日本テレビの火曜深夜ドラマ「シンドラ」枠の中で、SnowMan主演の『簡単なお仕事です。に応募してみた』が放送されました。
2020年にデビューを控えているSnowManにとって、大きなチャレンジとなるドラマでしたね。
ドラマに出演したのは、メンバーのうち岩本照さん、渡辺翔太さん、目黒蓮さん、ラウールさんの4人。
脚本家に『仮面ライダーエグゼイド』『仮面ライダードライブ』『怪物くん』を手掛けた髙橋悠也さんを据え、4人が「本当は怖い簡単なお仕事」に挑戦します!
このドラマは、1話ごとに綿密な伏線が散りばめられており、ラスト最終回ですべてのカラクリが明かされます。
4人が挑戦した「簡単なお仕事」が辿りつく先とは?1話から視聴すると、衝撃のラストに驚愕するはず!
このページでは、『簡単なお仕事です。に挑戦してみた』のあらすじと、各お話にあるヒントを紹介します。
目次
- 1 第1話「掃除するだけの簡単なお仕事です」ネタバレ解説!
- 2 第2話「並べるだけの簡単なお仕事です」ネタバレ解説!
- 2.1 2話以降は「仕事を依頼された日」に注目してください!
- 2.2 第2話の仕事依頼日は2019年6月25日!必ず覚えて
- 2.3 モモが撮影した映像はどこで流れているのか?
- 2.4 トリハダの靴が新しい謎を呼ぶ……
- 2.5 シュレッダーにかけてしまった遺書を復元するお仕事を受ける3人
- 2.6 お金持ちだけど幸せじゃない?トリハダの秘密
- 2.7 鎧兜に隠しカメラあり?いるはずのトリハダがカメラに写っていない?
- 2.8 20歳なのに、やたら昔に詳しいモモは何者?
- 2.9 とうとう遺書完成!でもやっぱりヤバイ仕事だった!!
- 2.10 謎が多すぎるモモの正体は?なぜ縄のほどき方を知っている?
- 2.11 逃げ出す3人!だけどやっぱりトリハダの行動に違和感
- 2.12 100万円を諦められない3人!そして最後はやっぱり4人で逃げる!!
- 2.13 激怒した女性に追いかけられる4人!今回も報酬はもらえず……
- 2.14 第2話で出てきた3人のインタビュー内容まとめ
- 2.15 第2話で押さえておきたいおきたい謎まとめ
- 3 第3話「運ぶだけの簡単なお仕事です」ネタバレ解説
- 4 『簡単なお仕事です。に応募してみた』はHuluで配信中!スノ担必見の面白さです
第1話「掃除するだけの簡単なお仕事です」ネタバレ解説!
『簡単なお仕事です。に応募してみた』第1話は、仕事の募集主であるモモ&3人が「掃除するだけの簡単なお仕事」に挑戦するストーリー。
依頼人からのお仕事内容は、「大きい家具だけ残して、あとは捨ててほしい」というもの。
簡単すぎるほど簡単な依頼内容なのに、報酬の額はなんと30万円!高額報酬に喜ぶ3人は、さっそく現場の家を片付けようとするのですが……?
脚本家いわく「1話で何が起きたのかを覚えておくこと」が大事になるそう。
これからのストーリーの核となる、『簡単なお仕事です。に応募してみた』第1話の内容をお届けします。
皆さんもぜひ一緒に「謎解き」にチャレンジしましょう!
髪の毛だらけの謎の家を掃除する4人!
冒頭から、木が覆い茂った山奥に入っていくサルサ、トリハダ、ワンちゃん、モモの4人。
4人が目指しているのは、今日の仕事現場となる一軒家です。
気になる依頼内容は……?
モモ「大きい家具だけ出して、あとはゴミに出してほしいそうです」
それだけで、報酬はまさかの30万円!高額報酬にびっくりの4人。木や草をかき分けて進むと、ようやく現場となる家が見えてきました。
現場は古びた一軒家。明らかに人が住んでいる様子はありません。
依頼内容を知るモモ曰く、「空き家です」とのこと。オカルト好きなトリハダは、この家の佇まいを見て思うことがあった様子。
一筋縄ではいかなそうな「掃除するだけの簡単なお仕事」が、いま始まろうとしています。
4人を恐怖に陥れた家の鍵
家に入るために、依頼人の指示通り「植木鉢の下にある鍵」をとるワンちゃん。しかしその鍵には、どう見ても人毛としか思えない三つ編みの毛がついていました。
何気なく鍵を手に取ったワンちゃんでしたが、キーホルダーに見えたものが人毛らしいと気づいたとたん「怖い怖い怖い!なんで髪の毛?」と手を離します。
なんとなく薄気味悪さが漂う家の雰囲気、そして人毛にしか見えないキーホルダーがついた鍵……。
やはりトリハダは、この家を「心霊スポットではないか」と感じたようです。
トリハダ「なんかちょっと、雰囲気出てんじゃん」
ワンちゃん「またかよ……」
なんとなく、ワンちゃんのセリフが意味ありげ。つまり4人は、こういうお仕事が初めてではないということですね。
2人を見ていたサルサは「お金必要でしょ?」と動じることなく、家の鍵を開けるのですが……。
家じゅうに散らばる髪の毛の謎
4人が家に入ると、中は木造と畳でできた昔ながらの一軒屋でした。まだ日が高いものの、誰もいない日本家屋には独特の空気があります。
うすら寒いものを感じつつ、4人はさっそく仕事に取り掛かることに。
コスパ重視で早く仕事を終わらせたいサルサは、4人一緒に掃除をするのではなく、1人ずつ手分けすることを提案します。
結果、撮影するモモと一緒に、和室に取り残されたワンちゃん。
ワンちゃんは、部屋の中にあるふすまが少しだけ空いていることに気づき、モモに語り掛けました。
ワンちゃん「俺無理なんすよね、こういうちょっと空いてるやつ」
モモ「……はい」
ワンちゃん」押し入れの中も掃除したほうがいいんだよね?」
「そうですね」とモモに促され、ワンちゃんはしぶしぶ押し入れの戸を開けます。
すると、重なった布団の間に驚くほどの髪の毛が!抜け毛というレベルではありません。布団に絡まる長い髪の毛の正体とは?
予想もしなかった光景に、ワンちゃんはすっかり怯えるばかり。
ワンちゃん「怖い怖い怖い怖い!え!?」
騒ぎを聞いてきてやってきたトリハダも、「うそ、やっば…」と驚きを隠せません。
ワンちゃん「ここ誰が住んでたんだろう……」
謎は深まるばかりです。
蛇口から出てくる大量の髪の毛¥
「これはただごとではない」と感じたワンちゃんは、雑巾で廊下をふいているサルサのところへ駆け出します。
ワンちゃん「サルサ!ここやばいって、毛がやばいぐらいあって!」
サルサ「そりゃ抜け毛くらいあんだろ」
ワンちゃん「抜け毛ってレベルじゃないんだよ!!」
そういわれても、実際に見ていないサルサはピンと来ません。
「どうせワンちゃんが大げさに言っているだけ」と思い込んでいるのか、「口より手を動かして」とそっけないサルサ。しかし、雑巾を洗うために水道の蛇口をひねると……?
