『乃木坂シネマズ』第4話では、街中にある一風変わった定食屋を題材とした、その名も「民主主義定食屋」。
この定食屋は、お店の中にいる人の多数決を取って食べたいメニューを決めるという、不思議な注文方法のルールがありました。
そんな定食屋の看板娘の美月ちゃんは孤児院出身の方言娘。今日も元気に開店!という時に誤ってナスの大量注文をしてしまったことに気付いた店主。
お客さんにナスの料理を選ばせるように、店主と元プロレスラー女性店員と美月ちゃんは結託します。そんな民主主義定食屋に強盗が入り、大変な事態に巻き込まれていくことに……。
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目次
第4話「民主主義定食屋」概要
とある街にある一軒の定食屋。店名を「民主主義定食屋」という。この定食屋、ちょっと変わった注文方法を採用している。
それはお客が食べたいものを、店内にいるみんなの多数決によって食べても良いかを決めること。
そう、ここにくるお客は自分が食べたいものは、この多数決で過半数を得なければ食べることができないのである!今日もまた開店準備にいそしむ看板娘の美月ちゃん(山下美月)。
そこへ開店前に重大なトラブルが発覚!さらにテレビから強盗事件の犯人が近くを逃走中とニュースが流れる。
招かざる客の気配が刻々と近づく定食屋。果たして民主主義定食屋の運命やいかに・・・。
「民主主義定食屋」のキャスト一覧
- 山下美月
- 岡嶋秀昭
- 柿丸美智恵
- 猪塚健太
- 政岡泰志
- きづき
- 本折最強さとし
- シュンヘデス
- 荒井天吾
- 川村瑠泉
- 川北れん
乃木坂シネマズ第4話「民主主義定食屋」ネタバレあらすじ
ナスの大量発注!?
ある日、民主主義定食屋で働くみちえが誤ってナスの大量発注をしてしまいました。
店主は美月とみちえと結託して、今日はお客様にナスの料理を注文させるように仕向けることを作戦立てます。
民主主義定食屋にはみちえの子どもが、お昼ご飯を食べていました。オムライスプレートにはナスがトッピングされていたのでした。
お店にはカメラを持った美月のファンの男が料理を頼むも、多数決でナスの料理になってしまいます。
お店には転職中のサラリーマンが、肉モリモリ定食を頼んだにもかかわらず、多数決でナスの料理になってしまい、みちえの子どもにあたっていました。
ナス定食を食べているカメラを持った男が、出前の電話を受けている美月の顔を見ながら店主に、美月の出身を聞きます。
そこで店主は、「美月は訛っているが東京出身で、施設で暮らしていた時に保母さんが訛っていたから、うつったんだよ」と説明。実は苦労人な美月なのでした。
平和な街中の食堂
そして迷子の外国人女性を定食屋に連れてきた街のお巡りさんが定食屋にやってきます。
お巡りさんは美月に彼女ではないんだと言いますが、美月は困っています。
サラリーマンは迷子の外国人女性と結託して、料理を分け合いっこしないか話し合い2人は良い雰囲気になっていきます。
そしてお巡りさんははチキン定食を注文しますが、美月のナスへの誘惑や、多数決により、ナスの定食にされてしまいました。
やるせなく警察官が定食を食べていると、お店のテレビニュースで近くで強盗事件が起こって犯人が拳銃を持って逃げているという情報が流れていました。
店主は、警察官に現場に行かなくていいのかと尋ねると自分は行っても変わらないと他人事。
突然の危機!民主主義とは
美月が出前に行っている間、強盗事件の犯人がたまたま民主主義定食屋に入ってきます。
店内は騒然として、犯人は銃を突き付けます。
絶体絶命の時に出前に行っていた美月が帰ってきます。美月は、犯人の顔を見て驚きます。
なぜなら犯人は美月と同じ施設に入っていた知り合いだったのです。
美月はその青年に施設にいる間、優しい言葉をもらい救われていて恩を感じていました。
青年も久しぶりの再会を喜びますが、自分は施設を出た後に就職して、会社の先輩から詐欺にあったり裏切りで、人間不信になって強盗事件を起こしてしまったと告白します。
美月と店主は、あなたにはまだ何とできる未来がある。かつて誰かを救ったあなたなら。
そう諭して、青年の心を取り戻したのでした。
勝ち取った後の喜び
最後に、青年は出頭する前に民主主義定食屋でご飯を食べたいといいます。
メニューは「肉もりもり定食」。しかし、店主はなんとしてでもナスを食べさせようとします。
多数決の結果、美月が肉もりもり定食の方に回ったことで、青年はこの日、初めてナス料理を食べないお客になりました。
他のお客さんと一緒に笑顔で食事を取ります。すっかり夜になり、みんなで青年を見送ります。
お巡りさんに連れられていく青年を見て美月は暖簾を下ろして終わります。
乃木坂シネマズ第4話「民主主義定食屋」の感想
第4話の「民主主義定食屋」では今までで1番キャストが多かったドラマでした。
山下さんは女優経験がおありなので、演技に余裕を感じましたし、方言と三角巾をつけたエプロン姿がとっても可愛かったです。
ストーリーとしては、多数決をとってメニューを決めるのが面白かったですね。ですが世の中、手取り足取りなんでも教えてはくれません。自分の力で選択を勝ち取らないといけません。第4話からは今の若者に訴えかけているような、そんなメッセージが伝わってきました。
悪者がいなかったり、終始ボケツッコミで溢れていて自然と笑みが溢れる回でしたね。
第5話も楽しみです。
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