なつぞら第156話ネタバレ・あらすじ|最終回!十勝で迎えるラストシーン、泰樹からの言葉…結末の内容は?

9月28日(土)放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第156話。本日をもって最終回となります。

朝ドラ100作目となる記念すべき作品のラストは、ヒロインのなつが育った北海道十勝で家族全員揃って迎えます。

半年間、笑いあり涙ありで楽しませてくれた名作『なつぞら』は、どのような形で幕を閉じるのでしょうか。

こちらの記事では『なつぞら』第156話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

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前回のあらすじ『なつぞら』第155話はこちら

『なつぞら』第156話の予告レビュー

次回の番組表やノベライズをもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー(予想)です。

泰樹はなつに「わしが死んでも、悲しむ必要はない」と伝えます。天陽と同じように自分の魂もこの大地に染み込ませておくと話します。東京へと送り出そうとする泰樹に、なつは涙して2人は大地に寝転びます。

翌日、坂場と優をつれてなつは草原の丘へと登りました。そこは信哉(工藤阿須加)がなつを迎えに来た場所。坂場はいつかなつたち兄妹の戦争を描いてみたいと話します。その夢が叶うのは12年後、それはまた、別の話です。

家族になれて良かったと話すなつと坂場を見て、優が「ソラとレイみたい!」と喜んでいます。3人は手をつないで草原を降りていきます。目の前に広がるのは大地と夏空、なつはいつかこの大きな世界を描きたいという思いを感じます。

幼い頃に世界の終わりを見た瞳は、いつの間にか絵の具を塗り重ねたような深い陰影をたたえていました。

『なつぞら』第156話あらすじ・ネタバレ

火垂るの墓に繋がる最終回!なつ、家族と共に歩き出す!

泰樹(草刈正雄)はなつ(広瀬すず)に別れと、励ましの言葉をかけます。先に東京へ帰っていく千遥(清原果耶)と千夏(粟野咲莉)を家族たちが見送ります。坂場一久(中川大志)となつは、また新しいアニメーションへの挑戦を続けていく決意をしました。

泰樹からの言葉になつは・・・

泰樹(草刈正雄)とともに、天陽の畑でじゃがいもを収穫するなつ(広瀬すず)。泰樹はふと「わしが死んでも悲しむ必要はない」と告げます。「天陽と同じじゃ」と言うと「わしの魂もこの大地に染み込ませておく、さみしくなったらいつでも帰ってこい」となつに話しました。

「お前は大地を踏みしめて歩いていけばそれでいい」となつの目を見て伝え、「それに、わしはもうお前の中に残ってるべ、お前の中に生きとる」と微笑むと、それで十分だと言って笑いました。

「しかし、よくやったな、なつ。お前はよく東京を耕した」と褒められたなつは、上京を決意したときに掛けられた言葉を思い出していました。『行ってこい、漫画か映画か知らんが・・・行って、東京を耕して来い!開拓してこい!』となつの背中を押してくれたのは泰樹でした。

「いつでも東京に帰れ。わしはいつでもお前と共におる」と微笑む泰樹の姿に、なつは涙ぐみます。「じいちゃん・・・大好き」となつが昔のように笑うと、泰樹は驚いてバランスを崩し、畑に寝転んでしまいました。

泰樹がワッハッハと笑うので、なつもつられて笑い出します。2人は、天陽の畑に寝転んで空を見上げました。

また新しい一歩を踏み出す2人

柴田家で過ごしていた坂場は、東京から大沢麻子(貫地谷しほり)の電話を受けます。次回作の企画が決まりそうと伝えた麻子、その手にはCuoreと書かれた赤い本がありました。なつと相談して、東京へ早く戻るようにすると伝えると、受話器を置きます。

電話を終えた麻子は、なつが新人の頃、東洋動画で言い合いをしたことを懐かしんでいました。坂場は富士子(松嶋菜々子)から仕事かと尋ねられ、はいと答えます。ただ、少しでもなつを休ませたいから焦らないと伝えました。

坂場は悪気なく「僕はもう…退屈で」と言うので、富士子から笑われます。そして、「イッキュウさん、これからもなつをよろしくね」と言われた坂場は「こちらこそ!」と微笑みます。

納屋では、砂良(北乃きい)と照男(清原翔)が停電でぐちゃぐちゃになったアイスクリーム屋の片付けをしていました。照男は牛舎の建て替えはまだ早いと、考え直すことを決めました。砂良もアイスクリーム屋について、またお義母さんと初めからやり直すことに決めます。

「まだまだ私らは先が長いもね」と微笑む砂良に、照男は「そうだな」と言うと、ふとプロポーズの日のことを思い出しました。

熊の毛皮を被って『俺と一緒に生きてください』と頭を下げた照男に、『撃つときは自分で撃つから』と笑った砂良の顔が頭に浮かびます。

照男は砂良の目を見て「これからも、よろしく頼む」と伝えると、砂良も「こちらこそ、よろしくお願いします」と軽く頭を下げて微笑みました。

千遥と千夏をみんなで見送る柴田家

千遥(清原果耶)と千夏(粟野咲莉)は、先に東京へ帰ることになりました。夕見子(福地桃子)が空港まで送るために、車で迎えに来てくれていました。柴田家は家族総出で見送りに玄関へと出てきます。

千夏は「優ちゃん、バイバイ、また東京でね」と、優(増田光桜)と手を振り合います。富士子は「千遥ちゃん、千夏ちゃん、来年も来て!」と言うと、剛男(藤木直人)も「そうだ、来年も待ってるからな!」と声をかけました。

