鬼滅の刃3話錆兎と真菰とは?鱗滝左近次の修業の場に現れた謎の少年・少女

舞台は大正時代、家族を鬼に殺された主人公が、唯一の生き残りである人喰い鬼に変貌した妹を救うために、戦う物語の『鬼滅の刃』。

単行本は2019年3月時点で累計450万部を突破、今最も熱い漫画の1つのため、漫画好きならぜひチェックしておきたい作品となっております。

その『鬼滅の刃』のアニメが、2019年4月から地上波で放送を開始しました。

吾峠呼世晴作、週刊少年ジャンプで連載中の大ヒット時代劇アニメ『鬼滅の刃』第3話のあらすじ・ネタバレや感想などをご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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『鬼滅の刃』3話の登場人物

竈門 炭治郎(かまど たんじろう) CV:花江夏樹

本作の主人公。

とても家族思いの少年で、性格は真面目で優しすぎる程の思いやりを持っている。反面頑固で頭が固い。

物理的にも固い頭を持っていて、かなりの石頭である。

竈門 禰豆子(かまど ねずこ) CV:鬼頭明里

本作のヒロイン。炭治郎の妹。

炭治郎と同じく心優しい家族思いの女の子。しかし、鬼に襲われた際傷口に鬼の血を浴びたことにより人喰い鬼化してしまう。

鱗滝 左近次(うろこだき さこんじ) CV:大塚芳忠

鬼殺隊員候補を育てていく『育手』の役割を担い、かなりのスパルタ訓練で炭治郎を鍛える。

厳しくも優しい師匠。

錆兎(さびと)CV:梶裕貴

狐の面をつける少年。炭治郎の兄弟子にあたる。

強い正義感と優しい心を持っている。

一切無駄な動きのない美しい剣技を持つ。

真菰(まこも)CV:加隈亜衣

錆兎と同じく狐の面をつけているが、血縁関係は無い。面の右頬には花の模様が描かれている。炭治郎の姉弟子にあたる。

おっとりとした不思議な雰囲気を纏っているものの、炭治郎に対して的確に改善点を指摘する姉弟子らしい面も持つ。

『鬼滅の刃』3話のあらすじ・ネタバレ

古くから存在した『鬼殺隊』。鬼を切る全数百名の人間で成り立つ、政府には認められていない組織です。そのトップに立っている人は未だ分かっていません。

鬼は人間を主食としていて、いつ頃から現れたのかは不明のまま。

異常に高い身体能力を持っており、傷を受けてもたちまち治ってしまい手足を自在に生やすことも出来るという人間では決して敵わないような体ですが、弱点があります。

それは”太陽の光”鬼殺隊の振るう剣のみです。人を守るために、鬼殺隊は今日も鬼を斬ります。

入隊の最終選別へ向けての訓練

狭霧山で行われる鬼殺隊入隊のための最終選別へ向けて鱗滝さんの元で訓練を受ける事になった炭治郎。

訓練は様々な罠が仕掛けられた山下りを中心に行われます。徐々に罠を攻略していく炭治郎でしたが、鱗滝さんの用意した罠はかなりのスパルタ。

禰豆子は修行が始まって半年間目を覚まさなくなりました。医者に見せても理由は分からず、不安なまま一心不乱に炭治郎は努力を続けます。

鱗滝さんから刀を貰って罠に手こずりながらも、山下りや刀の素振りに明け暮れる日々。

”縦の力には強いけど、横の力には弱い””刀には力をまっすぐに乗せる””刃の向きと刀を振る時に力を乗せる向きは同じ”など、刀の基本的な部分を学びます。ひとつずつ着実に、受け身や呼吸法も教わりました。

更にハードな修行を乗り越え訓練開始から一年が過ぎようとした時、突然鱗滝さんから「もう教えることはない」と告げられます。

無理難題とも言える最終課題

鱗滝さんからの最終課題は自分よりも大きな岩を斬るというものでした。呆気に取られる炭治郎でしたが、それ以降鱗滝さんからの干渉は一切なくなりました。

息止めや柔軟などの基礎的なことを、書き記していた炭治郎はトレーニングを怠る事なく、掌が血豆でいっぱいになる程に努力を積み重ねます。ですが半年経っても岩は切れません。

「まだ鍛錬が足りないんだ」と自分を責め、禰豆子を想い焦る炭治郎。挫けそうだと叫ぶと「男が喚くな」と聞き覚えのない声がします。

そこには狐の面を付けた少年、錆兎の姿がありました。

「鈍い、弱い、未熟。そんなものは男ではない。」と炭治郎に告げると真剣のまま向かってくるように言い渡し、自分は炭治郎よりも強者で岩を斬った経験があると話します。そして鱗滝さんから教わった”全集中の呼吸”が、特に出来ていないと指摘します。

知識として得るだけではダメだと言われ、「これ以上は進めない」と弱音を吐く炭治郎に進めと強く背中を押す錆兎。

錆兎と真菰との修行

木刀での一撃を受け意識を失っていた炭治郎が目覚めると、そこには狐の面をつけた少女、真菰が居ました。興奮気味に、先ほどの錆兎が放った無駄一つない美しい一撃に「あんな風になりたい」と感化します。

真菰からも悪い部分を治すアドバイスを貰い、呼吸法のコツも教わり飛躍的に成長する炭治郎。

不思議とどこから来たのかを聞いてもなかなか答えない真菰でしたが、「鱗滝さんが大好き」だと口癖になるほど語り、孤児だった自分を鱗滝さんが、育ててくれたのだと話します。

ボロボロになるまで死ぬほどに頑張る炭治郎。それでもずっと錆兎には勝てずに居ましたが、半年が経ち、初めて真剣を構えた錆兎に炭治郎が向かい合いついに、狐の面を斬る事に成功します。

やっと見えた錆兎の表情は、泣きそうな嬉しそうな表情でした。後ろから見守っていた真菰から「今のを忘れないでね。勝ってね、アイツにも。」と告げられ、気づけば二人の姿は消えていました。

そこに残されていたのは大きな岩。紛れもなく錆兎の面を斬っていたはずの炭治郎の刀は、最終課題である大きな岩を切っていたのでした。

そして、錆兎と真菰が何者なのか・・・それは次回の放送で明らかとなります。

『鬼滅の刃』3話の感想

鱗滝さんが行う訓練は酷く険しくかなりハードなものですが、一生懸命に修行に食らいつく炭治郎と鱗滝さんの姿はとっても微笑ましいです。

また、目覚めなくなってしまった禰豆子を想い、強くなりたいと奮起する炭治郎を応援する気持ちが視聴者としても強まります。

行き詰った炭治郎の元に現れた錆兎と真菰はそれぞれのやり方で炭治郎の背中を押していて、岩を斬れるほどに成長した姿を見て錆兎が見せた安心したような、泣きそうな表情はかなり印象的でした。

修行のシーンをたっぷり時間を取ってみせてくれたおかげで、炭治郎と支えてくれた仲間の努力が実った瞬間に泣けてしまいそうなほど、感情移入出来る回だったと思います。

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