『呪術廻戦』最新話71話のネタバレと感想!VS伏黒開幕!入念に準備を重ねたその五条攻略策とは?

2019年8月19日(月)に発売した週刊少年ジャンプ38号の『呪術廻戦』の最新話71話のあらすじネタバレと感想をまとめて紹介します。

前話のネタバレを見逃した方は以下のページでレビューしていますので是非チェックしてみてください。

『呪術廻戦』70話のネタバレと感想はこちら

『呪術廻戦』第71話「壊玉-漆-」のネタバレ

(五条家に生まれた六眼のガキを)

(面白半分で見にいったことがある)

そう回想する伏黒の記憶の中。

伏黒は、その時が唯一、背後に立った事を気取られた時だったと、回顧します。

(だから削った)

(お前が鈍るまで)

五条を襲った凶刃 五条は1人伏黒との対決に臨む

五条を背後から刺し貫いた、伏黒の刃。敵襲を悟った五条は、術式によって伏黒を引き離します。

それとほぼ同時、夏油が呼び出した巨大な呪霊が、宙に出現。

浮かされた伏黒を、一口で飲み込んでしまいました。

五条を心配し、駆け寄る夏油。

しかし五条はそれを手で制し、「問題ない」と言い放ちます。

「天内優先。あいつの相手は俺がする」と、呪霊に飲まれたままの伏黒を示し、言う五条。

夏油たちには、先に天元様の元へ向かうように指示を出し、その後ろ姿を見送りました。

五条の見る先で、呪霊の腹を破り、その血に塗れながら、伏黒がほとんど無傷のまま脱出してきました。

その体には、見慣れぬ呪霊が巻きついており、手には、五条を刺したものとは別の、長剣が握られています。

出来れば五条の事を、初撃で仕留めたかった、とうそぶく伏黒。

五条の、「天内の懸賞金は取り下げられたぞ」との言葉に、伏黒は「俺が取り下げたんだよ」と、自身が懸賞金の依頼主であった事を明かします。

「懸賞金の時間制限がなければ」

「オマエは最後まで術式解かなかったと思うぜ」

そう言って、全ては五条に隙を作り出すための策だったのだと、伏黒は語ります。

しかし、その話が終わるやいなや、五条が術式を発動。

「無下限」による吸い込み効果を生み出し、伏黒をその背後方向へと吹き飛ばそうと試みました。

しかし、伏黒はその攻撃を受ける前に、五条の反対側へ跳躍。

その際の反応から五条は、伏黒が呪力を全く持たない代わりに、身体能力を獲得した、「天与呪縛」の持ち主である事を悟ります。

「天与呪縛」体質の伏黒、その動きに難儀する五条

呪力を持たない伏黒の、動きが読めずに難儀する五条。

代わりに、伏黒が連れる「物を出し入れできる呪霊」の気配を探ろうとしますが、あまりの動きの速さに、それもままなりません。

「仕方ねぇな」

そう言った五条は、術式順転「蒼」を最大出力で発動。

莫大な力による「吸い込み」で周囲の遮蔽物を薙ぎ払い、奇襲に備えました。

すると、今度は森の中から、低級呪霊である「蠅頭」が、大量に湧き上がってきました。

それをチャフとして使い、同時に死角をも作り出す伏黒の策略に、辟易とする五条。

(もう一度「蒼」で…)

(いや待て、アイツの狙いは)

(天内ーー)

そこまで考えた五条の傍らに、二又の短刀を構えた伏黒が、音もなく出現しました。

抜き放たれた特級呪具 五条まさかの敗北……?

(この特殊な呪具から滲み出る異質な呪力を)

(六眼のオマエが見落とすわけがねぇ)

(だがようやく術式頼りの守りに回ったな)

伏黒が持つのは、特級呪具、「天逆鉾(あまのさかほこ)」

その、「発動中の術式を強制解除する」という効果を持つ刃が、伏黒の喉を正面から射し貫きました。

『呪術廻戦』第71話を読んだ感想

本エピソードのラスボスであると思しき、伏黒とのガチバトル回です。

生まれつきのハンデを持つ代わり、別の能力に特化する「天与呪縛」体質であると明かされた、伏黒。

呪術廻戦では他に、虎杖の先輩である真希、京都校のメカ丸などが「天与呪縛」体質である、と判明しています。

特に真希は、「呪力を持たない代わりに身体能力に優れる」と、今ある情報だけ見るなら、今回の伏黒と全く同じ状態。

これがどの程度珍しい体質なのかは解りませんが、どうやら伏黒は、この体質により、「呪術師殺し」とまで呼ばれるように、なったようです。

しかし気になるのは、呪力が全く無いのなら、伏黒は真希と同じく、呪霊が見えていないはずだ、という事。

真希の場合、特殊な眼鏡をかけることで解決していましたが、伏黒にそれらしきアイテムは見当たりません。

何かしらの呪具を用いている、というのであれば、それまでなのですが……伏黒が本当に「天与呪縛」体質なのか、その代わりに得たものは本当に「身体能力」なのか? そのあたりも含め、まだまだ展開には二転三転ありそうです。

前回に続き、衝撃のラストを迎えた今回。しかし、あくまでこれは過去の話です。

これによって、現代の五条が、実は何かしらのハンデを負っている事が明かされる、という可能性もあるにはありますが……読者としては、ここから気持ちのいい一発逆転! などという展開も、期待したいところ。

現代へ繋がるエピソードとして、五条・夏油・伏黒の今後に、引き続き注目です。

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