なつぞら第19話あらすじやネタバレ感想｜バンカラ男とFFJの歌を熱唱？白蛇さんが白蛇伝説を描く！

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」が2019年4月1日(月)よりスタートしました。

2019年前期のNHKの朝ドラとして、9月28日まで全156回の放送が予定されています。

4月22日に放送された第19話から、4週目に入り「なつよ、女優になれ」編がはじまります。

こちらの記事では「なつぞら」第19話のあらすじやネタバレを含む感想や見どころをご紹介します。

1 NHK朝ドラ「なつぞら」第19話あらすじ・ネタバレ
2 バンカラとは？番長とFFJの歌を熱唱
3 NHK朝ドラ「なつぞら」の放送時間は？再放送はある？
4 NHK朝ドラ「なつぞら」の見逃し動画配信はある？
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NHK朝ドラ「なつぞら」第19話あらすじ・ネタバレ

演劇部に入ったなつは、毎日厳しい練習に明け暮れていました。そんななつを、泰樹を筆頭に柴田家の大人たちが応援してくれます。

一方剛男は、泰樹の賛成が得られないことで、農協で難しい立場に立たされていました。

なつ、雪次郎、良子の3人はある日、門倉努という男に呼び出されます。ガタイがよく、番長的な雰囲気の門倉ですが、なつのことが気になるようです。

演劇部の練習

十勝農業高校の演劇部に入部したなつ（広瀬すず）は、練習に励んでいました。勝農の演劇部は体育会系で、グラウンドを走ったり、腹筋をしたりしています。早口言葉の練習で部員達が盛り上がるなか、倉田先生（柄本佑）は脚本作りについて静かに悩んでいました。

なつは演劇の練習が体に効いており、搾乳のときに、柴田家の人たちに心配されます。一緒に作業していた富士子（松嶋菜々子）も悠吉（小林隆）も、搾乳は任せろと言ってくれます。菊介（音尾琢真）は「なっちゃんは、自分のことは何もしてこなかったからな」と言います。

なつはそのことは否定し、この仕事が好きだからやっているのだと言いますが、泰樹や富士子は、そう言うなつを内心心配しているようです。泰樹（草刈正雄）は「お前の仕事は演劇で主役をやることだ、楽しみにしとるぞ」「一番になれ」と背中を押します。

なつ自身よりも熱量の高い泰樹に、なつは喜びながらも戸惑います。

剛男の苦労

泰樹と剛男（藤木直人）は、このまま個人でメーカーに出荷するのか、農協を介してメーカーに牛乳を卸すのか、で未だ揉めていました。

剛男は説明会で、たくさんの酪農家に説明をしますが、義父の泰樹が反対しているということを指摘され、うまくいきません。柴田農場だけが自由に儲けることになるのではと、酪農家たちは怒ります。

なつは、演劇を通してその問題の答えをみつけようとしていました。

なつの将来

ある日、照男（清原翔）はなつに「じいちゃんにあんまり期待させるなよ」と言います。

泰樹は牧場をなつに継がせたいと考えていて、期待をしていると照男は考えていました。そして「なつはそれでいいのか、この家にずっといていいのか？」と聞きます。困ってしまうなつに、今から考えとけと言って去ります。

なつは本当の兄に手紙を書いていました。送る住所は浅草の孤児院です。そこにもう兄はいないとわかっていましたが、そこしか住所がわからなかったからです。なつは卒業してもしばらく柴田牧場で働こうと思っていました。なぜなら、柴田家になんの恩返しも出来ていないと考えているからです。

いずれ泰樹の夢であるバター作りをしているかもしれない、と将来についての考えを書いていきます。最後に「お兄ちゃんと千遥に、会いたくて会いたくてたまりません」と書きます。自分と血の繋がらない姉妹たちが仲良く眠る様子を見て、なつは寂しさを感じます。

なつと、良子（富田望生）、雪次郎（山田裕貴）は放課後、演劇部へと向かっていました。良子は演劇に興味がある素振りを見せます。そこへ１年生がやってきて「門倉さんが呼んでいる」と言われます。

