『なつぞら』三村茜(渡辺麻友)の人物モデルは?神地航也(染谷将太)と結婚の可能性も?

絶賛放送中のNHK朝ドラ『なつぞら』で、なつ(広瀬すず)の同僚アニメーター・三村茜を演じるのが、元AKB48所属の渡辺麻友さんです。これから登場する神地航也(染谷将太)の結婚相手ではないかといわれています。

こちらの記事では、東洋動画でのアニメーション制作が進む中で欠かせない人物になっていくであろう、三村茜(渡辺麻友)のこれまでを紹介していきます。

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三村茜役を演じる渡辺麻友さんはどんな人?

渡辺麻友さんのプロフィール

名前:渡辺麻友(わたなべまゆ)
通称:まゆゆ
生年月日:1994年3月26日
血液型:AB型
出身地:埼玉県
身長:156cm
趣味:舞台鑑賞

  • 2006年第3期AKB48オーディションに合格。チームBに所属。AKB48の活動では全国に大ブームを起こし、初代神セブンと呼ばれたメンバーです。
  • 2012年テレビ東京で放送された深夜ドラマ『さばドル』でドラマ初主演を務め、アイドル活動、ソロでの歌手活動に加えて、女優としても花開きます。
  • 2014年『AKB48 37thシングル選抜総選挙』では、当時の選抜総選挙史上最多15万9854票を獲得し、念願の選抜総選挙1位を獲得。
  • 2017年『AKB48 49thシングル 選抜総選挙』のスピーチで、AKB48からの卒業を発表し、10月31日『渡辺麻友 卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』を開催しました。
  • 卒業後、『アメリ』日本初演の舞台でミュージカル初主演を果たし、東海テレビ制作『いつかこの雨がやむ日まで』でも主演を務めました。

 

『なつぞら』出演に際した渡辺麻友さんのコメント

いつか「朝ドラ」に出演することを目標としていたので、お話しをいただいたときはとてもうれしかったです。

自分なりに演じられるよう精一杯努めて参りたいと思います。

主演の広瀬さん演じるなつと年の近い同僚ということで、なつに寄り添いながらも日本アニメーション草創期の中で活動した1人の女性として作品を盛り上げていきたいです

三村茜はどんな役柄?

絵を描くのが大好きな、眼鏡をかけたおっとりとした女の子。漫画映画をよく知らず、東洋動画には見習いとして就職、次第にそのおもしろさにひかれていくようになります。

なつと一緒に社内試験を受け、繊細な絵が評価され、なつより一足先に合格し、正式にアニメーターとなりました。

三村茜(渡辺麻友)の初登場は?代表シーンまとめ!

6月7日第59話 試験会場にて

『なつぞら』初登場話。アニメーター試験に挑戦したなつ(広瀬すず)。その隣で試験を受けていたのが、三村茜(渡辺麻友)でした。

6月8日第60話 なつに声をかける

アニメーター試験が終わると、茜は「よくこんなに描けたわね!」とたくさんの枚数を描いたなつ(に声をかけます。茜は綺麗な線を引くことができるが、描くのが遅いという役どころです。その技術を見込まれて、なつより一足先にアニメーターとなります。

なつはこの試験では落とされてしまい、茜を羨ましそうに見つめるシーンが描かれています。その後、晴れてなつもアニメーター試験に合格し、共に下山班のメンバーとして働いていくことになります。

6月15日第66話 中庭で

東洋動画の中庭で茜とパンを頬張るなつは「お母さんは昔、こんな漫画映画を作っていたんだと、自分のお子さんに誇れるように頑張ってください」という社長の言葉が気にかかっていました。まるで子供が出来た時にはアニメーターを辞めているみたいだと、なつは憤慨します。

茜は「違うの?」と尋ねます。結婚したらやめるのはおかしい、「せっかく努力してアニメーターになったんだから!」となつが気持ちをぶつけていると、大沢麻子(貫地谷しほり)がその話を背後で聞いており「やめろって言わせなきゃいいんじゃないの?」と話してきます。

茜はなつと一緒に昼食を取るようになり、友人として関わるようになります。三村茜は当時の女性の考え方と同じく、結婚したら仕事を辞めるのが当たり前だと考えている女の子です。

6月20日第70話 喫茶店にて

麻子は白雪姫のアニメーションが好きでこの世界に入ったと話します。「それなのに、常盤御前の顔があんなに怖くなるんですか?」と茜が言います。下山克己(川島明)は「絵はやっぱり描いた人に似ちゃうんだ」と続けると、さらに麻子が怪訝な顔になります。

茜はおっとりとした見た目に反して、意外にズバズバと物を言うキャラクターで、怖がられている麻子にも臆することなく物を言います。ここではキャラクター(常盤御前)を怖い人物として描いた麻子に、しれっとした顔で話題を振っています。

