ワンパンマン2期7話の見逃し配信動画を無料で見る方法とは?ネタバレや感想もご紹介

ワンパンマン2期7話では、ついにスイリューVSサイタマの決戦が繰り広げられます。

無敵と称されるスイリューは、そのあまりの強さにサイタマ同様、好敵が現れないことが長年の悩みでした。

そんな彼の前に、一見たいしたことのなさそうなサイタマが現れ、スイリューは一瞬でケリをつけるはず・・・だったのですが。

その一方で、街中では次々と怪人協会たちの怪人が現れ、街は大パニック。敵のあまりの強さに、S級ヒーローでさえ歯が立ちません。

さらには、怪人協会のボスも姿を見せ、どのようにしてこれだけの数の怪人を揃えたかの謎も明かされます。

原作:ONE、作画:村田雄介が送る、話題のギャグアクションアニメ『ワンパンマン』第7話のあらすじやネタバレ、感想をぜひご覧ください。

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ワンパンマン2期7話「S級のヒーロー」あらすじ

サイタマ、スイリューらベスト4が出揃ったスーパーファイトは大詰めを迎えていた。

各地ではタツマキ、童帝、駆動騎士らS級ヒーローたちが事態の収束に乗り出し、怪人たちの勢力を押さえ込み始めていた。

しかし、その戦況を怪人協会本部から見ていた幹部・ギョロギョロと、怪人王・オロチは、S級の戦いぶりを一笑に付すのだった。

一方でアトミック侍は、ガロウ捜索の協力を仰ぐため、剣聖会屈指の大剣豪たちを集めていた。

ワンパンマン2期7話「S級のヒーロー」ネタバレ

闇の中に鎮座する、巨大な赤いシルエットが浮かび上がり、明らかに他の怪人とは一線を画す、恐ろしい姿の怪物の姿が現れます。

ヒーロー協会が大幅な戦力ダウンをきたした事を、怪人協会の幹部と思しき、大きな1つ目に、ずんぐりむっくりピンクの塊、といった様子の怪人が、こちらはまだ主力怪人を控えている、と巨大な赤い悪魔を前に語りました。

怪人協会の勝利を確信しながら、赤い巨大な物体に、怪人王 オロチ様、と呼びかけ、劣勢のヒーロー協会はどう出るだろうか、と一人思いにふけります。

出揃った四強

一回戦を勝ち上がったニガムシは、弟弟子であるチャランコに、本当の武と言うものを見せてやる、と闘技場で凄みますが、相手はチャランコに扮したサイタマなので、無表情にふっとばされて、一瞬で場外負けを喫します。

4強の出揃った格闘大会の出番を控えて、サイタマはまたトイレにやってきて、ずっとかぶっていて痒くなってきたカツラを外して、洗面台で頭の様子を確認していました。

突然、先程ふっとばされたニガムシが、出番を伝えにやってきましたが、とっさにカツラを戻したサイタマが、頭を抱えて悩んでいるように、彼には見えてしまいます。

ニガムシは、チャランコこと,サイタマが、緊張で震えいると勘違いし、自分が勝っていても同じ様に緊張しただろう、と次の対戦相手の凄さを説明しました。

準決勝を、スイリューはまた、蹴り一発で終わらせたようでしたが、ニガムシが言うには、次のサイタマの相手こそがダークフォースで、相当ヤバイとのことです。

サイタマは、あっさり負けたのに、貴賤なくチャランコの試合を心配するニガムシに、なんだか良い先輩みたいだと感じながら、でも偽物なんだよな、と若干の罪悪感を感じていました。

次々と襲い来る怪人に苦戦するS級ヒーローたち

街では、ガロウがバンケンマンに勝負を挑もうとした瞬間、巨大な腕がバンケンマンに襲いかかり、急転直下、それどころではない状況に陥ります。

イヌマンは、メデューサのような怪人蛇に、体中を噛まれてのに、全く効き目がなく、ロボットであることを見破られて、即座に自爆を仕掛けますが、何のダメージも与えられませんでした。

