浮世の画家の放送日やあらすじを紹介!キャストやネタバレ、モデルについても

カズオ・イシグロ先生の出世作「浮世の画家」を、NHKが渡辺謙主演でドラマ化!

2017年度に、ノーベル文学賞を受賞されたイシグロ先生。その出世作を、NHKがスーパーハイビジョン(8K)で映像化したことで、話題となりました。

次のドラマの放送日はいつなのか。あらすじや、豪華なキャストについてなどもご紹介していきます。

放送日はいつ?ドラマ「浮世の画家」のあらすじは?

舞台となるのは、終戦後の日本。渡辺謙さんが演じる主人公は、高名な初老の画家。

焼け跡の中から、少しずつ復興していく街で、孫やなじみの飲み屋のママ、戦前からの旧友たちと、平凡で暖かな生活を送る姿は、一見どこにでもいる普通の今で言う定年退職組の日常風景でした。

しかし、ある出来事がきっかけに、周囲の人間の心の変化や、己の弱さに気づき始めます。

人間の弱さが生み出す「悲劇」、そして互いの思い違いが生み出す「喜劇」。どこまでも繊細で、極限まで緻密なカズオ・イシグロ先生の物語を、テレビに映し出されるドラマで、お楽しみ下さい。

放送日は3月30日(土)午後9時から

ドラマ「浮世の画家」は、8Kスペシャルドラマという枠で、制作され放送されます。

ただし、2019年3月24日(日)午後9時から、8K専用チャンネル[BS8K]にて、8K映像によるドラマ放送は、すでに放送終了済みです。

8Kが視聴可能な家庭は、非常に少ないため、2019年3月30日(土)午後9時から、再放送で[NHK総合]のチャンネル枠で、89分間ドラマ全編が、視聴できます。

あらすじ

終戦から数年後。引退した画家の小野益次は、現役時代に築き上げた富と名声で、立派な家を買ってそこで暮らしていた。

最愛の娘、次女の紀子が見合いすることとなり、それは万事順調に進んでいるかのように、見えていたのだが、突然相手方の都合により破断することとなります。

その原因が、戦時中に描き続けた自分の画の作風に、あると考えた小野益次。

なぜなら、当時の時代の風潮に、合わせた愛国主義を褒め称える姿勢は、今の敗戦国家の日本において、特に若者たちからは強い批難の対象だったからです。

自分は戦わずに、若者を戦地へ駆り立て、その犠牲の上に築き上げてきた富。それは、小野益次に限らず、戦時中に戦わずにいた世代全てに、少なからず共通していえることでした。

歳を理由に、自分たちは戦わず、若者を死地へ追いやり、その犠牲を利用し富を築き上げておいて、敗戦しても若者への謝罪は一切ありません。

そのような現実に、この時代の多くの若者は、年配者へ強い憤りを感じずにはいられませんでした。

キャストは誰?ドラマ「浮世の画家」の役者紹介

渡辺謙さんが、主演ということで、話題のこのドラマ。他の出演者は、一体誰なのでしょうか?

出演者一覧
渡辺謙、広末涼子、前田亜季、寺田心、中村蒼、大東駿介、和田正人、渡辺大知、長谷川初範、萩原聖人、秋山菜津子、前野朋哉、佐藤隆太、佐野史郎、余貴美子、小日向文世、奥田瑛二 ほか

小野益次役:渡辺謙

 
 
 
 
 
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Ken Watanabe 渡辺 謙 (born October 21, 1959) is a Japanese actor. . In his native Japan, he became known for his work in Juzo Itami’s acclaimed comedy-western Tampopo (1985) and the popular television drama Ikebukuro West Gate Park (2000). . To English-speaking audiences, he is known for playing tragic hero characters, such as Lord Katsumoto Moritsugu in The Last Samurai (2003), for which he was nominated for the Academy Award for Best Supporting Actor.. . ..and as General Tadamichi Kuribayashi in Clint Eastwood’s Letters From Iwo Jima (2006). . Among other awards, he has won the Japan Academy Prize for Best Actor twice, in 2007 for Memories of Tomorrow (Ashita no Kioku), in which he played a patient with Alzheimer’s, and in 2010 for Setsurō Wakamatsu’s drama Shizumanu Taiyō. . He is also known for his roles as Chairman, opposite Zhang Ziyi, Gong Li and Michelle Yeoh, in Rob Marshall’s adaptation of Memoirs of a Geisha (2005).. . ..and in director Christopher Nolan’s hugely successful feature films Batman Begins (2005) and Inception (2010). . He lent his voice to the fourth and fifth installments of the Transformers franchise, Age of Extinction and The Last Knight, as Decepticon turned Autobot Drift. . In 2014, he starred in the reboot of Godzilla as Dr. Ishiro Serizawa, and will reprise his role in the sequel, Godzilla: King of the Monsters (2019).

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  • 小野益次のプロフィール

高名な初老の画家。隠居して平凡な日常を送っていたが、次女の縁談話をきっかけに己の過去に向き合うことになる。滑稽なほど過去の影におびえ、その記憶に戸惑っていく。

  • 渡辺謙のプロフィール

新潟県北魚沼郡広神村にて共に教師をしていた両親の元に生まれる。両親の転勤で、幼少期を新潟県内の入広瀬村、守門村(ともに魚沼市)、高田市(上越市)で過ごす。新潟県立小出高等学校在学時には吹奏楽部に所属し、幼少の頃から親しんできたトランペットを担当。高校卒業後の1978年、東京の武蔵野音楽大学進学を目指す。しかし音大受験に必要な本格的な音楽教育は受けておらず、また渡辺が中学生の時、父・亮一が病に倒れて仕事が出来なくなったこともあり、学費捻出の困難などの問題から断念した。

同年、芥川比呂志演出による演劇集団 円公演『夜叉ヶ池』を観劇して感銘を受け、翌年に同劇団附属の研究所に入所。アルバイト先で知り合った猪俣公章の紹介で唐十郎作、蜷川幸雄演出『下谷万年町物語』のオーディションを受け、研究生ながら主演の青年役に抜擢された。

1982年(昭和57年)、演劇集団 円の劇団員に昇格し、『未知なる反乱』でテレビデビューを果たした。1984年には『瀬戸内少年野球団』で映画デビュー。その後も『タンポポ』、『海と毒薬』などの映画に相次いで準主役級で出演。1986年(昭和61年)のNHK連続テレビ小説『はね駒』にも出演した。

村上節子役:広末涼子

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