スノーマン増員の理由は?滝沢秀明が思い描くジャニーズJr.の改編とは?

波紋が波紋を呼んでいるSnowManの3人増員。

SnowManがどうして6人から9人グループになったのかについて、真面目に考察してみました。

追記:7月15日(月)放送のZIPにスノーマンが出演!番組に出演したスノーマンの生パフォーマンスをはじめ、出演したコーナーをまとめて紹介。

SnowMan(スノーマン)がついにCDデビュー決定!

1.タッキーが言った「アジア展開」という言葉に注目

まず注目してほしいのが、タッキーが語る「ジャニーズアイランド」の目標に「アジア展開」を掲げているという点です。

今回のSnowMan増員の鍵が「将来的にはアジア・アメリカを視野に入れたテレビ番組の配信を考えている」この一言にあるのではないか?と考えました。

アジアで活躍するといえば、思い出すのはK-POP。世界中でライブを行い、着実に人気を集めている彼らには、実はある特徴があります。

それは、「近年にデビューした人気ボーイズグループの多くはメンバーが多い」ということ。

一部を挙げてみましょう。脱退が激しいK-POPですが、ここではデビュー当時の人数で紹介します。

・防弾少年団(BTS) 7人 2013年デビュー

・EXO 12人 2012年デビュー

・WannaOne 11人 2017年デビュー(オーディション番組により)

・SEVENTEEN 13人 2015年デビュー

・GOT7 7人 2014年デビュー

・iKON 7人 2015年デビュー

・MonstaX 7人 2015年デビュー

東方神起やBIGBANGは5人でのデビューでしたが、その時より格段に1グループの人数が増えています。

では、どうして人数が増えたのでしょう?

ひとつは、韓国男子アイドル永遠の悩み・兵役に対応するためでしょう。メンバーが兵役に行っている間に、残ったメンバーで活動がしやすいように、人数を増やしたというのがひとつめの推測。

もうひとつは、「より複雑なダンスフォーメーションに対応するため」という推測です。

近年の韓国芸能界は、次々と新しいアイドルがデビューするために競争が激しくなっています。その中で人気を得るためには、目立つようにより複雑なフォーメーションを組んだり、ダンスレベルを上げたりすることが必須となりました。

人数が多いと、それだけ組めるフォーメーションの種類が増えます。

将来的にジャニーズJr.が海外展開するとなると、これらK-POPのメンツと本格的に競う必要も出てくるでしょう。それを見越して、より複雑なフォーメーションを組みやすいように人数を増やしたのではないか?と考えました。

2.フォーメーションを意識して人数を奇数にしたかった?

ダンスグループと言うのは、奇数で結成されることが多いです。

と言うのも、奇数の方がフォーメーションが組みやすいのです。

良く見る1人をセンターにして左右に扇状にメンバーが並ぶ「V」、そして2人を前にして後ろに3人を配置する「W」は、奇数だからこそできるフォーメーションです。

これは5人時代の東方神起ですが、前に3人、後ろに2でWのフォーメーションを作っています。

これは5人という奇数だからこそできるフォーメーションです。

また、奇数だと前に1人を持ってくる「センター」の並びが作りやすくなります。

それを意識してか、ジャニーズも奇数のグループが多いです。

参考までに、ジャニーズグループを偶数と奇数に分けてみましょう。こちらもデビュー当時の人数で表記します。

  • SMAP 6人
  • KinKiKids 2人
  • V6 6人
  • TOKIO 5人
  • 嵐 5人 
  • 関ジャニ∞ 8人
  • KAT-TUN 6人
  • NEWS 9人
  • Kis-my-ft2 7人
  • Hey!Sey!JUMP 9人
  • SexyZone 5人
  • ジャニーズWEST 7人
  • A.B.C-Z 5人
  • King&Prince 6人

奇数グループの多さが伝わるでしょうか?

ちなみにK-POPを見ても、奇数のグループが非常に多いです。

上の項目で紹介したグループだと、EXOの12人以外は全部奇数ですよね。

SnowManはアクロバットが得意なグループです。6人から9人にして人数を奇数にして、フォーメーションを強化したかったのではないでしょうか。

奇数にするなら7人でもいいのですが、1人だけだとその子が背負うものがより大きくなるのと、上述した通り「人数を増やしたい」という意味で9人にしたのだと予想します。

3.SixTONESとのよりハッキリとした差別化が目的?

いわゆるジャニーズJr.の兄組(20歳を超えるグループ)で、サッと思いつくのが以下の3組です。

  • Snow Man
  • SixTONES
  • Travis Japan

お馴染みのストスノトラですね。

この3つのグループの人数は、スト6人・スノ6人・トラ7人です。

SnowManとSixTONESは人数が被っている!

これはけっこう重要なポイントじゃないか?と踏んでいます。

SnowManとSixTONESでは方向性もキャラ立ちも全く違いますが、それは2グループを長く見てこそわかる違いです。

もし知らないグループの写真が3組並んでいたとき、あなたならどうやってそのグループを区別しますか?

顔はすぐに覚えられない、髪の色も変わったら解らなくなりますよね。

じゃあどうやって覚える?となったとき、まずグループの人数で区別をつけることってないですか?

