映画『運び屋』は過去に実際にあった事件を基にして製作されたヒューマンドラマです。今年89歳になるクリント・イーストウッド氏が監督と主演を務めています。
また、映画「アリー/スター誕生」で監督と出演を兼任したブラッドリー・クーパー氏が、主人公を追う捜査官を演じるという非常に豪華なキャストに彩られた作品でもあります。
こちらの記事では、映画『運び屋』の動画を無料視聴する方法や配信サービスをはじめ、気になる『運び屋』のあらすじネタバレや感想についても紹介します。
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目次
映画『運び屋』動画を無料視聴する方法
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---|---|---|
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Netflix | × | 30日間 |
※上記の情報は2019年6月時点での情報となります。
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PandoraやDailymotionなどの無料動画共有サイトでも、見えないデメリットとリスクがあります。
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- 『父親たちの星条旗』(2006年)
- 『マディソン郡の橋』(1995年)
- 『スペース・カウボーイ』(2000年)
- 『ザ・シークレット・サービス』(1993年)
- 『パーフェクトワールド』(1993年)
- 『許されざれる者』(1992年)
- 『15時17分、パリ行き』(2018年)
- 『ミスティック・リバー』(2003年)
- 『ダーティハリー』シリーズ(1971~1988年)
※2019年6月19日現在の情報です。
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映画『運び屋』作品詳細
巨匠クリント・イーストウッドが自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いたドラマ。
家族をないがしろに仕事一筋で生きてきたアール・ストーンだったが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていた。
商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられたアールは、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だった。
脚本は「グラン・トリノ」のニック・シェンク。
イーストウッドは「人生の特等席」以来6年ぶり、自身の監督作では「グラン・トリノ」以来10年ぶりに俳優として出演も果たした。
共演は、アールを追い込んでいく麻薬捜査官役で「アメリカン・スナイパー」のブラッドリー・クーパーのほか、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシアら実力派が集結。
イーストウッドの実娘アリソン・イーストウッドも出演している。
映画『運び屋』作品データ
- 原題/The Mule
- 製作年/2018年
- 製作国/アメリカ
- 配給/ワーナー・ブラザース映画
- 上映時間/116分
- オフィシャルサイト/映画『運び屋』公式サイト
映画『運び屋』キャスト一覧
- クリント・イーストウッド/アール・ストーン
- ブラッドリー・クーパー/コリン・ベイツ捜査官
- ローレンス・フィッシュ/バーン主任特別捜査官
- マイケル・ペーニャ/トレビノ捜査官
- ダイアン・ウィースト/メアリー
- アンディ・ガルシア/ラトン
- イグナシオ・セリッチオ/フリオ
- アリソン・イーストウッド/アイリス
- タイッサ・ファーミガ/ジェニー
- ユージン・コルデロ/ルイス・ロカ
- ローレン・ディーン/ブラウン捜査官
- グラント・ロバーツ/DEA捜査官
- ピート・バリス/DEA地方担当官
- ロバート・ラサード/エミリオ
- ソウル・ウエソ/アンドレス
- リー・コック/突撃銃の男
- ノエル・G/ボールド・ロブ
- クリフトン・コリンズ・Jr./グスタボ
- ダニエル・モンカダ/エドアル
- ポール・リンカーン・アラ/ヨサル
映画『運び屋』スタッフ一覧
- 監督/クリント・イーストウッド
- 製作/クリント・イーストウッド /ティム・ムーア /クリスティーナ・リベラ /ジェシカ・マイヤー /ダン・フリードキン /ブラッドリー・トーマス
- 製作総指揮/アーロン・L・ギルバート
- 原案/サム・ドルニック
