なつぞら第52話ネタバレ・あらすじ！咲太郎がサンドイッチマンをして捕まる？

5月30日(木)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第52話。

咲太郎が警察に捕まったと聞いて、なつは信哉と一緒に、咲太郎を探しに行きます。

サンドイッチマンという仕事をしている咲太郎ですが、それはどんな仕事なのでしょうか。そして、それを聞いたなつの反応は・・・？

こちらの記事では『なつぞら』第52話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

前回のお話はこちらから。

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1 『なつぞら』第52話あらすじ・ネタバレ
2 『なつぞら』第52話の感想
3 『なつぞら』第52話の視聴率は？
4 『なつぞら』第53話の予告レビュー（ネタバレ）
5 先が気になる方は『なつぞら』ノベライズ（小説）がおすすめ！
6 『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
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『なつぞら』第52話あらすじ・ネタバレ

サンドイッチマン咲太郎、なつの涙の訴えはなぜ？

咲太郎（岡田将生）はサンドイッチマンの仕事を無許可でしていたことにより、警察の取締りを受けます。

なつ（広瀬すず）と信哉（工藤阿須加）が、歌舞伎町に向かうと、咲太郎（岡田将生）と土間レミ子（藤本沙紀）が路上で呼び込みをしていました。

咲太郎が警察の取締りを受ける

咲太郎が東洋動画の社長に会ったことで、なつはアニメーター試験に落ちてしまいました。数日後、更になつを心配させる出来事が起こりました。歌舞伎町で無許可でサンドイッチマンをやっていた咲太郎が警察の取り締まりを受けたというのです。

なつはその仕事がなんなのかわからないまま、歌舞伎町へ向かいました。歌舞伎町は新宿の歓楽街で、歌舞伎の劇場が出来る予定が立ち消えになり、名前だけが残ったということです。

「踊り子キャバレー・スウィートホーム」という看板を体の前後に挟み、スーツに身を包んだ咲太郎が、路上でタップダンスを踊っています。「買ってください、私の真心。売ってください、あなたの恥じらい。踊る阿呆に観る阿呆。同じ阿呆なら朝まで踊ってください、いとしいあの子と、さあ夢のスィートホームへ帰りましょう！」と、土間レミ子（藤本沙紀）といっしょに、客の呼び込みをしていました。

煙カスミ（戸田恵子）が歌うメランコリーも、ここ歌舞伎町にありました。煙カスミは「街のサンドイッチマン」を歌っています。それに合わせるように咲太郎は、タップダンスを踊ります。

兄のサンドイッチマン姿になつは衝撃を受ける

笑顔で踊る兄の姿を見ながら、なつの目が悲しそうな視線に変わっていきます。なつは、路地裏へと咲太郎を連れて行き、「お兄ちゃんが何やってるのか、私には全然分からない」と責めるような口調で訴えます。

信哉とレミ子も、その後を追いかけてきました。咲太郎は、あんな会社に入らなくて良かったとなつに言ってしまいます。「俺たち孤児院にいたような人間は、いつまでたっても差別を受けることがあるんだよ」と話す咲太郎に、信哉（工藤阿須加）が掴みかかります。

なつが割って入り、冷静に兄に何をしているのかを尋ね、サンドイッチマンが本当にやりたいことなのかと問いかけます。咲太郎は反論し、なつに肩身の狭い思いをさせまいと働いてると話します。なつはそれを聞いて、「私の為なの？だったらやめてよ」と言ってしまいます。

なつは咲太郎を責めてしまう

なつは兄がちっとも変わっていないと気持ちをぶつけます。進駐軍の前で踊っていた兄をかっこいいと思っていたけれど、今は悲しいと話します。それを聞いた土間レミ子は、サンドイッチマンや踊り子という仕事をバカにしないでと声を荒らげます。

なつも負けずに「お兄ちゃんのやりたいことが分からないと言ったんです！」と反論します。「もう人のために頑張らなくていいんだから、もっと自分のために頑張ってよ、もう人のことはほっといてよ！」と涙を流します。

