『呪術廻戦』最新話81話のネタバレと感想!幸吉が勝機を見出すも、遂に真人の領域展開「自閉円頓裹」が発動する

2019年10月28日(月)に発売した週刊少年ジャンプ48号の『呪術廻戦』の最新話81話「宵祭り-弐-」のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『呪術廻戦』80話のネタバレと感想はこちら

『呪術廻戦』第81話「宵祭り-弐-」のネタバレ

魂を砕かない限りダメージを負わない真人 対する幸吉の切り札は

巨大なメカ丸に対し、真人は「無為転変」により、体を変形させ、攻撃を加えて行きます。

対する幸吉は、何やら円筒形の物品を、メカ丸のコックピットにセット。そうするなり、「術式装填」のアナウンスが、幸吉の耳に、届きます。

(チャンスは4回…!)

(一気に片をつける!)

そう決意しながら、メカ丸の指を真人へと向ける、幸吉。

そこから放たれた弾丸は、鳥の姿で飛び回る、真人の左肩へと、着弾しました。

ですが、対する真人は、メカ丸からの攻撃を、意にも介していない様子です。

「意味ないって」

「今まで何見てきたの」

しかしその時。突如として、真人の左肩に刺さった弾丸が、破裂するように、真人の体を吹き飛ばしました。

「…アレ?」

食らうはずのない攻撃を食らい、一瞬、呆然とする真人。そこに、メカ丸の巨大な掌が迫り、真人の体を、遠くへと殴り飛ばします。

地面へと衝突し、倒れる真人。

(どういうことだ)

(魂ごと破壊された…!)

思わぬダメージの呆然とする真人 そこへメカ丸の追撃が迫る

メカ丸からの、思わぬ攻撃に、真人は困惑を隠せません。

そして、その隙を逃さない、メカ丸によるラッシュが、真人の体を砕き尽くすべく、襲います。

しかし真人は、再び鳥の姿を取ると、宙を飛んで、メカ丸の攻撃圏内から退避。

「チッ! また鳥か」

「芸の無い!」

そう言って、苦い顔を見せる幸吉。しかし幸吉は、真人が、とばされた左腕を「再生したように見せかけている」事に気が付き、己の有利を、悟ります。

「……効いてるね」

そして、それに気が付いていたのは、2人の戦いを眺める、夏油もまた同様でした。

(やるね彼)

(一時的だろうけど特級クラスの呪力出力)

(真人対策もしっかりしてきたわけだ)

「場合によっては今この場で……」

そう言って夏油は、意味深な笑みを浮かべます。

一方の幸吉は、真人へと追撃を加えるべく、5年分のチャージを使い、新たな技を繰り出していました。

追尾弾(ビジョン)~五重奏(ヴィオラ)~」という技によって、放たれた、五発の呪力の弾。

それらは、空中を飛び回る真人を執拗に追いかけ、追い詰めて行きます。

(どの攻撃が魂にまで作用するのか)

(まずはそこをハッキリさせないとな)

そう考え、反撃の機会を窺う真人。しかし、追尾する弾に追い詰められた真人は、その隙を狙った、メカ丸の拳を受け、墜落。更なる追撃を受け、地面に倒れ臥す事に、なりました。

(いける!)

(勝てる!)

そう確信し、例の「魂を破壊する術式」をセットする、幸吉。

(会うんだ!)

(皆に!)

そう強く決意する幸吉の脳裏には、京都校の生徒、教師たちの姿が、浮かんでいました。

展開される真人の「自閉円頓裹」 絶体絶命の危機に幸吉は?

そうして、メカ丸がとどめの一撃を放とうとした、その瞬間の事でした。

「領域展開」

地面に倒れたまま、そう呟いた真人は、七海に使った時と同じように、自らの「領域展開」を、発動します。

「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」

そうして幸吉は、メカ丸ごと、真人が誇る必殺の「領域」に、取り込まれてしまいました。

「はい」

「お終い」

勝利を確信し、笑う真人と、自らの死地を自覚し、汗を垂らす幸吉。

(会うんだ!)

(皆に!)

その願いを、強く思いながら、幸吉は、この窮地からの脱出を、探ります。

『呪術廻戦』第81話を読んだ感想と考察

続く真人VS巨大メカ丸の対決。そんな中、幸吉は、正体不明の「切り札」を用い、真人の体にダメージを与える事に、成功します。

17年という月日によって培われた呪力、そして切り札の存在により、有利に立ち回っていく幸吉。

しかしそんな中、真人は、呪術の極致「領域展開」を発動し、形成は逆転。幸吉は、窮地へと追いやられます。

前回のラストに、幸吉が取り出した謎の「切り札」。その詳細は、今週でも語られませんでしたが、どうやら何かしらの術式を、メカ丸を介して撃ち出す類のものだったようです。

そして、この攻撃をもって、真人への決定打を探っていく、メカ丸。その脳裏に浮かぶものが、今まで「メカ丸」のボディを介してしか会えていなかった、同級生たちとの再会というのですから、幸吉には、ぜひこの窮地、生きて脱して欲しいものと、心から思います。

しかし、対する真人は、そんな幸吉の攻撃を、あの手この手で回避。遂には、全ての呪術の必中を叶える「領域展開」を、発動させてしまいます。

そして、真人の呪術と言えば、人の「魂」の形をいじり、その姿を異形のものに変えてしまう、「無為転変」。

これは普通に考えれば、発動を許した時点で勝敗が決する能力であり、真人・幸吉も、それは解っているようです。

しかし、そんな状況にあっても、幸吉は勝利を諦めてはいない様子。

「領域展開」を破るには、同じく「領域展開」をぶつけるか、「呪術で防ぐ」かの、いずれかが必要になるはずですが、果たして幸吉に、逆転の一手は、残されているのでしょうか。

まるで幸吉が主人公であるかのように、ストーリーが展開する、先週・今週の「呪術廻戦」。

内通者であったとはいえ、「同級生と生身で再会したい」という、当たり前の願いを持つ幸吉には、深く感情移入させられてしまいます。

しかし、発動されてしまった、真人の「自閉円頓裹」は、文字通り必殺の能力であるはず。

普通に考えれば、必敗の状況ですが、この能力に幸吉がどのように抗ってくれるのか、次号も注目して行きたいと、思います。

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