ワンちゃん「毛!毛!毛!ほら毛!」
ワンちゃんが指さした方向には、水と一緒に水道の蛇口から流れ出る大量の毛!ボコッボコッと音を立てて、長い髪の毛が洗面台にたまっていきます。
サルサが蛇口を止めると、洗面台には長い髪の毛が溜まっていました。
ここまで見たサルサは、やっと「ワンちゃんが言っていることは嘘じゃない」と気づいたようです。
サルサの表情もこわばっていましたが、高額報酬のためにも仕事はしなければなりません。
サルサ「……風呂場で洗うか」
しかし、2人が向かったお風呂場の浴槽にも、長い髪の毛が張り付いていました。
ワンちゃん「ほらー!絶対ここやばいって!」
3人+1人の「簡単なお仕事」は、無事に終わるのでしょうか?
トリハダが見つけた謎の部屋、謎のアルバム
そのころトリハダは、家の中で気になる部屋を発見。
彼の呼びかけで、4人はその問題の部屋に集まります。他の部屋には生活感がないのに、その部屋だけは「たった今まで誰かが住んでいました」という痕跡があふれていました。
飾られたインテリアや写真、そしてベッドやカーテンがあり、人が住んでいないとは思えません。
部屋の状態から、この部屋に住んでいたのは女性のようです。この家は空き家と言われていたはずなのに……。
トリハダ「この家って、女性の一人暮らしだったんじゃないかな?依頼主から聞いてない?」
モモ「いや、そこまでは……」
依頼を受けたモモは、住人の詳細までは聞いていない様子。トリハダは部屋に踏み込み、部屋の隅に置いてあった本棚を漁りはじめました。
するとそこには、女性のものらしきアルバムが。
ワンちゃん「勝手に見ちゃまずくないすか?」
トリハダ「別にいいでしょ、どうせゴミなんだから!」
アルバムを開いてみると、そこには白い服を着た髪の長い女性と父親らしき人物の写真がありました。
それを見たサルサは、このアルバムにある違和感を覚えます。
サルサ「ちょっと待って、なんでそんな大事そうなもの残してるの?」
サルサ「普通引っ越すときとか持っていかない?」
確かに、家の片づけを頼んでいる状態で、アルバムのような大事なものを残していくのは変ですよね。
この部屋の様子といい、残されたアルバムといい、何やら訳アリな雰囲気が漂っています。4人の間に、ゾワッとする空気が流れます。
そしてやはり、トリハダが口を開きました。
トリハダ「おかしいと思ったんだよ、掃除だけで30万て」
トリハダ「ようは、事故物件てこと。遺品整理を兼ねた掃除だったんだよ」
他の3人も、トリハダと同じことを考えていた様子。状況からして、そうとしか思えません。
そのときサルサが、ふっと思い出したようにベッドの布団をめくりました。そこには、長い髪が人の形になるように置いてありました。
トリハダ「住んでた人が最期を迎えたのは、そのベッドかもしれないな…」
「怖い怖い怖い!」と叫びだすワンちゃん。ただ掃除するだけのつもりだったのに、こんなものを見せられては誰でも怖くなります。
この場の雰囲気を変えるように、サルサは「時間を決めてやろう、16時までに終わらせよう」と言いました。
コスパ重視のサルサは、「早く仕事を終わらせて夜までに帰りたい」というそぶりが目につきます。
この奇妙な家とともに、サルサの謎も気になるところ。そして4人は、撮影+掃除に戻るのですが、またびっくりな恐怖体験が襲い掛かりました!
カメラを横切った長髪の人物は誰だ?
4人が家を掃除した結果、一山できるくらいの髪の毛が集まりました。
もはや髪の毛には見慣れたのか、サクサクと箒で履く四人。恐怖体験に翻弄されたものの、やっと落ち着いて仕事ができたようです。
こんもりとした髪の山を前に、4人はなんとなく固まり一息ついていました。が、そのときモモのカメラに、廊下を横切る謎の人物が!!
びっくりした2人がもう一度モモのカメラを見てみると、確かに白い服を着た長い髪の人物が廊下を歩いていました!
トリハダ「アルバムで見た写真の女の人の霊かもしんない……」
ここは空き家と言われてきたのに、誰かがいるのは絶対におかしいです。
びっくりするサルサ、おびえるワンちゃんとは対照的に、モモとトリハダは幽霊の正体を確かめるべく、廊下に飛び出して後を追いかけました。
しかし、二人が行き着いた先は行き止まり。長い髪の人物が歩いて行った先には、人が入れない押し入れがあるだけ。
モモのカメラに映った人物は、いったい誰なのでしょうか?この家はやはり幽霊屋敷なのか……。
写真の女性は人毛ウィッグの制作者か?
疑心暗鬼に包まれる中、とりあえず掃除を続ける3人。
畳の上を箒で履いていたサルサは、鍵が破られたような金庫?のようなものに気づきます。
扉が半開きになっているのを見て、なんとなく手を伸ばすサルサ。中を確認してみると、黒髪や茶髪のウィッグが出てくる出てくる!
ワンちゃんと二人、ウィッグを取り出すサルサ。金庫の奥には、ウィッグだけでなく何かのチラシもありました。
チラシをよく見ると、それは「人毛を買い取ります」という内容のもの。サルサがスマホで検索した結果、確かにその会社は存在しました。
サルサ「なるほどね…」
サルサ「いや、髪の毛買い取って、ウィッグ作って売ってたみたい」
サイトのほうには、アルバムに映っていた女性も映っています。
状況的に、この家に住んでいた女性が毛を買い取り、ウィッグを作って売っていたことになるでしょうね。
サルサ「ほら、ワンちゃんが使ってる箒も」
ワンちゃんが使っている白い毛の箒も、人毛で作られたようですね(しかも白髪)。
これで、家の中に大量の毛がある理由が判明しました。ただワンちゃんは、「にしても多くないすか?」と髪の量が気になるようです。
納得したサルサと、納得できないワンちゃん。
そんな2人のところへ、あわただしくトリハダとモモが駆け込んできます。
トリハダ「ねえ!ちょっと来て!!」
モモ「やばいんです、なんかいるんですよ!!」
一件落着と思いきや、2人はまた別の謎を発見してしまいました。誰もいないはずの家で、2人は何を見たのでしょうか?
突如現れた謎の男性!逃げる3人とモモの謎の行動
早く掃除を終わらせて帰りたいサルサでしたが、トリハダとモモの勢いに気おされ、家を捜索することに。
足音を忍ばせながら、身を寄せ合って古い日本家屋を探索する4人。奥に行けば行くほど薄暗くなるため、トリハダが懐中電灯をつけます。
薄闇の中を照らす光の先を、目を凝らして追う4人。すると突然、白い服を着た人物が浮かびあがったのです!