到るところで、強力な怪人に同時に襲撃を受け、ヒーロー協会はパニックに陥りますが、ヒーロー側もやられるばかりではなく、S級ヒーロー達が対応に乗り出します。

S級9位の駆動騎士は、複数の怪人を一瞬で殲滅し、残った一匹を捉えて、苦しんで死ぬか、情報をよこして楽に死ぬか、と脅しをかけました。

A級1位のアマイマスクも、コンサートを邪魔された怒りを、大型の怪人を拳の一振りで、たちどころに屠りさります。

メデューサに、イヌマンを操っていた本体である、S級5位の童帝は見つかってしまい、ランドセルを背負ってないから、と若干ピンチに陥りました。

しかし、すぐさまS級10位の豚神が現れて、地響きとともに加勢しようと、のんびりちかづいきて、あっという間に体中を蛇に噛まれてしまいます。

童帝はその光景に焦りますが、豚神は何もなかったように、メデューサを丸呑みに食べてしまい、童帝がドン引きしながら毒を心配しますが、一言で終わらせてしまいました。

「大丈夫、イケる」

ヒーロー協会本部では、童帝から毒の血清データが届いたことで、やはりS級クラスが動き出せば、事態が動いていくと、彼らの評価を改めて高めます。

チョゼVSサイタマの対戦!

格闘大会でも、人体破壊を楽しむような試合を続けて、4強にまで勝ち上がったチョゼと、一撃で試合を終わらせるチャランコ(サイタマ)の、注目の試合が始まり、実況のテンションも上がります。

チョゼは、一撃で勝つのは簡単だが、苦しませることを目的に、あえて試合を長引かせている、とサイタマにアツを掛けてきました。

彼の家計は、優秀な遺伝子だけをかけ合わせて来た一族で、その中でも自分は最高傑作であり、ゆくゆくは世界を牛耳るという考えを披露します。

サイタマは、大げさなやつだ、と面倒くさげに聞き流し、とうもろこしの品種改良みたいだと、全く相手にしませんでした。

その態度に、チョゼはさらに悪い顔になり、涙を浮かべて恐怖しながら、絶叫するサイタマの姿が楽しみだ、と脅しますが、欠伸をしながら突き上げたサイタマの一撃に、天高く舞うことになります。

見せつけられるS級(フラッシュ)とA級の格の違い

I市では、巨大なタコの体に、無数の目が埋め込まれた怪人が、街全体を破壊しており、A級ヒーロー達との連絡が途絶えていました。

ヒーロー協会から、S級に救援要請を出そうとしたところへ、瓦礫に身を隠して、戦力が集結するのを待っていたA級ヒーロー達から、通信が入ります。

これだけA級が揃っているのだから、任せてくれと息巻きますが、そこへ、S級13位の閃光のフラッシュが現れました。

彼は、半端な戦力で戦えば、いらない被害を増やすだけだと、A級達の納得の行かない声を置き去りに、単独で大型の怪人へ切りかかります。

まさに、閃光のようにタコの体の表面を走り回り、体中に開いた目を片っ端から切り裂いていき、明らかな大ダメージを与えました。

その攻撃に、A級達は息を飲み、彼の戦いを見守ることしか出来ませんでしたが、巨大タコは苦しみに大暴れ仕出し、被害が拡大してしまいます。

暴れるタコの体は、A級ヒーローたちの下へも襲いかかり、彼らなりに反撃し、ひるんだように見えましたが、実際はフラッシュが与えた傷口に、たまたまヒットしただけでした。

