7月31日(水)に放送のNHKの朝ドラ『なつぞら』の第105話。
前回、坂場に詰め寄られながら階段の踊り場でプロポーズを受けたなつ。
再び漫画映画を作成できることになった坂場は、なつと共に作品を作り上げ、結婚まで進めるのでしょうか。
こちらの記事では『なつぞら』第105話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。
前回のあらすじ『なつぞら』第104話はこちら。
目次
『なつぞら』第105話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、個人的な感想・妄想・希望を交えた予告レビュー（予想）です。
明日の出演者は、すべて東洋動画のメンバーで構成された15分になります。
プロポーズに なつがどう答えるのかが気になるところですが、坂場の進まない制作に焦点が当たります。 「太陽の王子ホルスの大冒険」という実際の映画制作がストーリーのモデルになっています。
高畑監督がこだわりを重ねた長編映画、今見ても色褪せない伝説の作品です。明日描かれるであろう芸術性を高めたその分、予算と期日を大きくはみ出し、下火になっていた長編アニメ映画の盛り下がりの直撃を受けます。 高畑監督は責任を感じて東洋動画を去るのですが、坂場は果たしてどんな道を選ぶのでしょうか?
プロポーズ編の今週が終わると「なつよ、開拓者の郷へ」へと章が変わり、坂場一久(中川大志)が柴田家の面々と顔を合わせることになります!学生時代の懐かしい人も登場するようで、初登場の女優さんも現れます、再び盛り上がりを見せそうですね。
↓↓ここからネタバレです↓↓
『なつぞら』第105話あらすじ・ネタバレ
なつのプロポーズの答えとは？坂場が映画制作に復帰！
なつ（広瀬すず）に結婚してほしいと告げた坂場一久（中川大志）は、なつの答えに驚きを隠せません。長編映画に向けて動き出した作画課でしたが、キャラクターの作画で難航します。仲努（井浦新）から手を差し伸べられた坂場でしたが、その助けを受け入れられないまま、期日が過ぎて行きます。
坂場からのプロポーズ
なつ（広瀬すず）に突然のプロポーズをした坂場一久（中川大志）は、僕の気持ちはずっと前からわかっていたでしょうと尋ねます。すると、なつは全然わからなかったと呟きます。少し考えたなつは、「はい、分かりました。結婚します」と伝えました。
坂場はその言葉が信じられずに聞き直し「映画が成功したらですよ！」と念を押します。なつは「それ…いる？」と返します。
なつは喫茶店で森田桃代（伊原六花）に報告しました。いきなり結婚しても良いと思った理由を尋ねられ、「やっぱり、そうなるのかな」という気がしたといいます。桃代からはそれに気づいていなかったのは本人たちだけだと驚きます。
しかし、坂場は映画が成功しなければ結婚はできないと考えていると、なつは話しました。桃代も助監督と付き合っており、その人も監督になるまでは結婚しないと言っていると明かします。不器用な男ほど、結婚と成功を一緒に考えると桃代は言いました。
なつは、とりあえず自分も映画を成功させたいと意気込みます。そして桃代に口止めをすると、しぶしぶ誰にも言わないと約束してくれました。
長編映画の制作が始まる
「神をつかんだ少年クリフ」という仮タイトルで、制作が始まります。そのストーリーを坂場が説明します。ある村の巨木に剣が突き刺さっており、村の少年・クリフが抜くことに成功します。英雄と讃えられるクリフでしたが、そこに死神が現れ、神を恐れなくなった人びとを滅ぼして、世界を創造しなおそうとします。
死神の娘・キアラが村に戦をもたらすためにやってきますが、クリフと惹かれあうようになっていきます。戦争の運命の中で、人間がどうやって善と悪を見極めていくかがテーマです。
しかし、キャラクター制作で行き詰まり、予定の8月になっても作画作業に入れずにいました。なつの描くキアラのデザインに坂場が納得してくれません。見た目から災難をもたらすようなデザインではありきたりだと言います。強い女性だけど、主人公が恋に落ちる魅力もないといけないと神地航也（染谷将太）が話しました。
そこへ仲努（井浦新）が心配そうにやってきますが、坂場と神地は頑なに助けを拒みます。仲は内容が難しすぎるのではと意見しますが、好きなようにやらせて欲しいと坂場は譲りません。坂場は責任は取りますと伝え、突き放された仲は成功を祈っていると去って行きました。
