『呪術廻戦』最新話88話のネタバレと感想!漏瑚を追い詰める五条、その時改造人間が渋谷に到着する

2019年12月16日(月)に発売した週刊少年ジャンプ55号の『呪術廻戦』の最新話88話「渋谷事変⑥」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『呪術廻戦』87話のネタバレと感想はこちら

『呪術廻戦』第88話「渋谷事変⑥」のネタバレ

五条へと攻撃を繰り返す漏瑚 「20分」が経過し次の手を待つ

渋谷駅ホームにて、攻防を重ねている、五条と特級呪霊たち。

漏瑚は、人混みをかき分けながら進み、更には人間を投げ飛ばし、五条を阻もうとしますが、「無下限」の術式を発動している五条は、どこ吹く風。

その時漏瑚は、投げ飛ばした人間を、五条が受け止めた隙を突き、その死角へと潜り込みます。

そこから、「術式展延」を用い、五条へと攻撃を放つ漏瑚。

漏瑚は、五条からの反撃が来る前に、その場を離れるなど、ヒット&アウェイの、慎重な立ち回りに終始します。

そんな中、脹相も攻撃に加わってきますが、それでも五条へとダメージを与える事は叶いません。

(つかず離れず)

(でもそれも限界でしょ)

一般人を壁にして、五条へと攻撃を放っていく漏瑚。

しかし今や、呪霊が見えない一般人たちも、五条の周りから距離を取りつつあり、その「壁」がなくなるのも、時間の問題だと思われます。

(ごめん、全員は助けられない)

そう、心の中で、一般人たちが、漏瑚たちの攻撃の巻き添えになる事を、詫びる五条。

「その代わり絶対祓ってやる」

五条は、そう宣言し、冷たい目を、改めて漏瑚たちへと、向けました。

一方、夏油が言っていた「20分」が、既に過ぎているにも関わらず、「次の手」が到着しない事に、焦りを感じ始めていた漏瑚。

そしてそれを、どこかから余裕の表情で見守るのは、地下鉄のどこかで「次の手」の準備をしているらしき、夏油の姿でした。

「まだまだ」

「五条悟全然余裕じゃん」

「もっとヒリヒリしないと」

明治神宮前駅地下へと降りた虎杖たち しかしホームはもぬけの殻

そして、明治神宮前駅の虎杖たち。一行は、地下2階、そして地下4階の障害を片付け地下5階、副都心線ホームへと、向かっていました。

「凄いね虎杖君」

「正直な話もう少し手こずると思っていたよ」

そう言って、虎杖へと称賛を送りながら走る冥冥。

やがて一向は、地下5階へと辿り着き、そこでうずくまる1人の女性を発見します。

「……遅かったかな」

「おいそこの人!」

状況を観察し、何事かを悟る冥冥と、女性へと駆け寄る虎杖。

すると、うずくまっていた女性は、うわ言のように、何事かを呟き始めました。

「みんな…化物に…」

「電車…に乗って…」

「…私は」

そこまで言って、女性は、真人の「無為転変」によって、頭部を激しく変形させます。

「満員だッカラ”!!」

「いらない”って!!」

最後にそう叫び、女性は、そのまま絶命してしまいました。

それを見て、この場に真人がいたのだという事を悟り、歯噛みする虎杖。

虎杖はそこで更に、今し方絶命した女性が、「みんな電車に乗って」と、呟いていた事を、思い出します。

「五条悟先生!」

明治神宮前駅の、次の駅。すなわち、渋谷駅にて戦っている五条を案じ、虎杖は、顔に焦りを浮かべます。

渋谷駅へ運ばれてきた改造人間たち 真人が合流し戦闘は激化する

そして、その心配の通り。渋谷駅では、五条が戦っているホームへと、1台の電車が、激しいブレーキ音を響かせながら、入って来たところでした。

「来たな!」

そう言って、待ちわびた、とでも言うように、嬉しそうな顔を浮かべる漏瑚。更に、周囲に満ちる一般人たちも、危険なこの場を離れるべく、大挙して、電車の扉へと押し寄せます。

しかし、一般人たちが、入ってきた電車の窓の中に見たのは、真人によって変形させられた、数多の改造人間たち。

そうして、電車で運ばれて来た、大量の改造人間によって、渋谷駅ホームは、阿鼻叫喚に包まれて行きました。

「……」

「何考えてやがる」

騒ぎの中、呪霊たちの目論見が解らず、眉を顰める五条。

一方の漏斗は、電車に乗ってきた、真人と合流を果たし、軽口を交わしながら体制を整え直していました。

『呪術廻戦』第88話を読んだ感想と考察

人混みを利用し、五条へと攻撃を放ち続ける漏瑚と脹相。

しかし、「無下限」の術式を常時展開する五条に、攻撃は届かず、次第次第に漏瑚たちは、追い詰められていきます。

そんな中、明治神宮前駅の地下に辿り着いた虎杖は、敵の狙いが、改造人間たちを乗せた電車を、渋谷駅へ送る事にあったのだと察知。

同じ頃、渋谷駅へと到着した電車からは、改造人間たちが溢れ出し、五条の周りの一般人たちは、パニックに陥っていました。

相も変わらず、圧倒的な優勢を保ちながら、漏瑚たちを手玉に取り続ける五条。

正直、「20分もたせる」というのは、絶対に無理だと思っていましたが、漏瑚はヒット&アウェイに徹する事で、その時間をどうにか稼ぎ出したようです。

「実際は時間稼ぎも漏瑚たちの生死もどうでもよくその間に何か策を進める」という辺りが、夏油の真の狙いだろう、と思っていたので、漏瑚たちがきっちり20分もたせてくれたのは、正直意外なところ。

漏瑚には未だ見せ場が訪れていませんので、まだ退場はないかと思いますが、花御という前例が生まれてしまったので、どうにか踏ん張って欲しいところです。

一方の夏油。本エピソードが始まってから、回想以外では、姿を見せていませんでしたが、どうやら一行と同じく、地下鉄のどこかで、五条たちの動向を見守っている様子です。

そして、ここで気になったのは、その口調。今まで夏油が、「五条悟」と口にする際は、誰かへの説明口調でもあったので、そこまで違和感はありませんでした。

しかし今回、夏油が口にした、「五条悟全然余裕じゃん」という言葉は、限りなく独り言に近い表現。その意味でこの口調は、かつて五条と親友であった「夏油傑」とは、少々乖離を感じます。

本作の前日譚、「東京都立呪術高等専門学校」にて、五条に祓われながら、本作に登場し、呪霊たちと行動を共にしていた夏油。

やはりこの夏油、偽物、あるいは、死後呪霊となって活動を始めた、「別人」だという事なのでしょうか?

明治神宮前駅に「帳」を降ろした目的も判明し、本格的に展開が動き始めた「渋谷事変編」。

とは言え、いかに大量の改造人間を送り込もうと、五条を疲弊させされるとは思えないので、その狙いは未だ不明瞭なままです。

「漏瑚が時間を稼ぎ」、「その間に真人が改造人間を作る」という一連の行動が、五条にダメージを与えるとするなら、やはり何かしらの「仕込み」が、改造人間たちに施されている、と考えるべきでしょうか? 夏油も登場したとは言え、交流会の直後に存在が明かされた「おかっぱ頭の呪詛師」も、未登場のまま。

五条の圧倒的優勢が続きますが、やはり本エピソード、まだまだ一波乱二波乱、ありそうな気配です。

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