サルサ「幽霊じゃん!!」
恐怖におののく4人でしたが、すぐにおかしな点に気づきました。幽霊らしき人物をよくみると、長い髪をしているものの顔は男性。
白い顔も、白塗りのメイクをしているだけ。
目の前の男性は幽霊じゃない!じゃあ何か?と考えたとき、4人が出した結論は、
トリハダ「おっさんだおっさん!」
サルサ「ドロボーだよドロボー!!」
サルサの言葉に反応したのか、突然4人に向かって走ってくるおじさん!
悲鳴をあげた4人は、来た道を走って逃げだしました。走っても走っても、追いかけてくる謎のおじさん。
やがてドアにたどり着くも、なぜかドアは開きません。
モモ「開かない!」
サルサ「夕方までに帰れんのかよ!」
この状況で、まだ「夕方までに帰りたい」というサルサ。彼には「夕方までに帰らなければならない理由」があるようです。
逃げたくて混乱して、ごちゃごちゃと揉めだす4人。
モモ「みんな落ち着いて!3ショットでリアクションをとっときましょう」
どこまでも映像にこだわるモモは、衝撃映像を撮影しようと言い出しました。
謎のおじさんに追いかけられているのに、やたら余裕があるモモも謎が多い……。そんなこんなしているうちに、おじさんに追いつかれてしまいました。
何もわからず何も解決せず、おっさんに追いかけられて終わる1話
謎のおじさんに追いつかれ、もはやこれまでと覚悟した4人。しかしおじさんは、何やら4人に伝えたいことがある様子。
おじさん「誤解だ、これには訳があるんだ」
ゆっくりと近づいてくるおじさんの頭から、長髪のウィッグが落ちて床に広がります。髪がなくなったおじさんを見て、トリハダはある人物のことを思い出しました。
トリハダ「お父さんだ!あのアルバムの!!」
そう、目の前にいるおじさんは、女性の部屋にあったアルバムに映っていた人でした。
写真の様子から「女性のお父さん」とアタリをつけていましたが、当たっていたみたいです。膝から崩れるようにうなだれたおじさんは、涙ながらに4人に語り掛けます。
おじさん「娘は、やさしい子なんだ。小さい頃は『ハゲたパパなんて嫌だ』と一緒に写真も撮ってくれなかった娘が、大人になって毎年父の日に、おしゃれなウィッグをプレゼントしてくれるようになって……」
トリハダ「いやでも、娘さんはもう……この世には」
おじさん「娘は死んでない!あの子は、私の中にいる。私の中に……」
トリハダ「信じたくないんですね……」
おじさん「違う!私の中で、生きてるんだよ!!」
トリハダの言葉に感情的になったおじさんは、モモのカメラに目を付けます。
おじさん「なんで撮ってんだよ!」
おじさん「拡散か?お前ら、人の動画を面白おかしく撮って拡散する気か?そうだろ!?」
サルサが「掃除の仕事をしにきただけ」といっても、おじさんは信じてくれません。
おじさん「絶対拡散させないからな!」
怒ったおじさんが踏み出すと同時に、4人は悲鳴を上げて逃げだしました。
モモと社長・大西の奇妙なやり取り
家の雨戸をあけて、サルサ・トリハダ・ワンちゃんの3人は家の外へ。
しかしモモだけは家の中で躓いてしまい、取り残される形となりました。
奇妙なのは、追いかけてくるおじさんが転倒するモモを見ているのに、外に逃げ出した3人の方を追いかけているということ。
3人を追っておじさんも外へ飛び出したため、モモは誰もいない家に1人で残る形になります。
部屋の中で1人起き上がるモモ。そのとき、彼のスマホが鳴り始めました。電話の向こうの相手は、モモとつながっている映像制作会社社長・大西でした。
大西「どうよモモちゃん、いい映像撮れてんの?」
モモ「ああ大西さん、今それどころじゃないんですよ!」
大西「どうしたんだよ、事件か?」
モモ「掃除するだけの仕事に来たら、やばいおっさんに襲われたんです!」
大西「ちゃんと撮ってんのか?絶対に押さえとけよ!」
大西「もしもーし」
大西の言葉を聞いたモモは、何かを決めたような表情になり、ふすまを押しのけて外へと駆け出しました。
おじさんに追いかけられた3人の運命は?最後に外に飛び出したモモは、3人を追いかけたのかそれとも……?
謎はすべて謎のまま、第1話は幕を下ろします。
第1話で出てきた3名のインタビュー内容
『簡単なお仕事です。に応募してみた』では、話ごとにモモにインタビューされる3人が出てきます。
このインタビューの内容が、3人やモモの謎を解くヒントになるかも?第1話のインタビュー内容を見てみましょう。
今まで経験した仕事は150以上!サルサがこの「活動」を続ける理由
モモ「じゃあ、意気込みを教えてください。」
サルサ「まあ、今日こそお金になるといいですね。やっぱり仕事をする以上、お金にならないと意味ないんで」
モモ「この活動を続けている理由を、改めて教えてください」
サルサ「そうですね、俺たちがこうやって集まるようになって、どんぐらいだっけ?(トリハダ:一か月くらいかな)
まあいろいろ経験してきましたけど、いい仕事といい出会いがあればいいなーと思ってまして。
要はフィーリングに合う仕事っていうか。人ってそれぞれ天職ってあると思うんで、俺の天職が今回見つかればなって」
モモ「今まで、何種類くらいの仕事をしてきたんですか?」
サルサ「そうですね、覚えてる限りだと150くらいは軽くいってますね。大抵の仕事は経験しました。
逆に長続きしないんですよね、隣の芝生が青く見えちゃうっていうか。コスパのいいほうってアグレッシブにいっちゃうんで」
オカルト・ヤバイ系が大好き!トリハダのインタビュー
モモ「この活動を続けている理由を、改めて教えてください」
トリハダ「まあ、ヤバイ仕事が結構世の中に多いじゃないですか。で、けっこうネットとかでも見るんすけど、簡単に稼げるほどやばいっていうか、そういう仕事って実際どういう仕事なんだろう?って興味があって。
で、潜入調査しませんか?って募集をネットで見て、で応募して、でみんなとお会いして」
モモ「ヤバイ系が詳しいんですよね?」
トリハダ「詳しいっていうか……そうでもないんですけど、まあでも、都市伝説とかけっこう好きで、ネットで見たりとか。
あと心霊スポットとか現地まで行ったりとか。けっこう好きですね」
所持金は300円!極貧学生ワンちゃんがこの仕事をする理由
モモ「この活動を続けている理由を、改めて教えてください」
ワンちゃん「あー……、とにかくこれ(お金)?お金が欲しくて。リアルに崖っぷちの生活で、電気代も滞納しててやばいんですよ」
モモ「ちなみに、今の所持金はいくらですか?」
ワンちゃん「あ、えっと……大体300円くらいですね」
モモ「全財産が300円ですか!?」
ワンちゃん「口座とかも持ってないし、貯金も一切ないんでやばいんですよ。だから、今日こそはちゃんと稼がないとまずいんで、がんばります」
第1話で押さえておきたい謎まとめ
- 毎回話に出てくる「赤い女の子の絵」の謎→ストーリーごとに、どこかに必ず「赤い女の子の絵」が出てきます。この絵がどんな意味を持つのかは、まだわかっていません。が、仕事の現場が変わっても必ず出てくるので、何かしらの意味があるはず。
第1話では、亡くなったと思われる女性の部屋のコルクボードにありました。2話以降も出てくるので、どこにあるのか探してみて。
簡単なお仕事ですに応募してみた の考察、私もしたいと思ったんだけど頭悪くてできないから毎回写りこんでる 赤いワンピースの女の子の絵 が写ってた場所載せときますw 見つけられなかった人参考にしてね(?)#簡単なお仕事ですに応募してみた pic.twitter.com/V2iemGpMLQ
— え む (@mm_r_h_) 2019年9月14日
- 第1話は仕事の依頼日が明かされていない(2話以降は明かされます)
- ワンちゃんの「またかよ……」を聞く限り、4人は以前にもオカルト系の現場を経験している
- サルサの「今日こそはお金になるといいですね」というセリフに注目。お金にならない現場がこれまでにあった?