旋律のタツマキ登場!猛攻撃が始まる

その事が分かっていて悔しがるA級を他所に、フラッシュは瓦礫の上から、必殺の攻撃を繰り出さんと、構えを取ります。

しかし、今まさに絶技が放たれようとしたその時、暴れていたタコは動きを停止し、その巨大な体が不自然に浮き上がりました。

地上のヒーローたちが目にしたのは、旋律のタツマキの姿で、彼女は薄い緑色の光でその身を包み、浮遊しながら力を行使します。

彼女が、掲げた右手で何かを握りつぶすような動作を取ると、タコの体が無残に圧縮され、無理やり、まんまるな球状の肉塊に変えられてしまいました。

あっと言う間に強力な怪人を滅殺した彼女は、人手が足りないというのに、何を集まっているの、とヒーロー達に苦言します。

だから、そのタコを倒そうとしてたんじゃないか、と、正論でA級達が言い返しますが、タツマキは全く聞く耳を持たずに、S級のフラッシュにも食って掛かりました。

「特にあんた! S級ならもう少しましな働きを見せなさいよ!」

と言い捨てて飛び去ってしまい、フラッシュは余りのことに憤りを隠さず、仕留める手前で横取りしておいて何を言う、と追撃しようと身構えます。

しかし、それを止めたのはA級のヒーローたちで、彼らはタツマキの性格と、能力の恐ろしさを十分知っているので、自分達まで巻き添えを食らうと、必死で止めるのでした。

怪人王 オロチの暗躍

大目玉にピンクの塊な怪人は、その瞳の中にS級達が活躍する姿を写して、やはり厄介なようですね、とひとりごちます。

しかし、彼と対峙するように鎮座した、巨大な怪人王オロチは、問題ない、怪人などいくらでも作れる、と低く唸るように、言葉を発するのでした。

山中深くのどこかで、何人かの和風なヒーローたちが、灯籠を明かりに話をしていますが、ヒーロー狩り・ガロウに、彼を追っているシルバーファングが、負けるかも知れないと不安を呈します。

彼は、剣聖会という組織で、元弟子として甘さが出てしまい、不覚を取るかも知れないシルバーファングにガロウを任せず、ソレよりも先に自分たちが接触し、切ってしまおうと画策していました。

総提案したヒーローは、探し出すのにも人でが必要で、力を貸してほしいと切り出し、何人かが賛同し、助力を申し出ますが、やおら不敵な笑いが聞こえます。

笑った男、ハラギリは、いつから仲良しクラブになったのだ、己の技の研鑽を競いあうことのみが、剣聖会の目的だったと、否定しました。

しかし、彼からも話があるようで、風呂敷を一つ、皆の前に広げ、その中にあった気色悪く脈動する赤い塊を見せつけます。

怪人細胞の謎・・・元ヒーローだった怪人ハラギリの闇

ハラギリは、それを怪人細胞と呼び、これを取り入れれば、人間の限界を超えた力が手に入り、怪人となってしまえるのだと語りました。

彼は、これを怪人協会から声をかけられ、人間をやめるのと引き換えに入会したと言い、おののく皆の前で、怪人に姿を変えてしまいます。

ハラギリは、その場のヒーローにも怪人になるよう迫り、受け入れなければ切り捨てると凄みますが、彼らのリーダーであるS級、アトミック侍は、落ちぶれたな、と取り合いません。

どの道、アトミック侍は殺してしまうようにと、怪人協会から司令を受けていたハラギリは、アトミック侍を恐れもせず、3秒だけ待つ、と立ちはだかりました。

ハラギリのカウントダウンの間、全く表情を変えないヒーローたちとを眺めて、3秒待ってから、アトミック侍は静かに告げます。

「みんな、お前ほどバカじゃねえってよ……」

ハラギリの抜刀術が届くより先に、無数の赤い剣閃が走り抜け、ハラギリの体は塵の様に細かく霧散してしまいました。

山寺から出てきたアトミック侍は、彼を待って待機していた3人のヒーロー達に、まず怪人協会を潰しにかかることを、不機嫌に伝えます。

遊びで戦うスイリュー

格闘大会は、遂に決勝戦を迎え、スイリューとチャランコ(サイタマ)が闘技場で対峙し、下馬評で圧倒的劣勢のサイタマにも、これまでの戦績なら、どんでん返しがあるかも知れない、と実況にも熱が入ります。

