モラクセラ菌とは?殺菌・死滅させるには?嫌な臭いを防ぎ、肺炎・感染予防する洗濯の裏技をご紹介

もうすぐ梅雨がやってきますね。特に主婦の方にとって、梅雨時の悩み第1位は洗濯物が、乾かないことではないでしょうか?

また、いやーな臭いや病原菌なども気になりますよね?実はそれらの原因には、モラクセラ菌というのが深く関わっています。

5月23日放送の「ヒルナンデス!」にて、梅雨時でも雑菌を殺菌・死滅させる正しい洗濯法が、放送されましたのでご紹介します!なんとこれを紹介してくれたのは、関ジャニの横山くんです。

VTRでは船越英一郎のものまねでおなじみのガリットチュウ福島さんが、〇×で回答しながら正しい洗濯物の干し方や洗い方を紹介。

スタジオではその〇×の答えをいいながらの形式でしたので、知っている人、知らない人と色々盛り上がっていました。

では、「梅雨時の正しい洗濯法」をご紹介します。こちらをご覧になり、鬱陶しい梅雨を快適に乗り切りましょう!

モラクセラ菌とは?

洗濯物の臭いの原因が、雑菌やバイキンだということは、なんとなく聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか。

たしかに、臭いの原因は雑菌の繁殖なのは間違いなかったのですが、雑菌といっても様々な種類があり、どの雑菌が臭いの原因なのか長年、実はよくわかっていませんでした。

しかし、近年の研究成果により、あの雑巾のようないやーな生乾きの臭いの犯人が、ついに特定されることとなります。

その正体というのが、「モラクセラ菌」です。

モラクセラ菌というのは、実はとても身近な菌で、ヒトやペット・動物などの口や鼻などの粘膜に、いつもいる菌です。

では、口や鼻もこの菌がいると臭くなるのか?というとそういうことではありません。

このモラクセラ菌は、ただの生き物ですので、これ自体に臭いは実は特にありません。

では、何が臭いの原因かというと、モラクセラ菌が出したフンが臭いの原因でした。

この菌は、洋服に付着している水分や皮脂などを栄養にしながら、どんどん繁殖していきます。その結果、大量の菌が活動をすることで、おびただしい数のフンが出ることが直接的な臭いの原因だったわけです。

モラクセラ菌の殺菌・死滅させるやり方は?梅雨時の正しい干し方をご紹介

つい部屋干しをする時窓際に干したほうが早く乾くのじゃないかと、思ってしまいます。しかし窓際に干すのは間違いでした。

なぜなら、窓際には水滴がたくさんついていて逆に湿気があり洗濯物の乾きが悪くなるからです。

そして、梅雨時の嫌な臭いの犯人はモラクセラ菌という菌が原因でした。

このモラクセラ菌というのは、乾燥や紫外線にも強く衣類上で増えてしまった場合、外干ししても多少は残ってしまう手ごわい雑菌です。

特に部屋干しの場合、乾くまでに時間がかかりますので、その間にモラクセラ菌が増えてしまい臭いが発生する原因になってしまいます。

しかも乾かした後は匂わないのに、しばらくしてから臭うことがあります。

それは戻り臭といわれるものです。モラクセラ菌はやっかいな菌ですね。

雨の日に最適な干す場所、それは廊下

雨の日に干すのに最適なのはズバリ廊下。

部屋のすべてのドアを開け放して空気の流れをつくり、廊下の真ん中に干すと乾きが早いです。

もし、どうしても窓際に干したい時は下に新聞紙をひくと湿気を吸ってくれます。

干す前にアイロンをかけると乾きが早い

干す前にアイロンをかけると乾きが早いです。アイロンをかけると細菌も死滅し嫌な臭いも発生しません。

先ほどのモラクセラ菌も熱には弱いのでアイロンで死滅します。しかも、しわも伸びるので乾いた後のアイロンがけが短時間ですむメリットも。

アイロンをかける前に洗濯物のすすぎを2~3回かけ、ドライでアイロンをかけましょう。スチームは逆に水分がありますのでおすすめできません。

パーカーは逆さに干すとGOOD

パーカーは乾きづらいもののNO1ですよね?

「ヒルナンデス!」ではパーカーは逆さに干したほうが乾きやすいと紹介していました。パーカーは逆さでバンザイをした形で干します。

もっと早く乾かすには、角ハンガーに中に空気を通すように筒状に、バンザイの形で干すといいです。

パーカー以外でも早く乾かすには角ハンガーに短い靴下などは外側に、長いタオルなどは筒状に空気を通すように干します。

臭いを防ぎ、肺炎・感染予防するための洗濯方法とは?

前回の洗濯の水分が残っているのでその中に脱いだものをいれてしまうと、菌が発生してしまい、臭いのもとになってしまいます。

洗濯が終わったら洗濯機のフタを開け脱いだ洗濯物は周りに穴が開いた、プラスチック製のバスケットにいれておくといいそうですよ。

周りに穴が開いているものは風通しがよく臭いが発生しづらく、プラスチック製ですと汚れたら拭けますので清潔です。

かご制のバスケットはおしゃれですけど梅雨時などは洗濯物が湿ってしまい、かごの中がかびだらけになってしまいますので、おすすめできません。

色柄物や柄物は漂白剤を使ってもいい

色柄物や柄物を漂白剤で洗うと色落ちが心配ですよね?でも酸素系漂白剤でしたら色柄物、柄物でも大丈夫です。

消臭効果もあり、漂白剤も菌を死滅させてしまうので、にっくきモラクセラ菌もいちころです!

しかし塩素系漂白剤は間違っても使用しないでください。塩素系漂白剤は強いので脱色してしまいます。

ただ、布の種類によっては漂白剤自体がダメなものもありますので、酸素系漂白剤であっても使用前に必ず洗濯表示を確認してから行ってください。

「ヒルナンデス!」で紹介の梅雨時の正しい洗濯法

今回の「梅雨時の正しい洗濯法」は普段間違ってしそうなことや、新しい干し方を色々紹介をしていまして目からうろこが落ちることが多かったです。

特に臭いのもとになる菌がモラクセラ菌ということははじめて知りました。雨の時は窓際に干すことはダメで廊下に干すなどなるほどと思いました。

パーカーもついハンガーにかけて干しがちですが、逆さまに干すとよいとのこと。干す前にアイロンなども一つの手間だけで乾きが早くなることも分かりました。

最終的には、梅雨時に早く洗濯物を乾かすには洗濯物に風を通すことと、締めくくられていました。

雨がひどくてあまり窓を開けられないときは扇風機を上に向けて回すと、風の流れが出来ておすすめですよ。

梅雨時の洗濯は気が重くなりがちですが、梅雨時の正しい洗濯方法を学んで、楽しく梅雨を乗り切りましょう!

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