6月28日(金)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第77話。
階段から落ちそうになったことで、なつは今まで見たことのない動画を完成させました。その時、助けてくれた坂場とも馬のポーズの一件で、少し距離が近づいた気がします。
一方で、今週のメインキャラクター雪次郎の役者への道はどうなっていくのでしょうか?
こちらの記事では『なつぞら』第77話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のお話はこちらから。
目次
『なつぞら』第77話あらすじ・ネタバレ
家族愛が溢れる!雪次郎、涙の菓子づくり!
役者になる息子を認められない雪之助(安田顕)を、なつ(広瀬すず)は説得していました。光子(比嘉愛未)も加わり、雪次郎の思いを伝えようとします。ある日の朝、風車に呼び出された雪次郎(山田裕貴)は、用意された調理器具でケーキを作るようにと言われます。
雪之助をなつは説得する
川村屋でなつと話していた雪之助(安田顕)は、「俺は、それでも雪次郎を苦しめてるだけかい、なっちゃん」と尋ねます。
なつは、その言葉の重みを受け止めながら「それは間違ってないから、雪次郎くんは辛いんです」と話します。雪次郎は、ちゃんと家族を大事にして生きていると思うと伝えました。
雪之助は「雪次郎が、家族を大事に?」と聞き返します。するとそこへ光子(比嘉愛未)がやってきて、名物のカリーを出してくれました。雪之助(安田顕)が働いてくれているお礼だと言って振舞ってくれたのです。
なつ自身が、北海道にいる家族を見て、自分らしい生き方を学んだのだといいます。それは雪次郎も同じだと話し、どこでどんな生き方をしようと、家族の思いは引き継がれ、同じように生きるということを伝えます。
家族の思いを引き継ぐ雪次郎
「大事なお店を次ぐのも大事だけど、自分の夢を切り開いていくことも、ちゃんと家族を大事にして生きていくことになる」と訴えかけました。「雪次郎くんは、おじさんを裏切るような生き方は絶対にしない」と伝えると、雪之助は涙ぐみます。
川村屋を祖母の代から守ってきた光子は、「私がこの店を守っているのもそういうこと。ただ店を継ぐだけではなくね」と付け加えました。雪之助は言葉を受け止め、せっかくのカレーが冷めてしまうと2人は食べ始めました。ガツガツと口に運びます。
その頃、雪次郎のアパートでは、妙子(仙道敦子)が手づくりのカレーを作っていました。妙子は、「お父さんがいくら反対してもあんたの味方だからね」と伝え、俳優になれと言っているわけではないけれど「雪次郎がやりたいことを応援したいだけだわ」と背中を押してくれます。
しっかり食べなさいと言われた雪次郎は、その優しさに泣き出します。「うめえ!やっぱり母ちゃんのカレーが世界で一番うめえ」と言いました。
とよの本心
なつと雪之助が風車へと戻ってくると、咲太郎(岡田将生)ととよがムーランルージュの歌を歌いながら楽しそうに踊っていました。帰ってきた雪之助に「菓子作ってる時だけはいい男!」と言ったりして、とよは完全に酔っ払っていました。
強がりでお酒が強いと言って呑んでいたもののお酒が弱く、その姿は雪之助とそっくりです。とよが「もう好きなことやるぞ!もう母さんを頼るな!」と言いながら雪之助に絡んだあと、懐に飛び込み「叩いて悪かったな…」「あんたには私の夢背負わせて、苦労ばっかりかけて悪かったな…!」と、とよは泣き出してしまいました。
雪之助は優しく母を抱きとめます。雪之助は、ふらふらのとよを抱えて帰って行きました。なつはその姿を笑顔で見送ります。
雪次郎は呼び出される
2日後の朝、風車に雪次郎は呼び出されます。そこには小畑家のみんなと、咲太郎、亜矢美(山口智子)、なつが集まっていました。 雪次郎が謝ろうとするのを止めた雪之助は、川村屋から借りてきた調理道具を見せます。
「東京でこの2年近く時間を無駄にした、それが本当に無駄だったのか、家族のことを騙してたのか確かめさせてもらう」と告げます。 雪次郎に、この道具を使って、バタークリームのケーキを作るように指示しました。
ジェノワーズ(スポンジケーキ)はフライパンで作り、ケーキはデコレーションして作るように言われます。そして、「2年間どう生きてきたかしっかり見てやる」と雪次郎に言いました。雪次郎が驚きながら「オーブンがなくてケーキが作れるのかい?」と尋ねると、雪之助は自分で考えろと叱責します。
「わかった、やるべ」と決意した雪次郎は、みんなが見守る前で調理を始めます。
修行の成果を見せようとする雪次郎
一生懸命にバターを混ぜ、フライパンでスポンジを焼いてロールケーキにしました。そこにクリームをナイフで塗る手さばきを、咲太郎やとよが身を乗り出して見ています。雪次郎は、完成した白いバタークリームに包まれたロールケーキを、雪之助に出しました。
雪之助は「フライパンじゃジェノワーズは膨らまないから、ロールケーキにしたのかい」とアイデアを評価します。雪次郎は「食べて」とみんなに輪切りにして振る舞いました。一口食べてみんなは目を驚かせます。妙子やなつも「おいしい!」と驚きます。
咲太郎が「普通にうまい」と言うので、亜矢美が「普通にお店で食べるみたいにおいしい」と通訳しました。雪次郎はその言葉に安堵します。
雪之助の評価は・・・?
雪之助は一口食べて目をつぶり、「雪次郎、何をするにもこれぐらいやれ」と話し出します。「これぐらい努力しろ、これぐらい一生懸命頑張れ」という言葉に、雪次郎は目を輝かせます。
認めてもらえた雪次郎を、咲太郎が「やっと言えるな、合格おめでとう!」と祝いました。雪之助は言葉を付け加えます。「これからやることは、いくらでも諦めていいことだ。諦めるときは潔く諦めれ」「お前にはお前の生まれた場所がある、何があっても恥ずかしがらずに戻って来い」と伝えます。
とよが「負けるのも、人生の味だ」、妙子が「いつでも待ってるからね」と笑顔を見せます。「そったらこと、待つなや!」と雪次郎は涙ぐみつつ笑います。「ごめん、とうちゃん…ありがとう」と泣き崩れてしまう雪次郎、雪之助はその頭をパシッと叩きます。小畑家は北海道に帰りました、東京に一つの夢を残して。
『なつぞら』第77話の感想
『#なつぞら』
ご覧頂きありがとうございます
明日はついに雪月の決着の日22日の函館競馬場イベント
皆様ありがとうございました。
初めての競馬。負けた。(笑)#アリオ札幌 で
30日トークショー‼️
「またまた北海道来るの?」と
知らない方もいらっしゃると思うので
ぜひ、 #拡散希望 ンヌ。 pic.twitter.com/cicnks0GJi— 山田裕貴 (@00_yuki_Y) 2019年6月27日
限られた中で工夫する
雪次郎(山田裕貴)は風車のカウンターという限られた場所で、ロールケーキにするというアイデアを思いつきましたね。雪之助(安田顕)は十勝でも、限られた調理器具と代用品を使ってホットケーキや、パフェを作り出してきました。
限られた中で発想力で勝負するという思いは、しっかりと息子に引き継がれていたんですね。そんななつも限られた動画枚数の中で、どう勢いとタメを表現するかを考えた末に、残像を描くという方法を思いつきました。
なつと雪次郎が北海道で受け継いだものには、共通点を感じますね。
『なつぞら』第78話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第77話の視聴率は?
6月28(金)に放送された、第77話の視聴率は21.9%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
全話こちらで更新中!
『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00
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