8月14日(水)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第117話。
咲太郎から光子との結婚報告を受けた亜矢美は、寂し気とも違うなんとも言えない複雑な表情をしていました。それでも明るく振舞い、咲太郎の結婚を祝います。
そして、2人で飲んでいる時、亜矢美は咲太郎にあるお願いをします。
こちらの記事では『なつぞら』第117話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第116話はこちら。
目次
『なつぞら』第117話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー(予想)です。
今日の放送は咲太郎(岡田将生)と亜矢美(山口智子)がしみじみとグラスを片手に飲むシーンでラストを迎えました。特別な関係だという雰囲気が満載のシーンでしたね。
亜矢美は咲太郎に頼る気はないようですが、咲太郎は頼ってほしいとお願いをします。 風車の移転先を探してもらっていましたが、茂木の提案に亜矢美はあまり乗り気ではない顔をしていました。
木曜に行われる風車での結婚祝いの集まりで、亜矢美が思いを吐露するそうです。
↓↓ここからネタバレです↓↓
『なつぞら』第117話あらすじ・ネタバレ
兄妹たちが思い出す過去の思い出!亜矢美の本心は?
咲太郎(岡田将生)は、結婚の報告を終え、亜矢美(山口智子)とお酒を酌み交わしていました。咲太郎は昔の話を始めると、亜矢美はあまり覚えていないと照れ笑いをします。一方、なつも誕生日が近づき、昔のことを思い出していました。さらに、職場では三村茜(渡辺麻友)が風邪をひき、申し訳なさそうに帰っていく姿を目にします。
咲太郎と亜矢美の思い出
咲太郎(岡田将生)は結婚をすることになり、亜矢美(山口智子)と風車でお酒を飲みはじめます。咲太郎は、亜矢美がいなかったら死んでいたと感謝の言葉を話します。咲太郎は亜矢美から生き延びるだけではなく、生きることを教わったと語ります。
昔のことはあまり覚えていないと話す亜矢美。咲太郎をムーランルージュに引き込んだだけだと照れくさそうに言いますが、確かに金儲けのことしか考えないマセガキだったと笑います。
子供の頃の咲太郎は、亜矢美が買ってきた童話の本を読むことを拒否していました。働いたほうが手っ取り早いという咲太郎に、亜矢美は「バカなままで妹を迎えに行ってどうやって養うのさ」と笑います。
そして本と辞書を手渡し、分からない言葉があったら調べていれば、そのうちに世の中のことがわかってくると伝えます。それでも「進駐軍の前で踊った方が手っ取り早い」と言う咲太郎に、彼らがいつまでも面白がってくれるわけじゃないと叱ります。
人を本気で楽しませたかったら、本気で勉強をするようにと忠告します。
亜矢美と咲太郎が親子になった日
また別の日、「鐘の鳴る丘」という音楽を聞いた咲太郎は泣き出しました。孤児院の歌であり、「この歌を聞くと悔しくなるんだ」と咲太郎は言いました。亜矢美は自分の側に咲太郎を呼び寄せ、抱きしめます。
そして「あんたも親をなくした一人の子供なんだから、人に甘えても良いんだよ」と言葉をかけます。そして、「お母ちゃんと呼んでみな」と言います。 照れくさがる咲太郎に「ここは劇場、ムーランルージュ。私たちは何にでもなれるんだ」と言って笑って見せます。
すると、咲太郎は「母ちゃん」と呼び、「なんだい、咲太郎」と返事をすると、2人は涙を流します。亜矢美は、なだめるように咲太郎の肩をポンポンと叩きました。
そんな過去を思い出していた亜矢美が、ふと我に返ると咲太郎が「母ちゃんと俺は何も変わらないからな」と言います。亜矢美は「これからも変わらず偽物の親子だ」と笑うと、咲太郎が怒ります。
咲太郎はもっと頼ってほしいと言うと、「またムーランルージュを建てて欲しい」と冗談ぽく亜矢美が話しました。咲太郎は「それはもう50だから無理だよ」と笑いますが、「分かった、俺に任せろ。思いっきり親孝行してやるよ!」と言ってくれました。
