6月29日(土)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第78話。
「わんぱく牛若丸」の制作が終了し、打ち上げをする一同。そこへ、久々に登場する天陽の兄・陽平から、北海道にいる天陽の話を聞かれるなつですが・・・。
天陽ロスを埋める良い知らせなのか、それとも・・・気になります。
こちらの記事では『なつぞら』第78話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のお話はこちらから。
目次
『なつぞら』第78話あらすじ・ネタバレ
天陽（吉沢亮）が結婚！その知らせになつは動揺し…
わんぱく牛若丸の制作をついに終えた東洋動画のアニメーターたちは、打ち上げを開催しています。なつはそこで、天陽（吉沢亮）が結婚することを知らされます。驚きを隠せないなつのもとへ、信哉（工藤阿須加）がやってきて帯広へ転勤することを告げ・・・
わんぱく牛若丸の制作が大詰めを迎える
昭和33年の春、わんぱく牛若丸の制作が大詰めを迎えていました。大沢麻子（貫地谷しほり）はアニメーターたちに発破をかけ、三村茜（渡辺麻友）やなつ（広瀬すず）は忙しさにぴりぴりとしながら作業を進めています。
なつの作画は見違えるように綺麗な線で描かれるようになっていました。ついに美術、作画、仕上げの作業が終わり、7万枚以上の動画を書き上げた一同は、お疲れ会を開いていました。露木重彦（木下ほうか）を中心に乾杯の音頭を取ります。
下山克己（川島明）の班も「お疲れ様でした」と労をねぎらい、なつはたくさん描くことがいかに難しいかを学んだと話します。茜（渡辺麻友）、堀内幸正（田村健太郎）たちは、麻子が持ってきた煮染めが美味しいという話になり、麻子の結婚の話になります。
親からはお見合いの話が来るけれどという話をしていると、茜が「心配しているんですねぇ」と無意識な嫌味を言うので、麻子はなつに話を振ります。なつは「そんなのいないですよ」とごまかし、話を変えようと持ってきたおでんを勧めます。
「特にじゃがいもがおすすめです！」となつが言うと、麻子から「あなたが作ったの？」と聞かれます。なつが、「じゃがいもですか？」と聞くので、麻子がおでんのことだと訂正します。なつが「じゃがいものつくり方なら分かるんですけど」と言うと、茜はさすが農業高校出身だと笑いながら褒めました。
場を盛り上げるためなつは懐かしい歌を歌い出す
酔った井戸原昇（小手伸也）が、ビール瓶を両手に、「誰か歌え！」とみんなに声をかけます。露木がステージに立ち、「馬の脚を4本描いたやつは、誰だ？」となつが呼ばれてしまいます。
なつは嫌がりながらも決意し、「よし、歌います」と登壇します。ステージに上がるとばっと振り返り、大きく腕を振り被って“FFJの歌”を歌い出します。その歌とともに雪月でケーキを売る小畑家の様子が映ります。
雪次郎（山田裕貴）が作ったロールケーキをアレンジしたものを、とよ（高畑淳子）や妙子（仙道敦子）が販売していました。雪之助（安田顕）が懐かしそうな顔をして、ロールケーキに粉糖をまぶしています。 見事に歌い上げたなつを出迎え、「誰も知らない歌をよく歌いきった！」と森田桃代（伊原立花）が抱きしめます。
その後には、桃代が仕上げ課の女の子たちとお祭りマンボを踊り始め、場を盛り上げます。
天陽が結婚すると聞いたなつは驚く
山田陽平（犬飼貴丈）と久しぶりに話したなつは、天陽（吉沢亮）に手紙を書いているかと聞かれます。最近は書いていないと答えたなつに、陽平は言いにくそうに、「天陽は、今年の冬に結婚するんだ」と告げます。
なつは驚いた顔で「結婚…？」とつぶやきます。周囲が踊り賑やかな中、なつは呆然としながら天陽の姿を思い出していました。ハッと正気に戻ったなつは、「おめでとうございます！」お祝いの手紙を書かないとと、気丈に振る舞います。
「手紙で知らせてくれたら良いのに！みずくさいな、天陽くん！」と付け加え、賑やかなステージの方を振り返りました。
なつは、風車に帰ってくると水を1杯飲み、考え事をしていました。そこへ信哉（工藤阿須加）がやってきます。のれんをくぐり「もう終わりか…」と残念そうに話す信哉は、報告があるとなつに伝えました。
信哉は、帯広への転勤が決まったというのです。なつは「へぇ～今度は逆になるんだ、私とノブさんが」と感慨深そうに話します。信哉が「向こうに行ったら2、3年は戻ってこられなくなる」と伝えたものの、なつは寂しがる様子もなく、信哉は拍子抜けしたようになつの顔を見ています。
「アニメーションにしか出来ない表現とは何か」の答え
子供が楽しめる漫画映画として評判を呼び、上映は大成功を収めました。東洋動画の階段で坂場一久（中川大志）と出会ったなつは、「アニメーションにしか出来ない表現とは何か」という質問を再び投げかけられます。
分からないと答えたなつは、先に坂場の意見を教えてくれと迫ります。坂場は少し間を置いた後、「ありえないことも本当のように書くことです」「ありえないことのように見せて本当を描くことです」と答えました。
なつはその言葉を繰り返し、「ありえないようなことに見せて、本当を描くこと…」とつぶやきます。馬の脚を4本に描いた動画を頭に浮かべ、「どんなにありえないことも、本当らしく描く方法がある…」と思い出します。 「大きな嘘から真実を描きだす、それはアニメーションにしかできない！」と手を叩きます。
坂場が「腑に落ちましたか？」と尋ねると、なつは「はい！落ちました」と目を輝かせます。
昭和34年5月、なつは風車に新しいポスターを貼りますが、まだなつの名前はポスターには書かれていません。風車と柴田家には電話が設置され、十勝と新宿が繋がりました。電話の先には柴田家の家族たちが集まっていました。
富士子（松嶋菜々子）と話しをして「今年は帰る」と決意したなつの言葉に、柴田家のみんなは沸き立ちます。嬉しそうに東京の空を見上げるなつ。
一方、柴田家をピンク色のワンピースを着た女の子が訪ねようとしていました。
『なつぞら』第78話の感想
天陽の結婚、信哉の転勤、坂場との意気投合、千遥の登場…と内容盛りだくさん！
まずは、天陽との結婚ですね。おでんに入っているじゃがいもは以前天陽（吉沢亮）が送ってくれたという話がありました、なつは結婚相手の話に無意識に天陽を思い浮かべていたんでしょうね。
そこで久々の登場ながら、陽平（犬飼貴丈）の大カミングアウト、 ショックを受けるなつですが、結婚が今年の冬ということで意外とまだ期間があるようです。何か展開が起きる可能性もありますね。
て…て…天陽…#朝ドラ #なつぞら #吉沢亮 pic.twitter.com/J6mVR0c8R6
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月28日
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『なつぞら』第79話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第78話の視聴率は？
6月29(土)に放送された、第78話の視聴率は19.8％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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