- サルサが夕方までに帰りたい理由とは?時間を気にする彼が、時計を持っていないことに注目してください。
- モモのカメラに映った人物(幽霊)は、いったいどこに消えたのか?
- モモ、サルサ、トリハダ、ワンちゃんという名前は、桃太郎をさしているのではないか?
- 大学生でこれまでにも仕事をしてきたワンちゃんが、なぜか銀行口座を持っていない
- 空き家であるはずの家にいたおじさんは、いったい何者なのか?
- 物語のラスト、おじさんは3人だけを追って家を出ていき、転んでその場から動けないモモのことは無視している
- モモに仕事を依頼している「大西」の正体とは?
- ワンちゃんのTシャツに注目!ピンク地に「Hide&Seek(かくれんぼ)」と書いてある。このシャツです↓
- 4人の靴に注目→状況的に靴下のまま飛び出してるはずなのに、逃げる最中の足には靴がある
- トリハダの「白地にオレンジ色の紐の靴」を覚えておきましょう。
第2話「並べるだけの簡単なお仕事です」ネタバレ解説!
謎だらけの第1話から明けての第2話は、『並べるだけの簡単なお仕事です』に4人が挑戦します。
第2話も新しい謎がたくさん浮上!この第2話くらいから、考察のしがいもでてきます。第1話と同じく、「どこで何が起きたのか」をしっかり覚えておくようにしましょう。特に、第2話から表示されるようになった「仕事が依頼された日」は重要です!
2話以降は「仕事を依頼された日」に注目してください!
2話以降から、「仕事が依頼された日」が明かされるようになります(※「依頼を受けた日」ではありません)
この日付がのちに重要な意味を持つようになりますので、2話から必ず「モモが依頼内容を明かすときに出てくる日付」を必ず見てくださいね。あとから「えっ???」と思うはず……。
第2話の仕事依頼日は2019年6月25日!必ず覚えて
第2話は、3人との集合場所にいるモモの電話シーンから幕開け。電話の相手は、第1話のラストに出てきた大西です。
大西「モモちゃーん、いい映像撮れてんの?」
モモ「はい。ただ今日のロケなんですけど、メンバーが誰も来てなくて……」
大西「ならまた募集かけて、別のやつ集めりゃいいだろ」
モモ「いや、でも……」
モモの表情と雰囲気からして、3人以外の誰かに仕事依頼はしたくないようですね。
するとそこに、3人がやってきました。「また電話します」と電話を切り、「もう来ないかと思いましたよ、前回あんな目にあったから」と語るモモ。
ワンちゃん「俺もちょっと迷ったんだけど、トリハダさんに誘われて」
トリハダ「いや、サルサがどうしてもっていうから……」
サルサ「だって1円も稼げないうちに終われないだろ」
サルサの言葉から、3人はこの仕事で1円も稼げていないことが明らかになりました。
ワンちゃん「生活かかってるからね」
そういってワンちゃんが取り出したのは、「お守りで使っちゃいけないお金」の1000円。第1話では300円しかもっていなかったワンちゃんが、第2話では1000円持っています。この仕事で1円も稼げていないのに。
ワンちゃんの話を聞き、メモするためにメモ帳を取り出すトリハダ。その最中にモモがスマホを差し出し、3人に依頼内容を見せました。
依頼日:2019年6月25日 依頼人:極北水産 「並べるだけの簡単なお仕事です」
モモが撮影した映像はどこで流れているのか?
本日の仕事依頼は、「極北水産」という企業からのものでした。
古びた工場のような会社に入っていく4人。モモは3人に「カメラ撮影がいいかどうか、許可をとってほしい」と頼みます。
サルサ「まだとってないの?」
モモが3人に仕事を依頼しているのは、巷にある「簡単なお仕事」の実態を暴くためのはず。なのに、事前に撮影許可をとっていないのは変です。もしここで「撮影はダメ」と言われたら、どうするつもりだったのでしょう。どんどん深まっていくモモの謎。
4人は会社の中を歩いていき、依頼人の女性に出会います。サルサが女性に「僕たちは密着取材を受けているので、今日はカメラが入ったらまずいですか?」と聞くと、女性は快諾してくれました。
てっきり断られると思っていた4人は、拍子抜け。
女性「これ、テレビでしょ?テレビ」
モモ「ああまあ、そんな感じです」
女性「なんていう番組?録画しないと」
この女性の問いには、誰も答えませんでした。モモが撮影した映像は、どこで配信されるのでしょう?これも謎のままです。
トリハダの靴が新しい謎を呼ぶ……
カメラ撮影がいいと聞き、4人は「今回の仕事はやばくないのでは?」と判断します。
トリハダ「なんだ、おニューの靴を履いてきたのに」
トリハダは、白地にオレンジ色の靴ひもがついた靴を履いていました。
公式画像に映っている、むかって左の靴がトリハダの靴です。
第1話を見た方なら、トリハダのこの靴を見て「あれ?」と思ったはず。そう!トリハダはこの靴を、第1話時点ですでに履いています。第1話で履いていた靴を、第2話で「おニュー」というトリハダ。また新たな謎のにおいがしてきましたね。
シュレッダーにかけてしまった遺書を復元するお仕事を受ける3人
4人は女性に案内され、会社の中にある一室へと案内されました。
ごちゃごちゃとした部屋の中央には、テーブルと椅子が。そしてテーブルの上には、何かが詰まったビニール袋が置かれていました。このビニール袋の中身こそが、4人の仕事内容に関わるものでした。
女性「つい先日、うちの社長がね……私の夫でもあるんだけど、亡くなってね。それでね、大事な遺書をね……間違ってシュレッダーにかけちゃったのよ。あたしったら、うっかりしちゃって」
女性「財産分与にかかわるから、どうしても元に戻したくて」
つまり、この袋の中身はシュレッダーにかけられた紙の山ということ。4人がやる仕事は、「その山の中から遺書の破片を取り出し、並べて復元する」というものでした。報酬はなんと100万円!!特にワンちゃんは大興奮!