スイリューは、これまでの明らかに異常なサイタマの勝ち方にもひるむことなく、緊張を感じさせない歩調で彼に近寄り、睨みをきかせました。

しかし、サイタマからするとその行為は、プレッシャーを掛けているというよりは、ヅラであるあことに気づいたのでは、との不安を煽るものにしか感じられません。

試合開始の合図の直前、楽しもう、と口にしたスイリューの言葉に、え? と間の抜けた返事のサイタマでしたが、合図と同時に、瞬時に、スイリューが裏からの回し蹴りを、サイタマのコメカミに叩きこみます。

強力な一撃も、実際は寸止めで、サイタマ自体は微動だにせず、飛びそうになったカツラを、あぶねっ、と押さえつけて難を逃れました。

一旦飛び退ったスイリューでしたが、また一瞬で間合いを詰めて、今度は顎先に蹴りをすんどめし、速すぎて見えない攻撃と、何故か寸止めのスイリューに、実況が大声で興奮します。

決勝だから、一発で終わらせずに、様子見をしたかったサイタマでしたが、あの風圧は危険だ、やはりカツラに気づいているか? と、鋭い表情になりました。

その様子に、見えてないわけじゃないだろ? と余裕のスイリューは、目にも留まらぬ連続蹴りを、全て寸止めで繰り出すスイリューに、サイタマは頭を抑えたままです。

スイリューは、これまでは準備運動で、サイタマにもそれがわかってるだろ、と語だし、自分が大会に出たのは賞金目当てだ、と話しました。

それは俺もほしい、と同意するサイタマでしたが、スイリューはそれともう一つ、良い戦士と叩けば、最後に自分が勝つけれど、その過程が楽しい言うのです。

サイタマも、自分が、武術を体験しにやってきた事を明かし、手強いと聞いたのに、反撃すると一発で終わってしまう、でも、お前はちょっと違いそうだな、と雰囲気を変えました。

それなら、武術を体験させてやるから、俺を楽しませてくれ、とスイリューは提案し、サイタマも、良いなそれ、と軽く受けてしまいます。

スイリューとサイタマの戦いが始まる

スイリューは、今度は寸止めではなく、ものすごい威力のケリをコメカミに放ちますが、サイタマは腕でガードし、直立のまま場外ギリギリまで滑っていきました。

追い打ちを掛けるスイリューに蹴り上げられ、サイタマは宙に浮きますが、これを更に追撃して蹴りおろされ、闘技場に埋まってしまいます。

この間、ずっとカツラを抑えたまま、ほぼ直立のサイタマは、その姿のまま闘技場にめり込むことになり、更にその上から腕を抑えて、足技を叩き込まれ、完全にめり込んでしまいました。

明らかに試合が決まったであろう状況に、観戦する選手も、実況も、スイリューも気を抜きますが、サイタマは全く、何事もなかったのように立ち上がります。

ヒヤッとしたぞ、といったサイタマですが、それは試合に負けそうというのではなく、カツラが取れそうで、という意味でした。

このタフさに、驚愕しながらスイリューも笑みをこぼし、蹴り技しか出さない余裕をかましながら、激しい連続攻撃で、サイタマのパンチを誘います。

しかし、頭を抑えて適当に避けていたサイタマは、ただならぬ気配を感じて、初めてまともな姿勢で飛び退りました。

スイリューの持論にキレるサイタマ

その動きに、白帯でもカウンターの気配を悟るだけの稽古を積んだ、感の鋭いヤツ、程度にまだ見下しているスイリューは、普段何をしているのか、と訪ねます。

サイタマは、散歩したり、怪人倒したり、と大真面目に答えますが、これにスイリューは、まるでヒーローみたいなことをしているな、と呆れました。

ヒーローなんて、ロクなもんじゃないと思うよ、とA級ヒーローの弱さを鳴らして、職業でやってるのに、善行とか恩着せがましいし、弱いながらに頑張っても、世界は救えない、自分の求めている、楽しい人生には不純物だと苦言します。