照男は「毎年来い!」と笑い、「待ってるからね」と優しく砂良が言います。菊介(音尾琢真)は「必ず来いよ、菊助さんに会いに来い!」とおどけて言うと、戸村悠吉(小林隆)は「わしが元気なうちに来てくれや」と微笑みました。

「皆さん、ありがとうございました。皆さんもどうかお元気で」と伝えた千遥は、最後に泰樹にお礼を言います。「気い付けてな」と泰樹は一言伝え、去っていく2人の姿を見送りました。

家族たちは少し寂しそうな笑顔でその背中を見つめています。外まで見送りに出た富士子となつは、遠ざかっていく車に大きく手を振りながら「来年必ずね!必ず待ってるからね!」と声をかけました。

夕見子が運転する車は牧場の小道を進んでいきます。嬉しそうな千夏の姿を見て、千遥は安心したように微笑みました。

「こうして、千遥と千夏は東京へと帰りました。何、すぐに私を超える料理人になるでしょう」と父(内村光良)は語ります。

笑顔で見送った富士子となつの顔を、十勝の明るい日差しが照らしました。

東京の仲間にも良い知らせが舞い込む

東京では、咲太郎(岡田将生)の声優事務所も、ますます忙しくなっていました。やがて声優やアニメという言葉がブームになり、数々のスターを送り出すことになるのです。咲太郎が電話を取ると、新しい仕事が舞い込んできます。

魔女と手下が2人、泥棒の一味のアニメーションでした。面白そうと喜ぶ松井新平(有薗芳記)は、島貫健太 (岩谷健司)から「泥棒か!お前得意じゃねえかよ」と言われ、「うるせえ」と恥ずかしそうにしています。

看板女優の亀山蘭子(鈴木杏樹)が、魔女の役を務めることになりました。土間レミ子(藤本沙紀)が役がないと戸惑うと、佐知子(水谷果穂)からその前に予定がびっしりだと笑われます。

光子(比嘉愛未)はお祝いをしようと提案、亜矢美(山口智子)の新しい店にみんなで行こうと咲太郎が言い、声優たちは沸き立ちます。

坂場がある夢を語る

十勝に残ったなつと坂場は優をつれて、草原の丘を登っていました。ここは18歳のとき、信哉(工藤阿須加)がなつと再会した場所です。

爽やかな風が吹く青空の下、坂場は「いつか、君達きょうだいの戦争を描いてみたいな」と呟きます。

「できるとしたら映画だ」と坂場が言うと、「なつと坂場くんは、12年後にその夢を叶えます」と、父が語りを入れました。

空襲の夜に炎の中を逃げる女の子、その手を引いて水へと飛び込む男の子のアニメーションが浮かびます。いつもの帽子を被った泰樹は、柴田牧場を見渡す場所へとやってくると、牧草の上へと寝転がり瞳をとじました。風に吹かれ、気持ちよさそうに微笑みます。

「ここからまた始まるんだね、私たちの開拓が。私たちもまた、何もない道を歩んでいきたい」となつが言うと、坂場は「君と出会っていなければ、僕の未来はきっとつまらないに違いない」というと、なつは良いこと言うねと笑いました。

なつも「あなたと出会っていなければ、こんなに楽しくなかったと思うわ」と微笑みました。不器用な出会いから、アニメーションに向き合った日々、なつにプロポーズをして抱きしめあった日、柴田家に挨拶に来た日、優が生まれ頬を擦り付けあった日と、今までの思い出が浮かびます。

坂場が「なつと優と家族になれて良かった」と微笑むと、なつは「これからよ。これからも一コマ一コマ、アニメーションみたいに家族の夢を描いていきましょう」と伝えます。

坂場は「また大変なことが待ってるかもしれないけど」と困った顔をすると、「それでもまたはじめましょう」となつは晴れ晴れした顔で笑いました。

優が2人のことをソラとレイに似ていると言ったので、坂場が「じゃあ…」と言ってなつの手を握ります。優はとっさに「それはダメ!優ちゃんも!」と2人の間に入り手を繋ぎました。

なつは広がる牧場を見下ろすと、「行こうか」と言って歩き出します。

父が「日本のアニメーションが、世界に誇れるほど成長していくのはここからなのです。その未来に向かえよ、なつよ」と語ります。 深い緑に覆われた山々と、広い草原には流れる雲の影が映ります。その中を手を繋いだ3人が歩いて行きました。

「なつよ、朝ドラよ。101作目に続けよ」と父が語ると、牛の鳴き声が聞こえました。

『なつぞら』第156話の感想

最終回 ついに終わってしまいました・・・

第1話から差し込まれた東京大空襲や、信哉との出会いのアニメーションは、坂場となつが制作した12年後のアニメーションだったんですね!

原作では「火垂るの墓」の代わりに「夏空」として放映されることになっており、タイトルの伏線も回収されています。クオレ原作の「母を訪ねて三千里」、魔女と手下で「タイムボカン」の制作も描かれていましたね。

千遥を送り出す「また来年ね」という家族たちの言葉は、テレビのこちら側に向けて掛けられたもののように感じました。柴田家の家族たちが、今も十勝で待ってくれている気がしてきます。

最高の終わり方でしたね、今まで半年間読んでいただきありがとうございました!

『なつぞら』第156話の視聴率は?

9月28日(土)に放送された、第156話の視聴率は21.0%でした。(関東地区、ビデオリサーチ調べ)

全話こちらで更新中!

なつぞらの視聴率や最終回までのあらすじネタバレはこちら

『なつぞら』の放送時間は?再放送はある?

『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。

朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。

また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。

なつぞらダイジェスト版

「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20

「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00

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