亜矢美は嬉しいと言って、ダンスを陽気に舞い始めます。
なつは千遥のことを思い出し不安になる
もうすぐ、なつの誕生日であり終戦記念日が近づいていました。寝る支度をして布団に横になっていた坂場一久(中川大志)は、横に居るなつに、「いろんなことを忘れないためにあるような日だな」と言います。
なつはその日が来ると、今までよくしてくれた人のことを自然に思い出すんだと話し始めます。そして、最近はあれから何年経つんだなと思うようになったといいます。
小さい頃のなつが千遥のおでこを布でふいています。咲太郎がやってきて、日本が負けたみたいだと教えてくれました。驚くなつでしたが、同時になつの誕生日だと思い出した咲太郎は、信哉とともに「おめでとう」と言ってくれます。
それに合わせて、千遥も「おめでとう、お姉ちゃん」と笑いました。その頃を思い出したなつは、横で寝ている坂場に抱きつき、「また千遥に会いたくなっちゃった」と話します。
すると、今は自分が側にいると坂場は励まします。なつはさらに「もし子供ができたとき、自分たちの子供は幸せになれるのかな」と不安になります。「なるに決まっている」と言う坂場に安心したようになつは目を閉じました。
三村茜が体調を崩して早退することに
なつがテレビアニメの原画の仕事をいつものようにしていると、職場で三村茜(渡辺麻友)が具合悪そうにしていました。茜は夏風邪をひいていたのですが、薬を飲むことができずに治りが遅く困っていました。
なつは早退させてほしいと上司に頼みますが、茜は大丈夫だと譲りません。なつが茜の分の原画を終わらせると上司に伝えると、許可が出ました。
熱があると下山克己(川島明)の下にやってきたなつと茜は、家まで付き添ってほしいと頼みます。注目を浴びていることを察した茜は「大げさにしないで、仕事を続けにくくなる」と困った表情でなつに頼み込みます。
下山は玄関まで送ると言って、作画課を出て行きました。見送るなつの隣で、「働きながら子供を産むのは大変だ」と神地航也(染谷将太)は呟きます。茜の代わりに仕事を頑張るなつでしたが、茜の様子を見たことで悲しい表情になっています。
亜矢美が「結婚おめでとう!」と乾杯の音頭を取ると、なつが亜矢美にもおめでとうと言葉をかけます。「お兄ちゃんの家族だから」となつが言うと、みんなが「よく育て上げた!」と亜矢美のお祝いをしてくれます。
「面倒な子供が片付いたな」と茂木一貞(リリー・フランキー)が言うと、煙カスミ(戸田恵子)が怪訝そうな顔で見つめます。
咲太郎が「長い間お世話になりました!」と潔く頭を下げると、亜矢美が「それは男のセリフじゃないだろ!」とカラッと笑います。母になるのも悪くないと父(内村光良)が言いました。
『なつぞら』第117話の感想
「風車」で亜矢美さんと咲太郎。“親子”水入らずの2ショット。#朝ドラ #なつぞら #山口智子 #岡田将生 pic.twitter.com/vN2oX2C4Qv
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) August 13, 2019
久しぶりに子役たちが登場!
亜矢美(山口智子)と咲太郎(岡田将生)の若い時の様子が明かされました。親代わりになると決意した裏にはこのような話があったんですね。さらになつも咲太郎と信哉、千遥のことを思い出していました。その隣にはちゃんと甘えられる存在である坂場がいて、なんだか暖かくなる展開でしたね。
『なつぞら』第118話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第117話の視聴率は?
8月14日(水)に放送された、第117話の視聴率は20.2%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
全話こちらで更新中!
『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00
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