『羊とオオカミの恋と殺人』 は、漫画アプリ『マンガボックス』で1000万ダウンロードを記録した、人気漫画『穴殺人』が実写化された話題作。
本作では。若手実力俳優と言っても過言ではない、杉野遥亮と福原遥の二人がW主演として映画に出演します。
自殺志願者である男性と、殺人鬼である美少女が繰り広げるストーリーは、暑い夏にはもってこいのホラー作品になっています。
11月29日(金)に公開予定の漫画『穴殺人』の実写映画『羊とオオカミの恋と殺人』のキャストやあらすじをはじめて、どのような作品なのか紹介していきます。
目次
映画『羊とオオカミの恋と殺人』とは?
人生に絶望したは黒須越郎(杉野遥亮)は、アパートの自分の部屋で自殺を図ろうと、首をつりますが未遂に終わります。
首をつった衝撃で倒れこむ黒須が上を見上げると、隣の部屋が覗ける穴を発見します。
何気なく覗いた穴には、美少女・宮市莉央(福原遥)が住んでおり、黒須はその日から穴を覗くことが生きがいとなるのです。
しかし、美少女だと思っていた彼女は自分の部屋で殺人を犯していたのです。
莉央に覗き見がばれてしまい、彼女に殺されてしまうと思っていた黒須ですが、彼女への愛の告白をすることで、ひょんなことから付き合い始めます。
ここから二人の奇妙な愛の掛け合いが繰り広げられていくのです。
「羊とオオカミの恋と殺人」キャスト紹介
黒須越郎役を演じるのは杉野遥亮
杉野遥亮さんは千葉県出身の、現在23歳である若手俳優です。
代表作としては、『キセキ-あの日のソビト』や、『花にケダモノ』などに出演されており、CMやドラマでも活躍中の俳優です。

- 杉野遥亮(すぎの ようすけ)
- 生年月日:1995年9月18日
- 出身:千葉県
- 身長:185cm
- 血液型:O型
- 所属事務所:トップコート
- デビュー:2015年、第12回FINEBOYS専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、芸能界入り。
- 代表作:『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』『春待つ僕ら』ほか
杉野遥亮のコメント
『羊とオオカミの恋と殺人』に黒須越郎役で出演します。グッドモーニングコール以来の福原遥さんとこの世界の誰かに刺さって欲しいと想いながら、朝倉加葉子監督の元、創りました。公開は11月です。もうしばらくお待ちください! https://t.co/LyjAJRG4cq pic.twitter.com/w8gzywTWKo
— 杉野遥亮 (@suginoofficial) July 4, 2019
愛ってなんだろう?と僕はよく考えます。答えなんて簡単には見つからないし、もしかしたら見つける必要はないのかもしれない。
完成した作品を見て、改めてそう感じました。周りから観たら煙たがられ、理解してもらえないのかもしれないけど、彼らの前にあるのは愛しかない。他の人と何一つ代わり映えもない世界だからです。普遍的な異世界です。
全ての人でなくても誰かの心に刺さる作品になっていたら嬉しいです。
宮市莉央役を演じるのは福原遥
福原遥さんは子役時代からNHKの番組に出演した経歴があり、まいんちゃんの愛称で親しまれていました。
現在では、話題となったドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』にも出演されており、これからが期待される女優です。

出典:https://www.ken-on.co.jp/haruka/
- 福原遥(ふくはら はるか)
- 生年月日:1998年8月28日
- 出身:埼玉県
- 身長:159cm
- 血液型:A型
- 所属事務所:研音
- デビュー:2005年、子役としてデビュー。
- 代表作:『3年A組-今から皆さんは、人質です-』『映画 賭ケグルイ』ほか
福原遥のコメント
この度、宮市莉央役を演じさせていただきました。原作を読んだ時、一見理解しがたい奇妙な恋愛観や2人がどんどん惹かれ合い愛し合っていく姿がとても美しく衝撃を受けました。
実際に現場で創り出された、独特な2人だけの世界観に、私自身感銘を受けました。
この作品が、皆さんにどんな風に受け取っていただけるのか少し不安はありますが、愛というものの尊さ、そして美しさを存分に感じ取っていただけたら嬉しいです!
監督を務めるのは朝倉加葉子
英語サイト“Indievisual”でがっつりインタビューしてもらいました。主宰のベンさんはあのアラン・ムーアのコミックのカラリストなんですと。皆役割の違う4人チームだとかムーアと始めて会った時の話だとか、自分の事そっちのけで色々聞いてしまった話は載ってませんがぜひ!https://t.co/IMDLm983Us
— 朝倉加葉子 (@asskrash) December 28, 2018
2013年に『クソすばらしいこの世界』の監督を手掛けた朝倉加葉子さんがメガホンをとり、美しいホラーの世界へと導いた作品になっています。
朝倉加葉子監督のコメント
「隣人を愛せよ、だよ。黒須くん」。
殺人鬼の女の子に恋しちゃう自殺志願の男の子、という原作の突飛な設定にまず心を掴まれました。そして殺人鬼の女の子・宮市さんが自殺志願の男の子・黒須くんに言うこの言葉は、彼女自身にも、私たちにも向けられています。複雑なことが起き続けるこの世界では、果てしなく難しいけれど、その喜びは何にも代えがたい。
そこを鋭く描いているのに、どことなく可愛らしい不思議な緩急を持つこの原作の魅力を、主演の二人が体現してくれました。ほんわかした杉野くんの存在感と、鋭さと愛をたたえた福原さんの微笑みが眩しい、クセになる青春ラブストーリー(だが人はたくさん死ぬ)です。ぜひ楽しみにしていてください。
漫画で表現できなかったストーリーを映像化
映画の始まりは「人生なんてクソだ」のテロップから始まり、二人のストーリーが展開されます。
漫画では表現することができなかった部分を、フォトギャラリーとして展開しており、今からその一部始終を覗くことが可能です。
また、二人の仲睦まじい様子も表現されており、映画館でしか味わうことができない体験をこの秋にすることができるでしょう。
何にしても、今からドキドキする内容をチェックしてから、映画を見ることもできますし、漫画を見てから映画を楽しんでも良いと言えます。
「羊とオオカミの恋と殺人」主演の杉野遥亮×福原遥に注目
若手実力者俳優の二人が出演されている時点で、こちらの映画が楽しみにされている方も多いことでしょう。
映画が、公開される秋まで待つことができない方のため、製作委員会より予告編が公開されています。
もちろん、もう漫画を見てしまったという方でも、映画を違う意味で楽しむこともできますし、美しい俳優陣が出演されるだけで見たいという方もいるはずです。
もし、自殺願望を持ってしまった方がいたら、一度見てみるのも良いかもしれません。 単純なことで、生きる希望を持つことができる映画であると言える作品となっています。
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