漫画家・槙ようこ先生の引退理由とは?妹の持田あきの反応は?経歴や今後の活動についても

漫画家の槙ようこ先生が、2019年7月3日に自身のInstagramにて引退を発表しました。

高校2年生でデビューをしてからもうすぐ20周年を迎える槙ようこ先生。

まだまだ現役ともいえる年齢にもかかわらず、なぜ引退を決めたのでしょうか?

これまでの代表作や経歴とともに、槙ようこ先生の引退までを振り返り、今後の活動についても調べてみました。

槙ようこがInstagramで引退を発表

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本日7月3日発売のりぼんにきらめきのライオンボーイ最終話が表紙と巻頭カラー73Pで掲載されています✨ ぜひ、手にとって読んでいただけたら嬉しいです。 * * そして本誌で読者の皆様にお伝えさせていただきました、 私槙ようこはこの連載を最後に漫画の世界から引退させていただきます。 これまで沢山の方に応援していただき、本当に本当にありがとうございました。 * とはいえ🙌🏻まだまだお伝えしたいことお知らせしたいこともたくさんありますので、こちらのInstagramはデビュー20周年期間の来年3月17日までやらせていただきたいと思います。 * 私の引退は決して後ろ向きではなく、前向きな気持ちで心に決めていたことなので最後の最後まで夢中で楽しみきりたいと思っています。 皆様最後までどうぞお付き合いください。よろしくお願いします。 槙ようこ

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りぼん7月号で連載を終了した「きらめきのライオンボーイ」ですが、それとともに引退を発表しました。

今後漫画家としての活動はなく、同作が最後の作品となるそうです。

槙先生の引退後の活動はSNSのみ

槙先生のイラストや様子を知れるのは、Instagramのみになります。

しかし、SNSの更新もデビュー20周年期間の2020年3月17日までとのこと。

槙ようこ引退の理由とは?

2008年に体調不良で休載をしたこともありますが、引退に関してそのことには触れられていません。

休載当時も体調不良というだけで、詳しい病状については発表されませんでした。

今回の引退の理由についても同様で、「前向きな気持ちで心に決めていたこと」としか書かれていません。

これまでの作品の発表ペースを見ていると、毎年のように新刊を発売しており、デビューから20年間駆け抜けてきた印象を持ちます。

休載の時には精神的疾患ではないかという噂が流れたのですが、今回の引退ももしかしたら、ハードな生活から抜けて息を抜きたい気持ちがあったのかもしれませんね。

前向きな気持ちと槙先生が言っていますし、Instagramの継続理由として「まだまだお伝えしたいことお知らせしたいこともたくさんあります」と書いてあります。

もしかしたら、今後新しい活動を何か考えているかもしれないので、槙先生のInstagramに注目しましょう。

槙ようこの経歴と作品一覧

鹿児島県出身、1981年生まれの37歳。

  • 1999年 「ラブサービス」で第354回りぼんNEW漫画スクール佳作、第71回SB賞を受賞し、高校2年生でデビュー
  • 2000年 初コミックス「枯れ気に恋を咲かせます」発売
  • 同年  初連載「ソラソラ」を雑誌りぼんに発表
  • 2002年 代表作となる「愛してるぜベイベ★★」を連載開始
  • 2004年 「愛してるぜベイベ★★」アニメ化
  • 2008年3月 連載中だった「山田善次郎と申します」体調不良を理由に連載を中断。1年間の活動休止。
  • 2010年 講談社「AKIRA」で「ピカ☆イチ」、集英社「Cookie」で「zen zen」を妹の持田あきと共同制作。
  • 2011年 「PARTY!~東日本大震災チャリティー漫画本~」「東日本大震災チャリティー漫画本PARTY! HANA」に寄稿。
  • 2019年 集英社「りぼん」4月号にてデビュー20周年記念特集が組まれる。
  • 2019年7月 集英社「りぼん」にて「きらめきのライオンボーイ」の連載終了とともに引退を発表。

槙ようこの作品一覧

  • 2000年 枯れ気に恋を咲かせます (全1巻)※読み切り短編集
  • 2000年~2001年 ソラソラ (全1巻)
  • 2001年~2002年 あたしはバンビ(全3巻)
  • 2002年~2005年 愛してるぜベイベ★★(全7巻)
  • 2005年 STARBLACKS (全2巻)
  • 2006年~2007年 たらんたランタ(全2巻)
  • 2007年 14R (全1巻)※読み切り短編集
  • 2007年~2011年 山田善次郎と申します (全5巻)
  • 2009年~2010年 勝利の悪魔 (全3巻)
  • 2010年~2013年 ピカ☆イチ (全7巻)
  • 2011年 zen zen (全1巻)※未完
  • 2013年 世界はきみを救う!(全1巻)※読み切り短編集
  • 2012年~2015年 ロマンチカ クロック(全10巻)
  • 2016年~2019年 きらめきのライオンボーイ

槙ようこ20周年記念サイトが開設中

槙ようこ20周年記念サイト

槙ようこ先生のデビュー20周年を記念し、集英社が記念サイトを公開中です。

これまでに発売されたコミックスの紹介や、20周年を迎えた槙先生のコメントが掲載されています。

槙先生ならではのキラキラした世界が広がっているので、ぜひチェックしてみてください。

妹は漫画家の持田あき

今年話題になったドラマ「初めて恋をした日に読む話」の原作者・持田あき先生は槙ようこ先生の実の妹です。

今回の槙先生の引退について、持田先生のTwitterには、槙先生のインスタが転載されているだけでした。

とても仲のいい姉妹で、2010年には講談社の雑誌AKIRAで姉妹合作の「ピカ☆イチ」を連載しています。

「ピカ☆イチ」は持田先生が脚本、作画が槙先生でした。

同時期に「zen zen」も姉妹で連載し、こちらは未完のままです。

どちらも続編も期待されている作品でしたが、槙先生の引退で、ファンにとっては叶わぬ夢になってしまいました。

槙先生引退にりぼんっこから感謝の声が

デビューから20年という長期の活躍ということもあり、長年のファンも多くいます。

子供のころに好きだった作品はもちろん、大人になったからこそわかる作品もあります。

ファンからは引退を惜しむ声もありますが、感謝を伝える声の方が多く集まっています。

多くの漫画家からも激励コメントが届く

漫画家からも憧れられていた槙先生、その人柄が伺えますね。

同業者だからわかる、槙先生の引退の寂しさが伝わってきます。

槙先生20年間お疲れ様でした

リアルな心理描写とキュンキュンくるイケメンが登場することで人気だった槙ようこ先生。

引退はとても寂しいですが、たくさんの作品を残してくれたことはファンとして喜ばしいことだと思います。

もしかすると、今後は妹の持田先生のところで槙先生の活躍が見れるのかな?と期待もしてしまいます。

引退後の第二の人生も槙先生らしく思いっきり楽しんで欲しいと思います。

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