なつぞら第35話あらすじやネタバレ感想|天陽と照男スキー大会でなつを賭けて勝負!結果は?

NHKの連続テレビ小説「なつぞら」が2019年4月1日(月)よりスタートしました。

2019年前期のNHKの朝ドラとして、9月28日まで全156回の放送が予定されています。

5月10日放送の第35話では、天陽と照男がスキーで勝負をします!

こちらの記事では「なつぞら」第35話のあらすじ・ネタバレを含む、感想や見どころをご紹介します。

前回のお話はこちらから。

NHK朝ドラ「なつぞら」第35話あらすじ・ネタバレ

スキー大会の直前、照男が天陽を呼び出します。照男は天陽のなつへの気持ちについて尋ねます。2人は、スキー大会で勝負をすることになります。

スキー会場には、泰樹や富士子、剛男も訪れており、天陽の両親の姿もあります。号砲が鳴って、スタートするとすぐに天陽がつまずき、遅れを取ってしまいます。

照男も天陽とのやりとりを思い出し、浮かない表情でスキーを漕ぐことになります。レースの終盤、天陽は何かを決意したように微笑み、前を走る照男を必死で追いかけ始めます。

天陽と照男の賭け

スキー大会が始まる前、照男(清原翔)が天陽(吉沢亮)を人のいないところへと呼び出しました。天陽に「なつのことをどう思っているんだ」と問います。天陽はしばらく黙ったあと「好きです」と答えます。照男は、「だべ?」と言って「なつには言ったのか?」と聞きます。

気持ちを見抜かれ拍子抜けした天陽は、どうしてそんなことを気にするのかと聞きます。照男は、戸惑いながら口を尖らせ「俺は…兄貴だからだ」「正真正銘、なつの兄貴だ」と言い聞かせるように言います。

その覚悟に天陽は真面目な表情に変わります。照男が天陽に「なつのことが好きなら、ちゃんと言ってやれ」と助言しますが「好きだけど、言えません」と答えました。天陽は「言うと、なつが夢を諦めるかも知れないから」と続けます。

なつの夢とは何かと尋ねられますが、天陽は、なつが自分で言うまで待ってほしいと伝えます。照男に「なつの夢は、お前と一緒になることだべさ?」と聞かれますが、天陽は首をかしげます。そして自信なさげに「なっちゃんの気持ちがわからない」と言います。

決意の固まらない天陽に、照男が「なつの気持ちの前に、まずお前の気持ちだべ!」と声を荒らげ、「俺と勝負しろ!」と宣言します。照男は「俺がスキーでお前に勝ったら、お前はなつに好きと言え」と言います。それに対し天陽は「俺が勝ったら、なっちゃんのことは諦めます」と宣言します。

照男は「お前には負けん!」と言って去って行きました。どちらも自分ではなく、なつのことを一番に思っているのでした。

天陽VS照男のスキー勝負

なつ(広瀬すず)は会場で天陽の両親と出会います。そこへ天陽がスキーを履いてやってきます。天陽の手作りのスキーは立派なものでした。なつは天陽のことを応援していると話し、微笑みますが、天陽は複雑な気持ちになります。

応援に来た泰樹(草刈正雄)は、なつが天陽のところにいると聞いて「敵陣営にいるのか」と呟きます。それを聞いた富士子(松嶋菜々子)は、天陽と照男をわざと対決させたと気付いて呆れます。泰樹は、照男の本当の気持ちが知りたいのだと言いました。

ついに出場者がスタートラインに並びます。菊助(音尾琢真)がスタート前に照男にアドバイスをしています。菊助はこの大会の戦後初の優勝者でした。この大会は会場を出発し、山道を回って、戻ってくるというクロスカントリーのコースでした。

号砲がなり、一斉にスタートしますが、天陽がすぐにつまづき遅れをとります。なつは、天陽が転びそうになる姿にハラハラしつつ、目を輝かせて応援しています。照男は順調にスキーを漕いでいきますが、天陽とのやりとりを思い出して、迷い俯きながら走っています。

その後ろの方で、天陽も暗い表情で追いかけていましたが、ふっと笑い、何かを決意したような表情をします。選手たちがコースを回ってゴールとなる会場へ戻ってきました。天陽が猛スピードで追い上げ、ついに照男に並びます。

