9月15日、「なんもしない人(ぼく)を貸し出します。」のつぶやきで話題を呼んだ「レンタルなんもしない人」こと森本祥司(もりもと しょうじ)さん35歳が、フジテレビのテレビ番組「ザ・ノンフィクション」に登場し話題を集めています。
「レンタルなんもしない人」という職業に就く森本祥司さんとは、どのような人なのか? そもそもレンタルなんもしない人とは? 森本さんの気になる収入源や学生、今後の生活についてご紹介していきたいと思います。
「レンタルなんもしない人」こと森本祥司とは?
「レンタルなんもしない人」をしている森本さんとはどのような人物なのかを詳しく紹介していきます。
森本さんの詳細と経歴についてですが、生年月日は1983年10月22日で、今年で年齢は35歳です。
出身は大阪で、出身大学はなんと大阪大学となります。最終学歴は当大学の大学院で専攻は宇宙地球科学専攻とのことです。
その後出版社に勤務し、フリーライターをえて、現在のレンタルなんもしない人になったというとても異色な経歴の持ち主の方です。
気になる収入ですが、過去に仮想通貨や投資などで稼いだため、現在は貯金を切り崩して生活しているとのことです。
「レンタルなんもしない人」とは?
2018年6月からサービスを開始したレンタルなんもしない人ですが、活動内容はその名の通りなにもしない人のようです。以下に実際の依頼内容などを記載します。
『レンタルなんもしない人』というサービスを始めます。1人で入りにくい店、ゲームの人数あわせ、花見の場所とりなど、ただ1人分の人間の存在だけが必要なシーンでご利用ください。
国分寺駅からの交通費と飲食代だけ(かかれば)もらいます。ごく簡単なうけこたえ以外なんもできかねます。— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) June 3, 2018
変わった依頼では、臨床心理士からの依頼や裁判の傍聴などがあります。
心理カウンセラーから「たまには何も考えないで頭に浮かんだことを言ってみたい」という依頼でレンタルされました https://t.co/FV93Yb9hjh
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) September 16, 2019
「裁判の傍聴に来てほしい」との依頼。原告は依頼者、被告は東大。修士課程修了間際に教授から「進学しないでくれ」と言われ、博士への進学に対する妨害を受けた、いわゆるアカデミックハラスメントを訴えたもの。苦手な相手と対面する上で傍聴席に1人でも事情を知ってる人が居てくれると心強いらしい pic.twitter.com/EgQ3HT8lYh
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) January 28, 2019
また、依頼してから自分が行っていることに気づきキャンセルする珍しい人もいるようです。
レンタルなんもしない人の利用の理想形です pic.twitter.com/cIy58XVASI
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) September 15, 2019
基本的な依頼方法については、ツイッターのDM(ダイレクトメール)という機能を使用して直接依頼します。またメディアなどで取り上げられてからは、依頼の問い合わせも多くなり、一日に約3~4件ほどの依頼が入っていることも多々あるそうです。
気になる金額ですが、元々は無料とのことでしたが、最近費用が必要となったとご自身のSNSに記載されておりました。
生活費や養育費をもっと家庭に入れろという声が多いので(もちろん今もある分は入れてますが)、利用料とることにします。すでに引き受けた依頼については大丈夫です。これから成立した依頼については1件につき1万円でお受けします。のちほどプロフィール修正し詳細追記します。
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) September 16, 2019
嫁と別居で住居を失う!?今後の生活は?
森本さんはなんもしない人をやりながらも実はご結婚しており、一児のパパとのことでしたが、最近は奥様と別居しているとのことです。
妻と別居することになりこちら側は住居を失ったため、宿泊をともなう依頼も積極的に引き受けられる状況となりました(清潔さに自信のある部屋に限ります)
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) August 15, 2019
東洋経済での記事では、奥様は元大阪大学の職員で現在はイラストレーターとして働いており、ご自分の仕事にも理解を示していると記載されていました。
一体なにがあったのか調査したところ、育児が嫌だから別居したとのことでした。こんなところでもなんもしない人なんだろうとネット上では話題となっています。
現在は批判的なコメントが跡を絶ちません。
Twitterで話題と言うレンタルなんもしない人さん。独身かと思いきや妻子持ち。。奥さんだけが働いてて、育児に縛られたくないからと別居。宿泊込みのレンタル依頼引き受けて初対面の女性の家に泊まると言う展開にドン引き…。全く理解できない💧#ザ・ノンフィクション
— りえこ@隙間 (@vv_sukima_vv) September 15, 2019
#ザ・ノンフィクション
レンタルなんもしない人。番組見てないけど
Twitterを見る限り
まさか妻子持ちで
育児嫌だから別居だったとは。面白いことするなとは
思ってたけど
ダメな人やん。
気持ち悪ぃ。何にもしなくて良いけど
離婚してからね、それは。それか、ある程度は
金を家に入れろ。 https://t.co/xktWtgc5vm— 阿部 将一⚽️SNSコンサルとか (@monster_shoichi) September 15, 2019
新しい価値を生み出そうとしている人が、育児・家事を優先していたら嫌だって……。育児家事を頑張っても何の評価もされない私からしてみたら、腹ただしいの一言しかない。家庭を作っておいて、自由にしたいって無責任すぎる。#レンタルなんもしない人 #ザ・ノンフィクション #レンタルさん
— りん。 (@rin1936) September 15, 2019
では住居を失った森本さんは、現在は依頼者の家に寝泊まりする生活をしているとのことです。
いくらでも泊まっていいよという方が現れたので、僕を心配して頑張って泊めていただく必要はいまのところとくにありません。通常どおり「なんもしない人」をレンタルする必要がある場合にご依頼いただければと思います。泊めてもらう場合でも原則どおり「国分寺駅からの交通費(往復)」を頂戴します
— レンタルなんもしない人 (@morimotoshoji) August 15, 2019
なんもしない人という職業は一人だと寂しいから誰かがいてほしいという依頼に特化したものでもなく、内容的には便利屋と何が違うのだろうかと頭を悩ませるばかりです。
なんもしない人という職業の内容はともあれ、我が子の育児をもなんもしないというのは、正直驚きを隠せません。これは森本祥司さんが患ってしまった一種の職業病なのかもしれません。
今後、森本祥司さんにはなんもしないという心を入れ替え、奥様とともに育児に尽力することを強く望みます。
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