そこへ警官がやってきて、咲太郎が女の子を泣かせていると思われ、警察の世話になってしまいました。なつは次の日、光子（比嘉愛未）に迷惑をかけたと謝りました。光子はなつに咲太郎と何があったのかと尋ねます。なつは兄のことがわからないと話します。

「兄自身がちゃんと生きていない気がしていて、自分のために生きられなくなっている」と心配しています。そんななつに、「咲ちゃんは、自分より人のために生きることが好きなのよ」と話します。

光子と亜矢美が咲太郎の過去を教えてくれる

光子の祖母、先代のマダムは咲太郎を川村屋に雇おうとしてくれたことがあったそうです。それを断り、亜矢美（山口智子）の居場所を作ることが夢だと話したそうです。咲太郎は、馬鹿なところがあるけど、人を想う気持ちは純粋すぎるくらいまっすぐだと話します。

そして、「心の中でずっと何を求めているのか…その答えはあなたなんじゃないかしら？」と言います。そこへ亜矢美がやってきて、咲太郎がお世話になったとお礼を言い、1万円を手渡します。光子は受け取れないと突き返しますが、言い合いになります。

亜矢美は光子が咲太郎に恋をしていたと言い出し、マダムは強く否定しますが押し込まれてしまいます。

咲太郎となつの絵は、父譲りの上手さ

亜矢美は、なつに戦死した父の手紙について尋ねます。咲太郎は父の絵を思い出しながら、自分で絵を書いて見せてくれたと話します。それを一目見たなつは、その絵の上手さに驚きます。咲太郎はこの絵を支えに生きてきた、一生懸命に生きている、それだけはわかってあげてとなつに話しました。

なつは父の絵にそっくりだと感動します。なつは自分の部屋に戻り、父と兄の絵を交互に見比べていました。ナレーションで父（内村光良）は、咲太郎をどうか許してやってくれと語るのでした。

『なつぞら』第52話の感想

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咲太郎がサンドイッチマンの姿でタップダンスをして客を呼び込むシーンは、2月の寒い時期にロケで撮影しました。 ⠀⠀ #朝ドラ #なつぞら #岡田将生

【公式】連続テレビ小説「なつぞら」さん(@natsuzora_nhk)がシェアした投稿 – 2019年 5月月29日午後4時15分PDT

[朝ドラ受け]大吉さんのタップダンス

今日のあさイチは靴のアップから始まりました。咲太郎（岡田将生）のタップダンスがあったことから、大吉さんがタップダンスをできるかという話になりました。

サンドイッチマンという仕事は、呼び込みなのでいかに目立つかが大事な仕事です。咲太郎のタップダンスはぴったりでしたが、なつにとっては悲しさを感じたみたいですね。

なつ（広瀬すず）の変化

兄には「自分の為に生きて欲しい」と訴えていました。自分の気持ちを北海道で中々伝えられなかったなつですから、兄・咲太郎には同じ思いをさせたくないという妹としての責任感でしょうか。柴田家でのなつと、東京でのなつはやはり違いますね。

気持ちに蓋をする場面がぐっと減って心の内を叫ぶことが増えました。ただ柴田家での食卓での気のゆるんだ表情は見られなくなりましたね。柴田家はちゃんと気持ちの安らぐ場所だったという事が、演技から伝わってきます。

自分のために生きようとするなつ、人のために生きる咲太郎

柴田家の富士子（松嶋菜々子）、照男（清原翔）や天陽（吉沢亮）は、なつに「自分のために生きて欲しい」とずっと伝え続けてきました。それに長年気づかなかったなつが、今度は咲太郎に同じことを伝えようとするというのも胸が熱くなりますね。

「人のためが自分のためになる」という兄・咲太郎のような存在もいるんですよね。「まんぷく」の福子さんもそうでした。人のために生きるのは支えあって、一緒に喜べるのが魅力ですよね。

自分のために生きる決意をしたなつは、今はまだどん底にいます。「自分のために生きて欲しい」って人には言えるけど、自分の為に生きるのは実際大変なことですよね。亜矢美（山口智子）も咲太郎がいたから生きてこれたと話していました。どう自分のために生きるのかが「なつぞら」で終始描かれているテーマのように感じます。