顔も名前も知らない3グループを見たとき、3つのグループを区別する方法は「グループの人数」しかないと言ってもいいです。

だからこそ、SixTONESと混同しにくいようにSnowManの人数を変えたと推測します。

上述したように、グループは奇数の方がフォーメーションを作りやすいです。しかし7だと今度はTravis Japanと被るため、9を選んだのではないでしょうか。

SixTONESではなくSnowManが増員となった理由については、YOUTUBEの再生回数の違いや、SixTONESの名前に「シックス(6)」が入っていることもあるのかもしれません。

また、SixTONESはYOUTUBEの広告やMV発表で人数とグループ名が定着しつつあるため、温存した可能性も高いです。

SnowManの増員の問題点は何か?

増員を事後報告にしたことは大問題

上述したとおり、SnowManを増員させたことに関しては、相応の理由があったと想像します。

デビュー前のジャニーズJr.ですから、メンバーの増減があるのも仕方ないと言えばその通りでしょう。かつて、デビューを望まれながらも解体したグループはたくさんありました。

しかし、致し方ない事情があったとしても、増員決定を事後報告にしたことは失敗でした。

発表するなら、「これからSnowManは3人を迎えて9人グループとしてやっていきます」という告知が最初にあるべきだし、どうして増員をするのか?についても、説明があって然るべきです。

今回の発表は、そのような前置きがひとつもありませんでした。突然「SnowManは6人から9人になります」とスポーツ紙に掲載され、9人の写真が公開され、決定事項が伝えられただけです。

これは、これまでSnowManを応援してきたファンの気持ちを汲んでいないやり方です。

SnowManは、先の「MrsSnowMan」の時代を含めれば、2010年から活動しているグループです。そこからSnowManになったのが2012年のこと。ジャニーズJr.でありながら、もう6年以上も活動しています。

活動の中で一定数のファンもつき、ファンは「SnowManは6人」という認識で応援してきました。仮にデビューするなら、この6人でするものと考えていた人が圧倒的に多いはずです。

増員にどんな理由があったとしても、それは事務所側の事情であり、応援するファンには関係ありません。

せめて発表の段階を踏み、事務所から増員理由の説明など丁寧な説明があるべきではなかったでしょうか。

そして、かつて中居君が「タッキー&翼」に対して語ったように、まずは6人でのSnowManに「。」を打ち、そこから9人でのSnowManで出発するという「区切り」が必要だったように思います。

※ただし、タッキーがこの改編を言い出すことも想像できないです。タッキーは、自分が引退した後の「滝沢歌舞伎ZERO」の主演をSnowManに任せるくらい彼らのことを大事にしていますからね。

SnowManメンバーの気持ちが見えないままの増員発表にも疑問

SnowManを応援してきたメンバーが、今いちばん知りたいことは「SnowManメンバーの気持ち」に他なりません。

長く活動してきたSnowManは、それだけにグループやメンバーに対する愛も強く、中には「これ以上の増員も、人が減ることも嫌だ」と語っていたメンバーもいました。ファンは、応援しながらそういう思いを目の当たりにしてきたわけです

それがこうして「増員になる」ことが決まったとき、メンバーはどんな思いなのか?をファンはいちばん知りたいはずですよね。

でも、今日までにSnowManから「増員をどう思っているか」「9人になることでの豊富」などは発表されていません。

一番知りたいSnowManの胸中が語られないことで、事務所がどんな理由を並べようとも「メンバーの気持ちを無視して、勝手に増員を決めた」と言う印象になってしまっています。

本人たちの言葉がないことが、ファンの怒りに油を注いでいる感じは否めません。

ここで思い出すのが、同じジャニーズJr.の「Sexy美少年」のこと。

2018年に「東京B少年」から「Sexy美少年」へと改名したばかりなのに、いつの間にか「美少年」という呼び方に変わっています。ジャニーズJr.チャンネルも、しれっと「美少年」表記に…。

SNSでは「新元号+美少年になるのでは」という噂まで。

こちらも、現在までにファンに対する説明はありません。ファンに何も説明がないことが、不安と批判を煽る状況に繋がっています。

他メンバーと村上真都ラウールの年齢差も問題

SnowManは平均年齢25~6歳の兄組ジャニーズJr.です。

増員される3人の年齢をあげてみましょう。

・向井康二 24歳

・目黒蓮 21歳

・村上真都ラウール 15歳

先の6人に比べて、ラウールの年齢は15歳と10歳の開きがあります。

ラウールは、海外のダンスコンクールで優勝するほどの実力者。なので実力でSnowManに劣ることはなさそうですが、25歳の中に一人だけ15歳がいるというのは違和感があります。

女性ってアイドルの年齢をわりと気にしますよね。20歳の女性が、25歳のメンバーを「憧れのお兄さん」のような感覚で応援していたのに、そのグループに15歳の子がいたらどうでしょう?戸惑いませんか?

それこそK-POPのように、年上のメンバーが末っ子を可愛がる「ヒョン(兄)とマンネ(末っ子)」のような関係を築くなどして、すすんで応援しやすい関係性を作らないと厳しいのではと予想します。

他のジャニーズJr.にとってもSnowMan増員は他人事ではない

今回のSnowMan増員は、他のジャニーズJr.にとっても他人事ではありません。

すでにファンも知名度もあるSnowManですら、このように突然の増員がある状況ですから、他のJr.に大きな改編があってもおかしくありません。

忘れてはいけないのは「ジャニーズJr.はデビュー前のグループである」ということ。

デビュー前のグループは、メンバーを増やしたり減らしたりしながら、「どういう形がグループにとって一番いいか」を模索するのが当たり前です。過去には解体させられたグループもあり、Jr.である限り安定はどこにもありません。

まずは、タッキー率いる「ジャニーズアイランド」を占う意味でも、「SnowMan増員」の結果がどうなるかを見守りましょう!

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