坂場の対応になつは怒りますが、あの人に泣きついたら永久に新しい物ができなくなると神地は言いました。
仲の坂場に対する本心
再び考え始めるなつは、ため息をついて、息抜きの為に中庭にやってきます。そこには仲が座っており、なつはさっきの坂場の対応を謝りました。
キャラクターのイメージがつかめずに困っていると話したなつ、仲は坂場はキャラクターから物語を作る珍しい演出家だと微笑みます。
なつが坂場のやり方が間違っているかと聞くと、「僕にはわからないんだよ」と答えます。彼のやろうとしていることが正しいのか、新しいのか判断がつかず、悔しいと話しました。「アニメーターとして、自分の限界を突きつけられたみたいで悔しいんだ」と話しました。
その夜、喫茶店では井戸原昇（小手伸也）と下山克己（川島明）はお酒を酌み交わしていました。下山が、仲は坂場を嫌っているのかと尋ねます。井戸原ははっきりと否定し、坂場を嫌っているのは自分だと笑いました。
仲は坂場を買っているのではないかと言います。下山に坂場を指名させるように意図していた、映画制作に戻るために、なつと共にテレビアニメに送り込んだのではないかと話しました。
難航する制作現場で憤る坂場
制作会議は難航していました。坂場はなつが描いてきたキャラクター案を見ましたが、こんなに説明的で分かりやすいキャラクターではないと一蹴します。なつは「あなたの頭の中に向かって絵を書くのはこれ以上無理です！」と言いました。
下山も時間にだって制限があると、坂場に忠告をします。坂場は「私は絵描きじゃない、理想のキアラは描けないが、妥協もしたくない！」「私は、私を超えたいと思っています」とアニメーターたちに語りかけます。
「どうか、皆さんも、皆さんを超えてください」と言って、なつの方へと向き直り、真剣な目で見つめ「早く、あなたのキアラを見せてください」と告げました。そう言われたものの、なつは納得のいく絵が描けず、遅くまで作業をしています。
帰ろうとするなつを呼び止めた仲は、大きな封筒を渡し「なっちゃんに、頼みがあるんだけど」と言います。「・・・それはきっと、仲さんの魂だ」と父（内村光良）が語ります。
『なつぞら』第105話の感想
坂場のプロポーズをあっさり受け入れたなっちゃん。プロポーズシーンのオフショットをどうぞ。#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #中川大志 pic.twitter.com/RPB4XfAgUZ
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) July 30, 2019
坂場のプロポーズに、あっさり答えたなつにびっくり！
坂場一久（中川大志）のおどおどしたプロポーズシーンと、仕事場でのギャップがすごいですね。なつとは恋愛関係というより、本当に同志のような間柄になっていて、付き合うを通り越して結婚に至るのにも納得です。
この2人の関係は一筋縄ではいかず、制作も含めて、しばらくぶつかり合う関係性が続きます。すでに熟年夫婦のようなやりとりが垣間見えていますが、今後も坂場となつに注目です。
さらに広瀬すずさんのメイクや髪型が、大人びて来ていてとても美しいですね、ビジュアルも楽しみです。
『なつぞら』第106話の予告レビュー
次回の番組表をもとに、今後の展開を予測した予告レビューになりますので、次回のなつぞらが気になる方はこちらをご覧ください。
『なつぞら』第105話の視聴率は？
8月1日(水)に放送された、第話の視聴率は20.2％でした。（関東地区、ビデオリサーチ調べ）
全話こちらで更新中！
『なつぞら』の放送時間は？再放送はある？
『なつぞら』は月曜日から土曜日の朝8:00～8:15にNHK総合で放送されています。
朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45～13:00に再放送があります。
また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。
「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00～11:20
「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45～5:50 夕方5:55～6:00
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