せっかく強いのだから、つまらないことにとらわれないで、自由に生きよう、と言いますが、聞いていたサイタマの雰囲気が、明らかに変わったことで、落ち込んだのかな? と再度攻撃を仕掛けました。

その攻撃を、サイタマは避けることもせず、頭も抑えなかったので、カツラがヒラヒラと飛んでしまいます。

しかし、そんな事はお構いなしに、サイタマは、不純物かどうかは関係ない、好きなことをやってるのはお前だけじゃない、と、ノーダメージで拳を振りかざし、スイリューに静かに告げるのでした。

「俺からも一つアドバイスしてやる。

楽しむのが目的なら、それ以上、強くならないほうが良いぞ」

サイタマは、拳をスイリューに向けて無造作に突き出し、寸止めします。

その威力は、それまでどの選手も見せたことのない、桁外れのもので、あたかも爆弾が炸裂したかの様な衝撃で、スイリューの髪留めと服を、ボロボロに吹き飛ばしてしまいました。

同時に、スイリューのチャラい表情は消え去って、明らかな驚愕が張り付きます。

戦況は、サイタマへ傾くかと思いきや、試合は中断され、審判団により物言いが始まりました。

スイリューの本気

審判団が議論していたのは、チャランコが本人か、ではなく、過去に被り物を使ってがあったため、カツラをどう扱うか、であって、なんとサイタマは失格になってしまいます。

驚愕の事実とともに、実況は高らかにスイリューの優勝を宣言し、観戦者の中にはサイタマの招待に気付く者もおり、審判員は後で本人か確認する、告げるのでした。

サイタマは、軽く逃げよう、と考えて、間の抜けた表情を変えませんが、スイリューの方は遊びは終わり、ここからが本番、と、試合の進行は無視してサイタマへ再び攻撃を仕掛けます。

本気をちゃんと見せていなかったよな、と遂に手刀を繰り出し、最小限の動きで、サイタマが回避すると、勢い余って闘技場へ炸裂し、闘技場全体を真っ二つにする亀裂を作ります。

サイタマは飛び退って逃げようとしますが、スイリューが足を強く踏みしめると、割れた闘技場の半分が、豪快に立ち上がり、サイタマの行く手を阻み、これを追撃して顔面へ激しい連撃を繰り出しました。

頭を残像に変えながら、難なく回避するサイタマは、着地してから、楽しくやるんじゃなかったのか、と無箇条に問いかけます。

負けたままだと、楽しくないと、明らかに先程までとは違う、感情の高ぶった声で、余裕のないスイリューが、四肢を使った本気の連撃を仕掛けるのでした。

実況も、試合終了を無視して攻撃を続ける、激情を顕にしたスイリューを初めて目にし、盛り上がってきた、と止めようともしません。

スイリューは、武術とはこういうものだ、と体を激しく回転させながら、スパイラルソーのように、激しく強烈な連撃をサイタマへ見舞いました。

しかし、それが全く効いていないことを悟ると、回転を止めて、一歩で闘技場をバキバキにしてしまうほど、強烈な踏み込みでサイタマに近づきます。

スイリューの必殺の一撃が、サイタマの腹に決まる

尋常ならざる力を込めた、スイリューの殺意を感じて、ニガムシが逃げろと叫びますが、サイタマは微動だにせず、真正面から下腹部への一撃を受け止めます。

ふわりと、衝撃と共に後方へ飛び退りながら、すこし、武術が分かってきたかも知れない、と真面目な感じでつぶやきました。

「武術とは要するに、なんか動きが格好いいものだな!」

サイタマが出したその結論に、スイリューは、浅いな! と、自分の必死さと比べて、あまりに伝わったことがショボくて、今回で一番の表情を貼り付けます。

俺もやってみるか、と軽く回転するようにステップするサイタマに、流石のスイリューも、舐めるな! と憤り、蹴りを放ちますが、サイタマが無造作に繰り出した、ヒップアタックが絶妙なカウンターとなり、場外まで吹っ飛びました。