菊助や明美(平尾菜々花)がコース沿いで応援する中、照男は必死で走る天陽に「何でだよ!」とつぶやきつつ、2人の勝負になります。柴田家の家族たちも集まり、声をかけて応援しています。なつは無邪気に、キラキラとした目で勝負を見届けています。

なつの目の前を通り、ゴールへと向かっていく天陽と照男。2人は並んでゴールテープを切り、からだひとつ分、照男が勝ちました。見守っていた泰樹は「これであいつの気持ちがわかったな」と誇らしげに笑いますが、富士子は「これはただのスキーよ」と呟き、剛男(藤木直人)は照男の顔が怖かったなと気にしています。

息が上がり地面へと倒れ込んだ照男は、側へとやってきた天陽に「お前、ふざけんな…諦める気か!」と言います。天陽は負けを認め、約束を守ると言います。そして、倒れこむ照男に手を差し出します。照男がその手を掴んで立ち上がり「なつを頼む」と声をかけ、天陽が「わかりました」と答えました。

そこへなつが駆け寄ってきて、2人の頑張りを労い、褒めます。照男はなつに「負けたのは俺だ」と言い、天陽はその言葉に一点を見つめ微笑みます。なつはそれを聞いて、2人とも勝ちだと喜びます。

そこで天陽がなつに、冬休みの間に家に来て欲しいと頼みました。それを聞いたなつは何も知らないまま、明日、天陽の家を訪れると約束するのでした。

信哉からの手紙

柴田家のみんなが家に帰ってくると、2階で夕見子(福地桃子)が勉強をしていました。なつに手紙が来ていると言うので、開けてみると東京の幼馴染・佐々岡信哉(工藤阿須加)からでした。

そこには、咲太郎が新宿に戻ってきたと書いてありました。新宿の川村屋に咲太郎が現れ、マダムに土下座をしています。借金の一部の1万円を返し、今までのことと、なつがお世話になったことについて謝りに来たのでした。

信哉は手紙の中で、咲太郎はまた、お金を返しに川村屋に現れるのではないかと言います。兄の安否が分かり、なつは涙ぐみ、安心した表情をします。

ナレーションの父(内村光良)が「なつを思っているのは咲太郎ばかりではありません」と言います。なつを見守る夕見子(福地桃子)も、玄関で靴を脱ぐ照男も、牛舎で牛の世話をする天陽も、顔を上げてなつに思いを馳せています。

NHK朝ドラ「なつぞら」第35話の感想

天陽と照男の対決はどうでしたか? てっきり、勝った方がなつのことを幸せにする展開かと思っていましたが、綺麗に裏切られました。照男兄ちゃんもやっぱり、なつのことを想って行動していたんですね。なつの兄だと強調するシーン、恋心を隠そうとしているような、照男の妹思い・家族思いのような。

照男は、昔から跡取りとして責任感の強い様子が描かれていました。自分や泰樹の思いも汲みたいから、スキー大会まで出たものの、このままではなつの天陽への思いは叶えられなくなると思って、天陽の背中を押すという・・・複雑ですね。

照男は天陽になつの思いが通じることを、なつの夢だと考えていましたもんね。天陽はアニメーターになるというなつの夢を叶えてあげたい。好きだという意識ははっきりあるのに、勝ったら諦めると宣言して必死で勝ちにいける天陽の強さは、異常ですよ!

でも、なつはそのどちらもあんまり、自覚がないところが笑ってしまいます。2人とも、なつのことが優先で、自分の思いは伝えられない…。なつぞらの登場人物はどこか、自分の気持ちに鈍感な人が多くて、それが今回の朝ドラの根底にあるのかもしれないですね~。

そんな天陽と照男となつの3ショット。

背伸びになっちゃうなつ、かわいいですね。

NHK朝ドラ「なつぞら」の放送時間は?再放送はある?

「なつぞら」は、月曜日から土曜日の朝8:00~8:15にNHK総合で放送されています。

朝見逃してしまった場合は、その日のお昼12:45~13:00に再放送があります。

また、まとめてダイジェストで見たい方は、NHK総合で以下のダイジェスト番組が放送されますので、チェックしてみて下さい。

なつぞらダイジェスト版

「なつぞら一週間」日曜日 あさ11:00~11:20

「5分で『なつぞら』」日曜日 あさ5:45~5:50 夕方5:55~6:00

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