映画『お引越し』は、児童文学作家である「ひこ・田中」さんの同名小説を映画化した1993年の作品です。
本作は、「台風クラブ」の相米慎二監督と、「サマーウォーズ」などのアニメ映画に多く携わっている奥寺佐渡子さんが脚本を努めます。
キャストは、父親役を中井貴一さん、母親役を桜田淳子さんがそれぞれ務め、主人公のレンコは、当時11歳の田畑智子さんが演じています。
今や映画やドラマで欠かせない存在となっている、田畑智子さんの京言葉を使ったナチュラルな演技も見どころです。
こちらの記事では、映画『お引越し』の動画を無料視聴する方法をはじめ、気になる『お引越し』のあらすじネタバレや感想についても紹介します。
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目次
映画『お引越し』動画を無料視聴する方法
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Netflix | × | 30日間 |
※上記の情報は2019年6月時点での情報となります。
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PandoraやDailymotionなどの無料動画共有サイトでも、見えないデメリットとリスクがあります。
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- 『たたら侍』(2016年)
- 『ミュージアム』(2016年)
- 『大阪バイオレンス3番勝負 大阪蛇道』(2013年)
- 『鈴木先生』(2012年)
- 『毎日かあさん』(2011年)
- 『ロボジー ROBO-G』(2011年)
- 『落語物語』(2010年)
- 『ハッピーフライト』(2008年)
- 『ブタがいた教室』(2008年)
- 『アフタースクール』(2008年)
- 『大停電の夜に』(2005年)
- 『血と骨』(2004年)
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映画『お引越し』作品詳細

離婚を前提に別居に入った両親を持つ11歳の少女の揺れ動く気持ちの葛藤と成長を、周囲の人々との交流を通して描くドラマ。
「東京上空いらっしゃいませ」の相米慎二の10作目の監督作。
第一回椋鳩十児童文学賞を受賞したひこ・田中の同名作品を原作に、これがともに劇場映画デビューとなる奥寺佐渡子と小此木聡が共同脚色。
撮影は「レイジ・イン・ハーレム」の栗田豊通が担当。
ヒロインの少女・レンコは八二五三名の応募の中からオーディションにより選ばれた新人・田畑智子が演じた。
相米作品にとっては初めての京都ロケで、また読売テレビが映画製作のための特別スポット枠を設けてスポンサードを呼びかけた製法方法も話題となった。キネマ旬報ベストテン第二位。
映画『お引越し』作品データ
- 製作年/1993年
- 製作国/日本
- 配給/ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画=アルゴプロジェクト
- 上映時間/124分
映画『お引越し』キャスト一覧
- 中井貴一/漆場ケンイチ
- 桜田淳子/漆場ナズナ
- 田畑智子/漆場レンコ
- 田中太郎/布引ユキオ
- 茂山逸平/大木ミノル
- 須藤真里子/高野和歌子
- 笑福亭鶴瓶/木目米先生
- 遠野なぎこ/橘理佐
- 森秀人/砂原老人
- 千原しのぶ/砂原節子
映画『お引越し』スタッフ一覧
- 監督/相米慎二
- 脚本/奥寺佐渡子 /小此木聡
- 原作/ひこ・田中
- 製作/伊地智啓 /安田匡裕
- プロデューサー/椋樹弘尚 /藤門浩之
- 撮影/栗田豊通
- 美術/下石坂成典 /山崎秀満
- 音楽/三枝成彰
- 録音/野中英敏
- 照明/黒田紀彦
- 編集/奥原好幸
- 助監督/橋本匡弘
- スチール/中原一彦
映画『お引越し』のネタバレあらすじ
ここからは映画『お引越し』の詳しい内容やネタバレを含みます。これから映画をご覧になる方はご注意下さい。
両親が別居⁉︎揺れる家族
主人公の11歳の少女レンコは京都で両親と3人で暮らしてきました。
両親は仲が良く、友達にも自慢できるような幸せな家庭だと思っていました。
しかしそんな時、突然、両親が別居することになってしまうのです。
レンコはこれまで通りの家で母と暮らし、父が1人で引っ越すことになりました。
レンコは突然変わってしまった日常に戸惑い、ショックです。
母が2人での生活のために作った決まりごとの表にも反発し、離婚届をこっそり隠したりもします。
友達には家族のことが言えず、学校では乱暴に振舞ったりします。
ある時は、理科の時間にアルコールランプでボヤ騒動まで起こしてしまいます。
子どもにとって、家庭がどれほど大切かわかりますよね。
感情が爆発!家族って?
そんなレンコの様子に気がついた幼馴染のミノルは、レンコに家出作戦を提案します。
しかし、母にバレて家出は失敗。 レンコはお風呂に立てこもってしまいます。
出てこないレンコを心配した母と、様子を見にやってきた父はうまくいかない現状に口論を始めてしまいます。
そんな2人の口論をお風呂で聞いていたレンコは「何で産んだ」と泣き出してしまいます。
その日を境に、レンコにも徐々に変化が訪れます。
父のバイクの乗って祭りから帰る途中、レンコは「なあ、お父さん。もうあかんの?」と呟きます。
びわ湖での出来事
夏休みのある日、レンコは母のクレジットカードでびわ湖行きの電車とホテルを勝手に取って母を連れ出します。
ホテル着くとそこには父の姿がありました。
そこは両親の仲が良かった時の思い出が詰まった場所でした。
父は2人に、「元に戻ろう。レンをバイクに乗せた時、ぬくかって、俺の探してたもんこれやと思った。」と伝えます。
3人でいることに疲れて1人になりたいと思ったけど、また戻りたいと言うのです。
大人になればこの気持ち、分からなくもないけれど、子供からすると散々振り回して、そんなこと大人の勝手ですよね。
レンコはそこを飛び出してしまいます。
花火が上がる祭りの町を、レンコはさまよい歩きます。
そしてレンコは山を歩き、びわ湖のほとりのこの世ではないかのような世界にたどり着きます。
そこには楽しかった頃の家族3人がいました。
燃える山車を背景に消えていくその頃の父母に過去のレンコは「1人にしんといて」と泣きます。
そんな過去の自分に、現在のレンコは何度も何度も「おめでとうございます」と叫びます。
そして過去の自分を抱きしめます。
日常に戻ったレンコは、学校の作文に「まだちょっとしんどいけれど、ニコニコしている時間がだんだん増えてきました。」と書きます。
少女が、大人へと変わっていく、ひと夏の不思議な物語でした。
“大人になる”ということ
この映画を前知識なく観た方はちょっとびっくりされるかもしれません。
前半のリアルさに対して、終盤はかなり幻想的な世界が展開されるからです。
しかし、子供が大人になるということを映像で表現した時、これ以上の表現はないのかもしれないとさえ思わされます。
私たちはいつのまにか大人になっていくけれど、その中間の、大人でも子供でもないあの頃の感覚が、映画を観ている私たちにもリアルに蘇ってきます。
そんな時代のひと夏は、実は人生の中で1番大切な時間なのかもしれません。
自分自身がレンコと同じ年頃だった頃と重ね合わせながら、そんなひと夏を追体験できるのももちろん魅力ですが、この映画は特に、子供を持つ親世代にオススメです。
子供との向き合い方を考え直すきっかけになるかもしれない映画です。
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