茜は、アニメーターになった理由を「何となく…」と答えました。短大の頃は放浪しながら絵を描くのが好きだったというので、堀内幸正(田村健太郎)が「山下清か」と呟きます。茜が「絵を描いて儲かるかと思ったらそうでもなかった」と笑うので、なつも同意します。

短大に通ったあとに、放浪しながら絵を描いていたという奔放さのある経歴です。「何となく・・・」と話しているように、アニメーターへの情熱はあまり感じていないようです。絵を描くのが好きで技術も伴っているのですが、仕事に打ち込む麻子やなつとは違って、同年代の女の子と同じような感覚を持っている役柄です。今後、なつとの関わりで気持ちに変化があるようです。

6月29日第78話 お疲れ会で

茜や堀内たちは、麻子が持ってきた煮染めが美味しいという話になり、麻子の結婚の話になります。親からはお見合いの話が来るけれどという話をしていると、茜が「心配しているんですねぇ」と無意識な嫌味を言うので、「どういう意味よ」と麻子はなつに話を振ります。

結婚適齢期を超えて仕事に打ち込む麻子を、真顔で心配するような言葉を掛けるので、いつも麻子がツッコミを入れています。

下山が束ねる下山班はキャラクターが濃いので、堀内と茜が緩衝材の役割を果たしています。とくに麻子となつはぶつかることが多いので、悩むなつの隣で気遣うシーンがよく登場します。

 
 
 
 
 
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三村茜のモデルは大田朱美(おおた あけみ)

大田 朱美(1938~)

当時東映動画のアニメーターで原画を担当できたのは、奥山玲子(役・奥原なつ)、中村和子(役・大沢麻子)、大田朱美(役・三村茜)の3人だったそうです。大田さんは、後輩の宮崎駿さんと結婚しました。

女性は結婚したら寿退社が常識だったその時代、奥山玲子さんが結婚後も仕事を続けていたため、大田さんも同じように仕事を続けていたといいます。しかし、宮崎駿が別の会社に移籍したことで夜型の勤務になり、育児や家事のために大田さんは仕事を辞めることになりました。

後々に仕事を続けたかったと語っており、宮崎駿さんよりも絵が上手かったという話がある、才能に溢れた方です。

宮崎駿をモデルとした神地航也(染谷将太)の登場

宮崎駿さんをモデルにしていると言われるのは、新人アニメーターの神地航也(かみじこうや)です。演じるのは染谷将太さんで、7月9日(火)の第86話から出演します。神地も躊躇なく意見をぶつけるタイプで、茜やなつとも共通するところがあります。

実際に、新入社員に向けて挨拶を頼まれた大塚康生(役・下山克己(川島明))さんが、「男おいどんのような青年が鋭い質問をしてきた」と語っています。

神地は、高畑勲さんをモデルにした坂場一久(中川大志)と意気投合し、共に絵コンテの作業に取り組むことになります。実際に宮崎駿さんと高畑勲さんは強い信頼と絆で結ばれており、のちにアニメーション監督の二大看板としてスタジオジブリを作り上げました。

三村茜(渡辺麻友)と神地航也(染谷将太)が結婚するか?

1963年の入社から2年後、宮崎駿さんが24歳のときに結婚されています。描かれるのは先かもしれません。
茜が今まで、結婚観や仕事観についてのエピソードに関わるシーンが多いことから、結婚と仕事の両立というテーマで取り上げられる可能性が高いです。

モデルとなった東映動画では1961年から、アニメーターの労働環境について社員たちが戦った歴史があります。基本給が安いために、残業をして稼ぐしかなく、10人近くが過労で入院した作品もあったそう。宮崎駿さんは入社してすぐに労働組合に参加、翌年には組合・闘争委員会の書記長になり、労働環境改善に取り組みました。

主人公の妹・千遥(清原果耶)が結婚により、再会が叶わなかった分、さらになつは仕事に打ち込んでいくことが予想されます。茜も加わって、女性の生き方について問題提起される可能性は高いでしょう。

『なつぞら』今後の展開は?

現在短編映画の制作に取り組むなつ、坂場一久(中川大志)、大沢麻子(貫地谷しほり)。ストーリーがなかなかまとまらず、3人は生みの苦しみを味わうことに・・・。あるアイデアをなつが思いつき、そこに神地航也(染谷将太)という新人動画マンが加わって制作が進んでいきます。

咲太郎(岡田将生)が声優プロダクションを設立することを決め、そこには雪次郎(山田裕貴)や土間レミ子(藤本沙紀)が所属していきます。海外の漫画映画の吹き替えにも挑戦していくようです。

中川大志と染谷将太というビッグネームが共演するなら、広瀬すずと共にスタジオジブリ創設まで描き、兄とともに映画作りへと挑む展開も考えられる・・・?

今回は、三村茜を演じる渡辺麻友さんの経歴を紹介してきました。7月から出演する神地航也(染谷将太)との関係も気になるところですね。労働組合のストーリーが入ってくるのはまだ先になりそうです。東洋動画には着々と登場人物も増え、これから盛り上がってきそうですね。

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