「俺が呪力をケチって領域まで使わないと思ったか?」

「10日も休めば全快するよ」

そう言って、倒れたメカ丸へと、嘲りの言葉を投げる真人。

しかし、その背後には、倒れたはずのメカ丸の巨体が静かに接近していました。

そうして真人は不意を突かれ、件の術式が込められていると思しきメカ丸の指によって、動体を貫かれてしまいました。

「は?」

何が起こったか判らない、とでも言うように、メカ丸を見つめる真人。

そのコックピット内では、五体満足な姿の幸吉が、例の円筒を傍らにセットしながら、真人の方を睨みつけていました。

(コレにはあの呪術が封じられている)

(俺ではこのやり方でしか術を成立させられなかった)

幸吉が手にする謎の円筒。幸吉は、その4本のストックがある内の1本を消費する事で、領域から操縦席を守ったと言います。

幸吉が持つ知識によれば、「それ」は、平安時代に考案され、今まで受け継がれてきた、「領域」から身を守るための弱者の「領域」。

「シン・陰流」

「『簡易領域』」

交流会で、三輪が刀を武器として披露していた、「簡易領域」。

その力を用い、幸吉は、真人の魂にダメージを与え、更には「領域展開」にまで拮抗してみせたのです。

そうして幸吉は、真人をメカ丸の指で貫いたまま術式を発動。真人の体を、粉々に弾き飛ばしました。

真人を祓い夏油を狙う幸吉 しかしその時操縦席が砕かれ……

「領域」が解かれ、メカ丸の中で歓喜の雄叫びをあげる幸吉。

それを見る夏油は、嬉しそうな様子すら現しながら、メカ丸の使った術式に驚きの表情を浮かべていました。

「『簡易領域』!」

あらゆる術式を中和するのが、術師の使用する「領域」。

その簡易版を、真人の内側から発生させ、ダメージを負わせてみせた幸吉の策に、夏油は感心した様子を見せます。

「高みの見物もここまでだな」

「夏油!」

そう言って、夏油の方へと向き直り、戦闘態勢を整える幸吉。

(嬉しい誤算だ)

(簡易領域1本)

(呪力9年分を残して夏油と闘れる!)

そのような事を考えながら、幸吉は夏油へと、メカ丸の拳を向けて行きます。

(勝てる!)

(皆に)

(会える!)

しかし、幸吉が夏油へと攻撃を加えようとした、その瞬間。

幸吉が乗る、メカ丸のコックピットが、正面から巨大な拳によって貫かれてしまいました。

生身を無防備に晒した、幸吉の目に映ったもの。

それは、先程祓ったはずの真人が、おぞましい笑顔を浮かべながら、自身に迫ってくる場面でした。

手を幾本も生やした、不気味な姿と顔で、幸吉へと迫る真人。

(仕留め損なった!?)

(だがまだ領域は1本残っている!)

(直に)

(ブチ込む!)

そう考えながら、幸吉は、迫る真人と拳を交差させます。

三輪の願いも虚しく命を散らした幸吉 そして舞台はハロウィンへ

「ねぇ、メカ丸」

「今度お見舞い行っていい?」

一方、呪術高専京都校では、傀儡操術を切ったメカ丸のボディに、三輪が語りかけているところでした。

「交流戦…野球した後から皆との距離がぐっと縮まった気がするの」

「呪術師って職業柄なのかな」

「それまではお互い仲良しでもどこか一線を引いてた」

「仲良くなりすぎると」

「いなくなった時辛いもんね」

そう言って、野球に参加できなかったメカ丸を慮り、声をかけ続ける三輪。

「私はメカ丸とももっと仲良くなりたい」

「だから」

「いつか会いに行くからね」

しかし、その時。究極(アルティメット)メカ丸・絶対形態(モード・アブソリュート)は、地に倒れ、その操縦席からは、血のような液体が、おびただしい量で漏れ出ていました。

「少し危なかったんじゃない?」

そう言う夏油の言葉を受け、メカ丸に貫かれた際、自分から体を弾き飛ばして、攻撃を回避していた事を明かし、「全て計算」と語る真人。

2人は、メカ丸の残骸を背に何事もなかったかのように、その場を去って行きます。

「アレも簡易領域か」

「本番前にいいもん見れたんじゃない?

「ああ、嘱託式の“帳”の調整も終えた」

「呪力や言霊ごと他者に託して問題ない」

そう、意味深な会話を交わす夏油と真人。

そうして、時は少し進み2018年10月31日。

舞台は、夏油たちの勢力が「五条封印」を目論む、ハロウィンの渋谷へと移って行きました。

『呪術廻戦』第82話を読んだ感想と考察

善戦を繰り広げる幸吉に対し、ついに「領域展開」を発動し、決着を付けんとする真人。

対する幸吉は、手にした円筒に封じられた「簡易領域」の力を用い、真人を倒し切る事に成功します。

しかし、幸吉が夏油と戦いを始めようとしたその瞬間、生きていた真人が、メカ丸のボディを貫いて襲来。

幸吉は死に、真人・夏油は生き残り、そして舞台は、ついに「五条封印」を予定する、2018年10月31日──ハロウィンの渋谷へと、移っていきました。

いえ、確かに「特級呪霊・特級呪詛師」VS「準1級呪術師」だったわけですから、勝ち目は最初からないと解っていました。

それでも、逃げ仰せるとか、五条と連絡がつくとか、幸吉が生き残る条件が、いくつかあったのは事実。

希望をもって、読み進めて来ました。しかしやはり、幸吉は、真人相手に敗北。

相手が相手ですから、順当と言えば、順当ではありますが、幸吉が何度も繰り返していた「皆に会う」という言葉や、三輪の描写など含め、非常に悲痛な結果となってしまいました。

幸吉はこの数週で、ビジュアルや能力、強い信念など、東京校の面々にも負けない、魅力的なキャラクターを確立していたので本当に残念でなりません。

そして舞台は、ついにハロウィンの渋谷へと、移っていきます。

本作の最序盤から、呪霊側の狙いが、この日にある事は、繰り返し語られてきたので、最終決戦、とまでは行かずとも、物語の山場がここにある事は、間違いなさそうです。

いわくその狙いは、「五条封印」からの、「呪霊が支配する世界を作る」こと。ハロウィンと言えば、最近は日本でも、大々的なお祭り騒ぎになることが、ニュースでも取り上げられますが……そこに夏油や真人が絡むとなると、非常ーに、嫌な予感がします。

このように、メカ丸と真人の決着がつき、ついにハロウィンへと舞台を移していった、今回。

ここが物語的な山場になるか、そうでなくとも、大規模な戦闘が、ここで起こることは、どうやら間違いなさそうです。その中で気になるのは、呪術高専側の動き。

五条過去編に移る前は、確か虎杖たちの1級術師試験、などという話が出ていたはずですが、その辺りは、どう絡んでくるのでしょうか? とにかく、幸吉という、魅力的なキャラを失い、新たな展開を迎えた「呪術廻戦」。

初の生徒からの犠牲が出てしまった事もあり、ここから先は、これまで以上に油断ならない展開と、盛り上がりが、期待できそうです。

『呪術廻戦』の最新巻の単行本や過去作品を無料で見る方法

毎週、『呪術廻戦』の最新話が待ち遠しいですが、単行本でまとめて読みたい、過去の作品をまだ見ていない方のために、最新巻や過去作品を無料で見る方法を紹介します。

やはり漫画は絵付きで読みたいですよね!『呪術廻戦』の単行本を無料で読む方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

漫画『呪術廻戦』を無料で読む方法を紹介!

週刊少年ジャンプ連載中の漫画一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です