- 脚本/ニック・シェンク
- 撮影/イブ・ベランジェ
- 美術/ケビン・イシオカ
- 衣装/デボラ・ホッパー
- 編集/ジョエル・コックス
- 音楽/アルトゥロ・サンドバル
映画『運び屋』のネタバレあらすじ
ここからは映画『運び屋』の詳しい内容やネタバレを含みます。これから映画をご覧になる方はご注意下さい。
孤独な退役軍人アール・ストーン
生花産業で大成功を収めた退役軍人アール・ストーン(クリント・イーストウッド)。しかしその成功の陰には、仕事ばかりで家族を顧みない夫に頭を悩ませる妻や、自分の結婚式への出席すらしてくれなかった父を嫌う娘の存在がありました。
その状況を認識しながらも仕事を優先するアールと彼女たちの間には、修復することの難しい深い深い溝が形成されてしまいます。
年月が経つにつれて次第に廃れていったアールの事業。従業員への退職金も満足に支払うことが出来ない状態でした。
運び屋として才能を発揮
これまでの仕事では生計を立てていくことが難しくなった彼は、ひょんなことから新しい仕事を始めることになります。
商売道具を片付けたついでに孫娘に会いに行った彼は、家族に冷たくあしらわれてしまいます。落ち込んで立ち去ろうとする彼に、彼女の所に遊びに来ていたある一人の青年がある仕事を斡旋します。
しかしその仕事は、あらゆる危険を孕んだ違法薬物の「運び屋」だったのです。
「運び屋」となった彼は、麻薬カルテルに属する者たちの予想に反して素晴らしい成果を上げ、組織のボスにパーティへと招待されるほど、一目置かれる存在にまで上り詰めます。
一方で、手に入れたお金を孫の結婚式や退役軍人の友人のために利用したりと、これまでの自己中心的な生活を反省するように行動するようになっていきます。そんな彼の行動を見た妻、そして最も軋轢があった娘との間にも良好な関係が少しずつ回復していくのでした。
ボスが殺されアールは逮捕
しかし、警察の捜査の手が徐々に迫り、アールの運転する車の外観まで特定されてしまいます。それに加え、アールをパーティに誘ってくれた麻薬カルテルのボスが組織内のクーデターによって殺され、アールのやり方を尊重しない完璧主義の人物がボスになってしまうのです。
双方向から追い詰められ、徐々に陰りを見せ始めるアールの仕事…そしてついに、彼は違法薬物を運搬中に現行犯逮捕されてしまうのでした。
裁判で有罪を言い渡され、素直に受け入れたアールを、傍聴席にいた娘は優しく抱きしめます。
家族との関係が依然と比べ修復されたことを示唆しながら、刑務所内で花の世話に精を出すアールの姿が映し出され、静かに終わりを迎えます。
老人の強さに脱帽
この映画を面白くしている点は、アールは臆病で弱々しい老人などでは決してないということです。言うことを聞かないアールに銃を突きつけた麻薬の密売人に対して彼が「私は戦場を経験してきた。そんな脅しは通用しない。若造が。」と吐き捨てたシーンでは、誰もがいい意味で予想を裏切られたのではないでしょうか。
その他にも、麻薬探知犬に痛み止めクリームを塗った手を擦り付けて鼻を効かなくさせたりと、その臨機応変な行動力には脱帽させられます。
唯一気になった点としては、アールが裁判所で家族に別れを告げるシーンは疑問に思う方が多いのでは、ということです。娘と抱き合い、その仲は非常に良好な様子が見て取れますが、あれほど父親を毛嫌いしていた娘の感情の変化が単純すぎないだろうか、という疑問は生じると思います。
「父親が家族のために、これほどまでに危険な仕事に手を出していた」という事実を責める場合も、それに対して感謝する場合も考えられますが、作品では後者のような感情表現が描写されていたと受け取るのが自然ではないかと思われます。
老人ならではの笑いと家族愛を感じられる奥深い作品
鑑賞前は「こんな老人に薬物の運搬などできるのか。はたまた、危険な仕事に足を突っ込んでしまった老人が悲惨な目にあってしまう暗い映画なのではないか」と思っていました。
しかしこの映画の最大の見所は、薬物という犯罪的要素を絡めながらも笑いやスリル、そして家族愛といった、鑑賞する側を楽しませてくれる様々な要素も取り込まれた娯楽作品に昇華されているということです。
老人であるという自身の特徴を活かした、捜査の狡猾なかわし方や、ふてぶてしい彼の態度を見て思わずニヤッとしてしまう「笑い」、麻薬カルテル内での抗争に巻き込まれ命の危険にもさらされるようになってしまう「スリル」、失いかけた家族からの信頼を取り戻そうと空回りする彼の姿や、それに対する近親者の態度から感じる「家族愛」。
犯罪映画としてドキドキさせられるものを観たい方や、人間関係を主軸に置くドラマを観たい方など、多くの方が観て楽しむことができる作品となっているのではないでしょうか。
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