それと同時に、サイタマのズボンのゴムが切れて、ハート柄のトランクスが顕になり、スタッフに今こそ取り押さえろと追われ、やべっ、と一言残して、万引き犯のように逃げ出します。

スイリューは場外の壁に体を埋めながら、初めて負けた、と瞳の光を失い、大きなショックを隠せぬまま、肩を落としました。

ワンパンマン2期の概要 スイリューの声優は誰?

アニメ ワンパンマンはONE 氏がWEBサイトで発表した漫画を原作としています。2009年7月に第一話が発表されました。

2012年6月より作画を『アイシールド21』などの村田祐介氏に担当するリメイク版が、『となりのヤングジャンプ』にて連載が続いています。

アニメの放送は2015年10月に開始され、2期は2019年4月より放送開始され、怪人達の大規模な犯罪組織である、怪人協会と、人間でありながら怪人を目指すガロウ、そしてヒーロー協会と、主人公、サイタマの一派と、4勢力のぶつかり合いを中心に物語が描かれました。

主人公、サイタマの強さと緊張感の無さがミスマッチする難しいキャラクタを、 古川慎がバッチリと演じます。

彼の強さに一早く気づき、師匠と仰ぎ行動を共にするのがジェノスです。友であり半分相棒で、炎を操るサイボーグのジェノスに石川界人を起用しました。

エロ可愛い系ロリ28歳で、S級2位と全ヒーローの中でも最強でポップコーンみたいに弾ける性格の『旋律のタツマキ』に悠木碧が挑みます。

スイリューの声優は松風雅也

4大会を連覇した若き伝説の格闘家、スイリューの声優を担当されるのは、松風雅也さん。

その松風さんから、ワンパンマンに対してこのようなコメントがありました。

今回スイリュー役をやらせて頂きます松風雅也です。早速原作を入手して、〈ヒーローとは?〉や〈強さとは?〉という普遍のテーマに新たな切り口を見出す今作、興味深く拝見しています。原作ファンの皆様に楽しんで頂けるよう演じていきたいと思います!

ワンパンマン2期7話「S級のヒーロー」の感想、レビュー

格闘大会が決着した今回のエピソードは、建前や趣味的な、格闘家の戦う理由に対して、サイタマのような本物のヒーローが持つ、矜持を示す話でした。

一方では、怪人協会の襲撃が、S級ヒーローにも手の負えない規模になってきている、その一端を垣間見る回でもあります。

タイトルを振り返ると、S級ヒーロー達の能力を、少しだけ紹介しながら、中の良いメンバーも入れば、タツマキとフラッシュの様に、相容れないながらに集結する関係など、決して一枚岩ではないヒーロー協会の姿が垣間見えました。

スイリューが持っていたヒーロー像は、ひどく偏っており、サイタマは自分がヒーローをやる理由を知りもしないで、むしろ矜持に気づきもしないで、無意味と蔑んだスイリューに切れます。

スイリューは、余裕を持って圧倒出来ていたヒーローに、完膚なきまでに負け、敗北をはっきりと自覚する、という経験を積むことになりました。

怪人協会の襲撃は、早期に収束する雰囲気が全くありませんので、これからサイタマも街の状況に直面していく可能性が大きく、これに、ヒーロー像を改変されたスイリュー達、格闘家が、どの様に関わっていくのかに、注目が集まります。

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