映画『ロマンスドール』高橋一生と蒼井優キャスト紹介!原作やあらすじ、タナダユキ監督作品について

「ロマンスドール」は2020年1月24日に公開予定のタナダユキ監督作品です。

タナダ監督が原作をつとめ2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載した小説の映画化となります。

先日、主演の高橋一生さんと蒼井優さんが夫婦役を演じる本作の場面写真が公開されました。

この記事では、映画『ロマンスドール』高橋一生と蒼井優の共演場面写真をはじめ、原作者タナダユキ監督や作品についてご紹介します。

映画「ロマンスドール」のキャストや登場人物について

主演二人の脇を固めるのは、きたろうさん、渡辺えりさん、浜野謙太さん、三浦透子さん、大倉孝二さん、ピエール瀧さんといった俳優陣。

一時は出演者であるピエール瀧さんの逮捕により、公開が危ぶまれた時期もありました。

関係者間協議の末、2019年秋公開予定が2020年1月に延期、再撮影は行わないという形で公開が決定しました。

物語を彩るキャスト陣の詳細!きたろう、渡辺えりら豪華俳優陣が集う

  • きたろう「相川金次」役。哲雄の師匠であり、勤め先の久保田商会のベテランドール職人。
  • 渡辺えり「田代まりあ」役。久保田商会の同僚。
  • 浜野謙太「両角」役。久保田商会の同僚で哲雄の後輩。
  • 三浦透子「ひろ子」役。哲雄の不倫相手。
  • 大倉孝二「原田」役。久保田商会を内偵する捜査官。
  • ピエール瀧「久保田薫」役。久保田商会の社長。

映画「ロマンスドール」のあらすじ

高橋一生さん演じる夫・哲雄は、美人で気立て良しの蒼井優さん演じる園子に一目ぼれし結婚します。

お互いを想い惹かれ合った夫婦として10年の歳月を過ごしてきました。しかし哲雄は、10年間園子に自らの従事する職業をずっと隠し続けていました。

彼の仕事は「ラブドール職人」。妻へ秘密を抱えながら、哲雄はラブドールを作る仕事に没頭していきます。

そして平穏に思えた夫婦生活にも次第に陰りが見え始め、二人は次第にセックスレスになっていきます。

一方、園子にもまた秘密がありました。夫婦の仲がギクシャクしていく中、ついに園子が哲雄にその秘密を打ち明けます。

映画『ロマンスドール』高橋一生と蒼井優の場面写真公開

今回公開された場面写真では、そっと寄り添う高橋一生さんと蒼井優さんが演じる夫婦の日常や美しいカットが印象的です。


『ロマンスドール』©2019「ロマンスドール」製作委員会

ベッドで見つめ合ったり、寄り添いながら外出しはにかみ合う仲睦まじい様子が描かれています。


『ロマンスドール』©2019「ロマンスドール」製作委員会

一見、穏やかで仲の良い夫婦像ですが、あらすじで胸に秘めた思いがあることを知るとまた意味深にも見えるショットです。

ラブドール職人でもある夫「北村哲雄」役の高橋一生

高橋一生さんは子役時代から活躍し、出演作はスタジオジブリ「耳をすませば」の天沢聖司役(声優)、2004年「世界の中心で、愛を叫ぶ」に出演。

その後、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」「おんな城主直虎」や映画「シン・ゴジラ」などヒット作に多数出演。今では映画やドラマ以外にCMでも頻繁に目にします。

そんな高橋一生さんに以前から注目していたというタナダ監督。

高橋とショートムービーの仕事を共にしたことで、実力と器用さをもつ俳優高橋の魅力に惚れ込みました。

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愛するゆえに秘密を抱える妻「園子」役の蒼井優

舞台「アニー」にてデビューし、2001年「リリイ・シュシュのすべて」では高橋一生さんと共演しています。実に18年ぶりの共演となるわけですね。

その後、2003年「花とアリス」2004年「フラガール」などに出演。また、2008年の映画「百万円と苦虫女」ではタナダユキ監督とのタッグで主演しました。

プライベートでは、南海キャンディーズ山里さんとの結婚とそのラブラブな会見も記憶に新しい出来事です。

タナダ監督が「ロマンスドール」原作小説を出した際、面白いから映画にしたらいいのにと最初に言ってくれたのが蒼井優さんだったというエピソードもあります。

前回の「百万円と苦虫女」以降、30代になり女優として深みが増した蒼井優さんに、ぜひ演じてほしいとオファーしたとのことです。

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「ロマンスドール」監督で原作者でもあるタナダユキ

本作の監督兼原作者のタナダユキさんは、映画制作では脚本や演出も務めています。

2007年に安野モヨコさん原作、蜷川実花監督の「さくらん」で脚本を担当し、蒼井優さんとタッグを組んだ、2008年監督作「百万円と苦虫女」では日本映画監督協会新人賞を受賞しました。

独自の感性と演出で日本の映画業界に新風を巻き起こした女性監督です。映画に携わる傍ら、小説家やエッセイストとしても活躍しています。

「ロマンスドール」については、近年の「ラブドール」の進化、ラブドールという、ひとつの芸術と職人技に衝撃を受けたことが原作執筆と映画化のきっかけであったそうです。

主演の二人には、前述のように過去に仕事を共にした経験から「この夫婦役にはこの二人しかいない!」と直々にオファーしました。

そして、高橋一生さんと蒼井優さんの両者とも、タナダ監督の期待以上の素晴らしい演技を見せてくれたとのことです。

「ロマンスドール」の危うくも美しい夫婦像と物語の行く方に期待

哲雄を取り巻く久保田商会の面々との仕事を通じた交流や、「ひろ子」との秘密の関係の展開は物語にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

また、大倉孝二演じる「原田」が久保田商会を内偵する理由とは一体何なのでしょうか。

高橋一生と蒼井優演じる夫婦の、性愛と夫婦愛とそれぞれの秘密。

それらが複雑に絡み合った物語が一体どこに決着するのか、ぜひその目で見届けてください。

タナダユキ監督の視点から描くラブドール職人の独特の世界にも注目です。

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