9月19日(木)放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第148話。
千遥はなつの手紙を読んで、ある決意を固めたようです。再びマコプロにいるなつを訪れ相談をします。
こちらの記事では『なつぞら』第148話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第147話はこちら。
目次
『なつぞら』第148話の予告レビュー
次回の番組表やノベライズをもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー（予想）です。
千遥は杉の子に嫁いだあと、義父である親方から料理を一から教わったことで、店をとても大事に思っていました。しかし、旦那である清二は別に帰る家ができてしまったようで、ずっと関係について千遥は悩んでいました。
そして浮浪児だったことを隠してきたことが苦しくなり、千夏に嘘をついて生きたくないと思うようになったのでした。なつとの出会いにより、千遥は前に進む決心をします。
さっそく咲太郎たちに報告をすると、信哉から千遥の居場所を前から知っていたことを知らされます。仕事で出入りしている信哉によると、千遥の義母は話が通じない相手ではないと聞かされ、なつは千遥の家族を説得する決意をします。
そのころ、北海道の剛男（藤木直人）も力になりたいと東京に行く決意をしていました。
『なつぞら』第148話あらすじ・ネタバレ
ついに千遥が心を開く！また一緒に生きよう…！
なつ（広瀬すず）の元へ、千遥（清原果耶）が千夏（粟野咲莉）を連れて現れます。千遥はなつに店をやめようと考えていることを伝えました。なつは話を詳しく聞くために自分の家へと招きます。
なつの元に千遥が現れる
マコプロに千夏（粟野咲莉）と千遥（清原果耶）が訪ねてきました。千夏を麻子（貫地谷しほり）に託すと、なつは千遥のそばへと駆け寄りました。
千遥が先日の来店についてお礼を言うと、なつは「千遥の料理を食べて、どんなに誇りを持って料理をしているかがよく分かった」と感動を伝えました。
千遥も奥原なつの作品をずっと見てきたと話し、「強く生きてきたことがソラを見ているとよく分かる」と話しました。なつはそのことが届いたなら嬉しいと感動しています。
千遥は「だから、私も食べて欲しかった。私がちゃんと生きてきたこと、分かって欲しかった」と言うと、なつはその言葉を受け止め「それは、ちゃんと分かったよ」と答えました。
千遥は「お姉ちゃん」と呟き、なつは驚いた顔を見せます。すると、千遥は「私、あの店をやめようと思う」と話しだしました。
その言葉になつは待ってもらうように伝え、坂場（中川大志）に千夏を頼むと、坂場家へと戻り2人で話す時間をもらいました。
なつと千遥は2人きりで話すことに
千遥を坂場家に招いたなつは、お茶の準備をしながら、他愛のない話を始めます。仕事ばかりで優（増田光桜）には我慢をさせていると笑いながら話すと、千遥も同じだと話すので、ちょっとした共通点を感じたなつは微笑みます。
テーブルに腰掛けた2人、なつは千遥のことならなんでも知りたいと問いかけます。千遥はゆっくりと口を開くと、18歳の時に杉乃家という料亭に嫁いだことから話を始めました。
芸者の卵としてお座敷に行っており、そこの次男に結婚を申し込まれたのです。「その人が好きだったの？」と問われた千遥は、「明るくて優しい人だなと思いました」とだけ答えました。
そして「でも、今は一緒にいないんです。別に女の人との暮らしがあるみたいで」と悲しげに話すのでした。 「ずっと我慢していたの？」と聞かれた千遥は、杉の子はなくなった親方が作り上げた店なのだと話します。
旦那の父から「千遥には料理人としての筋がある」と勇気づけられ、免許を取らせてもらい、店も任されるまでに育ててもらったのでした。
「結婚した私を一番受け入れてくれたのはお父さんでした。だからあの店はとても大事です」「主人と別れれば私はあの店を続けられなくなる、でも結婚を続けるべきかどうかずっと迷っていました」といいます。
千遥は堂々と生きることを決意する
なつが「別れる決心がついたのね」と尋ねると、「はい、千夏と2人でどうなるかわからないけど」と不安げに答えました。なつは「千遥が別れたいなら分かれていいと思う、千遥は何も悪くないでしょ」という言葉をかけました。
「だけど私は自分の過去を隠して結婚したのよ、浮浪児だったことも兄姉が居ることも、そのことを向こうが知ったら置屋にも迷惑がかかり、親権がどうなるかもわからない」と不安を口にします。
「でも千夏にまで嘘をついて生きるのはもう嫌、私は堂々と生きられるようになりたい」と話、涙を流します。「そのために本当のことを話してあの人と別れようと思います」「「お姉ちゃん、また…家族になってくれる？」となつの目を見つめました。
「そんなの当たり前じゃない」「千春はもう…自由になっていい、堂々と生きていい。また一緒に生きよう」と なつは涙を溜めて伝えました。千遥はありがとうと言って、流れる涙をぬぐいました。
なつと千遥は姉妹としてマコプロに戻ってきました。千夏に「この人は本当はお母さんのお姉ちゃんなの」と千遥が言うと、「なつおばさん、よろしくね」となつは挨拶をしました。
優にも千遥が妹であることを伝え「ゆうちゃん、よろしくね」と自己紹介をしました。優は「もう言って良くなったんだね」と言うので、大人びた様子になつは笑ってしまいます。そんな姿を坂場は微笑ましく見守っていました。
マコプロのアニメーターたちに見送られ、千遥と千夏は帰っていきます。「毎週、放送楽しみにしています」と千遥が言うと、下山（川島明）は照れくさそうに笑います。2人は笑顔で見送られながら帰って行きました。
信哉の家族としての思い
その夜、なつの家に咲太郎と信哉（工藤阿須加）が集まりました。千遥の義理のお母さんを説得できるかどうかが重要だと思うと信哉は言います。決して話の通じない人ではなく、筋の通った人だと教えてくれました。
わざわざ調べてくれたことに咲太郎が感謝を伝えると、「俺にとっても、本当に家族だと思ってるんだよ」と微笑みます。「今も、忘れられないんだ、空襲から1年近くみんなと一緒に過ごした日々が・・・」と信哉はうつむき、目を潤ませます。
そして、「あれがあったからどんなことでも耐えられた」と笑いかけました。咲太郎もなつも微笑み、うんうんと頷きました。家族として協力し、笑いながら生き延びた日々を思い出していました。
「あの千遥ちゃんがまた家族になったら、僕の戦争もやっと終わる気がするよ」と信哉は言います。なつと咲太郎も嬉しそうに微笑み、「信さん、ありがとう。いつまでも家族でいてください」と父（内村光良）が語りかけます。
『なつぞら』第148話の感想
小さいころからずっと助け合ってきた幼なじみの3ショット。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #岡田将生 #工藤阿須加 pic.twitter.com/JdujIa7J1W
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) September 18, 2019
千遥（清原果耶）と信哉（工藤阿須加）
信哉は政治家の張り込み記者として料亭に行くことが多く、千遥についてのことをよく知っていました。偶然千遥と出会っていたことはドラマ内では明かされませんでしたが、今後の離婚についての説得に大きな役目を果たしてくれそうです。
信哉も相当苦労をしてきたはずなのに、過去を見せず純粋な青年に育ったことが奇跡のようですよね。なつが作ってきた家族の力があれば、千遥と千夏を良い形で救い出せるのではないでしょうか？
『なつぞら』第149話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第148話の視聴率は？
9月19日(木)に放送された、第148話の視聴率は22.7％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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