5月21日(火)に放送のNHKの朝ドラ「なつぞら」の第44話。
なつは、雪之助や雪次郎と一緒に、東京・新宿にやってきます。雪之助が修業をしていた川村屋へ行き、なつはマダムと再会します。
その後、また行方がわからなくなっていた兄にも会えるでしょうか・・・。
こちらの記事では「なつぞら」第44話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のお話はこちらから。
目次
『なつぞら』第44話あらすじ・ネタバレ
東京・新宿編スタート!マダムが待つ川村屋「開拓者の街へようこそ」
昭和31年4月、なつ(広瀬すず)は雪之助(安田顕)や雪次郎(山田裕貴)と一緒に、東京の新宿にやってきました。
川村屋を訪れると、兄探しの時にお世話になった店主の光子(比嘉愛未)が出迎えてくれます。
なつ、雪之助、雪次郎は新宿へ
昭和31年、東京・新宿はデパートや大型書店、映画館など娯楽施設が立ち並ぶ、文化の中心になっていました。新宿が活気づく様子に、雪之助(安田顕)は、すっかり変わったな…と驚きを隠せません。
川村屋に着くと、小畑は再会を喜び、野上健也(近藤芳正)に抱きつきます。野上は「あまりに老けてて分からなかった」と嫌味で出迎えます。野上は、子供のころから川村屋を支える、大正元年から勤めている店員でした。
マダムとの再会
雪之助と雪次郎(山田裕貴)、なつの3人は光子(比嘉愛未)と会います。光子(比嘉愛未)はなつが6月の東洋映画の臨時採用試験を受けるまでの間、皿洗いの仕事を紹介してくれます。光子はなつが絵を書くと知り、興味を持ちます。
川村屋は、創業者である光子の先代の祖母の時代から、芸術家が集まる場になっていました。しかし、光子はなつの絵を見て、「なるほど・・・漫画ね、これは」と少し残念そうです。
文化の開拓者が集まる街・新宿
なつは、アニメーターという仕事は、動かすことを考えて絵を描くのだと言います。役者のように物語を絵で演じる職業なんだと堂々と話します。雪次郎(山田裕貴)は、その説明を聞いて、演劇部の経験を生かせると嬉しそうな顔をします。
なつが光子に、自分にできると思うかと尋ねると、「不安を誰かの言葉で解消するのはよくないわ。その不安と戦わないと」と返し、そういう人なら応援するといってくれます。その言葉に雪之助(安田顕)は、先代のマダムの意思が、立派に引き継がれていると喜びます。
光子は「なつさん、この新宿も、ある意味北海道と同じように、開拓者が集まるところなのよ」といいます。光子は、それを「文化の開拓者」と呼びました。新しいことに挑戦したいという若い人が、これからどんどん集まってくると思うと話します。
川村屋もそんな新宿でありたいと思っていると話し、「ようこそ、開拓者の街へ」と言葉をかけてくれました。
料理長との出会い
光子は2人に料理長の杉本平助(陰山泰)を紹介しました。緊張する雪次郎(山田裕貴)に、軍隊じゃないんだと杉本が笑いました。なつは、お土産にバターを持ってきていました。とよがデザインした、バター煎餅の赤い缶にぎっしりと詰めたものです。
なつがカリーに使ってくれと言うので、光子は驚いた顔を見せます。 野上健也(近藤芳正)は、しぶしぶといった顔でバターカリーを運んできます。野上は、なつの作ったバターを見下し嫌味を言いました。「落書きは芸術にはならない」と言って高笑いをします。光子も杉本も良いバターだと褒めてくれます。
川村屋のカリーの由来
スパイスの聞いた川村屋のカリーは、光子の祖母がインド人革命家を助けたことから、ここで作られるようになったそうです。その革命家はイギリス政府に追われて日本へ逃げてきた、そこを祖母が店にかくまい、カリーを伝えたのだといいます。
雪之助(安田顕)が「命懸けで守ったマダムのカリーだ、革命が生み出した川村屋の味だ。それが今もこうして残ってる」といいます。そして、「名物となるものは、その店、その人間の覚悟だ」と話します。 「だからあんなに強くて優しいんだ…」となつは思いました。
そんなマダムに兄が金を借りたことを悲しんでいると、雪之助は、「カリーじゃなくて借りを作ったか」と冗談を飛ばし、雪次郎に怒られます。
煙カスミの元へ
なつは兄についての情報を集めるため、雪之助たちを、以前兄探しで訪れたクラブ〈メランコリー〉に誘いました。ステージでは、歌手の煙カスミ(戸田恵子)が「ガード下の靴磨き」を歌っています。その歌は靴磨きの少女を描いた歌で、兄や妹と過ごした幼少期を思い出していました。
そこへナレーションが入り、「東京は、街も人もすっかり変わったぞ」と父(内村光良)が語ります。
『なつぞら』第44話の感想
新宿にやってきた、なつと雪之助と雪次郎。「川村屋」のマダム・光子、料理長・杉本、ウエイトレス・佐知子と。「ようこそ、開拓者の街へ」#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #安田顕 #比嘉愛未 #陰山泰 #山田裕貴 #水谷果穂 pic.twitter.com/4Jjlq1VvOp
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年5月20日
「ガード下の靴磨き」となつとの関係
なつは東京大空襲で母を亡くしたあと、兄や妹達と生活するために、靴磨きの仕事をしていました。その時、信哉(三谷麟太郎・工藤阿須加)も一緒に生活していました。「ガード下の靴磨き」の歌詞は、なつの幼少期に過ごした東京と重なり、感動していたんですね。
川村屋のカリーの元ネタ、中村屋のカリーの由来とは?
モデルは、新宿に実在する老舗食品メーカー「新宿中村屋」だと言われています。創業者の相馬愛蔵と良(国光)夫妻が、小さなパン屋「中村屋」と買い取ったことから始まります。娘がインド人と結婚したことをきっかけに、1927年からインドカリーの販売を始めました。
ドラマとは違って、可愛いほっこりしたきっかけなんですよ。
『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?
「なつぞら」は、月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00
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