クマと鮭を取り合って勝った男

3人が行ってみると、ガタイの良いバンカラな男が木刀を削っています。クマと鮭を取り合って勝ったという伝説があるらしい、門倉努（板橋駿谷）という同級生でした。

雪次郎達を鋭い目つきで睨みつつも、何故かなつのことを気にしています。「演劇部に入ったそうじゃないか」「女を入れていいのか？」と雪次郎にくって掛かります。門倉となつは激しい言い合いになりますが、なつは負けずに言い返します。

門倉が演劇について「人前で抱き合ったりすんだろ？」と聞くので、なつたちはそんな門倉をからかい始めます。焦った門倉は「お前らに、FFJ精神はあるのか？」と聞きます。なつたちはもちろん、自分達も日本学校農業クラブ（Futere Farmers of Japan）の一員だと言い、「エフエフジェイ、エフエフジェイ、我らの誇り～」と大きな声で歌い出します。

その歌は、全国の農業高校生が全員所属するクラブの歌でした。一緒に歌い、心が通った4人は演劇部の部室へと向かい、良子と門倉を演劇部に入部させます。倉田先生は2人を歓迎し、握手をします。

やっと台本ができたと倉田先生が言います。掲げられた原稿用紙には「白蛇伝説」という題名が書かれていました。しかし、その原稿用紙に書かれている文字が汚くて読めません。倉田先生は魂で書いてるからだと言います。それを聞いてなつは、魂で読みますと宣言し夢中で読み始めます。

バンカラとは？番長とFFJの歌を熱唱

FFJの歌、白蛇伝説、門倉の登場とネタが多い回でしたね！FFJの歌は、本当に農業高校では定番のようです。十勝農業高校のモデルとなった農業高校の出身者にとっては、あるある話みたいですね。

門倉を演じる板橋駿谷さんは、35歳なのだとか。なつのことが好きそうな素振りが垣間見えてしまう、また素直じゃない可愛いキャラクターが登場しましたね！

「バンカラ」とは、ハイカラをアンチテーゼとし、野蛮なハイカラで蛮カラ。身なりをあえて粗末にすることで、内面の大事さを説く、正義感に溢れた人のことです。

本日の放送でなつたちが歌ったのは日本学校農業クラブ連盟=FFJ（Future Farmers of Japan）の歌。農業高校の出身者はみんな口ずさめるとのうわさ。改めて歌ってもらいました〜♪ハイッ！#朝ドラ #なつぞら #広瀬すず #山田裕貴 #富田望生 #板橋駿谷 #FFJ pic.twitter.com/aGM4jwjrhZ

— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年4月21日

白蛇伝説というタイトルを倉田先生演じる柄本佑さんが掲げました。柄本佑さんは、「あさが来た」で「白蛇はん」と呼ばれる、主人公のいいなずけ役を演じていましたよね。

なつぞらの舞台・十勝の鹿追町には、「白蛇伝説」というアイヌの言い伝えがあって、然別湖という湖について語られています。然別湖には、然別湖にのみ生息するミヤベイワナという魚がいます。オショロコマという魚が然別湖が出来た大昔に閉じ込められ、1万年かけ独自の進化を遂げたという魚、この魚にまつわるお話です。演劇はこの話が元になるかもしれません、是非調べてみてください！

毎年7月には「白蛇姫まつり」と呼ばれるお祭りが湖畔で行われます、50年近く歴史のある神秘的な催しです。

加えて、東映では、「白蛇伝」という漫画映画を製作していくようで…話がどんどん膨らんでいきますね！

中盤の照男（清原翔）がなつに、「期待させるなよ」と言ったのは、2回目です。幼少期に、泰樹がなつとバター作りを始めたとき、そう諭していました。

泰樹に期待されているなつに、半ばヤキモチを焼いていたような発言でした。

でも、今回は、なつのことを思っているのかな・・・と感じませんでしたか？

義務感のある牧場の仕事じゃない、なつがしたいことを尊重してあげたいという気持ちが、照男から感じられます。なつがしたいこととは何なのか、注目ですね！