ワンちゃん「100万円なんてはじめて見た!」
女性は「下の社長室にいるから」と言い残して去り、4人はさっそくその場で作業にとりかかりました。
お金持ちだけど幸せじゃない?トリハダの秘密
机を囲み、遺書の復元を試みる4人。とはいえ、神の山から遺書の紙切れだけを探し、並べていくのは容易な作業ではありません。ぽつぽつと語り合いながら、紙を合わせていきます。なんとなく話題は、この遺書を書いた社長の遺産の話へ。
ここからの会話が、ちょっと意味ありげ。
ワンちゃん「いいなー、一度でいいから相続してみたいな」
トリハダ「そうか?」
ワンちゃん「出た!家がお金持ちだから!不公平だよな、こっちは生まれたときからハードモードだよ」
トリハダ「いや別に、金があるから幸せってもんでもないよ」
ワンちゃん「お金があるからそういうこと言えるんだよ」
トリハダ「いやー……」
トリハダはそれ以上語りませんでしたが、彼はお金に困らない立場であるものの、そのことで辛い思いもしているようです。「夜までに帰りたい」というサルサといい、お金がないワンちゃんといい、この3人が抱える事情も気になるところ。
一方、サルサはサクサクと一人で作業を続行していました。そして4人は、部屋にある「あるもの」に気づきます。
鎧兜に隠しカメラあり?いるはずのトリハダがカメラに写っていない?
4人で作業していると、トリハダがある文字を完成させました。トリハダが完成させたのは「落ち武者」という文字。
遺書に「落ち武者」という文字があるとは思えないので、トリハダは遺書以外の紙にあった文字を復元させてしまったことになります。「遺書の復元なのに……」と言わんばかりに、あきれるサルサ。
ところがトリハダは、あることに気づきました。彼がゆっくりと指をさした方向には、なぜか鎧兜が置いてありました。トリハダは鎧兜を指さし、「目が合ってる」と言い張ります。「そんなわけない」「真面目に仕事をして」と促すサルサ、そしてワンちゃん。
でも、トリハダの勘は当たっていたのかもしれません。
次のシーンでは、鎧兜の方向から4人を撮影するらしい映像が出ます。
しかもその映像には、いるはずのトリハダが映っていません。
トリハダが映っていないのはどうしてか?モモのカメラ以外に、4人を撮影している人間がいるのか?どんどん謎が積み重なっていきます。
20歳なのに、やたら昔に詳しいモモは何者?
3人に仕事を紹介する立場のモモも、3人に負けず劣らず謎が多い人物です(むしろいちばん謎が多いかも…)。
第2話は、トリハダとモモの謎が際立つ内容となりました。その謎の1つが、以下のやりとりです。
熱心に仕事を続けるワンちゃんは、紙を並べて「山下の金」という文字を完成させました。トリハダは「下ネタはちょっと…」と相手にしませんでしたが、ここでモモがこう言います。
モモ「違いますよね。ロサンゼルスオリンピックで金メダルを取った、柔道の山下さんですよね。1984年の」
モモは現在20歳。見た目からしても、彼の年齢に偽りはないでしょう。なのにすらすらと、ロサンゼルスオリンピック」のことを語りだす彼に、トリハダは違和感を覚えました。
トリハダ「……詳しいね、みんなまだ生まれてないのに。モモくん何者?」
モモは「たまたま知っていた」と言いますが、彼のミステリアスぶりが一層深まったシーンでした。
とうとう遺書完成!でもやっぱりヤバイ仕事だった!!
作業途中でトリハダが窓を開けてしまい、風で遺書がバラバラになりそうなシーンはあったものの、4人は何とか遺書を完成させました。
4人は依頼人の女性を呼び、完成した遺書を読み上げます。
「会社の者たちへ 密輸した武器は別荘の裏山に隠した。金木製の落ち葉の下にある」
物騒すぎる内容の遺書。サルサも「これ、遺書ですか?」と、半信半疑の様子。確かに、遺書にしてはおかしい文章です、奥さんはじめ親族への言葉もありません。そもそも遺書なのに、手書きではなくパソコンで打った文字というのも変。
女性「密輸?主人が……」
遺書の内容を知った社長は、ショックを隠せません。サルサは「早々に立ち去ったほうがいい」と思ったのか、女性に「並べたので報酬を」とお願いしました。それを聞き、社長は約束の100万円を渡そうとするのですが。
社員A「やー奥さん、助かりましたよ!」
4人と女性がいる部屋に、作業着姿の男性が3人入ってきました。どうやら3人は、この会社の社員のようです。
女性「あなたたち、なんなの急に!」
社員B「あとは我々が引き取りますから」
女性「待ってよ!うちの会社は、あれよね?カニとかそういう、水産物の卸……」
社員B「もちろんそれも」
社長「他には主人は、何を輸入していたの?」
社員Cはそれには答えず、女性を引っ張って連れて行ってしまいました。
状況から察するに、この会社は「表向きは水産業の輸入を営む会社」であり、裏では武器の密輸をしていたということでしょう。残った社員たちは、モモに「カメラを止めろ」と要求。そして4人は……!
謎が多すぎるモモの正体は?なぜ縄のほどき方を知っている?
4人は社員たちに連れていかれ、手を縛られた上で別室の床に座らされました。社員たちはどこかに行ったようです。
ここでモモが謎の行動を見せます!モモは一人で縄をほどき、カメラを持って再び撮影を開始しました。
縄のほどき方を知っていた上に、撮影を止められたのにカメラは取り上げられなかったモモ。どう考えても不自然ですよね。
モモ「たまたまほどき方知ってて」
ワンちゃん「マジでモモくん何者?」
ワンちゃんの突込みはごもっとも。
しかも、サルサが「縄をほどいてほしい」といったのに、「めちゃくちゃ良い絵なんで、もうちょっと撮らせてください」という始末。3人は「ふざけんな」とモモを責めますが、近づいてくる社員たちの声を聞き、モモに縛られたふりをしろと言いました。
戻ってきた社員A・社員Bは、4人の前で「こいつらのおかげで、武器のありかが分かった」と語ります。4人が並べて復元した遺書は本当に遺書だったのか?話が怪しくなってきました。
社員たちは4人に、「金に困ってるんだろ」「うちも人手に困っててさ」と言った上で、仕事を紹介してやるといいます。社員2人が4人にやらせようとした仕事は、「ただ氷を割る仕事」。というのは建前で、「北の北の北に行った船の凍った氷を割る仕事」でした。2人がいう船とは、明らかに密輸船です。
いくらお金に困っていたって、そんな仕事はやりたくないですよね。返事を渋る4人に、「お前らに選択肢なんかない」という社員2人。追い詰められた空気の中、モモが割って入りました。
モモ「やります!やりたいです!」
モモ「その代わり、僕のカメラで取材させてもらえませんか?」
この空気の中、とんでもないことを言い出すモモ。度胸が据わっているというか、空気が読めないというか……。3人も「状況考えろ」「ここでアポとるか普通」「メンタルやば」とあきれ気味。もちろんダメに決まっています。
が、ここからがモモの本領発揮でした。
モモ「と、見せかけて」
モモはいきなり立ち上がり、1人でさっさと逃げ出してしまいました!
