『監察医 朝顔』は2019年7月から、月曜21時よりフジテレビで放送されているドラマです。
上野樹里さん演じる監察医の朝顔が、時任三郎さん演じる平や同僚たちと共に遺体の解剖を通して事件と向き合っていく様を描いています。ストーリーに東日本大震災を大きく絡めていることが大きな特徴ですね。
前回、行方不明となった朝顔の母、里子の遺物が見つかったと思われましたが、結局別人のものでした。この件は、朝顔たちにどのような影響を及ぼすのでしょうか。ジャニーズJr.のSnow Manに所属する渡辺翔太さんのゲスト出演にも注目です。
こちらの記事では、9月2日に放送された『監察医 朝顔』第8話のネタバレ、あらすじをご紹介します。
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目次
ドラマ『監察医 朝顔』8話のあらすじ・ネタバレ
以下、ネタバレを含む、あらすじを紹介しますので、これからご覧になる方はご注意下さい。
謎の遺体
東北から帰って以降、万木平（時任三郎）は休まずに働いていました。同僚の仕事も手伝っていることを桑原真也（風間俊介）から聞いた万木朝顔（上野樹里）は、父の身を案じます。
新たな事件が発生し、法医学教室に遺体が運び込まれてきました。遺体の体には不審な点は見つかりませんでしたが、脳底部の内頸動脈が細いことが分かります。それでも死因は特定できず、一同は頭を抱えます。
遺体の女性、山本莉奈（小林由依）は1週間前まで貧血などで入院していました。夫や娘との仲も良く、その日の朝まで健康だったそうであり、死亡の原因になりそうな事実は浮かび上がりません。
桑原の相棒
朝顔のもとに、嶋田浩之（柄本明）から電話がかかってきました。孫のつぐみ（加藤柚凪）とも話せて嬉しがる嶋田。嶋田はつぐみを写真でしか見たことがないのです。つぐみは嶋田を「もしもしのじいじ」と呼んでいました。
莉奈の脳には見つけにくい血管が生まれていました。しかし病院の莉奈の初見には、そのような報告はありません。突如興雲大学に押しかけてきた莉奈の夫、達哉（渡辺翔太）は妻の死は病院のせいではないかと疑いの声をあげます。
桑原の県警初日の日がやってきました。桑原はトイレで、彼がコンビを組む神崎譲治（市川右團次）と鉢合わせします。豪快な性格の神崎に圧倒される桑原。
同じ頃、久々の休みを取った平はつぐみと共に出かけていました。
どれだけ調べても莉奈の死因は分かりません。朝顔たちは本来摘出しない脊髄を調べたいと夏目茶子（山口智子）に申し入れ、茶子も了承。しかし何も発見できず、莉奈は不詳の死ということで決着してしまいます。
平の選択
悔しさを隠せない安岡光子（志田未来）の元気付けも兼ねて、茶子と光子を実家へ連れて行く朝顔。帰ってきた平、つぐみや幼馴染の三郎（きづき）とその妻、結衣（松長ゆり子）も交え、楽しく花火を見ます。平の吐露する悩みを聞き、優しく慰める茶子。
後日。朝顔たちは達也を呼び出し、莉奈の死因が分からなかったことを告げ謝罪します。最も可能性の高いウィリス動脈輪閉塞症やその遺伝性についても伝えますが、解明できなかった事実は変わらず、朝顔たちは無力感を噛み締めます。
あえて仕事に没頭することで、東北へ行かない理由を作っていた平。しかし茶子の言葉を受けて考えた末、改めて妻を探し続けることを朝顔に宣言します。父の言葉を受け入れる朝顔。
新たな遺体が運ばれてきました。それが結衣であることを理解した途端、朝顔はまともに動けなくなってしまいます。茶子は執刀を変わると、朝顔に部屋を出るよう叱責し・・・。
ドラマ『監察医 朝顔』8話の感想
里子の遺体を探し続けると決めた平、そして朝顔の友人が遺体に・・・
妻の手がかりが空振りに終わって以降、仕事に没頭するようになった平。それは何をすればいいのか分からない自分を忘れるためでしたが、最終的には里子を追い求め続けることにしたようです。果たして最終回までの彼の努力は報われるのでしょうか。
今回のように事件の真相がわからずに終わってしまうことが、この作品では多いですね。実際の現場では、大多数のドラマのようにスッキリ解決することのほうが珍しいのかもしれません。朝顔たちの虚しい表情が、心に残りました。
ジャニーズJr.の渡辺翔太さんが出演したことで話題を呼んだ8話ですが、次回からはついに最終章。朝顔の近くの人物たちが事件に巻き込まれるようです。独特の作風を保ってきたこのドラマが、どのような結末を迎えるのか、今から楽しみです。
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