『Dr.STONE』最新話121話のネタバレと感想!遂に明かされた頭首の謎、追い詰められるコハクと銀狼

2019年9月14日(土)に発売した週刊少年ジャンプ42号の『Dr.STONE』の最新話121話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『Dr.STONE』120話のネタバレと感想はこちら

『Dr.STONE』第121話「石化光線の素顔」のネタバレ

コハクVSモズ その一方で銀狼の背に凶刃が迫る

銀狼が真実に迫る一方、遂に始まってしまった、コハクとモズの頂上決戦。

しかしコハクは、モズを相手取った時、己の力が圧倒的に不足している事に、既に気が付いていました。

圧倒的に不利な戦況の中。「コハクちゃんはどんな男がタイプ?」と、モズは軽薄な様子を隠そうともせず、コハクに尋ねます。

しかしコハクは、自らの不利などどこ吹く風。

「強さとは心の強さだ」

「信念のために一歩一歩」

「延々と楔を打ち続けられるような」

「そういう男に私は惹かれる」

「おお困った、モズ、君はまるで違うように見えるぞ?」

そう、皮肉すら込めて言い放つコハク。それを聞いたモズは、冷静を装いながらも、静かに怒りを溜め込んで行きます。

一方の銀狼もまた、本性を表したイバラによって、窮地に追い込まれていました。

今までにも、頭主の石像を見てしまった者を、始末してきたような事を告げながら、銀狼を追い詰めるイバラ。やがて銀狼はその場から逃げ出し、コハクへと助けを求めに走ります。

しかしその時、銀狼の背後へとイバラが急接近。

爪のような武器を銀狼の背中へと突き立て、その体に、いくつもの穴を穿ちました。

致命傷を受けながらも情報を伝えた銀狼 コハクの決断

「銀狼ーー!!!」

そう叫び、大樹の上から落ちた銀狼を追うコハク。

木々の枝に引っかかりながら落下した銀狼は、どうにか生きていたものの、既に致命傷を負ってしまっている事は、明白でした。

そんな状況の中、銀狼は何事かを呟きます。

「頭首は石像だよぅ」

血を流し、もはや声も絶え絶えながら、己が見た情報をコハクへと伝えた銀狼。

己の死期を正確に悟った銀狼は次いで、最期の言葉として、兄・金狼への別れの言葉を告げます。

それを見たコハクは、覚悟を決めたような表情を浮かべ、銀狼を抱き上げました。

そして、そこへやってきたアマリリスに、何事かを伝えると、コハクは島の中央に突き立つ大樹の頂点へと、一瞬で駆け上がって行きます。

「聞け皆の者!」

「君たちの頭首は……」

銀狼を抱えながら、わざと目立つ場所に立ち、そう叫びを上げるコハク。

その眼下では、イバラが島民たちへと、目を瞑るように指示を飛ばします。

その名目は「頭首様のお力でもろとも石化してしまうから」というものでしたが、無論、その真の目的は、皆に石化武器を見せないようにする事です。

そうして、大樹の根元へとたどり着いたキリサメは、コハクの口を封じるべく、件の「石化武器」を、頭上へと投擲します。

「今すぐ石化してもらえれば」

「復活液による回復というワンチャンスが残る……!」

治療のため、腕の中の銀狼と共に、甘んじて石化光線の攻撃を受ける事にしたコハク。

そしてコハクと銀狼は、その目の前に投擲されてきた「石化武器」を、遂に目の当たりにします。

明らかになった「石化武器」の姿 皆を信じ石化するコハクと銀狼

「見たぞこの私の視力で」

「石化武器(メデューサ)の素顔を」

「千空やはり君の予想通り」

「ルール不在の呪いや魔物の類ではなかった」

「石化武器は」

「化学だーー」

そう呟くコハクの視線の先。そこに投げ込まれてきた「石化武器」は、金属の輝きと、複雑な表面構造を持つ、紛れも無い「機械」の姿を、していました。

そうしてコハクと銀狼は、潜入チームが手に入れた秘密の全てを、アマリリスへと託し、大樹の頂上で石化。

全てを仲間へと託し、眠りに落ちて行きました。

「あとは化学と」

「皆を信じて待つだけだ!」

「うん、絶対」

「大丈夫だよぅ……!」

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『Dr.STONE』第121話を読んだ感想

良くも悪くも、諜報と科学製品開発が主となり、動きの少なかった最近の展開。

今回の第121話は、それらとは打って変わって、各陣営が激しく動き回り、それぞれの立ち位置に、大きな変化のあった、回となりました。

まず語るべきは、やはり命を賭して情報を伝えた、銀狼が見せた「覚悟」でしょう。

ぶっちゃけ背中を貫かれた時の油断は、どうかとも思いましたが、一旦それは置いておきましょう。

死期を悟り、情報をコハクへ伝える、と決めてからの、銀狼のセリフや表情、最後に遺した金狼への別れの言葉などは、科学王国を護る「戦士」としての、男気をありありと感じました。

そして、銀狼の負傷を発端として描かれたのは、石化兵器の真の姿や、現状の科学王国最大戦力・コハクの石化。

先々週までの、順調ムードが嘘であるかのように、科学王国にとっての凶事が、立て続けに起こる怒涛の展開となりました。

一応、コハクたちが、石化王国への侵入を試みていた目的の1つ「プラチナの確保」自体は、成し遂げてはいます。

しかしその代償として得たものは、アマリリスに渡された「頭首は石像である」という情報のみ。

戦闘員であるコハク・銀狼を失ってなお、意味のある情報であったかどうかは……今後の展開次第、というところでしょうか。

先週から引き続き、怒涛の展開が繰り広げられた今回。

千空サイドの、復活液確保・カセキ・大樹の復活などと比べ、コハクサイドには、圧倒的な凶事が続きます。

後に残った頼みの綱は、千空たちが開発中のドローンによる、石化武器の奪取のみとなりましたが……「モズ」や「キリサメ」といった戦闘員が丸ごと残る中、それを成し遂げたところで、再び奪い返されるのが関の山だと思われます。

となると、科学王国は、秘蔵のジョーカーである戦闘員、「氷月」を復活させざるを得ないのでしょうか? いよいよ佳境に差し掛かってきたと思われる、「宝島編」。目の離せない展開が続きます。

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