隙を突かれた社員2人は、「待てオイ!」と怒鳴り声をあげ、モモを追いかけました。再び部屋に残された3人。
ワンちゃん「うそでしょ?」
トリハダ「マジでモモくん何者?」
モモが何者なのか、まだ誰にも解りません。
逃げ出す3人!だけどやっぱりトリハダの行動に違和感
やっと縄をほどいた3人は、このヤバイ会社から脱出しようとします。
ここでトリハダが、モモが置いて行ったカメラを見つけました。「そんなのほっとけ!」というサルサに対し、トリハダは「俺たち映っちゃってるから!」と言い、カメラを回収して走りだしました。
それだけなら納得なのですが、なぜかトリハダは逃げる途中にカメラで撮影しています。モモの代わりに。
「その場に証拠を残さないために、カメラを回収する」というだけならともかく、なぜモモの代わりに撮影までしているのでしょう?
第2話は、モモとトリハダの謎が際立つ物語でした。
100万円を諦められない3人!そして最後はやっぱり4人で逃げる!!
誰がどう見ても「今すぐ脱出したほうがいい状況」でしたが、ここでサルサが意外なことを言い出します。
サルサ「100万もらわないの?」
サルサは、社長がくれるといった報酬100万円が気になる様子。この状況で報酬を思い出すあたり、サルサもモモに劣らず図太いですね。
サルサ「くれそうだったじゃん!」
トリハダとワンちゃんは「やめたほうがいい(脱出したほうがいい)」と言いますが、サルサは聞き入れません。結局3人は、100万円をもらうために社長を探すことにしました。このとき、トリハダはその様子をすべて撮影しています。そして、会社の奥へと進んでいきます……。
激怒した女性に追いかけられる4人!今回も報酬はもらえず……
3人で会社内を探索していると、廊下の先の小さな部屋に依頼人女性がいました。
社員たちはモモを追うことに必死なようで、見張りは誰もいません。様子を見つつ、そっと部屋にいる3人。ソファに座りうつむく社長に、そっと近づきます。
サルサ「奥さん、」
ワンちゃん「100万ください!」
トリハダ「馬鹿!!」
3人が言ったことには構わず、女性はぽつぽつと語り始めました。
女性「夫は海の男だった。一度漁に出ると、何日も帰ってこなくて。待つことだけが、私の人生だった」
女性「でも夫が亡くなって、もう帰ってこないんだって、わかって……!」
亡き夫が密輸をしていたという事実は、女性を打ちのめしていました。黙って話を聞いていたものの、本音は「早く報酬を払ってほしい」と思う3人(特にサルサ)。
サルサ「あのー……、そんなときにあれなんですけど、約束の報酬の方を」
と言ったところで、ワンちゃんがテーブルの上に100万円を発見。「仕事をしたから」と勝手に手に取り、「ありがとうございます」とお礼を言って持っていこうとしました。その様子を見ていた女性は、眉間にしわを寄せます。
女性「人がショック受けてるときに、金、金、金ーーーー!」
急に激高した女性は、「この会社の秘密を知ったからには帰さない!」と叫び、100万円を奪い返しました。さらに、机の上にあったベルを鳴らします。会社中に響き渡る大きなベルの音!社員たちが駆けつけ、大混乱のまま3人は逃げ出します。ここで逃げている間も、しっかり動画撮影をしているトリハダ。
3人が走って逃げている途中、行方不明だったモモも合流。全員で駆け出し、少し離れたところで息をつく4人。
トリハダ「はい、これカメラ」
モモ「撮れてたんですか?」
トリハダ「かなりのネタになってると思う」
モモ「いや嬉しい!」
ゆっくり語り合う間もなく、自転車に乗った女性が「待てーーーーー!」と叫びながら4人を追ってきます。
「うそでしょ」「しぶとすぎる」「なんだあいつ」と言い合いながら、4人は再び一斉に駆け出します。
今回も報酬はもらえないまま、第2話の幕が下りました。
第2話で出てきた3人のインタビュー内容まとめ
第1話でもあった「3人に対するインタビュー」が、第2話でも行われました。
さらっと終わる短いインタビューですが、よく聞くと「あれ?」と思うことがありますので、3人が答えた内容を覚えておきましょう。
今回もなかなかに意味ありげ。このインタビュー内容を覚えておくと、あとで何かに気づくかも?
コスパ重視のサルサ、現在の貯金は40万円
モモ「あなたの度胸はどこから生まれていますか?」
サルサ「生涯賃金ってわかります?ようは、人が一生のうちに稼ぐ額のことなんですけど、平均で大体2億から3億って言われてるじゃないですか。だったら多少のリスクを負ってでも、コスパ重視でガンガン稼いじゃって、サクッと2億ためてドロップアウトしたほうが、残りの人生有意義に過ごせるんじゃないかなって」
モモ「ちなみに今、貯金はどのくらいですか?」
サルサ「今40万です」
お金に困っていないことが判明したトリハダ
モモ「(トリハダの靴を見て)すっごい高そうな靴ですね!」
トリハダ「わかります?結構靴には、お金かけちゃうんで……。まあでも僕、お金には困ってないから。ぜんぜんいいんですけど」
お金がないワンちゃんはどんな事情を背負っているのか?
モモ「あなたの度胸はどこから生まれるんですか?」
ワンちゃん「僕だって、やめられるもんなら(この仕事を)やめたいんですけど、やっぱ人って食べないと生きていけないじゃないですか。
だから本当は怖いんですけど、やっぱり背に腹は代えられないかなて感じで、ハイ」
第2話で押さえておきたいおきたい謎まとめ
- 仕事の依頼日は2019年6月25日、依頼人は「極北水産」
- 1話で出てきた女の子の絵が、2話では鎧兜の隣に置いてある
- トリハダが履いてきた「おニューの靴」は、第1話で履いていた靴と同じもの
- トリハダはお金に困っていない。遺産を相続した過去がある可能性も浮上
- 鎧兜に仕込まれているらしいカメラに、トリハダだけが映っていない
- 20歳なのに、やたら昔のことに詳しいモモ
- 縄抜けもできるモモ。ただの新人ディレクターにしては、色々なことができすぎる
- 途中で逃げ出したモモは、どこで何をしていたのか?タイミングよく3人に合流せきたのはなぜか
- 仕事を達成したにもかかわらず、今回も報酬はもらえていない。このお仕事で、3人は一度も報酬を手にしていない可能性がある
第3話「運ぶだけの簡単なお仕事です」ネタバレ解説
お仕事をしたのに報酬がもらえなかった2話から、「今度こそ!」という気持ちでの第3話。
今回4人が挑戦するのは、「運ぶだけの簡単なお仕事」です。
タイトルからして不穏すぎる第3話ですが、悪い予感ほど的中するもので……。4人が任されたのは何を運ぶお仕事だったのでしょう?
4人が「運ぶだけの簡単なお仕事」を引き受けた日は?
2話のお仕事は2019年6月25日に引き受けたもの。
つまり3話の出来事は、2話より前の出来事ということになります。
- 1話 日にち不明
- 2話 2019年6月25日
- 3話 2019年6月20日
並べてみるとわかりやすいですが、日にちをさかのぼる構成となっています!
この日にちがのちに重要なヒントとなります。必ず覚えておいてくださいね。
怪しい!重い!中身不明の謎のダンボール登場!4人は依頼を達成できるのか?
いつものように、仕事の待ち合わせ現場に集結した4人。
サルサ、トリハダ、ワンちゃんの3人は、モモが用意したグリーンのつなぎに身を包んでいます。
モモ「今日、皆さんにやっていただくお仕事は、こちらです」
モモが差し出したスマホには、「運ぶだけの簡単なお仕事です」と書かれていました。
4人は、とあるマンションの地下駐車場に移動しました。
そこには依頼人が指定した白いバンがあり、トランクの中には大きなダンボールが置いてありました。「取り扱い注意」というシールがあちこちに貼られ、いかにも怪しいダンボールです。
見るからに怪しいダンボール。どうやら今日の依頼は、ダンボールをどこかに運ぶことのようですね。
ワンちゃん「どこに運べばいいんですか?」
モモ「依頼主から、連絡がくることになってるんですけど……」
そのやりとりの最中、ダンボールの上に置かれたスマホをサルサが発見。どうやら、このスマホが4人と依頼人をつないでくれるようです。
「とりあえずダンボールを車から降ろそう」ということになり、3人で持ち上げてみると、男3人でもよろめくほどの重さ!
怪しい上に重い謎のダンボール……!「中身は麻薬では?」と疑い始める3人。
ここで依頼人から電話があり、「荷物を23階の21号室に届けろ」と指示を受けました。
報酬はなんと50万!!運ぶだけで50万!はしゃぐサルサとワンちゃん、そして「怪しい」と冷静なトリハダ。
なんだかんだ言いながらも4人は、ダンボールに書いてある「開封現金」「取り扱い注意」「誰にも見られるな」の注意書きを守りつつ、荷物を運ぶことにしました。
エレベーターが使えない!まさかの階段ルートに四苦八苦するサルサたち
4人がダンボールを運ぼうとすると、駐車場に1台の車が滑り込んできました。
中には、これまた怪しい(怖い)若い男2人……。2人は何かを見張っているようで、去る気配がありません。
ダンボールを人に見られるわけにはいきませんし、かといってこのまま待っていても時間が過ぎるだけです。
コスパ重視のサルサは、「自分が囮になって2人の関心を引き付けるので、その間にダンボールを運んでほしい」と頼みます。
トリハダとワンちゃんはサルサの頼みを了承し、2人で力を合わせてダンボールを抱えました。サルサは車の2人に「猫が行方不明になって……」と話かけ、2人&モモから注意をそらすことに成功!
重いダンボールと、サルサを撮影したがるモモに翻弄されつつ、2人は無事にダンボールをマンション内に運び入れました。
トリハダ「やっぱ二人はしんどいってこれ」
ワンちゃん「大丈夫ですよ、あとはエレベーターで」
と語っていた2人の視線の先には、「点検中 運転停止」の文字が!!
ワンちゃん「マジかよ……」
モモ「こりゃ階段で行くしかないですね」
トリハダ「嘘でしょ!?これ23階まで運ぶの結構きついよ?」
大の大人2人で抱えても、よろめくほどの重さのダンボールです。これを23階までとなると、かなり辛いですよね。
そこにサルサが戻り、4人は「この荷物をどうやって23階まで運ぶか」を話し合います。
トリハダは「いったん車の中に戻って、エレベーターが動くのを待とうよ」と提案。ワンちゃんが「それがいい」と頷き、話がまとまりはじめたときに、例のスマホが鳴ります。
サルサ「もしもし」
依頼人「荷物は階段で運べ。30分以内に届けろ!健闘を祈る」
これで4人は、階段で運ぶという選択肢しかなくなりました。
それにしても、どうして依頼人はこのタイミングで4人に電話をかけることができ、指示ができたのでしょう?
トリハダ「すごいな。俺たちの考えが読まれていたみたい」
さすがトリハダ、視聴者の疑問を総括してくれました。
無理だと言い張るワンちゃんでしたが、サルサに促されたこと、お金が欲しいことから渋々荷物を持ち上げます。ここから、4人の「本当の仕事」が始まるのでした。
そしてそのころ、駐車場にいた2人の男が、ダンボールを載せていた白いバンに気づきます……。
ダンボールが開いちゃった!4人が唖然とした意外な中身の正体
精いっぱいの力を出し、懸命にダンボールを持つ3人。
しかしダンボールは非常に重く、すぐに体力の限界が来てしまいます。
サルサ「しっかりしろよ!まだ若いんだから!」
ワンちゃん「もうオッサンすよ!」
サルサ「いやワンちゃんがオッサンなら、俺たちジジイだから!」
どうやら力仕事になれていないワンちゃん、明らかに2人に比べてヨロヨロ……。
荷物の重さに耐えきれず、とうとう「一度休憩しましょう」と言い出すワンちゃん。
そこで力を抜いてしまい、3人で抱えている大きな荷物が傾きます。ドン!と音を立て、ダンボールを下におろすと……。
ダンボールの中から声「×××!」
ダンボールの中から声が!!間違いなく何かの声です。
サルサ「今の聞こえた?」
トリハダ「うん」
ダンボールをまじまじと見る4人。
怖いもの知らずのモモは、カメラマンの血が騒いだのか「開けてみましょう!」と身を乗り出します。
慌てて制止するサルサ。しかしその間にも、ダンボールが勝手に動いたような気が……。
やっぱりこのダンボール、ただのダンボールいじゃない!4人中4人が「普通じゃないこと」に気づいていましたが、その思考をサルサが振り払います。
サルサ「とにかく運ぼう!」
お金とコスパにこだわるサルサは、「何も見なかったことにして仕事を全うする」ことを選びました。
とにかく、4人の仕事は「ダンボールを23階の21号室に届けること」ですからね。届けさえすればいいのです。
気を取り直し、再び4人はダンボールに向き合いました。ところが、少し上ったところでワンちゃんが手を滑らせてしまいます。こういう時にやっぱり失敗しちゃうワンちゃん……。
3人の手から滑り落ちたダンボールは、落下して階段下の踊り場に転がりました。
衝撃を与えてはいけない荷物なのに、落としてしまった……と真っ青になる4人。
おそるおそる荷物の様子をうかがった4人は、落ちた衝撃で蓋が開いたダンボールの中身を見て、あっと声を挙げました。
サルサ「人じゃん……」
なんと、中に入っていたのは人間!!ダンボールの隙間から、明らかに人の頭にしか見えないものが見えます。
トリハダ「死体!?」
トリハダの言葉で、一気に恐怖と混乱に陥る4人。一人「寄りで撮っときますね!」と乗り気なモモを、ワンちゃんが必死に制止します。
しかし、中に入っていたのは死体ではなく、生きている人間!
ただの人間ではなく、4人にこの仕事を頼んだ依頼人本人!!
依頼人は「報酬を倍にする」とスマホで4人に伝え、持っていた袋を23階の21号室に持っていくよう命じます。何が何やら解らないでいると、駐車場にいた2人が階下に現れ、「ここで何をやっている?」と4人に迫りました。
依頼人「あの2人は週間指揮者だ!私のスキャンダルを狙ってる!!」
依頼人「秘密の恋なんだ、本当は自分で渡したかったけれど……頼む!」
依頼人の言葉を聞き、サルサは「袋の中身は愛する人へのプレゼント」と判断。依頼人に願いを叶えるため、トリハダと二人で階段を駆け上がりました。
残されたモモとワンちゃんの運命は?そして男たちは、本当に週間指揮者なのでしょうか?
この後、世にも恐ろしい結末が4人を襲うことになります。
世にも恐ろしい依頼人のプレゼントの中身!やっぱり報酬はもらえず
サルサとトリハダが階段を駆け上がると、2人の男のうち1人が後を追って駆け出しました。
もう1人の男は、ダンボールの中から依頼人を引きずり出し、身体検査を始めます。
目の前でモモが撮影していても、気にしない様子……。
男「こんなところで何してる?」
依頼人「別に……?」
男「とぼけるな、さっきの荷物はなんだ」
どうやら2人は面識があるっぽい……?話の内容からして、とてもスキャンダルを追う新聞記者とは思えません。
話の流れについていけないワンちゃん、「どうやらスキャンダル云々の話ではない」と察するモモ。
モモの予感は的中し、追い詰められた依頼人はこう叫びます。
依頼人「彼女と一緒に死ぬんだ!!」
依頼人の本当の目的は、23回21号室の女性と一緒に死ぬこと!!
ということは、プレゼントらしき袋の中身は……?
そのころ、途中でトリハダと別行動になったサルサは、無事に23階の21号室にたどり着きました。
扉のインターフォンを押すと、出てきたのは強面の男性と女性……。男性はサルサをにらみつけ、見るからに来訪を歓迎していない様子。
男性「てめえか、妙な宅配野郎は」
女性「マジきもい、追っ払って!!」
どうやら2人は、サルサをストーカーの仲間と勘違いしているようです。
つまり依頼人はストーカーで、一方的に女性に思いを募らせ、心中しようとしてたと。これが真実のようです。
男は相当お怒りのようで、サルサを依頼人の仲間と決めつけ、話を聞いてくれません。
しかしサルサも、荷物を受け取ってもらえないと報酬がもらえないので、「受け取ってください」と必死です。
その最中、2人の手からプレゼントが入った袋は離れ、マンションの柵を超えて落ちていきました。
宙に舞い上がった袋を目で追いかけ、落下していく様子を見ていたサルサの目の前で荷物は爆発!ドーンという大きな音と炎と煙が、視界いっぱいに広がりました。
呆然とするサルサ。大きな爆発音は、追いかけてきた男と一緒にいたトリハダや、モモ&ワンちゃんのところにまで届きます。
ただ一人、プレゼントの中に爆弾を忍ばせた依頼人だけが、涙を流して膝をつくのでした……。
さて、図らずとも知らない誰かに爆弾を渡すことになってしまった」サルサ。
もちろん目の前の男性と女性は大激怒!「やっぱりストーカー野郎の仲間だ!」と思い込み、サルサに襲い掛かります!
話を聞いてもらえる状況ではないため、慌てて逃げ出すサルサ。
階段を降りてきたトリハダと落ちあったサルサは、途中でモモとワンちゃんを連れ、駐車場から脱出!
サルサ「報酬は?」
モモ「もらえるわけないでしょう!」
サルサ「またかよ!!」
今回も報酬はなし!やっぱり何の得もしなかった4人は、ただ追っ手を撒くためにひたすら走るのでした……。
第3話で押さえておきたいおきたい謎まとめ
第3話で判明した依頼日により、3話は2話より前の話である可能性が高くなりました。
この「時系列を遡っている可能性」は、2話でも見られましたよね。2話でトリハダが「新しく買った」と言った靴は、すでに1話で履いていたものでした。
今回の3話では、トリハダはその靴を履いていません。
つまり、時列は古い順に3話→2話→1話となり、やはり「話がすすむごとに、時間をさかのぼっている」というのはほぼ確定と見ていいでしょう。
第3話で判明した依頼日により、3話は2話より前の話である可能性が高くなりました。
この「時系列を遡っている可能性」は、2話でも見られましたよね。2話でトリハダが「新しく買った」と言った靴は、すでに1話で履いていたものでした。
今回の3話では、トリハダはその靴を履いていません。
つまり、時列は古い順に3話→2話→1話となり、やはり「話がすすむごとに、時間をさかのぼっている」というのはほぼ確定と見ていいでしょう。
4人の過去に何があったのか?3人に仕事を依頼しているモモの目的とは?
今後の話に登場する「小さな違和感」を大切にしてください。
※4話以降:近日あらすじを公開します!
『簡単なお仕事です。に応募してみた』はHuluで配信中!スノ担必見の面白さです
SnowManのメンバー4人が主演している『簡単なお仕事です。に応募してみた』は、現在Huluにて全話を配信中。
2020年1月22日にCDデビューを果たすSnowManが、体当たりで演じた全10話をぜひご覧ください。
ジャニーズ枠として定着してきた「シンドラ」ですが、今回の『簡単なお仕事です。に応募してみた』は、深夜放送するのがもったいないくらいの良作です。
話が進むごとに伝わる登場人物の人柄、ちょっとした場面に貼られた緻密な伏線など、考察が好きな方にはぴったりのドラマです。30分という短さなのもいいですね。
「シンドラ」枠のドラマは、短いながらも脚本が良いものが非常に多く、次に放送された『ブラック校則』もかなり好評でした。
ジャニーズドラマと侮るなかれ、一度観れば必ず夢中になる「シンドラ」の世界に、あなたも飛び込んでみませんか?
コメントを残す